しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2013年8月29日木曜日

ねずみ大根、播種

早朝、ねずみ大根の種まき。
ややこしいことに、菜園用に借りている畑の地主さんが引き出しの奥から出てきたと言っていただいた2009年の種。
それを播いて食べたり採種した2011年の種。
それから今年、固定種の種の販売に熱心な種苗店から購入した種。
同じねずみ大根ながら3種類を畝ごとに分けて播種。
2009年ものの種は発芽しないかもしれないので2011ねんものでいいのだが、どの程度発芽するか見てみたいので一応播種してみました。
ものの本によれば大根の種は4~5年は発芽すると書かれているので、ひょっとすると出るかも。
ねずみ大根は砂や石混じりの痩せ地が適地というので、ぼかし肥料は撒いたがあとは何も撒かず。
収穫もあまり大きくしない方が辛味があるというので、今年はあまり遅くまで畑に置かずに、太ってきた順に抜くという収穫方法にしてみたい。

2013年8月28日水曜日

台風15号!!

どうも、毎年お目にかかる日本列島縦断タイプの台風であるらしい。
いやな予感。

今日はソバ畑の巡回。

8月2日午後に播種したM小粒。まだ蕾で開花はわずか。多分、かなり晩生型か。


こちらは同じ8月2日の午前に播種したM在来。
頭文字は同じM在来だが、今年初めて栽培する。
この地域の在来種ということで気候が合っているのか、ずいぶん生育が良い、というか早生タイプの模様。このまま進めばかなり収量がありそうな気がする。


これは3日と4日に半分ずつ播いたN原のN在来。こちらもだいぶ開花してきていて、開いた花叢に鼻を近づければ確かなソバ蜜の匂い。
いよいよもうじき満開の9月。

2013年8月25日日曜日

13年前のソバ、その後


8月5日播種。
真ん中あたりにやや出芽遅れのものがありますが、先ず先ずの出芽状況で、グラム重量と千粒重などで概算すると45%から50%くらいの発芽率かと思われます。


まあ、採種用と試食用で2kgくらい収穫できればいいんですが、一昨年、この場所で5gの希少な徳島県の在来種を播いて1,5kg獲れたので、3kgはいける? かも。

2013年8月23日金曜日

十割蕎麦苦手症候群、克服

昼食後から静かに降り始めた雨だったが、夕方になって断続的にソバの茎に負担がかかりそうな激しい降り方が続いた。
いかに土寄せしたばかりとはいえ、ソバの茎はまだ若く柔らかいので冷や冷やです。
静かにそっと降って欲しいなどと思うのはソバ吉の勝手なエゴに過ぎないが、それでも静かに降って欲しい。

夕方、もっとも苦手な粗挽きの生粉打ちの研究。
そば粉と水しか使わないのだからシンプルこの上ないが、粗挽きはとにかくつながらない(と思っていた)。
もともと、このあたりの農家のおばあさんたちは生粉打ちなどせず、二八でしかも最初に少量のお湯をつかうというやり方が伝統的で、子供の頃から蕎麦は二八だった。だから何となく二八の食感が蕎麦の食感としてすり込まれていた。
しかし、一応十割の蕎麦も打てた方がいいに決まっているので、決行。
粗挽きと言ってもどれくらいかと篩い出してみたら、32メッシュ~25メッシュが13%。

ということで、水回しに少し工夫をしてスタート。
あまりこね回すのは好きではないのでほどほどで伸してみたが、ほとんどひび割れしないのには驚き。なるほど、蕎麦は水でつながるのだということを身を以って体感。


ということで、やや麺がピシッとしていなかったり、ちょいと切り幅にむらがありますが、何とかつながりました。
それにしても、生粉打ちの蕎麦は茹で加減も食べるタイミングもむずかしい。
それから気温が高い夏に常温で蕎麦を食べると蕎麦の匂いがきつくなりすぎるので、空調で室温を下げた部屋で食べる方がいいかもしれません(信州の旧式な省エネ住宅に暮らしていてエアコンもないものですから……汗々)




2013年8月20日火曜日

土寄せ作業終了


熱中症にならないよう、2時間くらいずつ、2日に分けて中耕培土作業を行い、これですべての土寄せ作業が終了しました。
ちなみに、土寄せがどれくらいできたか、指で測ってみたらほぼ7cmくらいの土がソバの根を覆っていました。
これで多少の風雨には耐えられるでしょうし、7cmの土を被った茎からは新たに根が出て養分吸収がさかんになると思われます。窒素同化もさかんになればいいのですが。
さあ、これで稲刈り機で刈ることができますように。


2013年8月19日月曜日

今日も暑かったですが

Tさんの家の近くにソバが播かれている畑があり、昨日そこを見に行きましたが、もうソバの草丈が70cmくらいになっていました。播種時期はおそらく7月25日かもうちょっと前。それでいて土寄せもしてないのですでに転んでいる茎が見られました。

忙しいとか、暑いとか、人間の都合で動くのではなく、ソバの生育を見てまさに中耕培土の時期と判断したら、都合をやりくりして作業しなければならない。
ということで今日も朝のうちに最も広いN原のソバ畑へ。

ビフォー
うーむ、みごとにスベリヒユが密生していました。

中耕培土の途中

アフター

やはり蕾が見えてきています
予定した通り西半分を作業してとっとと帰宅。連日の暑さに負けないように無理はいたしません。

ある蕎麦屋さんと話をしていたら、「ソバの栽培なんか簡単なものさ」というので「え?」と思っていたら、「農家のひとにトラクターで耕してもらっておいてから、種をバラバラ播いて、またトラクターで浅く耕してもらって、そして実がついたらコンバインで刈り取ってもらって、庭で干せばいいんだから簡単なものさ」
むかっとしました。
そういうのを捨て作りというんです。
最近は米の戸別補償が畑のソバにまで摘要されるようになり、同様の作り方をするそば畑が増えました。

2013年8月18日日曜日

蕾を確認


これは花園2号地。向こうに1号地、背後に3号地。地目は畑ではなく、造成された宅地です。
ここも朝のまだ気温が上がらないうちに中耕培土をした。
よく見ると、すでに蕾が大きくなってきている。



この様子だとじきに開花が始まります。
早く一番広いN原も中耕培土を済ませなければ。
中耕培土という作業は実に適期が短くて、ソバがまだ幼くてもダメ、大きくなりすぎてもダメ、草丈30cmくらいで蕾が見えてきた頃がいちばん作業しやすい。大きくなったら条間が狭くなって管理機のロータリーの爪でソバがいたみます。

2013年8月17日土曜日

考えるだけでぞーっ~~

日中は暑すぎてダメなので、朝のうちに2番目に播種した小粒なソバの中耕培土を決行。
ここは雑草も少ないので、作業前と後の変化があまりありません。



培土器を付けてみたがどうもうまく土寄せできないので、ロータリーは正転のままハンドルの向きを変えてバックギャで前進するという形で土を跳ね飛ばして土寄せしました。
土寄せは倒伏防止のためと、根量を増やして養分吸収を多くするためです。
土寄せに備え、吸収させたいミネラル分をあらかじめ根元に散布しておきました。施肥で風味を強く出来るかどうかの試験も兼ねています。


ここまでは面積が狭いので楽ですが、もう二箇所が広くて考えるだけでぞーっ~~。

2013年8月13日火曜日

ソバ畑巡回

先ずはN原。




 芽の出方はまずまずだが、よくよく見ると雑草がびっしり生えている。
みるとスベリヒユで日照り草の代表選手。
中耕除草のタイミングを外さないように気をつけること。昨年は6月18,19日に 中耕除草をしているが、昨年は出芽後に結構降雨があって伸びが早かったが、今年はその後高温で降らないので20日過ぎになるかもしれない。いずれにしても背丈30cmくらいで管理機を入れて耕して土寄せしなければならない。


これは1日に播いたT在来だが雑草は少ない。畑によって埋蔵されている雑草の種の量、種類が異なる?



これは花園2号地のM在来。




これは採種用のK在来。
グラムと1000粒重で概算すると玄ソバが2000粒くらいあったと思われるが、
条撒き3本で、出芽した分を数えてみるとほぼ1000本に達した模様。
プライミングしたのでもっと発芽、出芽が揃うかと思ったが、やはり13年という経年物は結構揃わずに遅れて出てくるものも多い。
これら遅れたものはプライミングしなければ発芽も出芽もしなかったかもしれないので、春の発芽試験の50%という結果と同じになったので、これでよしとしておこう。
あとはどれだけ採種できるか。少し試食用も欲しい。



2013年8月12日月曜日

夏の定番

連日すごい暑さですが、庭の日陰に置いた寒暖計が今日は35℃なので、昨日、一昨日より1℃低い。
1℃低いだけでも昨日より楽な気がします。

日中は仕事や外出は避けていますが、暇なので、自家用野菜を刻んで遊んでいました。夏の定番です。



きゅうり、ナスを短冊に切って、茗荷も適当にザクザク切って、それから中辛の青唐辛子を細かく刻んで混ぜ、出汁に醤油を混ぜたものをジャブジャブ。これで完成しましたが、辛味が薄いような気がしたので、激辛を2本紙のように薄く刻んで投入。



タッパーに入れて冷蔵庫に入れておけば、明日にはいただけます。どれくらい辛いか、味見が怖いです、(ーー;)

ソバは4ヶ所4種類が順調に出芽し、きれいに列をなしていますが、この日中の暑さが少しかわいそうなくらいです。
残る13年前の在来種はほぼ40%くらい出芽した感じですが、覆土を少し厚くした部分に出芽の遅れが見られますので、最終的には45%とか50%ちかくなると予測しています。

2013年8月9日金曜日

出芽完了

暑いです。
この地が気温35℃を超えるなんて考えられなかったことです。我が家の庭の寒暖計が日が当たって50℃になっていたので、日陰に場所を移しましたが、37℃より下がりませんでした。

2日に播種した花園2号地のM在来

3日に播種したN原のN在来、西半分。東半分も芽が出ました。
今年は鳩や雀の食害もなくきれいに芽が出ました。
4ヶ所に4種類、すべて出芽完了です。
遅れて播いた採種用1ヶ所も明日には出揃うかと思いますが、ちょっと覆土が厚い場所とそうでない場所に時間差が生じた感じです。

2013年8月7日水曜日

雀対策

K在来を採種用に播いたビニールハウス内、ビニールを下げてある両サイドから自由に出入りできるので、雀に出芽したばかりで双葉が展開する前の状態を食べられてしまうおそれがある。双葉が展開する前の柔らかくなった胚芽、小鳥たちには格好のごちそうなんですね。
採種用は5本でも10本でも退治なので、防雀網を被せました。
ここは昨年もハクビシンだか野良猫にソバをぐしゃぐしゃに倒されたこともあり、こういう採種用の少量栽培は要注意。
このK在来を春に発芽試験した時、出芽までいったものを菜園の隅に植えて花も咲いたのだったが、実が熟してふくらんでくると雀に啄ばまれて、結局ひと粒も収穫には至らなかった。畑での大量栽培では気にならないが、こういう少しの試験栽培だとたかが雀でも注意しなければならないのです。


2013年8月6日火曜日

どっと疲れが

2日に播いた花園1,2,3号地もきれいに芽が出揃い、やや遅れ気味だったTさんの家の前の小粒種も夕方に通った時には筋になって出芽していた。
これで明日行ってみれば3日4日と二日がかりだったN原のそばも芽が出ているだろう。
播種機の溝きりを深くする、種を不用意にこぼさないなどの対策の結果か、鳩などの食害も今年はまったくなく、これまででいちばんきれいに出芽しているような気がする。高校時代の同級生のN君は毎年鳩の食害がひどく、ついに別の畑に変えたらしいがどうだっただろう。彼の場合は、覆土が浅くて種があちこち見えていて鳩の餌食になっているような気がするが、彼はなぜか私の助言を聞く耳持たないし、まあ、放っておこう。
小粒な玄ソバが多いので、今年は播種機の穴をすべての種類で標準の10mmから9mmに変えてみた。たった1mmの相違だが出芽状況を見れば違いが判る。密にゴチャゴチャ生えていなくてすっきりしている。たくさん播けばにぎやかだが、その代わりに分枝が少ない針金のような茎が多くなる。結果的には粗く播いた方が分枝が多くて太い茎となりいい実がつくような気がする。まあ、そのバランスがどのあたりかはまだ掴めてませんが。

ようやく雨雲が去って、明日からしばらくは雨の心配をしなくても良さそう。
今日もだが、黒い雨雲が頭上に来ると冷や冷やさせられたが、滞水してソバの根の伸長を妨げるほどは降らなかったし、出芽状況も良さそうなので一安心。ぎりぎり良いお湿りで済みました。
ということで、緊張が取れたらどっと疲れが出て来ました。
年齢を考えると、ちょっとハード・スケジュールでした。

明日は長い間の取引先だったNさんの告別式に行って焼香。明後日は草刈りの応援。

2013年8月5日月曜日

プライミング処理ソバ・種まき

午前8:30。プライミング処理中の「13年前に収集されたK在来」を開いて見てみる。

プライミング中は水分が蒸発しないようにビニール袋内で厳重に保管

袋から出し、新聞紙を取る。培養土の表面は少し乾いている。

載せていた培養土を不織布といっしょに取ると、不織布の袋の中で
プライミング中の玄ソバが透けて見える。

左側に根が出ているものがいくつも見える。根が出ることを発芽といい、
土の中から芽が出ることは出芽という。

不織布の袋から出してみる。5%は無いが、根が出ているものがあ
るので、これでプライミングは終了とし、播種することにする。
プライミングは発芽させるのではなく、発芽寸前の状態にするのが目
的なのだから。陸上短距離競技のスターティング・ブロックに足をか
けて号砲を待っている瞬間に近い。

播種するのはもう4ヶ所も異なる在来種を播いていて場所がないので、水稲苗の育苗用ビニールハウス内を間借りすることにする。
その利点の1は屋根がかかっているので、播種前後の大雨の心配をしないで済む。
2は、台風など暴風の際にはサイドのビニールを閉めればよい。
3は、ビニールがかかっているので、早霜にも強い。

ということで、ビニールハウス内の中央に管理機を入れて耕し、そこにできた溝にそのまま播種する。40cm幅、11mの長さで3通り。
40数グラムの玄ソバがほどよく播けた。

管理機で耕したところ

ちょうどうまい具合に3列の溝。ここへ種まきをする。

種に覆土して、軽く散水して終了。
さて、これで4日後にどれくらい出芽してくれるか、楽しみ。
春の発芽試験では50%くらいの出芽だったが、さて。
筋まきしてしまって正確な数は数えていないので、正確な発芽(出芽)率は計測できない。
農業試験場ではないし、個人でそこまではやっていられません~。

ということで、本年のソバの種まき作業は完了。
といいたいところですが、実は、まだある在来種の「小粒ふっくら選抜」が40g近く真空保存してあるのに気づいてしまいました。さて、どうしよう。

もう発芽

説明を追加
8月1日に自家菜園の余っている場所に播いたK在来がほぼ出芽揃い。
ソバはだいたい4日でこんな感じになる。春まきの作物と違って栽培期間が短いので忙しいのです。
2日午前中に播種したM在来も顔を出して来たが、2日午後に播いたこつぶ種がまだ顔を出さない。土がひび割れてきているので、今晩、眠っている間にも出芽するだろう。

2013年8月4日日曜日

やれやれ

N原の東半分、午前中は曇り空だったので捗って、1時間15分ほどで終了。
疲れたが、しばらく休憩した後で、周囲の草があまりに伸びているので草刈り機で刈る。これで一人では過酷なN原の播種作業終了(ほっ)。

1日に播いたT在来が午後には発芽が始まってぞろぞろ顔を出していた。ソバは順調ならだいたい4日目には顔を出す。

プライミング処理中のK在来を湿度45%の培養土から袋ごと出してみて観察。
まだ5%はないが、根が出始めているものが見えるので、明日の朝8時30分にプライミングを終了して、そのまま天候(雨・風・霜)に左右されないビニールハウス内に手作業で播種する予定。ちょうど三日間のプライミングだが、4日目には発芽するソバなので三日くらいが適度なプライミング期間ではないかと推測。
13年物ではあるが、どうしても1kg単位で採種と試食用を確保したい。できれば2kgくらい。
一昨年、四国のK在来を5g播いて1,5kg収穫できたので、ある程度発芽すれば確保できると思うのだが。

2013年8月3日土曜日

本年のソバ栽培・Main Event

朝食後、種まき道具を乗せて行ってみたら、昨年Fさんが西瓜を栽培した東半分が、先日耕したばかりなのに雑草・ジシバリがあちこちで緑色に復活していて、これでは播種機にからみついて種まきできないので、いったん帰宅。
トラクターに乗り換えて、もう一度耕起しなおしをしました。

ということで、種まきは暑い午後になってようやく開始です。
とりあえず長い畑を東西に二分し、西側から播くことに。
今年はいちばんうまいと思う種類をここで栽培します。
先ずは東西の端に白いペンキを塗った棒を立て、それを目標にして「たねまきGOMBEI」を押す。なかなか真っ直ぐに押せないで、よく見ると微妙にふらついています。


それにしても、午後2時から3時まではむちゃくちゃ暑い。
心拍数が上がります。
3列ほど播いては休憩、給水という調子で何とか西半分を播き終え、ブルーシートの休憩小屋の東側の半端な場所にダッタンソバを6通り播いて本日の作業終了。
残る東半分は明日の午前中に終わらせたい。



2013年8月2日金曜日

プライミング開始



13年前に収集されたK在来種の玄ソバ40数gを、不織布をホッチキスで止めて作った小袋に入れた。
そして、バーミキュライト、ココピート、土を1:1:1の割合で混合し、如雨露で水をかけながら混ぜ合わせ、手で握ると軽く固まって崩れない程度にして、育苗箱に敷き詰め、K在来を平たく並べた不織布の袋を置いて、その上に一枚の不織布を置いて、また促成培養度を載せ新聞紙をかける。その育苗箱をビニール袋に入れ、空気の出入りがないようにしっかりと口を縛る。これで常温の場所に置いて、プライミング開始。8月2日、午前8:30。
発芽させるのではなく、酵素が動き始めて発芽寸前になるのを待つ。
ただしプライミング期間がどれくらいか不明なので、毎日不織布を持ち上げて観察しなければならない。根が出た状態のものが5%くらいになったらプライミングをやめ、土に播いてもう少し水分を与えて発芽させる。
普通、ソバはわずかな水分で発芽するので、浸水やこのような吸水などはまったく不要なのだが、天保ソバでなくても13年前の玄ソバともなれば、発芽率を上げるためにはこういう前処理も必要かと考えての試行です。
ただ播いたら発芽ゼロということも考えられますので。

今日は一日曇りだというので、午前、花園1,2,3号地(宅地4区画分)に地元のM在来を播種。この在来種を栽培するのは今年が初めて。何とか、おいしいソバになって欲しいものです。
午後もさらにTさんの家の前の畑百数十坪に隣県のM在来の小粒種を播種。

これで残るのは大面積のN原のみ。N原は一日ではきついので、西半分と東半分を」二日に分けて播種作業をする予定。

どこまでも、趣味的に忙しい(ーー;)

13年前に収集されたK在来種の玄ソバ40数gを発芽させるためのプライミング処理を、8月2日、午前8:30に開始。
発芽させるのではなく、酵素が動き始めて発芽寸前になるのを待つ。
ただしプライミング期間がどれくらいか不明なので、毎日不織布を持ち上げて観察しなければならない。根が出た状態のものが5%くらいになったらプライミングをやめ、土に播いてもう少し水分を与えて発芽させる。
普通、ソバはわずかな水分で発芽するので、浸水やこのような吸水などはまったく不要なのだが、天保ソバでなくても13年前の玄ソバともなれば、発芽率を上げるためにはこういう前処理も必要かと考えての試行です。ただ播いたら発芽ゼロということも考えられますので。
またプライミング処理をすることで成熟度が低い種でも発芽が一斉に揃うようになり、休眠性の種子もこの処理の間に発芽抑制物質が分解されたり除かれたりするのだそうです。

今日は一日曇りだというので、午前、花園1,2,3号地(宅地4区画分)に地元のM在来を播種。この在来種を栽培するのは今年が初めて。何とか、おいしいソバになって欲しいものです。

午後もさらにTさんの家の前の畑百数十坪に隣県のM在来の小粒種を播種。ここは、Tさんが西側にジャガイモととうもろこしを播いてしまったため、面積が昨年のほぼ半分。

これで残るのは大面積のN原のみ。N原は一日ではきついので、西半分と東半分を二日に分けて播種作業をする予定。

2013年8月1日木曜日

最初の播種

今日はまた、午後、時間が空いたのでTさんの前の百数十坪をTさんのトラクターで耕起。これでソバ栽培予定地はすべて播種前の耕起が終了した。
Tさんは相変わらず足が痛いということで、歩き難そう。人間は、加齢とともに体が動かなくなって来るという現実をなかなか自覚できないものだ。介護支援ではなく、介護認定1というのは客観的事実なのだろうが、本人はまだ一人前に仕事が出来ると思っている。この認識のずれが痛い。

夕方、まだ暗くなるまでに時間があったので、自家菜園の空いた場所25坪ほどにT在来を播種。
11mの長さで9通りで、畝幅70cm。ほぼ77平方メートル(25坪)。
昨年までは畝幅80cmだったが、今年は昨年までの2輪の管理機ではなく、ロータリーの幅が狭い1輪の管理機を使うので10cm幅を狭くした。
条播きで倒伏を防止するには、管理機での除草を兼ねた土寄せが欠かせない。土寄せをすれば、倒伏防止だけでなく、発根も促して養分吸収能力もアップする。ことに元気な根が多ければアンモニア同化が強まり、アミノ酸生成能力も高くなり、しいてはタンパク質も多くなるのではないかと期待。
甘み=デンプン質は光合成能力が活発であることがいちばんで、これについても今年度は光合成に欠かせないミネラルを水溶性のものを、ひつつの試みとして積極的に施用してみることにした。
ことに、昨年N原で栽培してみたT在来は、甘みはあるが香りの薄いソバなので、栽培はやめようかと思ったが、無肥料栽培を続けてきたN原だったからそうなのかもしれず、また種子更新のための栽培という意味もあり、少面積で栽培してみることにした。またもうひとつ、風味を強くするかもしれないミネラルを積極補給して栽培,試食してみるというテストもあるので、すでに一度全面散布してあるミネラルを、更に播種鎮圧した上に2種類混合したものをばら撒き。
これでさらにもう一度、中耕培土の際にも散布する予定。
これだけやって風味が弱いままだったら、今後T在来は栽培をやめる予定。
(これでもしもソバの風味が強くなったら、ソバ栽培の革命である。わっはっは。冗談です~)
昨年は7月27日に最初の播種をしているが、今年は降雨のため遅れている。

この材質がいちばんと思っている石臼の最上の中古品を入手した夢を見た。^_^;