しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2022年5月8日日曜日

二日後の蕎麦

一昨日の夜、北海道石臼で挽いたそば粉と冷凍庫で休眠中だったそば粉1:1で蕎麦を打ちましたが、昨日、不意にまた山へ行って蕎麦を食べられなくなりました。



そこで、先ほど茹でて食べましたが、やはり打ったその日の方がいいですね。二日後はいけません。

つなぎ粉を少し弱いのにしたせいか、茹で過ぎ、水切りの悪さ、いろいろ重なって、風味はあるものの、食感がいまいち。






恐るべし、蕎麦。 

2022年5月5日木曜日

時空を旅した石臼

冷凍庫の底に沈んだままの古いそば粉は別にして、打ちたいそば粉が底をついたので、製粉しようと久しぶりに石臼のある倉庫に行きました。
そういえば、石臼が一組多い。
昨年の今頃、北海道からやって来た石臼でした。上臼の外側の荒々しい面構えが北海道で作られた石臼とは思えず、見境も無く入手してしまいました。

おそらく明治か大正か昭和か、開拓者たちとともに本州から多くの石臼が北海道へ運ばれた、そのうちの一つなのかなと想像してしまいました。
それがまた本州の中央に戻って来た。
まだ再生の途上で放ってあったのですが、古くて使えない玄そばを挽きながら、徐々に面を均していこうと思います。
人類の食をずっと支えてきた石臼の仕組みは実に感動的です。


年齢を考えれば、これで最後の石臼再生です。
(魅力的な中古石臼が現れたら、また手を出す可能性はありますが……)