しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2010年12月19日日曜日

テスト

 今日は妻が実家にお歳暮を届けに行くというので、朝食後ちょっと待たせておいて蕎麦を打った。妻の実家は人口がわが家の2倍なので二八で1kgを打った。通常は500gから700gくらいで打つことがほとんどなので、少し緊張した。やはり、こねて延すのは良かったが、切るのにもたついてきれいに切れなかった。2枚に分けて切れば良かった。
 道具を出したついでなので、従姉のW家にも700gを打ち、3回目に自分用にも700gを打った。これを4人前に分けて3人前は真空パック袋に入れて冷凍庫に入れ、冷凍保存実験。残る一人前は冷蔵庫に入れて明後日に試食してみる。なぜ明後日か? 宅配便で翌日配達になる東京へはすでに或る女性詩人にクール宅急便で送ってゆでて食べていただいてOKが出ているので、宅配便で翌々日配達の地域へも大丈夫かどうかというテストをするため。

2010年12月11日土曜日

三軒分

 本日は、わが家かかりつけの歯科医院、先日長いもをたくさん頂戴したYさん、など三軒分の蕎麦を外二八の600gで3回に分けて打った。蕎麦を打つことより、道具を出したり片付けたりが面倒なので、いっそ三軒分を一気にということで、午前9時頃から11時半ころまで楽しく蕎麦打ち。
 今月初めに製粉した粉を使用したところ、それ以前のものより水回しの際に立ち上がってくる香りが強く感じられるようになった。ということは、玄ソバの問題ではなく、粉の碾き方に問題があったのだったと納得。
 同じ玄ソバでも碾き方で風味が変わる!!

2010年12月9日木曜日

小細工終了

101209sobakirihoutyo.jpg 蕎麦切り包丁の鞘と柄がほぼ形になった。鞘はもう少しカンナとやすりをかける必要があるし、柄も白木のままでは汚れがしみこむので塗装をしなければならないが、以前こね鉢の塗装に使ったカシューが残っていたので塗ってみた。色が薄いので、最低でも3回くらいは重ね塗りしないと色合いも艶も良くならない。
 ちらちら雪も舞い始め、厳寒の地では家庭菜園も3月まで用はないので、この冬は工作でもして過ごそう。

2010年12月8日水曜日

信じられないほど上手になった

 蕎麦切り包丁の鞘を作ったら、取っ手にただ紐を巻いてあるだけの包丁なので木の柄を付けたくなった。紐が巻いてあるだけだと、蕎麦を伸ばしてから切りに入る時に丁寧に手を洗わないと紐にソバ粉がくっついて忽ち汚れてしまう。
 それが気に入らないので木で柄を付けたい。
 夕方、ホームセンターへ走って、今度は朴を買って来た。一本の材に包丁の柄の部分が入る溝を彫る道具など持ち合わせていないので、二枚の朴を貼り合せることにし、夕食後に二枚を柄のサイズに合わせて切り出し、それから柄の中に入る包丁の柄の部分が納まる3ミリの凹を二枚で1,5ミリずつ、彫刻刀で彫り始めた。手彫りで3ミリというのはそう簡単には彫れない。9時半頃まで彫っていて、ようやくもうちょっとでピタッと2枚の朴が包丁の柄の部分を挟み込んで見えなくなくくらいになったので、後は明日と思ってひょいと鞘から出した包丁を動かしたら、左手の親指に触れた、と思ったらまた切れました......。この頃、包丁の研ぎ方が信じられないほど上手になった。(ーー;)

2010年12月7日火曜日

工作続き

 昨日と今日、時間をやりくりしてTさんの玄ソバ20kgと自分の最後の20kgを製粉したので、ジグソーを取り外した電動ふるい機をダンボール紙で包んで物置の棚に保管した。製粉機をエア・コンプレッサーで掃除するのは明日にする。
 夜になって、電動ふるい機から解放されたジグソーに木工用の刃を装着し、その予定で購入してあった桐の集成材の6mm厚の板をL型に切断。ボンドで接着して蕎麦切り包丁の鞘を作った。切り口などはまだそのままなので、明晩、仕上げのカンナとやすりをかけることにしよう。本当は朴の木で作りたかったが、朴は3mm、5mmといった薄い板材は販売されていなくて、1cm以上のものばかりだった、残念。

2010年12月5日日曜日

終日タデ科

 仕事も休み、菜園もすでに片付いてすること無し。昨日の続きで、電動ふるいの外箱の手前と向こう側に3cm、4cmの角材をボルトで固定し、その角材の部分にクランプという上下から挟んで固定する道具を使って、作業台としている横長の会議机に2ヶ所ずつ4個取り付けて固定した。これで、電動篩い機自体は会議机に固定されて、両手が使える。会議机自体の振動は、左右の端に20kgくらいの荷物を置くことでだいぶ改善された。
 昨日は机の上に置いたものが振動で踊って、そのうちに落下してしまった。
 専用の台を作って固定してしまえばいいのだが、収納場所を考えると使う時だけ固定する方式の方がこじんまりしていていい。
 そうこうしているうちにTさんが今年の玄ソバを製粉してほしいというので、Tさんの家まで持ちに行き、時間に余裕があったので循環式精米機で玄ソバの「磨き」をしておいた。といっても、精米機のホッパーに玄ソバを入れ、抵抗ゼロにして20分ほど回しているだけだが、土埃やら萼やらのゴミが両手で持ちきれないほど出る。玄ソバがピカピカ光るようになった。

 午後、妻の買い物に同道。評判のいい地元スーパーに行ったら、さすが、他の安売りスーパーには無かった「スター・アニス」のミニ袋(スター・アニス2個で、レシピの必要量にぴったり)があったのでひと袋購入。レシピに書かれたシェリー・ビネガーが見つからなかったので、適当にワイン・ビネガーとリンゴ酢のどちらかにしようと自己判断したが、結局、前者の小瓶を購入。米酢は家にあるもので済ませられるから買わなかった。
 帰宅後、細めの赤茎rhubarbだけを選んで3cmの長さに切り、酢、砂糖などの材料を鍋に入れて沸騰させ、それをrhubarbの茎を入れた別の鍋に注いだ。
 レシピに書かれているpourという言葉が、翻訳ソフトやweb翻訳で「大移動」と訳されていて、何を大移動させるかチンプンカンプンだったが、どうやら、「注ぐ」が正解らしい。(もっとまじめに英語を勉強しておくべきだった)
101205rhubarbpickles.jpg ピクルスというものは、生の素材を漬け込むものと思っていたので、熱した酢主体の液体を注ぐというのがイメージできなかったのが混乱の元だった。だいたい、キュウリやトマトのピクルスくらいしか口にしたことがないので分らない。ラッキョウの酢漬けだって、生のラッキョウを漬けるのだろうし。ま、おじさんが妙なことに首を突っ込んでいるのだから仕方ないが、適当に空いていたガラスビンに入れたら、何となくピクルスっぽくは見える。作業中にこれまで嗅いだことのないような匂いが漂ってきたが、これがスター・アニスの匂いか、ふうむ。
 これでしばらく冷蔵庫に入れておけばいいのだろう、やれやれ。



 夕食時に、昨日製粉したソバ粉でつなぎを使わず十割で打ってみた。予測通り、60メッシュ以上にしたら、ちゃんとつながった。「私は十割蕎麦を打っています」などと自慢げに言うことも無い。やはり、粒子が細かいソバ粉を使えばだれでも十割蕎麦は打てるのだ。
 しかし、どうも食感は二八の方がいいような気がするので、次回からはまた二八に戻す予定。
 今年の蕎麦は昨年のものに比べて風味が劣るような気がするが、気のせい? 
  昨年は新蕎麦の時には水回しの時には緑がかった色をしていたのだが、今年はそれが無い。風味といえば味と香りをふくめた感覚であろうが、今年の蕎麦は、味はともかく香りが弱い。香りの無い蕎麦は貧弱である。
 雨に祟られて、刈り取りから脱穀まで2週間もかかってしまったせいかもしれない。八月、九月の異常高温のせいかもしれないし、原因は判らない。むずかしい。

2010年12月4日土曜日

怪しく笑える電動篩い機

 12月に入ったので、朝のうちに妻の車のタイヤをスタッドレスに交換してから、玄ソバ20kgの製粉にかかる。「スピードコントローラ」が午前中に代引きで配達されるはずだが、製粉機に一回かけて、そば殻だけは手で篩い出しておこうと考え、先に作業を始めたが、ちょどそば殻を篩い終わった頃に「スピードコントローラ」が到着。早速電源に接続し、その「スピードコントローラー」にジグソーのコンセントを差し込む。そしてジグソーの無段変速の方は最高にしておき、「スピードコントローラー」のダイヤルを3にして電源をON。ちょっとまだストロークが激しいので目盛り3より更に下げると、だいたい良さそうな感じですが、それにしても振動が激しいのでこんな事務机の上に置いただけでは落ちてしまいそうで、専用の台を作り、しかも何か重りをつけないとダメです。
 しかし、この振動の仕方、じっと見ているとぷっと吹き出してしてしまいそう。
 妻が今年になって購入したデジカメがHD動画まで撮影できるので、ちょっと借りて撮った動画をアップしてみました。
 とうとう、YouTubeデビューまでしてしまいました、(ーー;) 何とも粗忽な......





 蕎麦粉の方は、玄ソバ20kgからソバ粉が1kgで14袋出来ました。
 ソバ粉は、粒子が細かい方が蕎麦が打ちやすく、つながりやすい。
 他方、風味を感じるのは粒子が細かいソバ粉より粗いソバ粉の方だと言われています。つまり、打ちやすく風味のある蕎麦というのはなかなか成立しにくい。矛盾してしまうのです。打ちやすいようにソバ粉の粒子を細かくすれば、風味が失われる。風味を重視して粗碾きの粉にすればつながりにくくなって、短く切れてしまう。
 打ちやすく、しかも風味を感じさせる蕎麦が打てるソバ粉。
 篩いの電動化で何となくそういうソバ粉のイメージが湧いてきました。
 今日のソバ粉で、明日、十割蕎麦に挑戦してみよう。多分、うまく行くはず。

2010年12月3日金曜日

お金をどぶに捨てる

 先週、従姉から、便秘解消にいいらしいのでにRhubarbを採らせてほしいと電話があったが、その後忙しくて採りに来たのか、来ないのか、不明。
 庭先に野菜クズなどが大量にビニール袋に入っていたので、夕方、菜園の隅に掘った穴に捨てに行って、Rhubarbがある一角に行ってみた。もうほとんど凍みてしまっているが、下部の中央でまだピンとしている若い茎もあり、赤くて細めのものを採取してレジ袋に入れ、帰宅、計量したらちょうど1kgあった。これでRhubarb Picklesを作ってみようと思ったのだが、滑り込みセーフか、それとも、もう繊維がふにゃふにゃしていてダメなのか、とにかく試行。
 といってもPicklesの作り方など知らないからネットで検索。日本語ではなく英語で検索するとレシピが見つかった。
 「シェリー酒の酢」とか、見つけるのが面倒なのでリンゴ酢とかで代用しておこうと思うが、star aniseというのが分らないので調べたら大茴香(だいういきよう)の果実を乾燥させたものだという。ほんとに星の形をしている。こんなものが、田舎のスーパーマーケットの棚にあるかどうか、明日、のぞいてみよう。この頃は結構、都会も田舎も同じ品揃えで置いてあるのである。





 電動ふるいシステム(というほど大袈裟なものではないが)はほとんど完成に近いが、どうも購入した電動ジグソーの無段変速がほとんどあてにならないことが判明。ジグソーの往復運動が0~3200回(1分あたり)と表示されているものの、そんなに回数が落ちない。動きが激しすぎてジグソーに取り付けたブレードの形に似せた金具が破壊されそうで、慌てて停止させた。
 やはり、スピードコントローラーが必要か。
 スピードコントローラーは電動工具の回転を無段階にコントロールできるらしい。
 ただし調べてみるとブラシ・モーター以外には使えませんと断り書きがしてある。ジグソーの仕様書をみると「単相直巻整流子モーター」と書かれている。整流子はブラシとセットであろうから、使えそうであるけど、使い物にならない無段変速が邪魔にならないかと調べてみたら、無段変速ダイヤルを最高の回転のところにもっていっておけば大丈夫らしい。
 ということで、さっそく注文。三十分後に代引きで発送したというメール着信(速い!)
 しかしこのコントローラーも使いものにならなかったらどうしよう。そういう状況を、「お金をどぶに捨てる」といいます。

2010年12月2日木曜日

結構重宝な電動工具

 自宅の野沢菜はすでに一週間ほど前に漬けてしまい、菜園もすでに管理機ですべて耕してしまったのだが、母親が友だちの家で野沢菜の醤油漬けをご馳走になったらおいしかったので私も漬けたい、どこかに野沢菜がないかと言う。仕方なくTさんの携帯に電話すると自分は昨日採って今漬けているところだが、まだ畑に沢山残っているので、必要なだけどうぞという。昼食後、母親を連れてTさんの畑へ行き、30分ほど野沢菜採りをした。醤油漬けだが酢が入るので、これはこれで結構おいしい。
 それから仕事に出て、夕方、帰宅前にホームセンターに寄り、L型金具や厚さ1mm幅18mm長さ120mmの鉄のプレート、ボルト、ナットなどを購入。
 夕食後、既に買ってあった杉の板材をジグソーで切断し、内箱と外箱の底板以外の4枚の枠板を金具と木ネジでとめて箱の形にする。

101202uchibakosotobako.jpg

 それからさらにジグソーと篩が載る内箱を連結する部品の製作。
 買って来たL型金具と厚さ1mmの鉄製のプレートをネジで連結し、その反対側、四角で囲んだ部分を、下のジグソーの刃の丸で囲んだ部分の形にするために、黒く塗りつぶした部分を切断し取り除く必要がある。この先端部分をジグソーに取り付けるので、出来るだけジグソーの刃にそっくりにしなければならない。

101202rennketsukanagu.jpg
 電気ドリルに金属切断用のディスクをつけてそれで切断するつもりでいたが、よく考えてみたらジグソーが木工50mm、鉄工3mmまで切断できることになっている。プレートは1mmだから間違いなく切れるだろう。細かい作業なので、切断は明日に明るい場所で行なうことにする。

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 それにしてもこのジグソー、篩い作業を電動化するために2500円で購入した新古品だが、篩い機の動力源として使わない時は外して、木の板や鉄板、プラスティック板などを切断したり、結構重宝な電動工具ではあります。

2010年12月1日水曜日

へぎ蕎麦

 同級生3人で十日町へへぎ蕎麦を食べに行きました。高速で飯山まで行き、それから飯山線に沿ってのドライブでした。

101201hegisoba.jpg
 
 お店の選択はかつて商社勤務時代に新潟に駐在していたことのあるO君にお任せでした。
 五人前注文し、三人で三通りずつ食べて、結構満腹。
 味については、自家栽培・自家製粉のソバ粉100%と比べること自体が無理なので、ここでは書きませんが、ふのりが使われているだけにのど越しは確かによかったです。

 帰路は往路とは別のルートをとって上越方面から帰り、途中の鮮魚センターで「ふのり」を胆石持ちの家人のために、自分のために「かんずり」を買う。「かんずり」は雪で晒した唐辛子に麹と塩、柚子を混ぜて醗酵させ、更に寝かせたもので、辛味調味料。
 昼食時以外、ほとんど車に乗っていたので疲れました。
 
 秋山郷は途中の津南町からさらに東へ10kmほど入った場所にあり、ついでに立ち寄る場所ではありませんでした。
 でも、飯山線沿線でも結構農村の原風景を思わせる家々がそこかしこに広がっていて、いい光景でした。





 帰宅したら、無段変速ジグソーが届いていた。いよいよ、明日から少しずつ電動ふるいシステムの製作にかかる。早く製作しないと、前回製粉したソバ粉があちこちにあげてしまってだいぶ減ってしまったので、2回目の製粉に間に合わない。