しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
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2019年9月11日水曜日

そば学


二読目突入。
うなづけるところいっぱい。
蕎麦打ちはともかく、種まきから製粉までの注意点は、この本を10回も読み返せば身に付くはず。
宮崎大学の長友先生とか、岩手大学の菅沼先生とかの著作や文献をずいぶん読みましたが、この一冊でいろいろな疑問がどっと氷解いたしました。
これで思い通りのソバが栽培出来て、思い通りの蕎麦が打てて、思い通りの蕎麦が食べられたら、蕎麦から離れられるかも知れません。
そういえば、初めて在来種を栽培した年の蕎麦がそうだったのかも……ビギナーズラック?……(沈黙)

2019年9月10日火曜日

Bluetooth最高


写真右は、水没させてマイクロフォンが壊れ通話出来なくなったがネットは出来る初代スマホ。
左は先日購入したデジタルアンプ。これがスマホの3分の1の小ささながら、入力が通常のAUXの他にUSB、Bluetoothがある。Bluetoothは無線LAN同様で配線が不要。
USB接続だとデジタルデータが直接アンプに入って音質の劣化が少ないし、Bluetoothだとスマホやパソコンからアンプにダイレクトに音楽を飛ばすことが出来る。
ということで、電話としては使えないがネットには接続できる初代スマホから、YouTubeやJazzRadio.comの音楽を飛ばしてみました。
音量が小さかったり、音質が悪いかと思ったら、いやいや、お気に入りのスピーカーで結構ご機嫌に鳴ってくれるではありませんか。無論、USB接続で普通に聴くのも大丈夫です。
どちらもパソコンのカーネルミキサーを通らないので音質の劣化が無いので、これまでのようにパソコンを通してRCAケーブルでアンプ、スピーカーという通り道より、音がずっときれいです。

睡眠前の音楽に最適かもしれませんが、蕎麦関係の本や文献を読みながらJazzRadio.comのなかのJazzBalladsなどを、静かに聴いているのは最高です。

2019年8月5日月曜日

ソバの種まき


暑い!!
この畑でソバの播種作業はお終いです。

2019年7月24日水曜日

今年の天候

近年はずっと空梅雨気味で秋雨が重い天候が続き、そば栽培には苦難な年が続いていましたが、今年は久々にじとじと長くしつこい梅雨になりました。
おかげで雑草が絶え間なく、畑作りが遅れに遅れてヒヤヒヤです。
8月後半以降に播種する地域はまだしも、標高の高い7月後半播種地域や、8月初めに播種する地域は厳しいですね。
でも、梅雨が長くて大変だった代わりに、秋雨が軽くて短ければソバ栽培には幸いなのですが、さて?どう出るかな?

2018年10月11日木曜日

ソバの栽培に不適

昨日は地元区の役員なので、区民旅行で山梨県勝沼と埼玉県秩父市を回ってきました。
ワイン工場での試飲やら武田信玄の菩提寺、秩父神社などがメインでしたが、秩父でソバ畑が目に付きましたが驚きました。ソバの背丈は短いのになぎ倒されており(多分、台風24号)、目をこらして見てもあまり実が付いている様子はありませんでした。
また別のブログの情報では、茨城県のソバ畑も8月下旬に雹、そして台風24号の風の影響で、ソバ刈りを兼ねたソバ祭が中止になった模様。
種まきの遅い九州地区を除くと、どの産地もかなり収量が落ちそうな気配です。

もう、日本はソバの栽培に不適になったのかも。

2018年10月2日火曜日

雨にも負けて

九月初めの21号台風までは、ソバ畑は背丈も短めでしっかりとして満開でしたが、それ以降、秋雨前線と台風によって伸びたり転んだり、受粉が滞ったりで、どうも豊作にはならない感じです。
その分、受粉した実は競争相手が少ないので実入りはいいようです。
ソバは咲いた花すべてが実になるわけではないので、あまり気を揉まないことにいたします.

2018年7月26日木曜日

土用の土を三日

ソバの播種時期についてはその土地ごとの言い伝えがあるが、当地では「土用の土を三日被ればいい」との言い伝え。

2018年7月20日(金)夏の土用入り(土用の丑)
↓(18日間)
2018年8月6日(月)夏の土用明け。

ということは8月4日。(誕生日なので、これは忘れないで済みます)

2017年8月14日月曜日

播種後半月

播種後二日目から鳩に侵入されて畑の中央の種をかなり食べられたり、かなり気疲れした畑ですが、ようやくソバ畑らしくなってきました。


2017年7月30日日曜日

宿根ソバその後


僅かに5mmくらいの白い根しかなかった宿根ソバの茎を鉢に挿し木しましたが、下の方の節からぞくぞくと葉が出て来ました。
すごい生命力です。

2017年7月28日金曜日

早!! 2日半日で芽が出た

25日の午後に、宅地ソバ畑と自家用野菜畑の南半分に播種したソバ。
水分十分で温度も高めだったせいか、昨日の朝、もう出芽を開始していて、夕方にはほとんど出そろっていた。
早!! 2日半日で芽が出た。
ソバは、せっかちや短気な者向きの作物です。
それにしても、小粒選抜はあまりに粒が小さいので、播種機のベルトの穴をさらに小さいものにしないと、まだ発芽密度が多すぎる。
溝きり(コーレーター)を中幅のものに替えたので少しは播種幅が広くなったが、それでもまだ厚播きな感じ。

宅地1号

宅地2号 右手5通りはダッタンソバ

自家菜園南半分
午前中、残る一カ所の種まき。
この畑は高校時代の同級生の畑。
彼もここで自家用のソバを栽培していたが、播いた種を鳩に食べられる被害が続いてソバ栽培を断念した因縁のある畑。
かれは糸を張れと言うが、鳩に食べられない自信があるのでそのまま放置。


2017年7月27日木曜日

いよいよ播種

午前中に、新たに借りた畑2カ所の最終耕耘。


ロケーションとしては、電柱の向こうに浅間山が見えるはずですが、雲に隠れています。


この畑も道路沿いの植木の向こうに浅間山が見えるはず。ですが毎日曇りで浅間山が見えません。
午後一時くらいに終了して帰宅。
一休みして、先に耕耘した畑に種まきに行き、一時間ちょっとで終了。

2017年7月25日火曜日

先ずは自分用ソバ播種

梅雨が明けたはずなのに雨が頻繁に降り、そばの播種には少し次ごうが悪い。トラクターで耕耘しても雑草が枯死せずに復活する数が多い。この季節はことにジシバリ(地縛り)が元気であっという間に数十センチにも伸びてしまう。
これが播種機の溝切りの尖端に引っかかって播種機の走行が重くなる。

天候が悪いので、一気にではなく、雨の合間を見て少しずつ播種していくしかないと観念し、少し早いが、午後、近くの宅地ソバ畑のダッタンソバを播いた場所以外の2区画分と、自家用野菜を作っている畑の南半分に小粒選抜を播種。
どちらも面積が百数十坪くらいなので、ほぼ自家用というか、自分用。

2017年7月24日月曜日

シャクチリソバ、根付きそう

先日のシャクチリソバ、猛暑で根付くかどうか心配でしたが、ピンとしてきました。
これで大丈夫かな?
鉢植えの方は、白い根が5mmほど出ていた茎を2本、挿し木のつもりで植えたものですが、こちらも見た感じでは大丈夫のようです。



2017年7月22日土曜日

シャクチリソバ(宿根ソバ)入手!!

長いこと探していましたが入手できなかったシャクチリソバ(宿根ソバ)の根を、facebookのお友達でリアルでもお付き合いいただいている東京のお蕎麦屋さんのご主人から分けていただきました。ワラビの根、ねずみ大根の種と物々交換です。
東京では多摩川など大きな河川沿いに結構群落が形成されているようですが、長野県内では自生地や群生地はないかと思われます。(軽井沢町植物園には目立たない場所にひっそり少々ありましたが)
宿根性ということで、冬には枯れますが、春になればまた芽が出ます。
で、早速、畑の隅に植えたのが一昨日。
今日はだいぶ乾いていたので水やりしました。

こうして畑の隅に3株植えましたが、その株の中に白い根が出ているの茎が2本あったので、その2本は挿し木に近いので別に鉢植えにし、現在は家の庭の日陰で養生中です。


2017年4月26日水曜日

ソバ栽培用の畑

ようやく、母方の親戚筋からソバ栽培用の畑を借りられることになり、一安心。
ただし、持ち主に面積を尋ねたら「さあ、どれくらいあるかなあ」という返事、多分10a前後で希望よりやや狭い。
早速、土壌のサンプルを採取してきて、PHとECを計測してみたところ、PHは5,83 ECは0,04なので、それほど作りにくい圃場ではなさそう。湿害にも強そうな感じ。
PHが、少し矯正するかしないか微妙な数字なので迷います。
また何年も作物を栽培せずにたまたまトラクターで耕していただけなので、事前に何回もロータリーをかけて雑草を防ぐ必要があります。
ソバという植物体が何を必要としているのか考え、今年も昨年と同じ方法論で試行する予定。

2016年12月18日日曜日

名前は同じでも風味が違う

ソバに在来種というものがあることを知り、苦心して在来種の玄ソバを探索していて、幸運なことにネット上に瞬間的に売りに出ていたN在来を発見、5kg入手、栽培して、その風味の強烈さに驚いた。
夏になって気温が上がってくると、製粉の歩留まりを少し下げなければ、むっと雑味・雑臭にむせるくらい風味の強いソバだった。
しかし、ここ二年ほど、名前は同じN在来だが知り合いの蕎麦屋さんからいただいたものを種にして栽培した。
どうも、あの強烈風味がおとなしくなってしまったような気がした。
初めは天候の所為かと思っていたが、待てよと思って、今年、最初に入手したN在来で少々残してあったものを家庭菜園の空いている部分に採種用に播種した。
それが35坪ほどで15kgの収穫があった。
それを12月14日に一尺の石臼で手挽きしてみた。粉にして500gほど。
夕食後に、思い立って打ってみた。粘りがすごい。やはりこのソバは特別だ。タンパク質がかなり多い。明日、茹でて試食するのが楽しみだ。
先日の奥会津のソバはどちらかといえばデンプンが多いソバで、戸隠在来とか、軽井沢在来などに似ている。コシやのど越しは良い。ただし風味が弱い。ことに香りが立たない。
品種、土地、気候などでソバのタンパク・デンプンの比率は一律にはならない。
どうしたらデンプンの多い玄ソバが作れるか?

とりあえず、来年度は栽培するすべての場所で種ソバをこの元々のN在来に切り替えようと思う。
ちなみに、たまたまN在来を入手したネット上のウェブショップはもう玄ソバの扱いをしていない。

2016年12月16日金曜日

今年のソバ

奥会津の在来種玄ソバを10kgほどいただいたので、一尺の石臼で手挽きしてみた。
40目で篩ったので多少はそば殻が混じっているが、先ず先ずの粉になった。
明日、打ってみたいが十割か外二かで迷う。

新潟、栃木、茨城、そして長野県もソバの収量はかなり悪いようだが、奥会津は結構良かったという。
今年は(今年も)播種時期の早い遅いのわずかな差が収量の大きな差を生んだ。

2016年12月1日木曜日

ソバ畑に感謝

この秋は雨やら雪やら低温やらに祟られていろいろな片付け仕事が遅れたまま。
今日はようやくトラクターN原のソバ畑へ行き、耕してソバの茎などの残骸などを土の中に鋤きこみました。
ソバを収穫したまま来年まで畑を耕さない畑も見受けられますが、やはり冬前に耕しておくべきと思います。土をリフレッシュする作業であったり、雑草、害虫などの対策でもあります。
ソバを栽培する75日の間だけで、他の期間は畑を放置したままというのでは、来年もいいソバ畑にはならないでしょう。
ソバの茎が一回では土の中に鋤きこめないので、念入りに二回耕して来ました。
今年はわずかな播種時期の差で不作の畑が多かったようですが、わがソバ畑は先ず先ずの収量でした。
ソバ畑に感謝です。来年もよろしく~。

2016年11月25日金曜日

エウレカ

在来種であれ、改良種であれ、播いて同じ姿形の玄ソバが収穫できると思ったら大間違いかもしれない。
土壌、気象、養分などで、実はぎゅっと締まった実になったり、三角の稜がはっきりして大柄で殻が真っ黒な実になり、反対に小さめでふっくらして三角の稜があいまいな褐色の実になったりする。

2016年10月22日土曜日

ご褒美

旧式のビーンスレッシャーの軸受けは修理しましたが、エンジンがかからなくなり、どうも電気系統のトラブルらしいので、あきらめて残り1/4は人力で叩いて落とすことにしました。



久しぶりのソバ叩きですが、やってみると思いのほか作業効率がよくて感心しました。機械の方が少しずつしか脱穀できないので時間がかかるのです。
乾燥してさえいれば、人力脱穀も結構いいものだと見直しました。
今日で全部終わり、帰宅するとカナダ在住の友人から宅配便。



おおおお。色は白いけどあれです。
11月になったら彼がやって来るので蕎麦をご馳走することになっていますが、その手土産だけ先にやって来ました。