しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
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2020年1月9日木曜日

インペラもみすり精米機到着

一昨日、もみすり精米機の中古が届きました。重さが72kgもあるので配達はしてもらえず、運送会社の営業所まで引き取りに行きました。

きちんと清機械の中も外も清掃してあって、問題はなさそうなので試運転で5kgくらいをもみすりし、続けて精米もしてみました。
きれいに精米出来ています。
もみすりはインペラ式なので、構造を見るために点検してみました。インペラ(羽根車)で籾を飛ばしてライナーと呼ばれるウレタンゴムのライナーに当てて籾殻を外す仕組みですが、籾がいちばん当たる部分がだいぶ凹んでいます。取扱説明書を見ると、一度は方向を変えて付け直せばまだ使えるとのことで、ライナーを外して付け直ししました。
日本の機械は精密に出来ていて、外したライナーの向きを変えるのは簡単ですが、それを二ヶ所、ネジで止めるのに苦心しました。ライナーとケースの穴を合わせてネジを入れるのに、あまりにきつすぎてなかなか入らないのです。
 
ついでにだっぷファンの回転数を見ると4500回転。そばのだっぷには回転が高すぎますが、使用されているモーターが100V500Wなのでインバーターは使えないだろうし、電動工具などに使うスピードコントローラーも多分使えないだろうし、蕎麦の脱皮につかうのには無理がありそうです。
ただし、昨年脱皮に手こずったスペルト小麦はこの機械に二回通せばほぼ皮が取れるようです。
自宅でもみすりも精米も出来るだけで十分です。
 
念のため、米のもみすり仕様のままで、玄そば一升をダップファンにかけてみました。


割れもあり、殻が取れていないものもありますが、粉々になって排出されてしまうかという予想よりはずっと状態が良くてビックリ。4500回転といってもトルクやダップファンの直径によって異なって来るのかもしれません。これくらいなら、プーリーの大きさを変えていってみれば、あるいは自家用ソバの脱皮には使えるかも。
いい気になってもう一度機械にかけたら細かく粉砕されて排出されたり小米の排出口に出たりで、残ったのは僅かでした。
プーリーを変えてもう少し回転を落とすだけでいいような気もします。微調整が難しいでしょうけど。