しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2015年7月24日金曜日

播種開始

ゲリラ雷雨の心配があったが、どうやら関東、東北方面らしいので、先ずは面積の狭い畑から播種開始。

13:11 播種前

13:38 播種後
この間、27分。実際の播種作業は20分を切っているかも。
これで50坪くらい。自分で直接入手したのではないので明らかではないが、福島県は奥只見在来と言われているソバ。
去年は40坪くらいで20kg収穫があったので今年も紙袋ひとつくらいは欲しいところ。

2015年7月22日水曜日

台風12号

何となく去年の八月を思い出されられる、嫌なコースです。
播種時期が迫っておりますが、この12号が通り過ぎるまで播種作業はできません。
3箇所に3種類なので、少しずつ時期をずらして播く予定だったのですが、なかなか思い通りに運びそうもありません。

2015年7月21日火曜日

簡単な発芽テスト


先日のヒマラヤ山脈の麓のソバの種。20粒を濡らしてぎゅっと絞った脱脂綿の上に置いて簡単な発芽テスト。
丸二日しないうちにこれだけ発根し、本日三日目で20粒中19粒が発根しました。
古い種ではないことが判りました。



 

2015年7月18日土曜日

珍しいソバ

ヒマラヤ山脈南麓のソバの実が宅配便で届きました。東京の蕎麦屋さんが半分、わが家に半分で、約500g。
拡大鏡でのぞいてみると、さすがに形態が雑多です。
しかも近づくと臭い。どうやら何か香辛料を買った際の空き袋を利用して彼の地から送られてきたらしく、ソバの実に完璧に匂い移りしているので、袋を入れ替えてもまだ匂います。うーん、臭い。
我慢しながら75gほど形の良いものを選抜。


かなり小粒のものが多く、1000粒重は25gくらいから22~23gくらいかと推察。1000粒数えるか、100粒数えて10倍するか、いずれにしても数えるのが面倒。
花は「高嶺ルビー」同様、淡紅色であるらしいが、標高の低い日本で栽培すると白になってしまうらしい。
地図を見ると緯度は沖縄あたりと同じで、標高が800mから3000mくらいまで畑が分布しているらしい。
いくらソバであっても標高2000mとか3000mで栽培していることが不思議。
とりあえず首都の平均気温とか、調べればわかるかな。
(ありゃ、真冬でも最低気温がマイナスにならないようです。やはり緯度が低いので標高だけでは気温が理解できません)
北海道で夏ソバと同じ時期に栽培したデータを見ると、そばの背丈が2m前後になっているので、早播きは出来ない。しかし遅播きすると霜が降りてしまう。
緯度から考慮すると日長時間に敏感で気温には鈍感なタイプ(完全秋型)なのかもしれなくて、だとすれば東日本では栽培が難しい?
とにかく播種時期の決定が難しいし、もう一ヶ所交配しない場所を探さなくては。



2015年7月17日金曜日

万全の準備

知人の家から不要の20L缶をいただいてきて、20cm×5cmくらいに切断。



少し補強して刈り払い機の寄せ板を自作。



何に使うのって? えへへ。
名づけて「寄せ板君 Buckwheat Special」
カーブの加減は現場で調整。
滑らないように内側にゴムの板を貼りつけたほうがいいかもしれません。
しかし、ソバが倒れたらこれは使えないので手刈りになります。
ほかに手押しの稲刈り器、エンジン式の稲刈り機、など、ソバの伸び方や倒伏の度合いに応じて臨機応変に対応する準備です。

2015年7月9日木曜日

変な蕎麦吉、ついに蕎麦屋さんに行くの巻

蕎麦好きでありながら蕎麦屋さんに行くのが苦手という変な蕎麦吉ですが。
今日は、以前から一度行ってみたいと思っていたお蕎麦屋さんへ友人3名と行って参りました。小さなお店ですが自家製粉の蕎麦屋さんです。
限定の「粗碾き生粉打ちそば」は先に予約していましたが、「せいろそば」も追加でお願いし、2枚ともおいしくいただきました。
粗碾き生粉打ちは石臼手碾きなのでおいしいのは当然ですが、「せいろそば」もとてもおいしくてびっくりしました。蕎麦打ちの技術もですが、そば粉のバランスが理想的でこれだったら毎日食べても飽きの来ない蕎麦です。感心しました。
ご夫婦だけで席数も24席、メニューもほぼ蕎麦だけという直球勝負のお店ですので、少人数で行って、さっとお蕎麦をいただいて、さっと帰るのがいいでしょう。
蕎麦前を楽しみたい方は他のお店へどうぞ、です(^_^)

2015年7月8日水曜日

試行

ダッタンソバ1:そば粉9:つなぎ2
ダッタンソバ5:そば粉5:つなぎ2



茹でるので苦味は感じないが、やはり普通の蕎麦の方がおいしい。
麺が黄色いので、次回はもうちょっとコシを強くして冷やし中華のスープで食べてみる?

2015年7月7日火曜日

辛味大根春播きテスト経過報告


今年は薹が立たないので大成功と思っていたら、「親田大根(白)」2株、「ねずみ大根」1株、蕾が出来て、花が咲いて来ました。
今年は春まきの青首大根でさえ4月に低温に遭遇したせいかほとんど薹が立ちました。その割には辛味大根春まきテストはいい成績だったのかもしれません。
収穫しておろして食べてみた感触では、春まきは秋まきより辛味が強く、親田は特に辛い
。ただし辛味が勝っているだけで「ねずみ大根」のような辛味と甘味の競り合いはない。
好みとしてはやはり「ねずみ大根」に軍配。京都辛味大根はまだ収穫できるまでの大きさになっていない。
これでしばらくは辛味大根に不自由しないので一安心です。
秋まきも同じメンバーで栽培してみます。

2015年7月5日日曜日

大根のT/R比

大根の品種や辛味についての論文にあれこれ当っているうちに、T/R比という用語にぶつかって何のことか判らずにいたが、今日、それが判明。
Tは大根の地上部の重量。Rは大根の根の部分の重量。
T/R比の数値が高いものほど地上部の茎や葉の生育が旺盛で重量が重く、根が軽い(小さい)。
当然、根が小さめの辛味大根は普通の青首大根などよりもT/R比が高い。
そしてどうやらT/R比が高い方が辛味成分が多い。

2015年7月1日水曜日

小股の切れ上がった辛味大根

目覚めたら雨。
眠っている間に、石臼を取っ手ではなく両手で回しているお蕎麦屋さんを思い出し、ヒントを得て朝から同じように両手で玄ソバ1kg分だけ粉を碾き、十割で打ってみました。

しかし、普通の大根では水分びちゃびちゃで辛味はないし、さて、と思って傘を差して自家菜園へ行き、春まきテスト中の辛味大根のなかから使えそうなものを抜いてみました。
うーん、みんな小股が切れ上がっていないというか、お尻がきゅっと丸くなっていないです。ねずみ大根もねずみじゃなくなってしまいました。春まきだから無理もありませんが。



当初の目的の、春まきしたら蕾がついて花が咲くかというテストに関しては、今年は旱魃で播種時期が遅れたために低温に遭遇しなかったのが幸いしたのか、まだ蕾がついた株は一本もありません。
お昼に下ろしてどの程度辛いか試してみます。普通の大根よりずっとましかと思いますが。
秋にはまた、お尻がきゅっと丸くなって小股の切れ上がった辛味大根の栽培に挑戦です。

十割蕎麦、茹であがりました。ちょっと茹で過ぎ。