しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
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2020年7月23日木曜日

興味津々



行動自粛+雨、雨、雨なので、また写真のような暇つぶしを。
親田大根(赤)25粒と宣教師さんが持ち込んだというパン用小麦25粒の発芽テスト。発芽ゼロでなかったら種子更新のために播いてみよう。
それとスペルト小麦(カナダ産)を蒔いたら、混じっていたのか、たまたまあちらこちらに普通の小麦らしきものが生え、実がついたので別途採種保存した小麦の種。



同じカナダ産の小麦なら強力であろうから蒔いてみたいような……
色合いや形がCanadian Western Red Springそっくりなので、興味津々。


2020年7月19日日曜日

ようやく小麦脱穀

雨続きで仕方なく、刈り取った小麦を仕事用の倉庫内に三脚を立てて干しておき、晴れたので畑まで運んで脱穀作業。
軽トラに軽く1台しかないのであっという間に終了。



ゆきちから、27kg。
南部小麦、15kg。
面積が狭い割りに収量あります。ソバの5倍くらい獲れるのかな。
 
いちばんたくさん播いたキタノカオリは1,7KG。
発芽不良で生育不良で、少しばかり付いた実は雀に集中攻撃され全滅に近い。種として500g、1kgは試食用に製粉して試食できるかも。
しばらく寝かせて、9月後半か10月に製粉します。
 
やはり、そばを栽培、収穫したあとに小麦を播くのは寒冷地では無理あるようです。
マイナス要因1
ソバ収穫後だと、小麦の種まきが適期よりかなり遅れる。
マイナス要因2
ソバの養分吸収力が強いので、小麦がややもすると養分不足になりがち。

2020年6月17日水曜日

小麦と大豆

南部小麦とゆきちから刈り取り。茶色っぽい方が南部。色白な穂がゆきちから。




それから味噌用大豆ナカセンナリを播種。これで20kgくらい収穫出来るかどうか。10kgでもいいです。雨が降ったら植え出しします。

2020年6月16日火曜日

そういうソバを作れるひとに私はなりたい

志賀勝栄さんの『パンの世界ー基本から最前線まで』(講談社選書メチエ)を再読中。
小麦のデンプンとタンパク質、ソバのデンプンと、タンパク質の共通項と異なる点について考えさせられています。
小麦栽培農家、ことにパン用強力粉向きの小麦を栽培している農家は、穂孕み期や出穂期に窒素(アンモニア)の追肥を一度ならず行ないます。
何故か? 強力粉はタンパク質が多い小麦粉です。植物がタンパク質を生成するためには根から吸収したアンモニアが必要です。
アンモニアからアミノ酸、アミノ酸からタンパク質。小麦もソバも、デンプンは葉の光合成に依って糖分を作り、その糖分がデンプンとして実に蓄積される訳ですが、タンパク質は根からアンモニアを吸わないことには生成されません。
ただし、アンモニアの量が多すぎれば伸びすぎて倒伏したり、葉の病気になったりの弊害が顕著になります。
ことに、化学肥料だと温度と土壌水分による吸収度合いの変化が大きい。
温度が低かったり水分が少なければチッソはちっとも吸収されないし、温度が高くて水分も多ければチッソが吸収され過ぎて伸びすぎて倒伏するか、未消化のアミド態チッソが多くて病虫害に遭うか。
ということで化学肥料でなくて有機肥料が好ましいのは解っていますが、良質の有機質肥料はそう簡単にお安くは手に入らない。
しかも作物の生育のスピードに吸収の歩調を合わせるのが難しい。
何年か前に、ソバに100%有機質のボカシ肥料を使ったことがありますが、質の良いボカシ肥料はすでに完熟なので案外速効で、長効きしませんでした。それでも十分おいしかったですが、もう少し長効きしてくれたら、香りふんぷんたる蕎麦になったはず。
 
刈り取り時期になっても茎葉は枯れず緑色。ソバの実は七割黒く、三割が緑。
そういうソバを作れるひとに私はなりたい(ありゃ、宮澤賢治の口調??)、死ぬ前に一度でいいから、です。

2020年5月21日木曜日

どちらも成果?


株分けしなかった株にこんな長い茎が。80㎝!
茎の外側がやや赤みの薄い部分がありますが、これはこれで立派な赤茎ルバーブです。
私自身の好みはもう少し細めで全身真紅な茎ですが。
 
それから北海道の小麦、ようやく出穂開始。

発芽生育ともによろしくないのでトラクターで耕してしまおうかと思いましたが、残しておいて、種と試食用くらいは取れそうなので良かった。

2020年5月17日日曜日

小麦出穂





仕事に追われている間に、いつの間にか小麦が出穂。
1枚目は「ユキチカラ」、2枚目は懲りもせず「南部小麦」。
別の畑の北海道の小麦とスペルト小麦は出来が不揃いで、その原因がつかめない。何か癖がある。まだ酸性ということはないはずですが、少し深いところの土を計測してみるのもいいかな。

2020年5月10日日曜日

庭先小麦



妻が昨年初秋に庭先で播いた麦の穂がにぎやかになってきて、畑の私の小麦より生育がいい(悔しい)。
しかも、普通の小麦ではなく、私が昨年試験栽培したスペルト小麦をこっそり奪取して播いたものらしい。
こらァ!!
今年はスペルト小麦でパンが焼けるかな。

2020年1月23日木曜日

製粉の妙

小麦を5kgほど製粉するために、玄麦に2%の水を噴霧してかき混ぜました。
初めて小麦を製粉した時には、いきなり石臼でゴリゴリ製粉したのでフスマを細かく挽き込んでしまって、それはそれで風味が強くなるのですが、製パン性は悪くなって、べたべたして扱いにくくて困ったものでした。
その後、「調湿」という製粉の前工程を知って試みたところ、なるほど、フスマの引き込みが少なくなって粉がきれいになって、南部小麦でも50%ブレンドくらいでおいしいフランスパンになるではありませんか。
タンパク10,5%、ミネラル0,5%が理想ですが、タンパク11%を越えなければOKなのかな。


2019年12月10日火曜日

手動ロール式製粉機






中国で製造されているらしいですが、面白い物を作りますね。
驚いたことに一応はロール式ですが、ロールは同じ径で目立ても同じ。ロールが何種類かあって交換出来ればいいような気がします。
本来はモルト用の大麦を製粉する粉砕機であるらしいです。
手動式ですが、面白いことにハンドルを外して電動ドリルを取り付け、電動で粉砕できるタイプもある模様。
アメリカにもこういう家庭用のロール製粉機を自作してる人がいましたが、ロールの間隔を調整すればそばの殻も剥けたり、粗く挽き割ったりも出来そうな気がします。
 
これで小麦が60メッシュ以上に製粉できれば購入するんですが、でも、使えなければただのゴミ~ですからね。

2019年10月21日月曜日

身につまされます



北海道から小麦の玄麦が届きました。1kg弱。少し種まきして残りは石臼で製粉してパンに焼いて味見する予定ですが、これで種麦は4種類に。そんなに播いてどうする?
フロベールの『ブヴァールとペキュシエ』の新訳が出た模様。岩波文庫3冊本があるから要りませんが、二人の主人公の失敗の連続、身につまされます。
2枚目の写真はリスドオル2に南部小麦1で焼いた丸パン。

2019年9月6日金曜日

スペルト小麦の難題


昨年秋に少量テスト栽培したスペルト小麦。肥料不足で実が太らないシイナが多いですが、殻が厚くてしっかりしているので普通の小麦のように脱穀機にかけても殻が剥けないという。
ということで、ソバの磨きに使っている循環式精米機に入れ、抵抗ゼロから徐々に抵抗を強くしてみて、殻が剥けないかな?というテスト。
どうもこの機械でもよく剥けません。
殻が剥けなくては製粉できないので栽培は諦めることになります。
インペラ式籾すり機だと剥けるようですが、個人的趣味程度では買えません。

2019年7月28日日曜日

先に播種したダッタンそば

少々、発芽。



2019年7月17日水曜日

スペルト小麦



種子用スペルト小麦、少量収穫。
厚くて何層もの殻に覆われているので、脱ぷして玄麦にするのが普通小麦ほど簡単ではない模様。さて? どんな方法があるのか。
収量は500gくらい。これでは味見も出来ません。

2019年6月15日土曜日

発芽テスト結果




先日セットした古代小麦は発芽率八割。種袋の表示通りで安堵しました。根と芽が伸びてきました。
この秋に播種しますが、小麦栽培が下手で困ったものです。昨年秋のは播種が早すぎて越冬できず枯死。
まじめに勉強いたします。

2019年6月12日水曜日

発芽テスト

数日前に入手した古代小麦の種。また発芽しない古種を掴まされてしまったかなと、昨日、簡単な発芽テストを準備しました。




まだ二十四時間しか経過していないのに、胚芽のあたりが割れ、根のようなものが見えてきました。
この種は大丈夫のようです、(^o^)

2018年12月17日月曜日

小麦製粉

何年物になるだろう。いよいよ南部小麦もこれでおしまい。

今回は玄麦そのままではなく、粗く粉砕してから石臼にかけることに。この方が最初からいい感じで挽けるような気がします。

2018年11月22日木曜日

自家栽培アリーナ小麦

昨年播いた小麦はソバ畑が片づくのが遅れたために11月に入ってから播種、そのため生育が悪く収量はわずかで、しかも実の入りが極端に悪かった。
そのわずかな収穫のアリーナ小麦を1、南部小麦を1、市販の強力粉を1の割合で混ぜ、生地を仕込んでみました。
アリーナ小麦は南部より色が茶色っぽくてびっくり。
色から判断して、生地がかなりダレそうな予感。
うまく焼けないかも。
一時間ほど室温に置き、寝る前に冷蔵庫に入れてじっくり発酵させます。
バリバリのフランスパンでは家族が食べてくれないので、この頃はソフトフランスとの中間くらいの仕上がりで我慢していますが、何だかなあ。
あまり気を使わず自分の好きにしよう。

2018年10月7日日曜日

ゆめかおり

小麦のゆめかおりと、五年ぶりくらいで植えたニンニクの発芽状況。
どちらもやや早播き。

2018年10月1日月曜日

小麦出芽



昨年はソバ収穫後に南部小麦を播種しましたが、秋雨前線のため作業が遅延して、種まきが11月1日になってしまい、その結果収量ゼロでした。
そこで今年はソバ栽培跡ではなく小麦専用の場所に9月のうちに種まきし、それがようやく出芽しました。
品種は長野県で育種された「ゆめかおり」。パン用の硬質小麦です。南部コムギは風味はいいのですが、タンパクが少ないので市販の小麦粉と混ぜないとパンにするのがかなりむずかしいのです。

2018年9月30日日曜日

テスト投稿

スマホから画像投稿が出来ない不具合のため、投稿をあきらめていましたが、アプリでなくChromeからだとできるかと、テスト投稿です。

どうやら、Chromeからだと写真もアップできるようですが、スマホでブラウザ版で書き込みすると文字などが小さく、拡大すればしたで書き込み位置がどこに行ったかわからなくなったり、使いにくい。
別にAndroidアプリでBlogger投稿用のアプリが見つかったのでインストールしてみました。日本語化されていませんが、使いやすいし、純正アプリでスマホから写真がアップ出来なかった不具合が、このアプリでは解消されているので、多分、このアプリで投稿再開です。
  
画像は希少な古代小麦のひとつ、「スペルト小麦」。
100粒ほどしかありませんので、採種用に播種します。
別にカナダの友人に購入・転送をお願いしてある「ヒトツブコムギ」と「スペルト小麦
」の種が10月中旬までには届くと思うので、それも播いてみる予定。