しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2015年6月29日月曜日

ソバにも期待

今日はいよいよN原のソバ畑の肥料散布に出かけました。
目が覚めて、昨日まで時間をかけて練った施肥設計を、一部変更して畑の1/4だけ、有機のボカシ肥料だけで栽培してみたくなり、先ずは畑のおおよその中心を探し出して棒を立てました。


そして棒の手前・左側の1/4をにボカシ肥料を撒きました。
それぞれの畑の残存養分によって撒く量は異なりますので、参考にはならないのでここに撒いた量は書きません。
さて、これでどれだけソバの風味が変るやら?
自家用のお米の場合、ボカシを100坪に1袋入れただけで、はっきり味が良くなったので、ソバにも期待です。



他の3/4は当初の施肥設計通り、普通の化成肥料と有機質が65%という有機化成を1:1で同量混合したものを2袋ずつ。
ソバの連作をずっと続いて来た畑ですので、だいぶ肥料分、ミネラルが吸い上げられて痩せて来ていることが判ったので、今年は思い切って入れてみます。


2015年6月28日日曜日

久しぶり



思いがけない好天でようやく浅間山が見えました。ずっと雲が多くて見えませんでした。
今日は、噴煙というより水蒸気が立ち上っています。
子供の頃はいつでも煙が出ていました。

2015年6月24日水曜日

ルバーブ、卒業です


ねずみ大根種子選別終わりました。もっと踏めばまだ種は出てきますが、そんなに要らないので鞘の残渣とともに捨てます。
左が「ふっくら君」、右が「痩せ君」、両方合わせて450mlくらいありそうです。良く乾燥させてから真空パックして冷凍保存いたします。普通の冷暗所保存で3~4年は発芽するそうですので、十年くらい使えるかもしれません。




ルバーブは日本では需要が少ないマイナー作物ですので、目印に支柱を立てた5~6株を自家用に残して、残りはすべて処分することにしました。ルバーブ畑の左側に自分用の在来種ソバを播く予定ですが、50坪くらいしかないのでもう少し広げたく、ルバーブを処分する決断をしました。
いい株を探して海外から種を個人輸入したり、10年くらい悪戦苦闘しましたが、これでルバーブは卒業です。

2015年6月23日火曜日

辛味大根春まきテスト・続報右

本来、秋まきである固定種の辛味大根を春まきすると、薹が立って蕾が出来、花が咲く。すると大根に芯が出来て固くなってしまう。
昨年、春まきテストしたねずみ大根も半数くらい薹が立ってしまった。
今年は種類を4種類にしてのテストですが、種まきの頃にひどい旱魃になってしまったので、播種時期が遅れてしまい、逆にそのおかげで低温に遭遇しなかったのが良かったのか、今のところは蕾らしきものはまったく見えない。
少し根元の土を寄せてさぐってみると、ねずみ大根は太さ2~3cm、親田大根は3~4cmくらいになっていた。
播種時期が遅れたので抽薹の率は下がったかもしれないが、病虫害の被害は大きくなるかもしれない。よく見ると、虫の食害の後の穴が結構多いし、はが少し黄化している株もある。
やはり、秋まきのものを春播きするのは困難を伴う。
いちばん貧弱なのが写真3枚目のひょろっと長い葉の「京都辛味大根」。これはどうも暑さや病害に弱く、春まきは無理な模様。


右・ねずみ大根、左・親田大根(紫)

左・親田大根(白)、右・京都辛味大根

来年は、この希少な紫色の親田大根を採種してみたい。

2015年6月22日月曜日

ねずみ大根ふっくら君と痩せ君

6月5日に収穫して吊るして乾燥させていた採種用ねずみ大根ですが、梅雨が明けるまでパリパリに乾燥しないと思っていたら、今日の晴れ間のおかげで結構パリパリ乾燥していたので、脱穀というか、鞘を外す作業をしてみました。
当初は、こんなに沢山は不要なのでふっくらした鞘だけを選んではさみで切り取り採種する予定でしたが、採種の教科書には足で踏んで鞘を茎から外したり、鞘そのものを破壊して種を出すと書かれていますので、そのように変更。
靴では土などが混じって後が厄介なのでスリッパを持ってきて履き、写真のようなプラスティックの箱に入れて踏み踏みいたしました。


それにしても鞘が明らかに小さい株が数株あります。



鞘が小さいということは中の種が未熟で充実していない証拠だろうから捨てて、これらからは採種しないつもりでした。
でも一応確認のために小さい鞘の株からいくつか鞘を採って、中の種を出してみました。
決して未熟ではなく、結構充実している種子でした。
ふっくらした鞘は、表皮と種の間の繊維質が多いだけでした。
おそらくどこか形質の違いがあるに相違ありませんが、どちらが理想とするねずみ大根に近いか、面倒ですが播種・栽培してみなければわかりません。
ということで、鞘の小さい株の種は他のふっくらした鞘の株の種とは別に脱粒し、管理することにしました。
管理しやすいように、「ねずみ大根ふっくら君」」「ねずみ大根痩せ君」と仮に名をつけました。

これは「ねずみ大根ふっくら君」
結構いい感じの種になりました。

2015年6月20日土曜日

ほどほどにミネラル


27cm臼で碾いたそば粉を赤ちゃん用のpurewaterで打ってみました。
ミネラルゼロ、硬度ゼロの超軟水でありますから、どんな蕎麦になるかと思いましたが、予想通り、ややコシの弱い、でも上品でやさしい蕎麦になりました。
結論としては、やはりほどほどにミネラルを含んだ蕎麦がいいということでしょう。

2015年6月19日金曜日

アスパラガスの赤ちゃん





自家用のアスパラガスの株が少しずつ消えていって数株になってしまったので、時期的に少し遅かったのですが種を播いてみました。種の皮が厚い硬実種子なのでプライミングしてみましたが、それでも発芽が一斉でなく、だらだらと発芽してきます。
ポッと播きした方のアスパラの赤ちゃん、かわいいです。


2015年6月18日木曜日

怪しい玄ソバ


こんな天気なので、径が小さいのであまり使っていない、2番目に入手した27cm臼を少し回してみました。直径が小さい分、高さを増して重さを確保してはいますが、それでもちょっと多めに玄ソバを入れると覿面に粗くなります。
(粗い粉が欲しいときにいい、というか粒度分布の広いそば粉が目的の場合にはいいかも)
今日の玄ソバはこつぶで見た目はとてもおいしそうなのですが、自分で栽培したものではなく、石臼の師匠から送られてきたもので、どうも数種類が混じってしまっている怪しい玄ソバ。まあ、食べるのには美味しければ問題ありませんが、播いてみるのは、好奇心をかきたてられはしますが、怖くて出来ないです。

2015年6月16日火曜日

昨年こぼれ落ちたソバの実

本来夏播きの固定種の辛味大根をあえて春播きテストしていますが、その続報。
まだ薹が立つほど成長していませんが、5月の旱魃にも負けず頑張って成長しております。



2枚目の左上、親田大根(赤)の茎にアントシアニンが発色して来ています。



3枚目の写真は、昨年こぼれ落ちたソバの実が5月に耕されたことで発芽し成長したものですが、周囲にソバも雑草も生えずに一本きりで育っているソバの、何とも太く節間が短く詰まってなおかつ分枝の活発なこと!! こういう太く短く、だけど分枝が盛んで花もたくさん咲くソバの実はさぞかし美味しいでしょうね。
先日、ソバは薄く播くのではなく密に播いた方が共に支えあって倒伏しないし、収量も80~90kgくらいは望めると主張する青年と話をしましたが、それは密植で栄養が十分に吸収できず枝葉が伸びず草丈も伸びないから倒伏しないだけの話であって、そんな風に育ったソバの実は栄養失調気味でおいしいはずもないと思うのですが……彼にこういうソバの姿を見せてあげないと!!
ことソバに関しては、もっともっと戦闘的にならなければいけないと大反省。

2015年6月15日月曜日

ソバージュ栽培?




加熱用のシシリアン・ルージュというトマト。植えて支柱を立てはするものの、後は腋芽もとらない何もしない、ソバージュ栽培という粗放栽培でいいそうなので、本当に植えたまま放置。
パスタや煮込み料理用ですが、生食でもおいいしいとか、ほんと?

2015年6月13日土曜日

純水

この夏にソバを栽培する予定の畑の土の様子を知るために、少し土を採取してきて乾燥させ、さあ分析しようと思ったら、写真左側の精製水が残りわずかで足りないことに気づきました。法事から帰ったばかりでアルコールが抜けていないし、仕方なく母親が乗っていた電動自転車に乗ってドラッグストアまで行き、つい、精製水ではなく写真右側の赤ちゃん用のピュアウォーターを購入してきてしまいました。





ピュアウォーター(純水)というだけあって、表示されている成分のすべてが0です。この純水をECメーターで計ったらやはり0,00でした。
軟水も軟水で硬度0です。
この純水で蕎麦を打ったらどんな蕎麦になるのか、興味津々。
しかし、念のためにPH(水素イオン濃度)を計ったら、中性のPH7ではありませんでした。古い精製水はPH5.01、買って来て封を切ったばかりのピュアウォーターもPH6,4でした。
どうも空気中の炭酸ガスが溶け込んで酸性化するので、PH7,0の純水はありえないようです。
そこでついでに計測してみると、わが家の水道水のECは0,05。200近い硬水なので数値が出て来る。PHは7,01。あ、これだったらPHを計るときには水道水の方がいいのでは? ECは0,05を引き算すればいいのかどうか?
まあしかし、ソバ栽培はどんなに調べてみても「数値」でどうこうなるものではありません。
今年こそはいい天候でありますように。

2015年6月6日土曜日

ホースラディッシュの受粉


ホースラディッシュ(山わさび)の花が受粉して鞘がついているものがあった。見やすいようにダンボールを立ててあります。
なかなか受粉しないもののようだが、少しは受粉して種となって落下するらしく、下の写真のように実生の一年生らしき株が5つほど固まって生えている。
こうして、株分けしなくても増えて来ています。


2015年6月5日金曜日

採種用ねずみ大根、収穫。



もう少し鞘が黄色くなるまで待ちたかったですが、梅雨入りも近そうなので採種用のねずみ大根を収穫。
まだきちんと大根の形が残っていて、その生命力に感心しました。


縛って逆さまに吊るして干していて、かつてオヤマボクチをこうやって干したのを思い出しました。
何か鶏の足を縛って逆さまに吊るしているイメージ(ぷっ)。