しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2013年8月23日金曜日

十割蕎麦苦手症候群、克服

昼食後から静かに降り始めた雨だったが、夕方になって断続的にソバの茎に負担がかかりそうな激しい降り方が続いた。
いかに土寄せしたばかりとはいえ、ソバの茎はまだ若く柔らかいので冷や冷やです。
静かにそっと降って欲しいなどと思うのはソバ吉の勝手なエゴに過ぎないが、それでも静かに降って欲しい。

夕方、もっとも苦手な粗挽きの生粉打ちの研究。
そば粉と水しか使わないのだからシンプルこの上ないが、粗挽きはとにかくつながらない(と思っていた)。
もともと、このあたりの農家のおばあさんたちは生粉打ちなどせず、二八でしかも最初に少量のお湯をつかうというやり方が伝統的で、子供の頃から蕎麦は二八だった。だから何となく二八の食感が蕎麦の食感としてすり込まれていた。
しかし、一応十割の蕎麦も打てた方がいいに決まっているので、決行。
粗挽きと言ってもどれくらいかと篩い出してみたら、32メッシュ~25メッシュが13%。

ということで、水回しに少し工夫をしてスタート。
あまりこね回すのは好きではないのでほどほどで伸してみたが、ほとんどひび割れしないのには驚き。なるほど、蕎麦は水でつながるのだということを身を以って体感。


ということで、やや麺がピシッとしていなかったり、ちょいと切り幅にむらがありますが、何とかつながりました。
それにしても、生粉打ちの蕎麦は茹で加減も食べるタイミングもむずかしい。
それから気温が高い夏に常温で蕎麦を食べると蕎麦の匂いがきつくなりすぎるので、空調で室温を下げた部屋で食べる方がいいかもしれません(信州の旧式な省エネ住宅に暮らしていてエアコンもないものですから……汗々)




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