プライミング中は水分が蒸発しないようにビニール袋内で厳重に保管 |
袋から出し、新聞紙を取る。培養土の表面は少し乾いている。 |
載せていた培養土を不織布といっしょに取ると、不織布の袋の中で
プライミング中の玄ソバが透けて見える。
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左側に根が出ているものがいくつも見える。根が出ることを発芽といい、
土の中から芽が出ることは出芽という。
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不織布の袋から出してみる。5%は無いが、根が出ているものがあ
るので、これでプライミングは終了とし、播種することにする。
プライミングは発芽させるのではなく、発芽寸前の状態にするのが目
的なのだから。陸上短距離競技のスターティング・ブロックに足をか
けて号砲を待っている瞬間に近い。
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播種するのはもう4ヶ所も異なる在来種を播いていて場所がないので、水稲苗の育苗用ビニールハウス内を間借りすることにする。
その利点の1は屋根がかかっているので、播種前後の大雨の心配をしないで済む。
2は、台風など暴風の際にはサイドのビニールを閉めればよい。
3は、ビニールがかかっているので、早霜にも強い。
ということで、ビニールハウス内の中央に管理機を入れて耕し、そこにできた溝にそのまま播種する。40cm幅、11mの長さで3通り。
40数グラムの玄ソバがほどよく播けた。
管理機で耕したところ |
ちょうどうまい具合に3列の溝。ここへ種まきをする。 |
種に覆土して、軽く散水して終了。 |
春の発芽試験では50%くらいの出芽だったが、さて。
筋まきしてしまって正確な数は数えていないので、正確な発芽(出芽)率は計測できない。
農業試験場ではないし、個人でそこまではやっていられません~。
ということで、本年のソバの種まき作業は完了。
といいたいところですが、実は、まだある在来種の「小粒ふっくら選抜」が40g近く真空保存してあるのに気づいてしまいました。さて、どうしよう。
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