しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2011年7月7日木曜日

雨にうんざり

 雨が降らない日が無い。管理機で耕して土がふかふかになっているだけ多くの水分を含んでしまう。発芽した草の芽が毎日成長しているのが判るが、あまりに多くの水を含んだ土壌はずぶずぶとワークブーツが沈んでいってしまい、草退治もままならないまま、緑色を濃くしてゆく。植えたSaint DriftやUnisonous Tragedyも水捌けの悪い場所のものは根腐れを起こしているのか、かえって茎が真っ赤になっている。植物は存亡の危機に瀕するとアントシアンを形成し、種を作ろうとする。

試験運転OKでした

本日は、朝の内に仕事をサボってTさんが借りているN原のソバ畑へTさんのトラクターに乗って出動し、草退治。確か6月4日以来だが、雑草もこぼれソバもまた成長していた。




 雑草と昨年こぼれたソバが発芽して全面が緑。一ヵ月後のソバの種まきのために畑をきれいにしておかないと。

 それから夕方、いよいよ試験運転してみた。供給装置のプラスティック製の漏斗がたわんで前のめりになるのを修正して、運転開始。



 園芸用のふるいでそば殻を篩い出し、さらに80目(おおよそ64メッシュ)で篩ってみたが、まだ甘皮部分が残っているので、それをもう一度石臼にかけて80目で篩うと、残りは捨てても罰があたらない程度になった。
  そこで、夕食前に300gほど打って食してみたが、のど越し、コシなどは良いものの、いつも食べている信濃1号に比べ風味が薄い。碾いた玄ソバが大粒の常陸秋そばであるせいで大味なのか、玄ソバ自体の保管がよくなかったのか、コンバイン刈りの機械乾燥(おそらく)だったせいか。製粉しながら指先につけてなめてみた時には、結構風味を感じたのだが、蕎麦になったら化けてしまった。
 上の写真の広い畑で播種栽培してみるつもりで取り寄せたものだったが、やはりここは信濃1号を播種すべきかと思う。
 自分用に借りた蕎麦畑ではN在来を播種する予定。ほかにT在来とK在来。これらは量が少なく食用というよりは来年度のための採種用。

 ねずみ大根の種、ルバーブの種、順調に採取出来て、乾燥中。

2011年7月6日水曜日

何ともガニ股で無骨

 また夕方一時間ほど作業して、ようやく電動化が終了した。


 何ともガニ股で無骨なお姿ではありますが、別に蕎麦屋さんの店頭でデモンストレーションする訳でもなし、見てくれは悪くても実用できればいいのです。(じっと見ていると、何だか名前を付けたくなって来ますから、じっと見るのはやめておきましょう)
 ただし、昨夜書いた、漏斗の筒を上臼の物入れ(ソバを落とす穴)に直接差し込んでの自然供給には無理がありました。漏斗の穴を大きくすればソバが落ちすぎますし、かといってちょっと小さくすればソバがまったく落ちません。
 そこで自然供給はあきらめて、漏斗を支柱に固定し、回転する上臼の穴が来た時だけソバが落ちるように作り直しました。ふたつの蝶ねじを緩めてスライドさせられますので、漏斗の口と物入れの穴との重なり具合を調整し、落ちるソバの量も加減できます。



 これで実際に玄ソバを入れて碾いてみて、微調整すればいいはずなんですが、さて、もう疲れました。


 おお、はたと気がついてみれば、ソバを播種するまで一ヶ月となりました。

2011年7月5日火曜日

試験運転が楽しみ

 本日も一時間ほど工作。
 やはり上臼のシャフトを受ける金具の固定は接着剤では気に入らず、結局セメントを使用。結果を見れば、相手が石と鉄なのだからやはりセメントがベストなのだろう。中心の凹みだからセメントが擦れてそば粉に混じるということもないだろう。
 これでセメントが十分に乾燥硬化したら、試験運転ができる。残っているのは粉受けの丸いステンレスの固定と、玄ソバを物入れからどうやって供給するかだが、ややこしい供給装置は文系頭には無理なので、ここはAboutに漏斗の穴の調整で何とか自然供給で済ませたいもの。

 ということで、こんなもの作ってみました。
 物入れにぴったり収まってがたつかないようにテープを巻いて太さを調整しましたが、この先端部を上臼の物入れの穴に差し込みます。



 漏斗に塩ビ板で上部を付け足して容量を大きくし、さらに漏斗の穴が大きすぎて玄ソバがたくさん落ちすぎることが予想されるので、やはり塩ビ板を小さく切って丸め、漏斗の内側に差し込んで玄ソバの落下量を加減調整できるよう、穴の大きさの異なる4種類のミニロートを作成しました。
 見た目は悪いですが、別にプロのお蕎麦屋さんの店頭でデモンストレーションしている臼と違って、気に入ったそば粉が碾ければいいいんです。

 さあ、試験運転が楽しみです。その時は動画で撮影してYouTubeにアップロードいたします。

2011年7月4日月曜日

ほぼ製作終了

 今日も夕方一時間足らず、工作の時間。
 昨日、上臼の中央の穴にモーターから伸びたシャフトを受けるものを接着剤で付けたが、接着剤だけでは固定できず伴回りしてしまうことが危惧されたので、まだ乾燥していない接着剤をはがし、石臼の穴に伴回り防止の細い棒を穴の奥に設置し、再度接着剤で固定した。これで接着剤が完全に乾くまで放置しておけばいい。
 それからモーターと電源コードの結線をしたが、石臼は左回り(反時計回り)なので、モーターのメーカーの結線図を見てその通りに接続したのに、スウィッチを入れてみるとシャフトは右回りしている。おかしい。しかし、モーターの回転を減速するギヤヘッドのページのどこかに「ギヤヘッドの減速比によってモーターと同じ方向に回転するギヤヘッドと、モーターと反対の方向に回転するギアヘッドがあります」と書いてあったような気がして、メーカーのウェブサイトを開いて確認してみた。やはり1:100のギヤヘッドはモーターと反対であった。ということは、ギヤヘッドのシャフトを反時計回りに回したかったら、モーターの結線は時計回りにすべきであった。そこでそのように結線しなおして電源を入れてみたら、下臼から1cmほど顔を出しているシャフトが反時計回りに回り始めました。バンザイ。
 これで、接着剤が乾けば試験運転できる。
 それにしても、モーターにギヤヘッドを装着し、そのギヤヘッドのシャフトに150mmのラチェット・エクステンションを足して、板の厚みの微調整だけでぴったりシャフトの長さが合うなんて、まったく奇蹟であります。それに、モーターの駆動をダイレクトに上臼に伝えるという実にシンプルな仕組みなので、私のように理科に弱い文系頭でも猿真似で製作することができました。
 先駆者に感謝しなければ罰があたります(この秋収穫予定の在来種の玄ソバ、磨いてお送りしますw)。
  試験運転は動画で撮影してYouTubeにアップしてみましょう。

2011年7月3日日曜日

今日は堂々と

 今日は脱力して仕事も趣味の園芸もお休み。それで午前中の野暮用が10:00くらいには終了したので、シャワーで汗を流してから石臼電動化工作に没頭。
 モーターもシャフトもセットして下臼を台に載せてみたら、あれ? 上臼を駆動するためのシャフトの出が5mmくらいしかないではありませんか。少なくとも10mmくらいないと上臼を回転させるのに苦しいのでは。その5mmを調整できるのは、いまさらシャフトを5mm長くする訳にもいかず、台に固定した木製の板の厚みを薄くするしか方法がありません。9mmのベニア板を5.5mmに変えてみました。
 その結果が以下の2枚の写真。





 これで何とかシャフトが上臼のシャフト受け部分に合体出来そう。
 


 モーターとギアヘッドも、仮りに固定してみました。
 残る作業は、上臼に接着した軸受けが乾燥するのを待って電気配線するのみ。
 \(^o^)/ 

2011年7月2日土曜日

いよいよ、電動化開始

 午前中に代引きでモーターとギヤヘッドが届いた。
 台にするアングルなどは購入済みだが、まだ細かいものが足りないのでホームセンターで代用できるものを探した。台にセットする前に目立も少ししなければならないが、石臼をもう一度きれいに洗いあげるためにワイヤブラシも購入。

 午後、数時間ほど台の組み立て、天板へのシャフトの穴あけ、モーターを固定する穴、碾かれた粉を落とす穴などを開ける。
 自分でいろいろオリジナルな機構を考える頭も気力もなく、辛汁さんの方法をそっくり真似ることにしたので、思ったより早く形になった。
 ただし、不器用極まりないので穴あけなどはかなり汚く、雑な仕事ではあります。周囲を囲ているのも辛汁さんの真似で園芸用の篩の枠を利用。この内側にさらに飛散防止用にアクリル板の円形の筒を立てる予定で買って来た。しかし、アクリル板、これがどうしてこんなに高いの?


 


 台に石臼を載せてみるとこんな感じ。手碾き用の取っ手は不要だが、ここには、碾かれた粉を石臼といっしょに回りながら粉を集めて穴に落とす刷毛を取り付ける。
 モーターとギヤヘッドを組むのは、まだ先。
 とりあえずはモーターから上臼へ動力を伝えるシャフトの加工を始めた。これまた辛汁さんの猿真似なのですが、ラチェット・エクステンションをシャフトに転用するという閃きには敬服です。ギヤヘッドの丸シャフトをラチェット・エクステンションの四角い穴に合わせるための加工には、やはりジスクグラインダが役に立ちました。

 明日は仕事は休みだが、野暮用があり、午前中はダメ。
 お、そういえば、エコーを装着した胃カメラですい臓の検査を受けたM君に検査結果を訊かなければ。

2011年7月1日金曜日

ぶつぶつ

 モーターを発送したという案内メールが入っていた。
 いよいよ、電動化開始。
 金臼式の製粉機と電動石臼での製粉と、さて、どこかどう違ってくるのか、楽しみですが、実は個人的にはその差は判らないと思っています。
 そば粉の違いが出るのはむしろ、甘皮をどうするか、それからどう篩うか。それらへの対処の仕方の差異の方がずっと大きいと睨んでいます。
 なぜか、北海道のこのお蕎麦屋さんの考え方に共感してしまいます。

2011年6月30日木曜日

弥生式ソバ叩き棒


 写真は、今月5日の山蕗採りの際に切って来た木の枝。
 樹種は不明です。ほんとうはヌルデの枝が乾燥すると軽くて良いらしいのですが、ヌルデはウルシ科の樹木でどうもウルシとの区別が出来ないというか、実は小学生の頃に年上のお兄さんたちによく山に連れて行かれたのですが、どこでウルシの葉に触ったのか、翌日は必ずかぶれて痒くて熱くて参った経験がありますので、ウルシほどではないといいますがヌルデも怖いので、多分、触れません。ウルシと銀杏には散々泣かされました。

 ソバを叩いて脱穀する棒にするつもりで皮を剥いて乾燥してあったのを、今日は電気カンナを使って右側の太い部分を削り、少し平らにした。ソバに当たる表面積を少しでも広くしようということです。
 それから左側の持ち手の方が少し曲がっているので、車庫の鉄の柱にぐるぐる巻きにして締め上げ、秋までじっくり乾燥させながら曲がりを矯正。
 弥生時代さながらに棒でソバを叩くのは地獄の作業でありますが、そうやって汗と埃にまみれて脱穀し、15~16%くらいに自然乾燥したソバがいちばんおいしいので、仕方ないのです。

2011年6月29日水曜日

なんとも怪しい自家採種

 暑い。さすがの標高700mも30度を超えた。人間の体温より暑い場所もあるので30度はどうということも無い気温かもしれないが、高地民族は暑さに耐性が無い。
 暑いが、朝の内に花園2,3,4号地を草退治のために耕運した。ここはN在来と称する玄ソバを播く予定なので気が抜けない。



 夕方、家庭菜園の方に植えておいたねずみ大根の種の様子を見に行き、少し枯れた鞘があったので採取してきた。あまり鞘が乾いて割れると種が土にこぼれてしまうので、採るタイミングがむずかしい。いずれにしてもまたルーペ片手に選別作業をしなければならない。といっても自分が播く分とT屋さんに頼まれている分だけなので、そうたくさんは要らない。
 それからルバーブの種も昨日、今日の暑さでだいぶ乾燥してこぼれそうなものを採取して来た。時期に乾燥して穂からこぼれるようになる。こちらも期待度の高いAクラスとそれ以下のBクラスに分けて保存管理するつもり。

2011年6月28日火曜日

不思議といえば不思議

 注文したモーターとギアヘッドが7月1日出荷で2日配達というメールが着信。
 ということで、元々自宅にあったものではなく、今年になって入手(有無を言わせず強制的に頂いて来た)二組をまじまじと眺めた。
 右の一尺の上臼、16kg、下臼21kg。左の一尺一寸の上臼16.5kg、下臼22,5kg。
 いちばん質量が重いのは左の下臼。左の上臼と右の下臼はほぼ同じで、右の上臼がいちばん質量が軽い。
 左の下臼の相手である上臼があればいいのに、どこへ行ってしまったんだろう。



 どう贔屓目に見たって、最初から対であった右の直径一尺に比べたら、男寡と寡婦を無理に一緒にさせようとしている感じがありありの左の一尺一寸はちっとも美しくない。下臼が安山岩より硬く重い溶岩らしく実に端正で見事であるにもかかわらず、上に載っている上臼がどうもいただけない。先日、妻の実家に行ったので、この端正な下臼の相手である上臼を探すべく漬物小屋の戸を開けて内部を探索したのだったが、一寸小さい下臼が転がっていただけだった。この家には、どうして下臼ばかりがあって、上臼はすべて行方不明なのか。それが不思議といえば不思議。
 どうもしかし戦前の旧家には石臼は二組か三組くらいあるのが普通だったらしい。おそらく、米麦や蕎麦用には一尺の石臼、大豆できな粉を碾いたりするのは一尺一寸の臼という風に使い分けていたのではないか。90歳以上のお年寄りに、今の内に訊いておいた方がよさそうです。
 それにしても、石臼というのは実用的道具であったのだけれど、実用的道具だからその外見が美しくなくてもいいということにはならない。
 外見も目も端正で美しい石臼の方が、粉もいい粉が碾けそうな気がする。

 いずれにしても、電動化はとりあえず右の一尺で試みるほかないと考えを決めた。いざ。

2011年6月27日月曜日

こんなに広~~~いソバ畑

 仕事で近くまで行ったので、一昨年、昨年と、Tさんとソバを共同栽培している畑に回ってみた。
 6月4日にTさんのトラクターで草退治のために耕運しておいたのだったが、その時枯れなかった雑草アカザが伸びていたので、数はそれほどでなかったので引き抜いた。


     畑の真ん中から東を撮影。左側に見えるのはTさんに代わってFさんが栽培している西瓜。


これは畑の真ん中から西を撮影


 それにしても、広~~~い畑。
 どうも3反歩(30アール)は無いというが、27アールくらいはあるらしい。坪で言うと810坪くらい。
 近所に住宅やらアパートがあって、ソバ畑の雰囲気はあまり良くないが、かといって山里の畑は
今や鹿の食害がひどくてソバが栽培出来ない状況なので、かえってこういう市街地の畑の方が安心です。
 市街地の畑は鳩の食害が心配されますが、これも播種位置を深くして覆土を多めにすれば防げます。覆土が浅いとソバの種が鳩に食べられてしまいます。



 そして、これがソバの大敵、「ハキダメ菊」。大きいの小さいのもう発芽しています。

 ソバを播くまでに、もう二回トラクターを運転しなければならないが、それにしてもひとりでこんなに広~~~いソバ畑をどうしよう。
 第一、播くのは従来の「信濃1号」か「常陸秋そば」にするか、まだ迷っている。後者は大粒でしかも粒ぞろいが良く、粘りもあるのでお蕎麦屋さんには人気があるのだろうけど、問題は風味。

2011年6月26日日曜日

タデ科種子物語



「おや、あなた方は?」
「ソバですが、そういうあなた方は?」
「ルバーブですよ、シベリアのルー川あたりの出身ですがヨーロッパ、アメリカ経由で日本に参りました」
「ほう、外国の方でしたか。もっともわれわれの祖先も中国の奥地から来たようですが。それにしても、なんだかあなた方の三角な容姿に親近感を覚えてしまいましたよ」
「そうですね、あなた方の方が小太りな感じですが、何だか三角ぽいのは似ていますね」
「そういえば、われわれの仲間にもあなた方みたいに尖がった矢羽をつけているのも稀におりますが」
「ソバさん、ひょっとしてあなた方は」
「タデ科ソバ属です」
「ひょっとしてルバーブさんも」
「タデ科ダイオウ属です」
「やはりそうでしたか、同じタデ科の仲間なんですね」
「それにしてもソバさんたちはふっくらして裕福なお顔をしていますね」
「われわれは粉にされて蕎麦になりますからね、ふっくらしていないと選別淘汰されてしまうんですよ」
「わたしたちルバーブは茎が食用になるんです。普通は緑色の茎なんですが、中には真っ赤な茎が存在して、喜ばれるんです。ジャムにしてもきれいですからね」
「へえ、われわれソバも気温が下がったり、強い太陽光線にさらされたり、栄養が足りなくなった時などに茎が赤くなりますが、むしろ《赤脛》などと呼ばれて軽蔑されてしまいます」
「そうでしたか、お互いに淘汰にさらされる身の上で厳しいですが、お元気で」
「では、またいつかお会い出来ればいいんですが」
「そうですね、袖すりあうも他生の縁といいますから」
「さようなら」
「さようなら。お元気で」



  本日、いよいよモーターとギヤヘッドをメーカーに注文。
 一尺一寸(33cm)の割れ鍋に綴じ蓋の石臼は摺り合わせがまだうまくいかないので、先ずは手碾き用と考えていた直径一尺(30cm)の方で電動化した方がいいような気がしてきた。 

2011年6月25日土曜日

憎きハキダメギク

 自分の行動範囲のそこかしこで、昨年の秋にこぼれたソバが花を咲かせている。そのうちの一ヶ所、乾燥させてゴミをすてた場所のソバの花はすでに黒化して実になりはじめている。
そういえば隣町に出来た翁系のお店が残りの敷地にソバを栽培したらしく、こぼれた実が生えて花を咲かせて、まるで夏ソバとして播いたくらいにぎやかだ。お蕎麦屋さんの背景としては抜群。


 さて、問題はこの草。


 この草は?と問われたのがたまたま掃き溜めみたいな場所に咲いていたので、瞬間的に閃いた牧野富太郎先生からハキダメ菊という不名誉な名をいただいたらしいが、なぜかソバの強力なアレロパシーに負けずに旺盛に育ち、他の地ではどうか知らないが、この地ではソバ栽培の最強の敵である。
 私が中古管理機を2台も入手してしまったのも、このハキダメギクに負けないためである。この草を放置するとソバ半分、ハキダメギク半分になってしまい、収量にも多大な影響を与えるし、刈り取り作業にもかなりの支障をきたす。
 今年はこの草に負けないようにしよう。

 それにしても、今年はソバの種が手元に何と5種類もある。確保できている畑は大小含めて4ヶ所。一ヶ所足りない。採種用の種が2種。そのうちの最小の種は数えたら289粒しかないので面積はさして必要としないのだが、周囲2km以内にソバが栽培されない場所を探さなくては。むしろ山里ではなく市内の方がソバが少ない。さて、同級生のK子さんちの畑の隅、貸していただこうかな。