しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2011年6月30日木曜日

弥生式ソバ叩き棒


 写真は、今月5日の山蕗採りの際に切って来た木の枝。
 樹種は不明です。ほんとうはヌルデの枝が乾燥すると軽くて良いらしいのですが、ヌルデはウルシ科の樹木でどうもウルシとの区別が出来ないというか、実は小学生の頃に年上のお兄さんたちによく山に連れて行かれたのですが、どこでウルシの葉に触ったのか、翌日は必ずかぶれて痒くて熱くて参った経験がありますので、ウルシほどではないといいますがヌルデも怖いので、多分、触れません。ウルシと銀杏には散々泣かされました。

 ソバを叩いて脱穀する棒にするつもりで皮を剥いて乾燥してあったのを、今日は電気カンナを使って右側の太い部分を削り、少し平らにした。ソバに当たる表面積を少しでも広くしようということです。
 それから左側の持ち手の方が少し曲がっているので、車庫の鉄の柱にぐるぐる巻きにして締め上げ、秋までじっくり乾燥させながら曲がりを矯正。
 弥生時代さながらに棒でソバを叩くのは地獄の作業でありますが、そうやって汗と埃にまみれて脱穀し、15~16%くらいに自然乾燥したソバがいちばんおいしいので、仕方ないのです。

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