K在来を採種用に播いたビニールハウス内、ビニールを下げてある両サイドから自由に出入りできるので、雀に出芽したばかりで双葉が展開する前の状態を食べられてしまうおそれがある。双葉が展開する前の柔らかくなった胚芽、小鳥たちには格好のごちそうなんですね。
採種用は5本でも10本でも退治なので、防雀網を被せました。
ここは昨年もハクビシンだか野良猫にソバをぐしゃぐしゃに倒されたこともあり、こういう採種用の少量栽培は要注意。
このK在来を春に発芽試験した時、出芽までいったものを菜園の隅に植えて花も咲いたのだったが、実が熟してふくらんでくると雀に啄ばまれて、結局ひと粒も収穫には至らなかった。畑での大量栽培では気にならないが、こういう少しの試験栽培だとたかが雀でも注意しなければならないのです。
しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
2013年8月6日火曜日
どっと疲れが
2日に播いた花園1,2,3号地もきれいに芽が出揃い、やや遅れ気味だったTさんの家の前の小粒種も夕方に通った時には筋になって出芽していた。
これで明日行ってみれば3日4日と二日がかりだったN原のそばも芽が出ているだろう。
播種機の溝きりを深くする、種を不用意にこぼさないなどの対策の結果か、鳩などの食害も今年はまったくなく、これまででいちばんきれいに出芽しているような気がする。高校時代の同級生のN君は毎年鳩の食害がひどく、ついに別の畑に変えたらしいがどうだっただろう。彼の場合は、覆土が浅くて種があちこち見えていて鳩の餌食になっているような気がするが、彼はなぜか私の助言を聞く耳持たないし、まあ、放っておこう。
小粒な玄ソバが多いので、今年は播種機の穴をすべての種類で標準の10mmから9mmに変えてみた。たった1mmの相違だが出芽状況を見れば違いが判る。密にゴチャゴチャ生えていなくてすっきりしている。たくさん播けばにぎやかだが、その代わりに分枝が少ない針金のような茎が多くなる。結果的には粗く播いた方が分枝が多くて太い茎となりいい実がつくような気がする。まあ、そのバランスがどのあたりかはまだ掴めてませんが。
ようやく雨雲が去って、明日からしばらくは雨の心配をしなくても良さそう。
今日もだが、黒い雨雲が頭上に来ると冷や冷やさせられたが、滞水してソバの根の伸長を妨げるほどは降らなかったし、出芽状況も良さそうなので一安心。ぎりぎり良いお湿りで済みました。
ということで、緊張が取れたらどっと疲れが出て来ました。
播種機の溝きりを深くする、種を不用意にこぼさないなどの対策の結果か、鳩などの食害も今年はまったくなく、これまででいちばんきれいに出芽しているような気がする。高校時代の同級生のN君は毎年鳩の食害がひどく、ついに別の畑に変えたらしいがどうだっただろう。彼の場合は、覆土が浅くて種があちこち見えていて鳩の餌食になっているような気がするが、彼はなぜか私の助言を聞く耳持たないし、まあ、放っておこう。
小粒な玄ソバが多いので、今年は播種機の穴をすべての種類で標準の10mmから9mmに変えてみた。たった1mmの相違だが出芽状況を見れば違いが判る。密にゴチャゴチャ生えていなくてすっきりしている。たくさん播けばにぎやかだが、その代わりに分枝が少ない針金のような茎が多くなる。結果的には粗く播いた方が分枝が多くて太い茎となりいい実がつくような気がする。まあ、そのバランスがどのあたりかはまだ掴めてませんが。
ようやく雨雲が去って、明日からしばらくは雨の心配をしなくても良さそう。
今日もだが、黒い雨雲が頭上に来ると冷や冷やさせられたが、滞水してソバの根の伸長を妨げるほどは降らなかったし、出芽状況も良さそうなので一安心。ぎりぎり良いお湿りで済みました。
ということで、緊張が取れたらどっと疲れが出て来ました。
年齢を考えると、ちょっとハード・スケジュールでした。
明日は長い間の取引先だったNさんの告別式に行って焼香。明後日は草刈りの応援。
明日は長い間の取引先だったNさんの告別式に行って焼香。明後日は草刈りの応援。
2013年8月5日月曜日
プライミング処理ソバ・種まき
午前8:30。プライミング処理中の「13年前に収集されたK在来」を開いて見てみる。
播種するのはもう4ヶ所も異なる在来種を播いていて場所がないので、水稲苗の育苗用ビニールハウス内を間借りすることにする。
その利点の1は屋根がかかっているので、播種前後の大雨の心配をしないで済む。
2は、台風など暴風の際にはサイドのビニールを閉めればよい。
3は、ビニールがかかっているので、早霜にも強い。
ということで、ビニールハウス内の中央に管理機を入れて耕し、そこにできた溝にそのまま播種する。40cm幅、11mの長さで3通り。
40数グラムの玄ソバがほどよく播けた。
さて、これで4日後にどれくらい出芽してくれるか、楽しみ。
春の発芽試験では50%くらいの出芽だったが、さて。
筋まきしてしまって正確な数は数えていないので、正確な発芽(出芽)率は計測できない。
農業試験場ではないし、個人でそこまではやっていられません~。
ということで、本年のソバの種まき作業は完了。
といいたいところですが、実は、まだある在来種の「小粒ふっくら選抜」が40g近く真空保存してあるのに気づいてしまいました。さて、どうしよう。
プライミング中は水分が蒸発しないようにビニール袋内で厳重に保管 |
袋から出し、新聞紙を取る。培養土の表面は少し乾いている。 |
載せていた培養土を不織布といっしょに取ると、不織布の袋の中で
プライミング中の玄ソバが透けて見える。
|
左側に根が出ているものがいくつも見える。根が出ることを発芽といい、
土の中から芽が出ることは出芽という。
|
不織布の袋から出してみる。5%は無いが、根が出ているものがあ
るので、これでプライミングは終了とし、播種することにする。
プライミングは発芽させるのではなく、発芽寸前の状態にするのが目
的なのだから。陸上短距離競技のスターティング・ブロックに足をか
けて号砲を待っている瞬間に近い。
|
播種するのはもう4ヶ所も異なる在来種を播いていて場所がないので、水稲苗の育苗用ビニールハウス内を間借りすることにする。
その利点の1は屋根がかかっているので、播種前後の大雨の心配をしないで済む。
2は、台風など暴風の際にはサイドのビニールを閉めればよい。
3は、ビニールがかかっているので、早霜にも強い。
ということで、ビニールハウス内の中央に管理機を入れて耕し、そこにできた溝にそのまま播種する。40cm幅、11mの長さで3通り。
40数グラムの玄ソバがほどよく播けた。
管理機で耕したところ |
ちょうどうまい具合に3列の溝。ここへ種まきをする。 |
種に覆土して、軽く散水して終了。 |
春の発芽試験では50%くらいの出芽だったが、さて。
筋まきしてしまって正確な数は数えていないので、正確な発芽(出芽)率は計測できない。
農業試験場ではないし、個人でそこまではやっていられません~。
ということで、本年のソバの種まき作業は完了。
といいたいところですが、実は、まだある在来種の「小粒ふっくら選抜」が40g近く真空保存してあるのに気づいてしまいました。さて、どうしよう。
2013年8月4日日曜日
やれやれ
N原の東半分、午前中は曇り空だったので捗って、1時間15分ほどで終了。
疲れたが、しばらく休憩した後で、周囲の草があまりに伸びているので草刈り機で刈る。これで一人では過酷なN原の播種作業終了(ほっ)。
1日に播いたT在来が午後には発芽が始まってぞろぞろ顔を出していた。ソバは順調ならだいたい4日目には顔を出す。
プライミング処理中のK在来を湿度45%の培養土から袋ごと出してみて観察。
まだ5%はないが、根が出始めているものが見えるので、明日の朝8時30分にプライミングを終了して、そのまま天候(雨・風・霜)に左右されないビニールハウス内に手作業で播種する予定。ちょうど三日間のプライミングだが、4日目には発芽するソバなので三日くらいが適度なプライミング期間ではないかと推測。
13年物ではあるが、どうしても1kg単位で採種と試食用を確保したい。できれば2kgくらい。
一昨年、四国のK在来を5g播いて1,5kg収穫できたので、ある程度発芽すれば確保できると思うのだが。
疲れたが、しばらく休憩した後で、周囲の草があまりに伸びているので草刈り機で刈る。これで一人では過酷なN原の播種作業終了(ほっ)。
1日に播いたT在来が午後には発芽が始まってぞろぞろ顔を出していた。ソバは順調ならだいたい4日目には顔を出す。
プライミング処理中のK在来を湿度45%の培養土から袋ごと出してみて観察。
まだ5%はないが、根が出始めているものが見えるので、明日の朝8時30分にプライミングを終了して、そのまま天候(雨・風・霜)に左右されないビニールハウス内に手作業で播種する予定。ちょうど三日間のプライミングだが、4日目には発芽するソバなので三日くらいが適度なプライミング期間ではないかと推測。
13年物ではあるが、どうしても1kg単位で採種と試食用を確保したい。できれば2kgくらい。
一昨年、四国のK在来を5g播いて1,5kg収穫できたので、ある程度発芽すれば確保できると思うのだが。
2013年8月3日土曜日
本年のソバ栽培・Main Event
朝食後、種まき道具を乗せて行ってみたら、昨年Fさんが西瓜を栽培した東半分が、先日耕したばかりなのに雑草・ジシバリがあちこちで緑色に復活していて、これでは播種機にからみついて種まきできないので、いったん帰宅。
トラクターに乗り換えて、もう一度耕起しなおしをしました。
ということで、種まきは暑い午後になってようやく開始です。
とりあえず長い畑を東西に二分し、西側から播くことに。
今年はいちばんうまいと思う種類をここで栽培します。
先ずは東西の端に白いペンキを塗った棒を立て、それを目標にして「たねまきGOMBEI」を押す。なかなか真っ直ぐに押せないで、よく見ると微妙にふらついています。
それにしても、午後2時から3時まではむちゃくちゃ暑い。
心拍数が上がります。
3列ほど播いては休憩、給水という調子で何とか西半分を播き終え、ブルーシートの休憩小屋の東側の半端な場所にダッタンソバを6通り播いて本日の作業終了。
残る東半分は明日の午前中に終わらせたい。
2013年8月2日金曜日
プライミング開始
13年前に収集されたK在来種の玄ソバ40数gを、不織布をホッチキスで止めて作った小袋に入れた。
そして、バーミキュライト、ココピート、土を1:1:1の割合で混合し、如雨露で水をかけながら混ぜ合わせ、手で握ると軽く固まって崩れない程度にして、育苗箱に敷き詰め、K在来を平たく並べた不織布の袋を置いて、その上に一枚の不織布を置いて、また促成培養度を載せ新聞紙をかける。その育苗箱をビニール袋に入れ、空気の出入りがないようにしっかりと口を縛る。これで常温の場所に置いて、プライミング開始。8月2日、午前8:30。
発芽させるのではなく、酵素が動き始めて発芽寸前になるのを待つ。
ただしプライミング期間がどれくらいか不明なので、毎日不織布を持ち上げて観察しなければならない。根が出た状態のものが5%くらいになったらプライミングをやめ、土に播いてもう少し水分を与えて発芽させる。
普通、ソバはわずかな水分で発芽するので、浸水やこのような吸水などはまったく不要なのだが、天保ソバでなくても13年前の玄ソバともなれば、発芽率を上げるためにはこういう前処理も必要かと考えての試行です。
ただ播いたら発芽ゼロということも考えられますので。
今日は一日曇りだというので、午前、花園1,2,3号地(宅地4区画分)に地元のM在来を播種。この在来種を栽培するのは今年が初めて。何とか、おいしいソバになって欲しいものです。
午後もさらにTさんの家の前の畑百数十坪に隣県のM在来の小粒種を播種。
これで残るのは大面積のN原のみ。N原は一日ではきついので、西半分と東半分を」二日に分けて播種作業をする予定。
どこまでも、趣味的に忙しい(ーー;)
13年前に収集されたK在来種の玄ソバ40数gを発芽させるためのプライミング処理を、8月2日、午前8:30に開始。
発芽させるのではなく、酵素が動き始めて発芽寸前になるのを待つ。
ただしプライミング期間がどれくらいか不明なので、毎日不織布を持ち上げて観察しなければならない。根が出た状態のものが5%くらいになったらプライミングをやめ、土に播いてもう少し水分を与えて発芽させる。
普通、ソバはわずかな水分で発芽するので、浸水やこのような吸水などはまったく不要なのだが、天保ソバでなくても13年前の玄ソバともなれば、発芽率を上げるためにはこういう前処理も必要かと考えての試行です。ただ播いたら発芽ゼロということも考えられますので。
またプライミング処理をすることで成熟度が低い種でも発芽が一斉に揃うようになり、休眠性の種子もこの処理の間に発芽抑制物質が分解されたり除かれたりするのだそうです。
今日は一日曇りだというので、午前、花園1,2,3号地(宅地4区画分)に地元のM在来を播種。この在来種を栽培するのは今年が初めて。何とか、おいしいソバになって欲しいものです。
午後もさらにTさんの家の前の畑百数十坪に隣県のM在来の小粒種を播種。ここは、Tさんが西側にジャガイモととうもろこしを播いてしまったため、面積が昨年のほぼ半分。
これで残るのは大面積のN原のみ。N原は一日ではきついので、西半分と東半分を二日に分けて播種作業をする予定。
発芽させるのではなく、酵素が動き始めて発芽寸前になるのを待つ。
ただしプライミング期間がどれくらいか不明なので、毎日不織布を持ち上げて観察しなければならない。根が出た状態のものが5%くらいになったらプライミングをやめ、土に播いてもう少し水分を与えて発芽させる。
普通、ソバはわずかな水分で発芽するので、浸水やこのような吸水などはまったく不要なのだが、天保ソバでなくても13年前の玄ソバともなれば、発芽率を上げるためにはこういう前処理も必要かと考えての試行です。ただ播いたら発芽ゼロということも考えられますので。
またプライミング処理をすることで成熟度が低い種でも発芽が一斉に揃うようになり、休眠性の種子もこの処理の間に発芽抑制物質が分解されたり除かれたりするのだそうです。
今日は一日曇りだというので、午前、花園1,2,3号地(宅地4区画分)に地元のM在来を播種。この在来種を栽培するのは今年が初めて。何とか、おいしいソバになって欲しいものです。
午後もさらにTさんの家の前の畑百数十坪に隣県のM在来の小粒種を播種。ここは、Tさんが西側にジャガイモととうもろこしを播いてしまったため、面積が昨年のほぼ半分。
これで残るのは大面積のN原のみ。N原は一日ではきついので、西半分と東半分を二日に分けて播種作業をする予定。
2013年8月1日木曜日
最初の播種
今日はまた、午後、時間が空いたのでTさんの前の百数十坪をTさんのトラクターで耕起。これでソバ栽培予定地はすべて播種前の耕起が終了した。
Tさんは相変わらず足が痛いということで、歩き難そう。人間は、加齢とともに体が動かなくなって来るという現実をなかなか自覚できないものだ。介護支援ではなく、介護認定1というのは客観的事実なのだろうが、本人はまだ一人前に仕事が出来ると思っている。この認識のずれが痛い。
夕方、まだ暗くなるまでに時間があったので、自家菜園の空いた場所25坪ほどにT在来を播種。
11mの長さで9通りで、畝幅70cm。ほぼ77平方メートル(25坪)。
昨年までは畝幅80cmだったが、今年は昨年までの2輪の管理機ではなく、ロータリーの幅が狭い1輪の管理機を使うので10cm幅を狭くした。
条播きで倒伏を防止するには、管理機での除草を兼ねた土寄せが欠かせない。土寄せをすれば、倒伏防止だけでなく、発根も促して養分吸収能力もアップする。ことに元気な根が多ければアンモニア同化が強まり、アミノ酸生成能力も高くなり、しいてはタンパク質も多くなるのではないかと期待。
甘み=デンプン質は光合成能力が活発であることがいちばんで、これについても今年度は光合成に欠かせないミネラルを水溶性のものを、ひつつの試みとして積極的に施用してみることにした。
ことに、昨年N原で栽培してみたT在来は、甘みはあるが香りの薄いソバなので、栽培はやめようかと思ったが、無肥料栽培を続けてきたN原だったからそうなのかもしれず、また種子更新のための栽培という意味もあり、少面積で栽培してみることにした。またもうひとつ、風味を強くするかもしれないミネラルを積極補給して栽培,試食してみるというテストもあるので、すでに一度全面散布してあるミネラルを、更に播種鎮圧した上に2種類混合したものをばら撒き。
これでさらにもう一度、中耕培土の際にも散布する予定。
これだけやって風味が弱いままだったら、今後T在来は栽培をやめる予定。
(これでもしもソバの風味が強くなったら、ソバ栽培の革命である。わっはっは。冗談です~)
昨年は7月27日に最初の播種をしているが、今年は降雨のため遅れている。
この材質がいちばんと思っている石臼の最上の中古品を入手した夢を見た。^_^;
Tさんは相変わらず足が痛いということで、歩き難そう。人間は、加齢とともに体が動かなくなって来るという現実をなかなか自覚できないものだ。介護支援ではなく、介護認定1というのは客観的事実なのだろうが、本人はまだ一人前に仕事が出来ると思っている。この認識のずれが痛い。
夕方、まだ暗くなるまでに時間があったので、自家菜園の空いた場所25坪ほどにT在来を播種。
11mの長さで9通りで、畝幅70cm。ほぼ77平方メートル(25坪)。
昨年までは畝幅80cmだったが、今年は昨年までの2輪の管理機ではなく、ロータリーの幅が狭い1輪の管理機を使うので10cm幅を狭くした。
条播きで倒伏を防止するには、管理機での除草を兼ねた土寄せが欠かせない。土寄せをすれば、倒伏防止だけでなく、発根も促して養分吸収能力もアップする。ことに元気な根が多ければアンモニア同化が強まり、アミノ酸生成能力も高くなり、しいてはタンパク質も多くなるのではないかと期待。
甘み=デンプン質は光合成能力が活発であることがいちばんで、これについても今年度は光合成に欠かせないミネラルを水溶性のものを、ひつつの試みとして積極的に施用してみることにした。
ことに、昨年N原で栽培してみたT在来は、甘みはあるが香りの薄いソバなので、栽培はやめようかと思ったが、無肥料栽培を続けてきたN原だったからそうなのかもしれず、また種子更新のための栽培という意味もあり、少面積で栽培してみることにした。またもうひとつ、風味を強くするかもしれないミネラルを積極補給して栽培,試食してみるというテストもあるので、すでに一度全面散布してあるミネラルを、更に播種鎮圧した上に2種類混合したものをばら撒き。
これでさらにもう一度、中耕培土の際にも散布する予定。
これだけやって風味が弱いままだったら、今後T在来は栽培をやめる予定。
(これでもしもソバの風味が強くなったら、ソバ栽培の革命である。わっはっは。冗談です~)
昨年は7月27日に最初の播種をしているが、今年は降雨のため遅れている。
この材質がいちばんと思っている石臼の最上の中古品を入手した夢を見た。^_^;
2013年7月31日水曜日
てるてる坊主を作る?
雨続きでそば栽培予定地の最後の耕起がずっと出来ないで遅延していたので、今日は仕事を片付けておいてN原に出動。
そうそう今年は借り物ではなく、先日入手した、製造後三十数年の中古ご老体マイ・トラクターが出動です。
この愛称・ロシナンテをいたわりながら運転してみました。
この畑の長辺が80m以上あるので、どうしても曲がっちゃうんですが、だんだんコツが判ってきました。
しろうとながら、ようやく真っ直ぐ耕せるようになって来ました。
帰路、まだ時間があったので花園1,2,3号地も耕起。
しかし、帰宅して明日の天気予報を見ると、また傘マークが……。
今年のソバ栽培は前途多難な予感。これ以上降られたら、播種時期を逸してしまいます。
てるてる坊主を作る?
そうそう今年は借り物ではなく、先日入手した、製造後三十数年の中古ご老体マイ・トラクターが出動です。
この愛称・ロシナンテをいたわりながら運転してみました。
この畑の長辺が80m以上あるので、どうしても曲がっちゃうんですが、だんだんコツが判ってきました。
しろうとながら、ようやく真っ直ぐ耕せるようになって来ました。
帰路、まだ時間があったので花園1,2,3号地も耕起。
しかし、帰宅して明日の天気予報を見ると、また傘マークが……。
今年のソバ栽培は前途多難な予感。これ以上降られたら、播種時期を逸してしまいます。
てるてる坊主を作る?
2013年7月29日月曜日
今夜も怪しく
以前中古で購入したまま放ってあった手動の粉砕器で遊んでみました。国産品ではなく、Corn Millと書かれていますから、本来はとうもろこしの粉砕に用いるものかと思いますが、早い話がおおよその穀物は粉砕できるようです。
磨いた玄ソバを、先ずはそば殻が外れる程度にネジを緩め、ハンドルを回します。
それを25メッシュのふるいにかけ、さらに風で飛ばして粗いものだけもう一度粉砕、ふるいがけしました。
出来たのが下の写真。30分くらいで150g。何とも非効率的です。
それで、この粉を同じ在来種の40メッシュのそば粉に1/3混ぜ、蕎麦を打ってみました。
コシ、喉越し、甘みはばっちり。
ただし、甘みは強いが蕎麦の香りと味が薄いというのが、この在来種の最大の弱点。
それからこれは製粉の問題になるが、透明感ももう少しといった感じ。
混ぜた相手が40メッシュだったのがまずかったかな? 今後は自分用は40メッシュという中途半端なふるいを使うのは止めた方がいいのかもしれない。
1/3で、結構、楽に打てたので、1:1でもよかった。
蕎麦の味と香りを強くする栽培方法は可能か、まだ種まきしてませんが、今年は結果が楽しみです。
しかし、やはり一度「ぬきみ」を碾いてみたいもの。
脱皮機は今のところは無理なので、試しに「ぬきみ」を購入してみようか。
2013年7月28日日曜日
もう雨、要りません
昨日もゲリラ豪雨的な雨。今日も少し雨。明日も降るらしい。
毎日天気予報を見ているが、ソバの種まきはタイムリミットぎりぎりになる可能性あり。
言い伝えでは「土用の土を3日被ればいい」というが、「立秋」が8月7日なので、4日、5日6日と3日土を被るためには3日までに種まきをする必要がある。
温暖化気味であることを考慮しても8月7日頃までに種まきしないと、10月6日とか10日ころに初霜ということもあるので厳しい。
これだけ降られてしまうと土がしまって固くなっているので、播種前にもう一度トラクターで耕してから播種ということになる。
毎日天気予報を見ているが、ソバの種まきはタイムリミットぎりぎりになる可能性あり。
言い伝えでは「土用の土を3日被ればいい」というが、「立秋」が8月7日なので、4日、5日6日と3日土を被るためには3日までに種まきをする必要がある。
温暖化気味であることを考慮しても8月7日頃までに種まきしないと、10月6日とか10日ころに初霜ということもあるので厳しい。
これだけ降られてしまうと土がしまって固くなっているので、播種前にもう一度トラクターで耕してから播種ということになる。
2013年7月24日水曜日
怪しい冷かけ
たまには目先を変えたいと思って、ひやかけに挑戦。石臼の師匠にいただいた超粗挽き250gに自分の普通挽きを250g。
そこへ白い薄力粉50g+白い強力粉50g=白い中力粉100g(???……そなアホナ)。
下手くそでいつも太くなってしまうので慎重に延し、細めに切って茹で、薄口醤油で作って冷やしておいた汁をかけ、ほかに材料がなかったので刻みきゅうりと刻み茗荷、かまぼこを載せた。少し刻み柚子も追加。
おいしかったですが、食べるのに忙しくて写真を撮るのは忘れました。
刻みきゅうりと刻み茗荷と来たら、辛い青唐辛子を薄く刻んだものを少し散らせばよかったかも。自家用野菜の畑まで行けば激辛の青唐辛子が2本植えてあるんですが、夕方で採りに行くのが面倒でスルーしてしまいました。
でも青唐辛子、入れるべきでした(近いうちに、もう一度挑戦)。
そこへ白い薄力粉50g+白い強力粉50g=白い中力粉100g(???……そなアホナ)。
下手くそでいつも太くなってしまうので慎重に延し、細めに切って茹で、薄口醤油で作って冷やしておいた汁をかけ、ほかに材料がなかったので刻みきゅうりと刻み茗荷、かまぼこを載せた。少し刻み柚子も追加。
おいしかったですが、食べるのに忙しくて写真を撮るのは忘れました。
刻みきゅうりと刻み茗荷と来たら、辛い青唐辛子を薄く刻んだものを少し散らせばよかったかも。自家用野菜の畑まで行けば激辛の青唐辛子が2本植えてあるんですが、夕方で採りに行くのが面倒でスルーしてしまいました。
でも青唐辛子、入れるべきでした(近いうちに、もう一度挑戦)。
2013年7月16日火曜日
夏の蕎麦、その天国と地獄の境界線
夏の蕎麦は犬も食わないと、真空パックも冷蔵庫もない時代のこの時期の蕎麦は言われていた。
その暑い夏に、あちこちから玄ソバやそば粉が舞い込んできて、打って試食したり、その反対に外に送り出すためのそば粉の製粉に追われたりして、しかもソバの播種期も迫っていて、その準備の土作りもしなければならないし、パソコンでの編集レイアウト作業も遅れに遅れていたこともあり、なんだかとても忙しい。
ということで、この暑いのに蕎麦打ちと試食の連続でさすがにうんざりして来ました。舞い込んできたそば粉や玄ソバは、製粉が悪いのか玄ソバ自体がそうなのか、それとも気温が高いせいなのか、雑味雑臭がきついものが多く、ほとんどに閉口した。
そこで、今日は自分が気に入っている奈川在来を気に入ったように製粉し、打って、食べました。
やっとおいしい蕎麦が食べられました。
気温が高い夏場はことに、そば殻や甘皮を挽き込むような製粉をしたそば粉で蕎麦を打たない方がいいと思います。
夏場はそば殻を外した「ぬき」を製粉するのがいちばんですが、脱皮機がないのでせめて粗く挽き割ってからそば殻を徹底的に排除し、それを石臼でじっくり挽いたそば粉の方が蕎麦の香りも味もクリアでシャープになりますので、これを冷水できゅっとしめた蕎麦が最高です。
そば殻や甘皮を挽きこみ過ぎたそば粉で打った蕎麦は、蕎麦の風味の外側に雑味雑臭と紙一重ともいえる、あのソバの花の蜜にも似た微妙な風味にまとわりつかれて、ぼやけた、むっとする蕎麦になりがちです。
その暑い夏に、あちこちから玄ソバやそば粉が舞い込んできて、打って試食したり、その反対に外に送り出すためのそば粉の製粉に追われたりして、しかもソバの播種期も迫っていて、その準備の土作りもしなければならないし、パソコンでの編集レイアウト作業も遅れに遅れていたこともあり、なんだかとても忙しい。
ということで、この暑いのに蕎麦打ちと試食の連続でさすがにうんざりして来ました。舞い込んできたそば粉や玄ソバは、製粉が悪いのか玄ソバ自体がそうなのか、それとも気温が高いせいなのか、雑味雑臭がきついものが多く、ほとんどに閉口した。
そこで、今日は自分が気に入っている奈川在来を気に入ったように製粉し、打って、食べました。
やっとおいしい蕎麦が食べられました。
気温が高い夏場はことに、そば殻や甘皮を挽き込むような製粉をしたそば粉で蕎麦を打たない方がいいと思います。
夏場はそば殻を外した「ぬき」を製粉するのがいちばんですが、脱皮機がないのでせめて粗く挽き割ってからそば殻を徹底的に排除し、それを石臼でじっくり挽いたそば粉の方が蕎麦の香りも味もクリアでシャープになりますので、これを冷水できゅっとしめた蕎麦が最高です。
そば殻や甘皮を挽きこみ過ぎたそば粉で打った蕎麦は、蕎麦の風味の外側に雑味雑臭と紙一重ともいえる、あのソバの花の蜜にも似た微妙な風味にまとわりつかれて、ぼやけた、むっとする蕎麦になりがちです。
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