夕方、ちょっと電動化した石臼を稼動させた。一番粉、二番粉を取った後の甘皮の部分がどれだけ碾きこめるかのテスト。大割れより細かいので漏斗から落ちないかと心配したがたまたま詰まることはあったが先ず先ず順調に物入れに落ちていった。
臼自体が、あるいは大豆用ではなく米や麦を粉にするためのものか、予想より細かく碾きこめて驚いた。これだったら60メッシュで篩えば一番粉、二番粉に混ぜても大丈夫ではないか。少し舐めてみると、そばの風味たっぷりでアーモンドのような味がする。
今年の製粉の工程が頭のなかで固まった。
ネットオークションに、ソバ専用ではないが、米麦用の水分計の中古が出品されていた。自分で電気抵抗式の水分計をそば用に作り直すつもりだったが、ダメでもともとと応札しておいたら誰も入札しなくて落札してしまった。むちゃくちゃ安いが年式が古そうなので、果たして使えるか使えないか判らないが、いずれにしても乾燥の際に水分計は必須である。ソバ栽培一年生の時など、製粉会社に持ち込んで水分を計測された時など11,9%と言われたし、以後もまだ乾燥させすぎだった。水分計で計測しながら、今年こそ15~16%にとどめようと考えている。
今年でソバ栽培5年目。
適期刈り取りと、ぴたり15~16%の乾燥が今年の第一の課題である。
第二は旨味や風味を最大に生かし、なおかつ打ちやすい製粉をすること。これが結構矛と盾のようなもので両立がむずかしい。
第三は、これがいちばん下手なのだけど、もう少し蕎麦打ちを上手になること。
しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
2011年8月30日火曜日
台風12号がまっすぐこちらに?
台風12号がまっすぐこちらに向かっていて、いやな感じがする。
やはり7月27日播種の花園1号地と7月29日播種の花園2,3号地は播種が早すぎた。すでに花盛りであるし、草丈も平均で胸の辺り、長いものは口のあたりまで伸びている。
8月3日播種の自家菜園のT在来もこんな感じで、
やはり7月27日播種の花園1号地と7月29日播種の花園2,3号地は播種が早すぎた。すでに花盛りであるし、草丈も平均で胸の辺り、長いものは口のあたりまで伸びている。
他方、8月4日播種のN原は昨日の写真ではこんな感じだし、
8月3日播種の自家菜園のT在来もこんな感じで、
場所を水稲育苗ハウスを借りて8月5日に播種したK在来に至ってはまだ草丈が30cmくらいしかない。ビニールハウスで雨が降らないので水分不足で伸びない。たまたま根元に散水しなければならないようだ。ビニールハウス内で気温も高めなので、あるいはここに播いたのは失敗だったかもしれないが、とにかく少量でも種子を確保しなければならない。
台風12号、どうか、こちらには来ませんように!!
28日の日曜日に思いがけない臨時収入があったので、7ネットショッピングで本を2冊注文。
2011年8月29日月曜日
台風に直撃されませんように
花園1,2,3号地のN在来は白い花が満開でとてもにぎやかになって来た。草丈は限度ぎりぎりまで迫っており、台風12号の動向が心配。八月後半の雨がもう少し少なかったら、もうちょっとしっかり育ったはずだが、今のところはまだ順調と言えるか。
2011年8月28日日曜日
どの分野にも必ず先行者がいる
米の適正水分もソバの適正水分も15~16%であるらしい。
蕎麦の風味や食味と水分は大きな相関関係があるらしいので玄そばの水分を計測する水分計が欲しいと思っているのだが、安いものでも数万円する。
ところが世の中にはどの分野にも必ず先行者がいるものである。別の用途の水分計を転用してソバの水分を計測できるように改造しているひとがいた。
電気抵抗で水分の多寡を計測するのだから、確かに転用できないことはない。しかもこの方法だったら数千円で製作できてしまう。すごい。秋までに何とか真似して作ってみよう。
蕎麦の風味や食味と水分は大きな相関関係があるらしいので玄そばの水分を計測する水分計が欲しいと思っているのだが、安いものでも数万円する。
ところが世の中にはどの分野にも必ず先行者がいるものである。別の用途の水分計を転用してソバの水分を計測できるように改造しているひとがいた。
電気抵抗で水分の多寡を計測するのだから、確かに転用できないことはない。しかもこの方法だったら数千円で製作できてしまう。すごい。秋までに何とか真似して作ってみよう。
2011年8月27日土曜日
2011年8月26日金曜日
いろんな昆虫が蕎麦の花に群がって
花園1,2,3号地の蕎麦がぐいぐい伸びて花が咲き始めた。
雨の合間に様子を見に行って、びっくり。
いろんな昆虫が蕎麦の花に群がっています。ミツバチだけでなく、こんなに種類の違う昆虫が来るんですね。見ていて楽しくなりました。
そうそう、そうやってしっかり受粉をして下さい。
これって蝿に似てますが
2011年8月22日月曜日
草退治終了
2011年8月21日日曜日
ソバ殻排除
絶好の日曜日だが雨降りで土寄せが出来ない。雑草が大きくなるのも困るが、もっと困るのはソバが大きくなって管理機で畝間に入って作業が出来なくなってしまうことだ。早く、天気回復してほしいものです。
ごろごろしているのも退屈だし、ソバの種が余っていたのを思い出したので、それを使って製粉で解決したい問題を試してみることにした。
皮をきれいにむいて「丸ぬき」にするにはインペラ式の脱皮機が必要だが、個人が趣味で打つ蕎麦の製粉に使えるほど安価ではない。結局、大割れを作る感じで皮をむく方法を模索。といっても、石臼ではなく製粉機の外臼と内臼の間隔をソバの実よりやや狭い程度に広げてやり、ホッパーのシャッターを多めに広げて量をたくさん入れてやると、結構いい感じに皮がむけている。つまり、皮が二枚に分かれてペシャンコになっているのではなく、皮がパカッと開いていても二枚に分かれないでつながっているのが多く、二枚に分かれていても、ソバの皮の湾曲が残って丸い形を保っている。ソバ殻の枕を作るには、こういうソバ殻の方が枕がふんわりしていい枕になるだろうと思われる。(これまでは一回目の臼の間隔がまだまだ狭かったのだ)
それをいったん花粉(端粉)だけ回収するために80目の篩いにかけ、残りのソバの皮と大割れが混じったものをプラスティックの箕に移す。大量であれば唐箕にかける方が効率的だろうが、1,1kgと少量なのでブロアにスピードコントローラをつないで風量を微風にして当てると、ソバ殻が箕の外へ飛んで行く。紙のように薄くなった甘皮も少しは舞っていくが、もったいないというほどの量ではない。
この方法で結構ソバ殻は97%以上排除できる事が判りました。丁寧に風を当てれば多分99%以上排除できると思います。
ソバ殻が無くなった「大割れ」を電動石臼にかけ、60メッシュ目で篩い、残りをさらにもう一回石臼にかける。これでほとんどはメッシュを通り、ほぼ70%の歩留まりとなった。これまでのやり方よりずっとソバ殻の碾きこみが減って、白くきれいなそば粉になった。多分、この線でいいではないかと思う。
好奇心から、残りをもう一度石臼にかけ、篩ってみた。すると歩留まり80%になってしまった。やはり製粉会社並みに70%で止めておくべきかもしれない。それはまあ、蕎麦にして食べてみてから考えよう。
粗碾きもいいが、蕎麦打ちの下手な私には、二八ならともかく、十割だと60メッシュ以下が混じると途端につながらなって短い蕎麦になってしまう。当分は標準の60メッシュでいこう。
2011年8月20日土曜日
何としても、草に負けず
2011年8月18日木曜日
試行錯誤しながらはなはだ非効率に
明日の立ち入り検査の準備も整ったので、午後、空いた時間に例のいただいた管理機を軽トラに載せてN原のソバ畑へ向かった。中耕・培土の方法がいまひとつ納得できないので、培土器を使わずに土をロータリーの爪で飛ばしてみようと爪をすべて外向きに付け替え、ロータリーを回転させて進んでみた。どうも茎が傷む感じで気に入らないので、培土器を付けてみたがこれも畝幅が90cmでは広すぎて一度では両側に土が寄せられない。
そういえば、と思ってバックしてみた。案外うまい具合にソバの根元に土が寄る。この管理機のハンドルが180度回転する仕組みになっているのを思い出し、回転させてみた。つまりロータリーは正転させて管理機自体のギヤがバックで動くのをハンドルのを反対向きにして前進しながら中耕し、土も寄せて行く。
これが案外いい感じで土をソバの茎まで寄せて、ソバの近くで発芽しているハキダメ菊などの雑草を生き埋めにしてくれそうなのです。昨年まではどうも、この畝間ではなくソバの近くに発芽したハキダメ菊を除草できなかったので、ハキダメ菊の生育が旺盛でソバが負けてしまい、刈り取り時にハキダメ菊の中からソバを引き抜くような刈り方をしなければならない場所があった。今年は何としても、雑草に負けないソバ作りをしてみたいのです。
専業農家だったら当たり前に知っていて、当たり前にこなしている作業でしょうが、素人はこうして試行錯誤しながらはなはだ非効率に、技術を身につけてゆくのであります。
ということで、夕方までかかってようやくほぼ半分くらい。明日は雨が降るらしいので残りは来週?
2011年8月17日水曜日
雑草がいっぱい
13日に見回りに行った時にはきれいなものだったが、そのたった4日後、今日のN原の状況。ソバも気持ちよく生え揃ったが、雑草もみごとにびっしり発芽している。14日のゲリラ豪雨的雷雨による十分なお湿りで一斉に発芽したらしくて、何ともすごい。そのほとんどがスベリヒユで、あとはジシバリ。宿敵・ハキダメ菊は発芽が遅いようでまだ少し。いずれにしても近日中に管理機で中耕・除草をしなければならない。やはり、畝間が90cmと広いと雑草対策が欠かせなくなる。近くに、畝間をこの半分くらいでソバを播いている畑もあるが、彼らは収穫にコンバインを依頼しているので狭い方がいいらしい。狭いと雑草も大丈夫と言うが、ハキダメ菊が大量に発芽すると結構負けてしまう光景も見られるので油断は出来ない。
昨日、共同栽培の相棒だったTさんの家に行って、少し話をした。ゆっくりだったら管理機を使うことは出来るとTさんは言うが、左足のくるぶしの関節が壊れていて歩くのが不自由なのに無理に決まっています。一度には無理なので、一、二時間ずつ三日もかけてゆっくり中耕・除草する予定だが、19日に、仕事がらみのお役所の立ち入り検査があるということで、それが終わらないとのんきにソバ畑の作業などしていられません。
(このbloggerの書き込み画面で書き込みできない状態が半日も続いていて、直るのが待ちきれずにいろいろ検索したら対処方法があった。書き込みのeditorを「以前のeditor」に戻す。そうしたら書き込み可能になった。新しい方のeditorの不具合なのか、よくわかりません)
2011年8月16日火曜日
やはり除草兼土寄せは必要
朝食前に、菜園の方に播いた採種、試食用のT在来の除草兼土寄せを手作業でした。まだ草は発芽したばかりで時期的にはまだ早いのだが、14日のゲリラ豪雨的雷雨の再来を考えて除草というより土寄せ目的となる。発芽している雑草はまだ小さいが、スベリヒユ、ジシバリ、ハキダメ菊がほとんどの模様。
もう少し畝幅が狭ければ除草の必要は無いかもしれないが、こことN原は畝幅が90cmなので除草しないとハキダメ菊がソバと同じかそれ以上に伸び、ソバの生育を妨げる。
帰宅途中に花園1,2,3号地にも回ってみたが、やはり土寄せの効果か、強い風雨に打たれた割には倒れた茎は少なく、苦しんで土寄せした効果は先ず先ずであった。
今後、刈り取りまでは風雨との闘いとなる。柔らかくストローのような茎なので限度はあるが、せめて土寄せして少しは倒伏を防ぎたい。
正面と右側に写っているのはルバーブ。正面が青茎系で右側が赤茎系。6月初めに収穫した時より元気が良くなっている。9月にもう一度収穫したら量が5月より多そう。
その前に、真紅の茎だけ採取して自家用と贈呈用に赤いルバーブ・ジャムを作ってみよう。
2011年8月14日日曜日
雷雨にヒヤリ
夕刻5時前後にゲリラ豪雨かと思うほど風と雨の強い雷雨があった。
こんなに強く吹かれ、降られたのでは花園1,2,3号地のやや早播きのソバがなぎ倒されてしまうのではないかと気が気ではなかったが、やがて雷雨が去ったので早速車に乗って様子を見に行った。
どうやらべチャッと折れてしまったものは見られず、みんなでともにのけぞりつつも耐えている感じだった。先日炎天下に中耕した際にした土寄せの効果があったらしい。1号地のソバなどはすでに草丈30cm近かったのでダメかと思ったが、おそらく明日はまっすぐに立ち直るだろう。
こんなに強く吹かれ、降られたのでは花園1,2,3号地のやや早播きのソバがなぎ倒されてしまうのではないかと気が気ではなかったが、やがて雷雨が去ったので早速車に乗って様子を見に行った。
どうやらべチャッと折れてしまったものは見られず、みんなでともにのけぞりつつも耐えている感じだった。先日炎天下に中耕した際にした土寄せの効果があったらしい。1号地のソバなどはすでに草丈30cm近かったのでダメかと思ったが、おそらく明日はまっすぐに立ち直るだろう。
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