しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2011年8月21日日曜日

ソバ殻排除

 絶好の日曜日だが雨降りで土寄せが出来ない。雑草が大きくなるのも困るが、もっと困るのはソバが大きくなって管理機で畝間に入って作業が出来なくなってしまうことだ。早く、天気回復してほしいものです。


 ごろごろしているのも退屈だし、ソバの種が余っていたのを思い出したので、それを使って製粉で解決したい問題を試してみることにした。
 皮をきれいにむいて「丸ぬき」にするにはインペラ式の脱皮機が必要だが、個人が趣味で打つ蕎麦の製粉に使えるほど安価ではない。結局、大割れを作る感じで皮をむく方法を模索。といっても、石臼ではなく製粉機の外臼と内臼の間隔をソバの実よりやや狭い程度に広げてやり、ホッパーのシャッターを多めに広げて量をたくさん入れてやると、結構いい感じに皮がむけている。つまり、皮が二枚に分かれてペシャンコになっているのではなく、皮がパカッと開いていても二枚に分かれないでつながっているのが多く、二枚に分かれていても、ソバの皮の湾曲が残って丸い形を保っている。ソバ殻の枕を作るには、こういうソバ殻の方が枕がふんわりしていい枕になるだろうと思われる。(これまでは一回目の臼の間隔がまだまだ狭かったのだ)
 それをいったん花粉(端粉)だけ回収するために80目の篩いにかけ、残りのソバの皮と大割れが混じったものをプラスティックの箕に移す。大量であれば唐箕にかける方が効率的だろうが、1,1kgと少量なのでブロアにスピードコントローラをつないで風量を微風にして当てると、ソバ殻が箕の外へ飛んで行く。紙のように薄くなった甘皮も少しは舞っていくが、もったいないというほどの量ではない。
 この方法で結構ソバ殻は97%以上排除できる事が判りました。丁寧に風を当てれば多分99%以上排除できると思います。
 ソバ殻が無くなった「大割れ」を電動石臼にかけ、60メッシュ目で篩い、残りをさらにもう一回石臼にかける。これでほとんどはメッシュを通り、ほぼ70%の歩留まりとなった。これまでのやり方よりずっとソバ殻の碾きこみが減って、白くきれいなそば粉になった。多分、この線でいいではないかと思う。
 好奇心から、残りをもう一度石臼にかけ、篩ってみた。すると歩留まり80%になってしまった。やはり製粉会社並みに70%で止めておくべきかもしれない。それはまあ、蕎麦にして食べてみてから考えよう。
 粗碾きもいいが、蕎麦打ちの下手な私には、二八ならともかく、十割だと60メッシュ以下が混じると途端につながらなって短い蕎麦になってしまう。当分は標準の60メッシュでいこう。
 

雨にも負けず

夜、ずっと雨が降っていたようだが、9時過ぎから止んでいるので、花園1.2.3号地へ様子を見に行った。


これは花園3号地。やはりちょっと厚播きで繁茂しすぎな感じ。でも花が咲き始めている。こんな雨降りに咲いても受粉しないでしょうが、雨にも負けず可憐です。








2011年8月20日土曜日

何としても、草に負けず

 ソバ栽培のもうひとつの敵、雨が降りつづく模様で、中耕・除草をしてないN原の残り半分の作業が出来ない。雨が止んでいる間に様子を見に行った。さいわい、まだ長さがそれほどでもないので倒伏はしていないが、雑草がすごい。秋雨前線って、一ヶ月以上早いのではありませんか。雨が降ってこの気温ではキノコが出てきそうな感じです。






 18日に中耕・除草した方も、良く見ると中耕されて枯死するはずの雑草が青々と生き返っているのが目につきます。


 何としても、草に負けず、倒伏させないように(台風が来たらOUT)ここでがんばらなくては。





2011年8月18日木曜日

試行錯誤しながらはなはだ非効率に

 明日の立ち入り検査の準備も整ったので、午後、空いた時間に例のいただいた管理機を軽トラに載せてN原のソバ畑へ向かった。中耕・培土の方法がいまひとつ納得できないので、培土器を使わずに土をロータリーの爪で飛ばしてみようと爪をすべて外向きに付け替え、ロータリーを回転させて進んでみた。どうも茎が傷む感じで気に入らないので、培土器を付けてみたがこれも畝幅が90cmでは広すぎて一度では両側に土が寄せられない。
 そういえば、と思ってバックしてみた。案外うまい具合にソバの根元に土が寄る。この管理機のハンドルが180度回転する仕組みになっているのを思い出し、回転させてみた。つまりロータリーは正転させて管理機自体のギヤがバックで動くのをハンドルのを反対向きにして前進しながら中耕し、土も寄せて行く。
 これが案外いい感じで土をソバの茎まで寄せて、ソバの近くで発芽しているハキダメ菊などの雑草を生き埋めにしてくれそうなのです。昨年まではどうも、この畝間ではなくソバの近くに発芽したハキダメ菊を除草できなかったので、ハキダメ菊の生育が旺盛でソバが負けてしまい、刈り取り時にハキダメ菊の中からソバを引き抜くような刈り方をしなければならない場所があった。今年は何としても、雑草に負けないソバ作りをしてみたいのです。
 専業農家だったら当たり前に知っていて、当たり前にこなしている作業でしょうが、素人はこうして試行錯誤しながらはなはだ非効率に、技術を身につけてゆくのであります。
 ということで、夕方までかかってようやくほぼ半分くらい。明日は雨が降るらしいので残りは来週?




2011年8月17日水曜日

雑草がいっぱい









13日に見回りに行った時にはきれいなものだったが、そのたった4日後、今日のN原の状況。ソバも気持ちよく生え揃ったが、雑草もみごとにびっしり発芽している。14日のゲリラ豪雨的雷雨による十分なお湿りで一斉に発芽したらしくて、何ともすごい。そのほとんどがスベリヒユで、あとはジシバリ。宿敵・ハキダメ菊は発芽が遅いようでまだ少し。いずれにしても近日中に管理機で中耕・除草をしなければならない。やはり、畝間が90cmと広いと雑草対策が欠かせなくなる。近くに、畝間をこの半分くらいでソバを播いている畑もあるが、彼らは収穫にコンバインを依頼しているので狭い方がいいらしい。狭いと雑草も大丈夫と言うが、ハキダメ菊が大量に発芽すると結構負けてしまう光景も見られるので油断は出来ない。




昨日、共同栽培の相棒だったTさんの家に行って、少し話をした。ゆっくりだったら管理機を使うことは出来るとTさんは言うが、左足のくるぶしの関節が壊れていて歩くのが不自由なのに無理に決まっています。一度には無理なので、一、二時間ずつ三日もかけてゆっくり中耕・除草する予定だが、19日に、仕事がらみのお役所の立ち入り検査があるということで、それが終わらないとのんきにソバ畑の作業などしていられません。






(このbloggerの書き込み画面で書き込みできない状態が半日も続いていて、直るのが待ちきれずにいろいろ検索したら対処方法があった。書き込みのeditorを「以前のeditor」に戻す。そうしたら書き込み可能になった。新しい方のeditorの不具合なのか、よくわかりません)


2011年8月16日火曜日

やはり除草兼土寄せは必要


朝食前に、菜園の方に播いた採種、試食用のT在来の除草兼土寄せを手作業でした。まだ草は発芽したばかりで時期的にはまだ早いのだが、14日のゲリラ豪雨的雷雨の再来を考えて除草というより土寄せ目的となる。発芽している雑草はまだ小さいが、スベリヒユ、ジシバリ、ハキダメ菊がほとんどの模様。
もう少し畝幅が狭ければ除草の必要は無いかもしれないが、こことN原は畝幅が90cmなので除草しないとハキダメ菊がソバと同じかそれ以上に伸び、ソバの生育を妨げる。
帰宅途中に花園1,2,3号地にも回ってみたが、やはり土寄せの効果か、強い風雨に打たれた割には倒れた茎は少なく、苦しんで土寄せした効果は先ず先ずであった。
今後、刈り取りまでは風雨との闘いとなる。柔らかくストローのような茎なので限度はあるが、せめて土寄せして少しは倒伏を防ぎたい。

正面と右側に写っているのはルバーブ。正面が青茎系で右側が赤茎系。6月初めに収穫した時より元気が良くなっている。9月にもう一度収穫したら量が5月より多そう。
その前に、真紅の茎だけ採取して自家用と贈呈用に赤いルバーブ・ジャムを作ってみよう。

2011年8月14日日曜日

雷雨にヒヤリ

夕刻5時前後にゲリラ豪雨かと思うほど風と雨の強い雷雨があった。
こんなに強く吹かれ、降られたのでは花園1,2,3号地のやや早播きのソバがなぎ倒されてしまうのではないかと気が気ではなかったが、やがて雷雨が去ったので早速車に乗って様子を見に行った。
どうやらべチャッと折れてしまったものは見られず、みんなでともにのけぞりつつも耐えている感じだった。先日炎天下に中耕した際にした土寄せの効果があったらしい。1号地のソバなどはすでに草丈30cm近かったのでダメかと思ったが、おそらく明日はまっすぐに立ち直るだろう。

2011年8月13日土曜日

偵察


8日以後、5日ぶりにN原の信濃1号発芽状況を偵察。
昨年、播種器のゴムベルトの穴を手作業で拡張したせいか、以前より発芽が多め。
こんなに多くなくても良かったかもしれない。穴をを拡張したため。小粒の在来種は種が多く落ちすぎた。来年度も小粒種を作るなら、穴系10mmを小粒用に、12mmを信濃1号用にゴムベルトを買い直そう。

しかしなあ、この畑、播くのは何とかひとりで播いたが、刈ったり脱穀したりは一人では出来ないぞ。(泣)。

ダッタンソバ、何と3本しか発芽していない。このままでは種採りも出来ない。もう一度横に播き直した種が発芽してくれればいいのだが、怪しいかもしれない。種がいけない?


2011年8月12日金曜日

打倒、ハキダメ菊

昨日の早朝、早めに目が覚めたので新ソバ早刈り用に先行播種した花園1号地の除草と培土を鍬で人力でやってみた。やはり人力はきつい。朝から気温が高めなのでTシャツがびっしょりだった。
そこで、今日は暑くならないうちに2号地と3号地を管理機で中耕培土をしてみた。



ただでいただいて来た管理機に培土器をつけてスタート。培土器の角度や深さなど少し動かしては微調整を繰り返し、どうにか土寄せをしながら前進。ただし、幅がやや広めなところでは土がソバの根元まで届かない場合がある。根元に土がかからないと、ソバといっしょに発芽しているアカザ、ハキダメ菊を抹殺できない。土をかけて圧殺してしまわなければ、ことにハキダメ菊はソバよりも生育力旺盛なのでソバが負けてしまう。今年こそは、打倒、ハキダメ菊! である。
何とか2号地、3号地の中耕培土を終了し、これで、ここは刈り取りまで花を見て楽しんでいれば良い。
そういえば、1号地のソバはすでに蕾が見えていた。なんとも成長が早いのはうれしいが、ソバってどうしてこんな真夏に播種生育するのか? 暑くてたまりません。





2011年8月11日木曜日

自家冷凍蕎麦

こう暑いと、氷水できゅっとしめた蕎麦を食べたいと思うけれど、6月、7月に2回、加水過多で失敗して以来、夏の蕎麦打ちをする気にならなくなってしまった。そうめんやうどんでは代用にはならない。
と思ったら、冷凍庫のふたを開けてのぞいてみたら、いつだったか打った蕎麦を真空パック用の袋に密封して冷凍したのが二人前あった。ちょうどいい機会なので自然解凍しておいて夕食時にゆでて食べてみた。大丈夫、結構、食べられます。
こう暑いと、麺はもうちょっと細めの方がいい。蕎麦も太いと暑苦しい感じがします。

去年は二八に明け暮れたので、今年は十割をみっちり打ちつづけてみたいと思います。

2011年8月10日水曜日

ダッタンソバが発芽しない

8月4日に信濃1号を播いたN原のソバ畑の東南の隅に、ダッタンソバを4通り播いたのだったが、気になって今日も行ってみると、まだまったく発芽していない。信濃1号はすでに発芽を終えているのになぜか? 三日続きの雷雨で酸欠となり、発芽しないのか、それともこれから発芽してくるのか。
先ほどネットで検索してみると、「ダッタンソバが発芽しない」という記事が複数散見された。
種が古くて発芽しないといっても100%発芽しないなどということは考えにくい。普通ソバよりもダッタンソバは雨(水)に弱いのか。
心配なので明日、横にもう一度播種しておこう。

2011年8月9日火曜日

もう当分雨は要らない

今日は雷雨が無くほっとした。もう当分雨は要らない。


7/27播種 花園1号地 N すくすく伸びている。


7/29播種 花園2号地 N

7/29播種 花園3号地 N
ここはいちばん土地が肥沃らしいが、よりによって、発芽した本数が多すぎる。結果はどうなることやら。


8/3播種 自家菜園 T180g 8/8発芽

8/4に播種したN原には今日は行かず。


8/5 播種 K289粒を一粒ずつ手播き 8/9発芽

2011年8月8日月曜日

雷雨が三日続きでおろおろ


  8月4日に播種したN原の信濃1号、旱魃気味で灰のようになってしまった土に播いたのだったが、6,7,8と三日続く雷雨でかえって発芽が悪いのではないかと心配させられた。今日の昼近くに行ってみると、やや細々とだが発芽していた。
見た感じ、どうも花園1,2,3号地に播いたN在来よりも発芽状況がさびしい。
と思ったら、播種機のゴムベルトの穴は同じだが、種の大きさが異なる。N在来は直径10mmプラスα(自分で削って拡張したので12mmくらい)の穴に5~6粒入ったはずだが、種の大きい信濃1号は3粒くらいしか入っていなかった。つまり、播種した粒数が最初から違っている。ということで、信濃1号の発芽状況がさびしいのは当然でした。ただし、こんなにさびしい感じでも、これまで結構収穫量がありますので、気にしないことにします。かえってN在来の方が本数が多すぎて分枝が少なくなるはずで、ようく観察しないといけません。
8月3日に播いたT在来も遅れて信濃1号と発芽そろいは同じくらいになりました。
どちらも播種して三日、二日は旱魃だったので、発芽が少し遅れました。


これは昨日撮影した花園1,2,3号地。
3号地はことに小粒な種を選抜して播いたので発芽がかなりにぎやか。
やはりどこか別の場所でN在来とT在来を50%ずつ混合して播種し、収穫し、それを3年から5年くらい選別しながら播種栽培し続けたらどういうソバになるのか、試してみたかったような……そんなバカなことをするなと言われそうですね、(ーー;)

2011年8月6日土曜日

欲しいような欲しくないような


 先行播種したソバは、もう本葉2枚目が顔をのぞかせている。

 自家菜園とN原の畑にソバを播いて以来、降雨が無くて表土がかなり乾燥していたが、夕方、雷雨。心配で見回りに行ったが、どこも水溜りはなく、適度に雨を吸収していた。水分の過剰はソバの発芽率を落としてしまうし、雨が降るとソバだけでなく雑草の発芽も旺盛になるので、雨が欲しいような欲しくないような。