しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2018年2月12日月曜日

南部小麦100%

ホームベーカリーを購入したのは一昨年の秋。自動で食パンを焼くのにはじきに飽きて、フランスパンを焼き始めたが自己流なので、本とネットが頼りで試行錯誤の連続で、
いまだに自家栽培の南部小麦100%のフランスパンは一度も成功していない。
失敗する理由は、南部小麦が食パンを焼く強力粉や、フランスパンを焼く準強力粉ではなく、うどん向きとされる中力粉だからタンパクが弱いというのが第一の理由。
第二の理由、タンパク含有量と関係あるのか無いのか、吸水率が小さく、レシピ通りの水を加えると柔らかくなりすぎ、生地がダレて成形できない。

ということが分かっていても何度挑戦しても失敗。最近は南部小麦100%は諦めて、市販の強力粉50%、南部小麦50%で妥協していた。
それでもたまたま南部小麦100%が焼けないはずは無いと言う思いが頭をかすめるので、本日また再チャレンジ。
今回は無理をせずにモルトパウダー(発芽大麦の粉末)を0.2%添加。それから加水を52%まで下げて生地作りをした。
今のところ、発酵も順調でなんとなく良さそう。


2018年2月11日日曜日

電子ブック、とくに文字物

寒いしテレビはニュース以外ほとんど見ないし、結局は夜はパソコンで電子ブック遊びということになる。
詩、小説、評論、エッセイなどの縦書き文章を電子ブックのepub形式に書き出す方法はいくつもあるが、私自身の現在のパソコン環境を考慮すると、テキストファイルを一太郎で読み込み、レイアウト、それを「他の形式で保存」→「epub形式で保存」するのがいちばん簡単。
そのepubファイルをパソコンで閲覧するには「超縦書ビューワ」というフリーソフトが手軽。ほかに「Adobe Digital Edition」(無料)、GoogleのReadium(無料)があるが、「超縦書ビューワ」、結構便利。
ただし、フリーソフトなので、少し設定など変えたりするのは、慣れない人には説明が少ないので難しいかも知れない。
一編、自分の旧作をepubファイルにして「超縦書ビューワ」で閲覧してみたが、先ず先ず普通に読める。フォントもパソコン内の自分の好きなフォントに変更できるので、游明朝にしたら表示がきれい。以前のepubは表示されるフォントがギザギザで読書意欲を喪失するくらいだったが、ずいぶん良くなった。
それからepubの長所は先ずファイルサイズが小さいこと。短編だが表紙画像などを付けないと20KBで、ただのテキストファイルと変わらないくらい。メールに添付ファイルで送信するのもこれだけ軽いと送信先にも負担がかからない。

もうひとつ、パソコンではなくスマートフォンやpadなどで読むためには、パソコン用の「超縦書ビューワ」は使えないので、どのビューワがいいか探してみた。縦書き表示自体が少ない上に、無料で使えそうと思ったものも邪魔な場所に広告が入って読みにくかったり、なかなかいいアプリが無い。
と思っていたら、すでにスマホにインストールされている「google play ブック」で読めるというので、epubファイルをスマホにメール添付で送っておいてダウンロード。そして「google play ブック」の本棚に上げて置いて、開くと簡単に表示された。
Amazon Kindleですでにパブリックドメインになった作家の作品を無料でダウンロードして読むのとまったく遜色ない。
とにかく、これで一応、電子ブック、とくに文字物に関しては作成・閲覧方法が掴めました。

2018年2月10日土曜日

またまたTextスキャナー遊び

スマホのTextスキャナーが、昭和16年発行のゲオルク・ビューヒネル(ゲオルク・ビュヒナー)作品全集収録の戯曲「ウォイツェック」の中の、有名な老婆のおとぎ話をあまりに正確に読み取ったのでびっくり(@_@;)
以下、そのテキスト。旧字まで読み取っているのには脱帽です。

多少の読み取りミスは修正しています。

ーーーーーーー
老婆   昔々……可哀さうな子供がゐた。お父さんもお母さんもゐなかった、みんな死んだのだよ。そして世の中には誰もゐなくなった。みんな死んだ。そこでその子は探しに出かけた、畫も夜も。ところがこの世にはもう誰もゐなかったので、天に昇らうとした、するとお月樣がその子を優しくごらんになった、ところがその子がやっとお月樣の所へ行ってみたら、それは1本の腐った木だったとさ。そこでこんどはお日樣のところへ出かけた、そして着いてみるとそれは萎んだ向日葵の花だった、こんどはお星様の所へ行った、ところがそれは串刺にされた小さな金色の蚊だったさ、ちやうど鵙(もず)がリンボクの棘へ蚊を刺しておくやうにだよ、そこでもう一度この世へ歸らうとしたら、この地球はひっくり返った瓶だったとさ――そしてほんたうに獨りぼっちになって、坐つたまま泣いてゐた、今でもそこに坐ってゐるんだよ、ほんたうに獨りぽっちでなぁ。


2018年2月9日金曜日

簡単な電子書籍としては


今日はまたEpubという電子書籍フォーマットのファイルを表示できるビューワーで縦書き表示できてフリーソフトで誰でも無料でダウンロードできるソフトを検索したら、「超 縦書きビューワー」というソフトに遭遇した。
epubファイルの方は一太郎にepubファイル書き出し機能があるので、それを利用してちゃちゃっと作成。
それをインストールした「超 縦書きビューワー」で開いてみた。
ちゃんと縦書き表示されていて、頁めくりも出来る。しかも一太郎で指定したフォントが生きているので表示も先ず先ずきれい。
欠点と言えば、半角文字を「縦中横」機能で縦にしたものが横になっている。つまり「縦中横」まではフォローできていないということ。

後日訂正……縦中横、きちんと表示されました。epubに変換する以前のファイルできちんと縦中横を指定してあれば縦表示されます。

でもまあ、個人使用の簡単な電子書籍としては合格です。

2018年2月8日木曜日

本当の粗挽き十割蕎麦

今日は、南の方角の人口1000人ちょっとの小さな村に出かけて行きました。村の地域おこし協力隊員に粗挽きの十割蕎麦を水だけで打つコツを伝授するというミッションです。
これまで、粗挽き十割ということでお湯を使って捏ねるやり方でしたが、どうも風味が弱くなり、食感もよろしくないということで、やはり水だけで打てるならそうしたいと。
それで、誰にも教えない方法を教え、協力隊員が打った蕎麦がこれ。
やや、粗い粒が少ない感じですが、まあ慣れない打ち手にはこれくらいがいいかと思います。
一回目でこれなら、しばらく練習すればお客様に提供できるようになるでしょう。それからもう少し粗いのを増やせばOK。




2018年2月6日火曜日

隠れている春

フキノトウとルバーブ、寒さに負けず頑張っております。
もうじきだね。



2018年2月4日日曜日

初めてのライ麦パン

先日のそば粉パンの出来に気を良くして、本日は買ったまま開封してなかった中挽きのライ麦粉を20%混ぜて焼いてみました。
食べてみると、それぞれ風味というか、味わいが違っていて感心しました。


2018年2月3日土曜日

テキストエディタで縦書き?

Wordなどのワープロソフトで作成した文書は書式が付いていて邪魔なことがあるので、保存するときにtxtを選択してわざとテキスト・ファイルにしておくことがある。いわゆる書式のないプレーン・テキストで、これを開くときはテキストエディタというアプリケーションを使う。
ただしこれまでのテキストエディタは横書き表示だけで、ずっとTeraPadというエディタを使ってきた。
ところが、たまたま「縦書き テキストエディタ」で検索したら、何種類か縦書き対応のテキストエディタがピックアップされた。
で、そのうちのひとつをダウンロードしてexeファイルを起動したら、インストールせずに使えるタイプでなお結構。しかも文字数と行数がきちんと指定でき、フォントもパソコンのなかの好きなフォントを選択できて、フォント表示が綺麗。フォントサイズも変えられるので、大きくすれば老眼でも楽。
文字数・行数が設定出来るので、複数の人間の原稿を、誰が何頁あるか見るのにパッと分かって実に便利です。
もちろん、原稿を手書きで書くのにも便利です。
Tateditorという名のフリーソフトです。


ということで、このまま削除しないでおくことに決定。


2018年2月1日木曜日

パン・オ・サラザン再び


そば打ちではなく、失敗続きで諦めていたそば粉入りのパンに再チャレンジです。
粗挽きのソバ殻混じりのそば粉20%:小麦粉80%。
ただし、自家栽培、自家製粉の小麦粉に問題ありとみて、今回は市販の粉を使用し、そば粉だけ自家栽培、自家製粉。かなり粗挽き。
さて、結果は?

焼けました。
そば粉入りパン、今までは完敗でしたが、今日は何とかそれらしくなった感じです。
さあ、蕎麦の風味が感じられるかどうか、冷めるのを待ちます。

この感じだとライ麦パンも焼けそうです。

2018年1月30日火曜日

RSSリーダー

 facebookやTwitterなどのSNSが盛んになるに連れ、ブログから離れるひとも増え、それに従ってRSSリーダーが次々と消えて行った。gooやらlivedoorやらgoogleにRSSリーダーがあったのだがすべてサービス停止となった。
 RSSリーダーとはブログが更新されるとそれが判る便利さがあって、お気に入りのブログを登録しておけば更新されたブログは太字で表示されているので、それを順に見てゆく。
 Sleipnir(スレイプニール)という国産のブラウザがあって、それには今でも「Headline Reader Lite」というRSSリーダーが付属していて、Google Chromeがこれほど使用者の多いブラウザになる以前はもっぱらSleipnirをブラウザ兼RSSリーダーとして使ってきた。
しかし最近はブラウザはGoogleということが多くなり、SleipnirはRSSリーダーとして使うときだけ起動するようになった。
そしたらinoraederというRSSリーダーがあるというので、アカウントを取得してみた。これもインストールしないでブラウザで使う。
インストール型のRSSリーダーは「Headline reader lite」の無料版と有料版の「Headline Reader」があり、ブラウザ型のRSSリーダーが無くなったら、最終的に使うことになる。
  
 それにしても、以前よりブログできちんと書く人を探すのが難しくなって来た。

2018年1月28日日曜日

またスマホでOCR

また遊んでみました。
こうやって写真を撮って、一瞬でテキスト読み取り。今どきのスマホはすごいです。一字も間違っていません。
In Designでの文字組み、組版設計の方法を基本から徹底解説
また、組版の歴史や、InDesignを駆使する
アートディレクターたち
(松田行正/岩渕まどか/細山田光宣/川村哲司)の
考え方·組版例までも収録した
これからInDesignを使う人だけでなく、
既に使っている人にも役立つInDesign文字組み入門書。

2018年1月24日水曜日

今日の酵母

その後ずっと、使いながらかけ継ぎして小麦酵母を維持しています。
今日も元気に泡が立っています。

イーストと違って味わいが自然なので、ドライイーストの出番が無くなって来ました。
 
 

2018年1月23日火曜日

スマホで文字認識

スマホカメラを使ってOCR(文字認識)が出来るアプリがあることを知ったので検索したらその数が多くてびっくり。
そのうちのひとつをインストールして、試しに縦書きの短い詩を撮影してみたら、読み取りミスがひとつもないのにまたびっくり。
これはすごい。
無料のアプリですが、広告が入ります。「ビットコイン」云々とか。これが鬱陶しいので、ひょっとするとアンインストールするかも。
 
以下はその画像と読み取ったテキスト。


 
ジェラルド・ディエゴ(1896~ )
 
ギター
  
緑の沈黙が君臨しよう
錯雑としたギターの音の。
ギターは水ならぬ
風の泉。

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「風の」と「泉」の間の全角スペースが詰められてしまっているが、空白は認識できないのか、これはやむを得ない。それ以外はほぼ完璧。
印刷物の文章が簡単にテキスト化出来てしまいます。

2018年1月22日月曜日

習うより慣れろ


正に「習うより慣れろ」です。
毎日あれこれやっているうちに少しずつ形になって来ます。
見開き2頁のマスターページ。
これは一段組の詩のレイアウト。

と、フランスパンばかりでは飽きてきたのでレーズン入りの丸パン。
田舎のスーパーには無いと諦めていた油脂でコーティングされていないレーズンの500g袋があって、感激のあまり2袋買ってきてしまったので、混ぜました。
レーズン酵母も試してみましたが、小麦から作ったルヴァン酵母の方が個人的に好みに合っているので、使い道が無くなりましたのでレーズンパンにしました。
レーズンを入れたので凸凹して形は悪いですが、以前作った自作の小麦天然酵母を使った、一応、天然酵母パンです。
イースト臭くなくて味わいがよろしいです。