しばらく2台の手碾き臼に凝っていたが、手碾きは1kgくらいだったらいいが、どうしても回転数と投入量がアバウトになる。
たとえば10kg、20kgを製粉するとなると、電動の方が回転も正確だし、投入量も一定に出来る。
ということで、今日は久々に電動石臼で1kgの玄ソバを碾いてみた。手碾き臼同様に目立てを変えたので、投入量がちょっと多いだけでかなり粗くなってしまうかと思い、量を少なめにしたら細かく碾けすぎて、40目で篩ったのにどうも細かすぎ、60目で篩い直してみてもほとんど落ちてしまった。
目立てを変えたが、それは玄ソバの皮を引き込まない目立てであって、どうやらよく碾ける臼であることに変わりはないらしい。
回転は定速なので、投入量の増減だけで微粉、粗碾きを碾き分けなければならない。これは何回かテストすれば分かる。
いよいよもう少しで新そばの時期なので、製粉の訓練をしておかないといけません。
気が乗らない微粉だが、仕方なく十割で打ってみたら、案の定、すんなりきれいにつながって茹でても切れなかった。
喉越しも良くコシもあるのだが、風味がいかにもおとなしい。
つながりが悪くても粗い粉の方が風味が閉じ込められたままなので、微粉系の十割蕎麦よりも、やはり粗碾きの粉を二八で打った方がおいしいような気がするのだけど(ただの迷いごとですw)
しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
2012年9月27日木曜日
ソバに関する世迷いごと
ソバは実の付き方が貧弱で
米や麦などのようにびっしりと実が付くことはない。ただの雑草の実のようなもので、これで10aで100kgとか150kgの収量があることの方が信じられないくらいだ。
白い花がだいぶおさまって来て、心なし茶色っぽくなって来ているので、そわそわして来ている。
何とか機械刈りしてみたいのだが、どうだろう。台風17号の進路によっては日本列島のソバが倒れてしまいますよw。
2012年9月26日水曜日
2012年9月24日月曜日
2012年9月23日日曜日
粗碾きテスト
夕方5時過ぎから1時間ほどかけて、粗碾き用に目立てし直した27cm臼で残り少ない在来種Nを製粉した。玄から碾くのには抵抗があって今まであまり玄から碾いたことはないけれど、粗碾き用の臼はあまりそば殻を碾きこまないというのでテスト。
結果、確かに細かく碾かれたそば殻が混じっている感じは少なく、ただ篩いを30目で一回だけ篩うというという無茶をしているので、30目を通過したそば殻は少々目につく。40目か50目で篩えばもう少しきれいな粉になるだろうが、それでは面白くない。
いったん殻割りをし、そば殻を排除したものを碾く方が同じ粗碾きでもきれいなそば粉、蕎麦になる。
好みの問題もあるが、出来るだけ夾雑物は排除した方が蕎麦の風味がピュアになる。
手持ちの篩を総動員してざっと粒度分布を見、グラフにしてみたら、細かい篩がないのでメッシュの細かい方がきれいな山にはならなかったが、きちんとでんぷん質とタンパク質で異なるピークが出来た。
それから、どうも歩留まりが70%近くまでいってしまう。もう5%下げないと。
結果、確かに細かく碾かれたそば殻が混じっている感じは少なく、ただ篩いを30目で一回だけ篩うというという無茶をしているので、30目を通過したそば殻は少々目につく。40目か50目で篩えばもう少しきれいな粉になるだろうが、それでは面白くない。
いったん殻割りをし、そば殻を排除したものを碾く方が同じ粗碾きでもきれいなそば粉、蕎麦になる。
好みの問題もあるが、出来るだけ夾雑物は排除した方が蕎麦の風味がピュアになる。
手持ちの篩を総動員してざっと粒度分布を見、グラフにしてみたら、細かい篩がないのでメッシュの細かい方がきれいな山にはならなかったが、きちんとでんぷん質とタンパク質で異なるピークが出来た。
それから、どうも歩留まりが70%近くまでいってしまう。もう5%下げないと。
2012年9月21日金曜日
蕎麦屋さんでのんびり
来週、膝の関節の手術のために入院するTさんを激励する意味もあって、Hさんと三人で川上村の蕎麦屋さんへ行きました。
元々は農家の奥さんだった方が蕎麦打ちにめざめ、60歳で開店されたお店で、メニューは「もり蕎麦(並)」、「もり蕎麦(大)」、「酒」、「ビール」だけ。しかも車で来た方にはアルコールは出しませんということで、実にすっきりメニュー。
蕎麦を待つ間、そばようかん、カボチャの煮物、柔らかいレタスにドレッシングが置かれ、それらを楽しんでいる間に蕎麦が茹でられます。ちなみに、ソバ、かぼちゃ、レタスなどはご主人が栽培したものが使われています。
蕎麦は田舎の蕎麦には珍しく十割蕎麦でしたが、そのために微粉が多く、甘皮まで丁寧に挽きこんだものか、時間が経過するとややおなかが張りガスが発生しました。製粉の歩留まりをもう少し下げた方がいいのではないかと思いましたが、プロに説教はいけませんので黙って帰りました、^_^;
それから十割でつなげるためにかなりこねている様子で、のどごしやコシは十分ですが風味が十割にしては薄く、個人的にはこねすぎない蕎麦が好きです。
他のお客さんたちが帰ってしまって、三十分ほど奥さん、ご主人と蕎麦の話をしました。ことにご主人と蕎麦栽培の話ができてすごい話を聞くことができました(秘密、秘密)。
帰路、Hさんが知っている喫茶店によりましたが、店を出る時にふと足元を見て切なくなりました。石臼を踏んだら罰があたるような気がして、よけて通りました。
元々は農家の奥さんだった方が蕎麦打ちにめざめ、60歳で開店されたお店で、メニューは「もり蕎麦(並)」、「もり蕎麦(大)」、「酒」、「ビール」だけ。しかも車で来た方にはアルコールは出しませんということで、実にすっきりメニュー。
蕎麦を待つ間、そばようかん、カボチャの煮物、柔らかいレタスにドレッシングが置かれ、それらを楽しんでいる間に蕎麦が茹でられます。ちなみに、ソバ、かぼちゃ、レタスなどはご主人が栽培したものが使われています。
蕎麦は田舎の蕎麦には珍しく十割蕎麦でしたが、そのために微粉が多く、甘皮まで丁寧に挽きこんだものか、時間が経過するとややおなかが張りガスが発生しました。製粉の歩留まりをもう少し下げた方がいいのではないかと思いましたが、プロに説教はいけませんので黙って帰りました、^_^;
それから十割でつなげるためにかなりこねている様子で、のどごしやコシは十分ですが風味が十割にしては薄く、個人的にはこねすぎない蕎麦が好きです。
他のお客さんたちが帰ってしまって、三十分ほど奥さん、ご主人と蕎麦の話をしました。ことにご主人と蕎麦栽培の話ができてすごい話を聞くことができました(秘密、秘密)。
帰路、Hさんが知っている喫茶店によりましたが、店を出る時にふと足元を見て切なくなりました。石臼を踏んだら罰があたるような気がして、よけて通りました。
2012年9月20日木曜日
2012年9月19日水曜日
待望の雨が降りました
あまり強く降ってほしくないというのはソバのことだけ考えている者の勝手な考えであります。
起床後すぐにソバのパトロールに行ってみましたが、弓なりにのけぞりつつも倒伏せずにがんばっていました。もう少し若いとぽきんと折れたり裂けたりしてしまいますが、もう生育後半に入っていますので結構しぶといです。黒い実も見えるようになって来ました。
しかし、結局午前中までのはずが夕方まで降っていたので、少しはソバも倒れたかもしれません。ソバの刈り取りと脱穀はそう楽に済むとは思っていませんが。
夕方、早めに仕事を追えて、しばらく前に石臼を一組救出してきたお店を再訪しました。
今回はバラになって店の外に山積されている中から、妻の実家から漬物小屋から3年前くらいに救出して来た下臼がとてもいい下臼なので、上臼として使えそうなものが無いか、ほかにも直径一尺くらい一組が作れそうなものが無いか、観察しました。
元々上下セットでない臼を組むのはむずかしいですが、下臼を山型でなく、水平に削って上臼もそれなりに削って、それから目立てをしなおせば再生できないこともないという考えです。
先ず第一は石の材質が同じであること。第二は直径が同じであること。
店番の女性に断っておいたので、遠慮なくじっくり見ましたが、妻の実家からの下臼に合いそうな上臼は見つかりませんでした。材質はOKでも直径が大きすぎました。同じ直径に削るのはかなり過酷な労働になります。
それから一尺、あるいは九寸くらいのこじんまりとした臼は元々数が少なくてダメでした直径35cmとか大きいのは結構あり、どうも上下そろっているらしいものもありました。なかには花崗岩ではなく安山岩らしいのにピンク、赤っぽい色の臼があり、結構ポーラスでざらついた感じなので、少し気持ちが動きましたが、首を横に振って帰ってきました。
もう一組、私好みの安山岩の上下がありましたが、これがやはり直径35cmである上に上臼の高さが25cmくらいある化け物で、これだといつか必ず腰を傷めそうで、怖くてぶるぶるっとしました。
起床後すぐにソバのパトロールに行ってみましたが、弓なりにのけぞりつつも倒伏せずにがんばっていました。もう少し若いとぽきんと折れたり裂けたりしてしまいますが、もう生育後半に入っていますので結構しぶといです。黒い実も見えるようになって来ました。
しかし、結局午前中までのはずが夕方まで降っていたので、少しはソバも倒れたかもしれません。ソバの刈り取りと脱穀はそう楽に済むとは思っていませんが。
夕方、早めに仕事を追えて、しばらく前に石臼を一組救出してきたお店を再訪しました。
今回はバラになって店の外に山積されている中から、妻の実家から漬物小屋から3年前くらいに救出して来た下臼がとてもいい下臼なので、上臼として使えそうなものが無いか、ほかにも直径一尺くらい一組が作れそうなものが無いか、観察しました。
元々上下セットでない臼を組むのはむずかしいですが、下臼を山型でなく、水平に削って上臼もそれなりに削って、それから目立てをしなおせば再生できないこともないという考えです。
先ず第一は石の材質が同じであること。第二は直径が同じであること。
店番の女性に断っておいたので、遠慮なくじっくり見ましたが、妻の実家からの下臼に合いそうな上臼は見つかりませんでした。材質はOKでも直径が大きすぎました。同じ直径に削るのはかなり過酷な労働になります。
それから一尺、あるいは九寸くらいのこじんまりとした臼は元々数が少なくてダメでした直径35cmとか大きいのは結構あり、どうも上下そろっているらしいものもありました。なかには花崗岩ではなく安山岩らしいのにピンク、赤っぽい色の臼があり、結構ポーラスでざらついた感じなので、少し気持ちが動きましたが、首を横に振って帰ってきました。
もう一組、私好みの安山岩の上下がありましたが、これがやはり直径35cmである上に上臼の高さが25cmくらいある化け物で、これだといつか必ず腰を傷めそうで、怖くてぶるぶるっとしました。
2012年9月17日月曜日
ようやくたどり着きました
手挽き2台、電動1台、計3台の石臼の目立てのし直しを終了。
そば粉にはそば粉、米粉には米粉、小麦粉には小麦粉のための目立てがあるのだと思い知った。いや、米粉や小麦粉は出来れば粉は細かい方がいいので、目立てはそれなりに浅く狭く、そして石臼の周縁部1cmくらいは目を立てないか、あるいは目とは別に細かい刻み線を入れてより微粉になるように作られている。
そういう石臼でソバを挽くと、確かにつながりやすい微粉にはなるが、同時にそば殻(鬼殻)までもが細かく挽かれてしまって篩で排除できずにそば粉に混じってしまうことにもなる。
だから、私もこれまで、粗く挽き割って先ずはそば殻を排除し、それから残った大割れ、小割れなどを石臼にかけてそば粉にしてきた。ただし、教科書通りに数粒、あるいは5粒くらいずつ物入れに落としながらゆっくり回転させていると、やはりそば粉は微粉に傾いてしまう。一念発起して自家製粉の道に踏み入ったのも、製粉会社に委託した石臼製粉(電動ではあるけれども)のそば粉が、十割でもあまりに簡単につながるのに驚き、それにしてもあまりに風味のないのにうんざりしてのことだったが、親戚から略奪するようにして入手した石臼で挽いてみたそば粉も、やはり微粉が多くなってしまうので投入量を多くすることでやや粗めの粉を得ていた。しかも50メッシュや60メッシュの篩の上に残ったものをもう一度石臼にかけると、場合によっては主溝、副溝にすべてに粉が詰まり、固着してしまう。それはつまり、その時は理解できなかったことではあるが、日本の石臼の多くが、細かい粉が挽けるように溝が浅く狭く作られているからだった。米粉も小麦粉も粗いよりは細かい方がいい団子やいいうどん、いいパンが出来る。
しかし、そば粉はどうか? 微粉に傾いた、あるいは細かい目の篩でふるったそば粉が、必ずしもおいしい蕎麦になるとは限らない。
ようやくたどり着きました。
そば粉にはそば粉、米粉には米粉、小麦粉には小麦粉のための目立てがあるのだと思い知った。いや、米粉や小麦粉は出来れば粉は細かい方がいいので、目立てはそれなりに浅く狭く、そして石臼の周縁部1cmくらいは目を立てないか、あるいは目とは別に細かい刻み線を入れてより微粉になるように作られている。
そういう石臼でソバを挽くと、確かにつながりやすい微粉にはなるが、同時にそば殻(鬼殻)までもが細かく挽かれてしまって篩で排除できずにそば粉に混じってしまうことにもなる。
だから、私もこれまで、粗く挽き割って先ずはそば殻を排除し、それから残った大割れ、小割れなどを石臼にかけてそば粉にしてきた。ただし、教科書通りに数粒、あるいは5粒くらいずつ物入れに落としながらゆっくり回転させていると、やはりそば粉は微粉に傾いてしまう。一念発起して自家製粉の道に踏み入ったのも、製粉会社に委託した石臼製粉(電動ではあるけれども)のそば粉が、十割でもあまりに簡単につながるのに驚き、それにしてもあまりに風味のないのにうんざりしてのことだったが、親戚から略奪するようにして入手した石臼で挽いてみたそば粉も、やはり微粉が多くなってしまうので投入量を多くすることでやや粗めの粉を得ていた。しかも50メッシュや60メッシュの篩の上に残ったものをもう一度石臼にかけると、場合によっては主溝、副溝にすべてに粉が詰まり、固着してしまう。それはつまり、その時は理解できなかったことではあるが、日本の石臼の多くが、細かい粉が挽けるように溝が浅く狭く作られているからだった。米粉も小麦粉も粗いよりは細かい方がいい団子やいいうどん、いいパンが出来る。
しかし、そば粉はどうか? 微粉に傾いた、あるいは細かい目の篩でふるったそば粉が、必ずしもおいしい蕎麦になるとは限らない。
ようやくたどり着きました。
2012年9月14日金曜日
辛味大根、早播き&無農薬栽培テスト
通常、在来の辛味大根は秋播きが普通でだいたい8月下旬から9月初旬に播種するが、では早播きしたらどうなるかと7月9日に、在来の鑪(たたら)辛味大根、親田辛味大根、ねずみ大根、それからサカタの改良種である雪美人の4種類を試験的に播いてみた。
ついでに無農薬だと大根の大敵であるキスジノミハ虫(ジムシ・地虫)の食害がどの程度かを観察するために無農薬。
ちなみに辛味大根は肥沃な土地では大きくなりすぎ、辛味も薄くなるので、ソバを栽培している花園1号地の、小石や砂利の多い、普通の作物は作り難い場所の播種。無論、辛味を重視するために無肥料。
で、今朝抜いてみたサンプル君たちの写真。
やはり、かならずしも種袋の写真のようには形がそろいません。ねずみ大根はいちばん左以外はOUT。雪美人も右側のはご先祖様の形が強く出てお尻が台形です。どこかで見たことがありますが、こういう形のねずみ大根もあったような……。
続いて大根本体のズームアップ写真。
やはりジムシ(キスジノミハ虫)の食害で皮がざらざらです。
いつもは皮をむかずにおろしていますが、これだと皮をむかなくてはおろせません。
真夏の栽培なので特にジムシ(キスジノミハ虫)の食害がひどく、秋播きだともう少し被害が軽微になるかもしれません。
秋まきは9月3日にこの4種類を播きました。辛味大根は水分が少ない分、貯蔵性が抜群にいいので、晩秋に収穫して凍みない場所に保存しておけば4月か5月まで大丈夫です。その後は新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室に入れておけば、多分、7月8月まで持ちます。
そこまでしなくても、雪美人のような春播きの辛味大根を播いておけば、一年中の辛味大根を確保できます。ただし、雪美人はねずみ大根のように辛味の後に甘みが来るということはなく、ただただ一方的に辛いだけです。わさびに対するホースラディッシュみたいな。
ちなみに私、大根おろしが出てこない蕎麦屋には二度と行きません。先日行った蕎麦屋さんでも刻みネギと練りわさびしか出てきませんでした。
ネギもわさびも要りませんが、大根おろしだけはお願いします、<m(__)m>
ついでに無農薬だと大根の大敵であるキスジノミハ虫(ジムシ・地虫)の食害がどの程度かを観察するために無農薬。
ちなみに辛味大根は肥沃な土地では大きくなりすぎ、辛味も薄くなるので、ソバを栽培している花園1号地の、小石や砂利の多い、普通の作物は作り難い場所の播種。無論、辛味を重視するために無肥料。
で、今朝抜いてみたサンプル君たちの写真。
やはり、かならずしも種袋の写真のようには形がそろいません。ねずみ大根はいちばん左以外はOUT。雪美人も右側のはご先祖様の形が強く出てお尻が台形です。どこかで見たことがありますが、こういう形のねずみ大根もあったような……。
続いて大根本体のズームアップ写真。
やはりジムシ(キスジノミハ虫)の食害で皮がざらざらです。
いつもは皮をむかずにおろしていますが、これだと皮をむかなくてはおろせません。
真夏の栽培なので特にジムシ(キスジノミハ虫)の食害がひどく、秋播きだともう少し被害が軽微になるかもしれません。
秋まきは9月3日にこの4種類を播きました。辛味大根は水分が少ない分、貯蔵性が抜群にいいので、晩秋に収穫して凍みない場所に保存しておけば4月か5月まで大丈夫です。その後は新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室に入れておけば、多分、7月8月まで持ちます。
そこまでしなくても、雪美人のような春播きの辛味大根を播いておけば、一年中の辛味大根を確保できます。ただし、雪美人はねずみ大根のように辛味の後に甘みが来るということはなく、ただただ一方的に辛いだけです。わさびに対するホースラディッシュみたいな。
ちなみに私、大根おろしが出てこない蕎麦屋には二度と行きません。先日行った蕎麦屋さんでも刻みネギと練りわさびしか出てきませんでした。
ネギもわさびも要りませんが、大根おろしだけはお願いします、<m(__)m>
2012年9月13日木曜日
欲張りな臼
ここは自家菜園の採種用でわずかな面積ですが、ずいぶん花がにぎやかになってきました。
こんな風に実もつきはじめてきました。
もうソバ栽培暦の真ん中あたりまで来ています。
3号臼、少し目立てを深くして、それで試し挽きをしてみましたが、まだ気に入った粉になりません。まだまだ粉が細かくなりすぎです。
普通の石臼は6分画だったら8溝、つまり副溝は7本でいいはずなのですが、この臼は11本もあり、入手した時から多いなとは思っていました。細かい粉を挽くための臼として作られたのでしょう。
思い切って目を削って平らにしてしまい、山型ではなく水平な面に新たに溝を少なくして彫り直そうかと思案中です。
普通、石臼は細かい粉が多ければ良い臼ということになるのでしょうが、私が欲しいのは微粉から粗いのまで適度に混じった粉が挽ける欲張りな臼。昔の田舎の臼はそうだったのだから、あまり精度の高い目立ては不要なのかも。それと、あまり細かいふるいも不要なのかも。
こんな風に実もつきはじめてきました。
もうソバ栽培暦の真ん中あたりまで来ています。
3号臼、少し目立てを深くして、それで試し挽きをしてみましたが、まだ気に入った粉になりません。まだまだ粉が細かくなりすぎです。
普通の石臼は6分画だったら8溝、つまり副溝は7本でいいはずなのですが、この臼は11本もあり、入手した時から多いなとは思っていました。細かい粉を挽くための臼として作られたのでしょう。
思い切って目を削って平らにしてしまい、山型ではなく水平な面に新たに溝を少なくして彫り直そうかと思案中です。
普通、石臼は細かい粉が多ければ良い臼ということになるのでしょうが、私が欲しいのは微粉から粗いのまで適度に混じった粉が挽ける欲張りな臼。昔の田舎の臼はそうだったのだから、あまり精度の高い目立ては不要なのかも。それと、あまり細かいふるいも不要なのかも。
2012年9月10日月曜日
2012年9月9日日曜日
夜の工作
今夜は手碾き臼の取っ手の製作。
5月に作った27cm臼の取っ手も、丸棒はいいのだが石臼の横穴に打ち込む木が針葉樹の角材なのでひびが入って来ている。ちょっと無理な力が加わると割れてしまいそう。
やはり角材は針葉樹ではなく広葉樹の固い木をと思い、ホームセンターを2軒はしごして探したが、30mm×40mmの角材は「桂」以外は見あたらなかった。仕方なく「桂」の30mm×40mm×450mmを1本購入して来て、夜になって工作開始。
取っ手の丸棒も35mmがいいか、30mmがいいか迷った。35mmの方がしっかりしていて安心感があるが、自分が手が小さく指が短いので30mmに決定。
電ドルで30mmの穴を開け、30mm×40mmの角材の一方を石臼の穴に差し込みやすいように加工。あまり緩くてもいけないので、ややきつめに作っておく。
そして木工ボンドを塗ってから丸棒を角材の穴に叩き込んで終了。27cm臼と、今回の32cm臼の2組をまとめて作りました。
5月に作った27cm臼の取っ手も、丸棒はいいのだが石臼の横穴に打ち込む木が針葉樹の角材なのでひびが入って来ている。ちょっと無理な力が加わると割れてしまいそう。
やはり角材は針葉樹ではなく広葉樹の固い木をと思い、ホームセンターを2軒はしごして探したが、30mm×40mmの角材は「桂」以外は見あたらなかった。仕方なく「桂」の30mm×40mm×450mmを1本購入して来て、夜になって工作開始。
取っ手の丸棒も35mmがいいか、30mmがいいか迷った。35mmの方がしっかりしていて安心感があるが、自分が手が小さく指が短いので30mmに決定。
電ドルで30mmの穴を開け、30mm×40mmの角材の一方を石臼の穴に差し込みやすいように加工。あまり緩くてもいけないので、ややきつめに作っておく。
そして木工ボンドを塗ってから丸棒を角材の穴に叩き込んで終了。27cm臼と、今回の32cm臼の2組をまとめて作りました。
登録:
投稿 (Atom)