しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年10月2日火曜日

ただの迷いごと

しばらく2台の手碾き臼に凝っていたが、手碾きは1kgくらいだったらいいが、どうしても回転数と投入量がアバウトになる。
たとえば10kg、20kgを製粉するとなると、電動の方が回転も正確だし、投入量も一定に出来る。
ということで、今日は久々に電動石臼で1kgの玄ソバを碾いてみた。手碾き臼同様に目立てを変えたので、投入量がちょっと多いだけでかなり粗くなってしまうかと思い、量を少なめにしたら細かく碾けすぎて、40目で篩ったのにどうも細かすぎ、60目で篩い直してみてもほとんど落ちてしまった。
目立てを変えたが、それは玄ソバの皮を引き込まない目立てであって、どうやらよく碾ける臼であることに変わりはないらしい。
回転は定速なので、投入量の増減だけで微粉、粗碾きを碾き分けなければならない。これは何回かテストすれば分かる。
いよいよもう少しで新そばの時期なので、製粉の訓練をしておかないといけません。

気が乗らない微粉だが、仕方なく十割で打ってみたら、案の定、すんなりきれいにつながって茹でても切れなかった。
喉越しも良くコシもあるのだが、風味がいかにもおとなしい。
つながりが悪くても粗い粉の方が風味が閉じ込められたままなので、微粉系の十割蕎麦よりも、やはり粗碾きの粉を二八で打った方がおいしいような気がするのだけど(ただの迷いごとですw)