しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2011年6月3日金曜日

怪しい実験2

 今夜はまた怪しい実験。かなり大き目な長方形のダンボール箱の長辺の向こうに、ありあわせの3mm厚のゴム製の版を貼り付け、そのゴム板に向けて、吹き飛ばしだけでなくホースで吸い込みも出来るブロアを使い、玄そばを勢い良く叩きつけ、殻を剥く試み。何段階にも風圧を調整出来るブロアだが、もっとも弱くしてもまだ強すぎて玄そばの殻が剥けるどころか実そのものが粉々に粉砕されてしまう。そこで、昨年電動篩のために購入したスピード・コントローラを接続、もっとモーターの回転を落として風圧を下げてみた。
 それでも殻だけ剥けた「むきみ」とか「抜き」と呼べるものは少なく、大割れ、小割れが多い上に、まだ皮が向けていないものも多いので、それをもう一度くり返したら、こんな感じ↓ 。外れたソバ殻はごく弱い風で飛ぶので排除は簡単であった。


 今後、休日などに、ゴム板をもう少し厚いものに変えたり、ゴム板までの距離や風圧を微妙に変えながらテストしていけば、適切な風圧が判るだろう。目的はそば殻を排除してきれいなソバ粉を製粉することなので、この後すぐに製粉する場合、丸い「抜き」にこだわる必要はない。

2011年6月2日木曜日

美人の上に醜男

 6月にはいってようやく仕事に追われなくなったが、疲労蓄積のせいか、眠っても眠っても眠れる。
 直径30cmの石臼は手碾き用として、33cmの方を電動化しようと思い、今夜、少し手で回したり、実際に玄そばを碾いてみたが、悲しいことに下臼が妻の実家から、上臼がTさんの庭から拉致して来たものなので、擦り合わせがぴったりしていない。その上、上臼が歪んでいるのに気づいた。ある場所では高さ11cmなのにその反対側では高さが12cmある、(ーー;)
 ジスクグラインダで削って修正できないこともないが、舞い上がる砂埃が凄くて塵肺になりそう。あまり気が進まない。
 それに下臼が、材質が硬くて気泡の多い溶岩で、なおかつ形も溝も実に端正で美しいのに比べ、下臼は歪んでいるばかりでなく灰色の田舎っぽい安原石で、まったく洗練されていない。重ねてみると、まるで美人の上に、醜男が載っている感じで許容できない光景です。
 やはり妻の実家に上臼の家探しに行かねばならない。が、義母が先日転んで肋骨を折り入院してしまったので、当分、家探しには行かれない。モーターとギヤヘッド、台の材料のなど準備は先行して進めておこう。
 それにしても、モーターよりギヤヘッドの方が高いんですね。電動化は京都の辛汁さんの 「蕎麦・蕎麦屋好きby辛汁」方式をそっくり真似させていただく予定です。

2011年5月31日火曜日

賑々しい種たち


 日本向けの発送をしなくなったので個人輸入できなくなったSait Drift種の花茎に、ようやく種が賑々しく付いた。Unisonous Tragedyは花茎がまったく発生しない。種を購入して播いたのだから花茎が出来ない訳はないが、赤い茎ばかり選抜して植えたので花茎が出来ない個体ばかり選抜したということになる。しかも皮肉なことに茎は赤いが細くて短い。緑茎系に比べれば生産性がかなり低い。個人的に楽しむ分にはこれでもいいが、営利生産用には使えない。

 午前に管理機のタイヤとチューブ、午後に唐箕が配達される。早速、タイヤとチューブを新品と交換。ホイールが自動車のように一体化したものでなく、両サイドからボルトとナットで挟まれているタイプだったので、簡単にタイヤの組み換えが済んだ。
 これで、修理すべき個所はすべて修理したので、当分活躍してくれるだろう。


 母親がこれまで作ったことのない小豆を作ってみたいなどというので、明日の早朝、この管理機を持って行って小豆を播種する場所を耕起して来る予定。雨が振り出すのが先? あ、ピンポイント天気予報では午後3時過ぎから雨なので大丈夫らしい。

2011年5月30日月曜日

捜索と面会

 今日は仕事は休みで、しかも終日雨だったので、25cmの小さい方の石臼で、常陸秋そばの玄そばを少し、手回しで碾いてみた。
 そして先日入手した100目(約80メッシュ)の篩で篩ってみた。これまでは80目で篩って来たが、どうも初心者や慣れない者にはやや打ちにくいかもしれない。千葉の弟に送るソバ粉は100目で篩った方がいいと思う。
 100目で篩った粉は、かなり白く細かいソバ粉だ。これくらいだったら打ちやすいだろう。指に付けてなめてみる。案の定、風味が薄い。
 そこで、100目の篩の上に残ったものを60目の篩で篩い、それを100目で篩った粉に混ぜて、なめてみた。かなり粗い部分が混入するが、今度はそば本来の風味を感じる。粗碾きがうまいといわれる由縁はこのあたりにあるのだが、正確には粗碾きだからうまいのではない。うまい部分は外側にあって、しかも細かい粉にはなりにくい。これをうまく碾き込んである程度メッシュの細かい粉にすれば、風味がありながら打ちやすいという蕎麦打ちの二律背反を解消できるのではないか。
 どうも、硬くてしかもざらざらしている石臼で少量ずつゆっくり碾いた方がよさそうである。この春に妻の実家から持って来た石臼が硬くてざらざらした感じで、ただものではない(この地の安山岩である安原石とは違う)感じなのだが、惜しむらくは上臼が見つからないこと。下臼だけでは話にならない。月が変わったら、妻の実家へ上臼の捜索に行こう! 家捜しである。
 そういえば、同級生のK子さんの家にも漬物石に身をやつした石臼が複数あると聞いたので、ちょいとその石臼君たちに面会にいってみよう。石臼もひとつひとつ体つきや表情が異なっていて、面白いのです。
 お茶碗や丼が喋ったり空を飛んだり、水中を移動する小説があるのだから、私が石臼君たちと会話したっておかしくはない、でしょう。

おいしさ2倍


 夕方、菜園の隅で茗荷竹(ただの茗荷の若い茎)を初採り。降り続いた雨のせいか、水っぽく、風味がやや薄い。茗荷そのものより風味はおとなしいが、それでもこの時期に茗荷の味が楽しめる。夏に、ナス、キュウリ、茗荷を刻み、激辛唐辛子の薄切りを混ぜて醤油漬けを作るのだが、茗荷の代わりに茗荷竹を代用して作ってみよう。ナスとキュウリはスーパーマーケットで売られているものを使う。激辛唐辛子は真空パック袋に封入して冷凍してあり、一年中使える。
 白いご飯の上に載せてもいいし、酒のつまみにもなってご機嫌二倍。

2011年5月28日土曜日

唐箕

 雨模様だし、少し時間に余裕があったので蕎麦打ち。今回は慎重に加水したので柔らかくなりすぎず、まずまずの出来。さる蕎麦店主のブログにも気温が上がってくると加水を控えめにすると書かれていた。真冬の感覚のままで二度失敗した。

 「蕎麦百景」読む。知りたかった情報がさりげなく書かれていてうれしい。
 そういえば安かったので、オークションの「唐箕」応札しておいたら、誰も入札しなくて落札してしまった。落札代金は安いが、送料がちょっと高い。少し下駄を履かせられてしまったか。

2011年5月27日金曜日

ソバ栽培用管理機

 ほとんどは競り負けることが多いので、唐箕のオークションもウォッチングしていただけだったが、オークション終了2分前になっても誰も入札しないので入札してみたら、そのまま落札してしまった。4,800円。ソバの収穫時に欠かせない農機具なので、この金額で入手出来れば良しとしておこう。
 管理機のVベルト装着がうまくいかないと思ったら、ベルトのサイズが1インチ大きかった。B40ではなく、B39だとピッタリで装着したら異常なく作動した。やれやれ。
 ことのついでに、ひどくひび割れていつパンクするか分らないタイヤも、ネットで検索したら自動車用ではなく農業機械や荷車用のタイヤ専門のネットショップが見つかり、適合するタイヤとチューブをめでたくオーダー出来た。
 これで、古い管理機ではあるがロータリーの爪、Vベルト、タイヤと、問題のある部品を交換出来て、多分、私がソバ栽培するであろう十年くらい、管理機が壊れるか、私が壊れるか、どちらが先かというくらい、十分に使える。

2011年5月26日木曜日

管理機の手入れ

 先日、妻の実家周辺からただで頂戴してきた中古シバウラ管理機のVベルトのカバーを外してみたら、Vベルトに数ヶ所亀裂が入っているのに気づいた。ただちにベルトが切れるということはないと思うが、いずれ切れるはずなので、Vベルトを買って来て交換しようとしたがサイズが不明なのでネットで調べてB-40というサイズらしいと見当をつけ、購入。エンジン側のプーリーのそばにVベルトをセットするのに邪魔な金具があって、そのままでは入らない。その金具を取り付けているナットを緩めてようやく交換できたが、狭い場所で、スパナを動かすのも難儀。ようやく取り付けた。これで、残る問題はひび割れだらけのタイヤ。年式がかなり古いので新品でも中古でも探すのが難しそう。

 そういえば、そろそろモーターとギヤヘッドを入手しておいても良い時期になってきた。

2011年5月25日水曜日

まだ雪

2011年5月19日木曜日

爪交換

 先日、妻の実家から借りて(いただいて?)来た中古管理機のロータリーの爪を、新しいものに交換しようと注文しておいたが、それが届いた。そこで爪の交換をしようとしたが、爪を固定しているナットとボルトが錆びて固着し、まったく緩まない。仕方なくワイヤブラシで錆を落とし、KURE5-56を噴射して放置。また明日。気長にKURE5-56が浸透するのを待つほかなし。

2011年5月18日水曜日

血糖値が下がった?

 昨日、仕事で取引のある会社の倉庫でに行ったらSさんがニコニコしている。何かと思ったら、病院の検査で血糖値がかなり下がった、ダッタンそばが効いた、と。ふうん、血圧が思うように下がらないので、Sさん、もうダッタンそば粉を溶いて飲むのをやめたかと思っていたら、そうか、血糖値の方が下がったか。インターネットに無縁のSさんに、終わったらまた取り寄せてと言われた。
 中国では苦そば(ダッタンそば)が血糖値を下げると認められているというので、納得。
 私は、血圧を下げることより毛細血管を強くするという作用に期待して飲んでいる。

 そういえば、ダッタンソバの種も準備してあるのだった。

2011年5月16日月曜日

コンフィチュール?

  

110516rhubarbcrimson.jpg
  夕方、わずかな時間の間隙を縫ってルバーブの茎を少し採取。
 夕食前の七、八分で、洗って3cmほどにカットして計量したら625gあったので、砂糖240g混ぜて放置。
 それを先ほど火にかけて十分か十五分ほどかき混ぜていると真っ赤なルバーブのコンフィチュールの出来上がり。
 何、コンフィチュールだと?......いえ、ただのジャムです(自問自答)。
110516cutrhubarb.jpg プレーン・ヨーグルトにかけるのがいちばんかな。 

2011年5月14日土曜日

 今朝、久しぶりにソバ栽培用に昨年から借りた花園2号地へ行って、その隅に本来の菜園に植えて余ったRhubarbの苗を少し植えておいたのだったが、草退治のためにそばへ行ってビックリした。
 わ! こんな、首まで真紅な茎があった!!
110514unisonoustragedy.jpg
 これは赤いけれど細くて短いと実用的でないとバカにしていたUnisonous Tragedyのひと株だ。大器晩成、時間をかけて大きくなるのだろうか、俄然注目させられてしまった。現在採種の途上にあるSaint Driftより有望なのかもしれず、育種計画が大幅に変わる可能性あり。となると、北米の高嶋弟似のeshopオーナーともう一度コンタクトして、種を1000粒くらい入手したいものだが、さて......。
 ようやく彼の別のウェブ・モールの店を発見したが、残念ながら私が購入したい種は出品されていなかった。多分、端境期なので昨年産の種は終わってしまったのだろう。今年度産の種子は6月末か7月にならなければ採種できないだろうから、今年度の播種には間に合わない。
 となれば株分けか。

 所用で妻の実家へ行ったところ、庭先に新しい管理機が置いてあって、そのそばにもう一台シバウラの古い管理機が置かれていた。義兄が「良かったら、持って行って使って」という。え? 新品を購入したので古い方を借りられるのかと思ったら、分家の主人が亡くなって5年も使われずに放置されていたので頂いて来て、燃料を入れて始動させたらエンジンが一発でかかったのだそうだ。ロータリーも回転する。タイヤのひび割れが目立つくらいで使えそうなので借りて(=頂いて?)来た。爪はかなり痩せて来ているのでネットショップで型番を検索して注文しておいた。タイヤもホイル付きの中古品2個セットで5,000円前後でヤフオクに出ているのを確認。いずれ交換しなければならないかもしれない。
 今のところすべきはオイル交換と汚れ落とし。

2011年5月12日木曜日

コシアブラ

110512koshiabura.jpg
 町内のYちゃんからコシアブラを頂いた。柔らかくておいしそうだが、天ぷらのほかに調理法があるのだろうか。