しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2010年9月30日木曜日

雨が大事

100930rhubarb.jpg

 雨が降って気温が下がり、また雨が降ってようやく、生育停止していたrhubarbが少し元気を出し、色付いても来た。(といっても、この株がもっとも赤味が強く、ほかは茎の真ん中あたりまで赤く、その上は緑というものが多い。多分、残して株分け出来るのは全体で5株くらいか。根腐れや暑さで枯れてしまった株もあり、正確には数は判らないが、多分150~200株くらい植えたうちの5株です。何とも徒労ではあります。
 今年は先ず梅雨の間は水攻めにあい、酸素欠乏で根腐れを起こして瀕死の状態になったところへ梅雨明けし、今度は暑さに弱い植物なのに異常な高温に攻められ、いよいよ仮死状態になっていた。
 やはり畑のものは雨が大事だ。白菜、キャベツ、大根、野沢菜、みな急に元気に大きくなり始めた。そうそう、自家採取したねずみ大根も播種したのだが、どうやら葉の切れ込みも鋭く、形質は残っているらしい。たまたま葉の切れ込みが丸い株が5つくらいあるので、それは今のうちに抜いてしまおう

2010年9月22日水曜日

亜熱帯になってしまった

 また共同栽培のソバ畑の様子を見に行った。





 雹害を忘れてしまうくらい賑やかになり、ほぼ満開の状態だった。倒れて起き上がって曲がっているので、刈りにくいと思うが、ある程度の収量は見込めるだろう。
 そういえば、ソバの東側のT屋さんが西瓜を栽培した跡地で知らないおじさんが後片付けをしていたので、T屋さんは?と聞いたら、昨日か今日か、また奥さんが喉に食べ物を詰まらせて救急車で病院に入院したという。また付き添いで、タイヘンだ。
 出たついでに千本シメジの出る山に回ってみたが、斜面にはまったくキノコが見当たらない。毒キノコさえ無い。まだ夏の山である。明日、雨が降って気温も下がるというので、そしたら出るか。
 一昨年、昨年と不作で、今年も不作? 9月には入ったら雨が降って気温が下がらないとキノコは出ない。やはり温帯ではなく亜熱帯になってしまったか。

2010年9月21日火曜日

食い意地の張った家族

 果樹を栽培している親戚から電話があって、栗が採れたが持って行かれないから持ちに来られないかというので、行った。
 ほかに林檎の「つがる」、「プルーン」、やや小さめの「洋ナシ」をいただいた。すごいと思ったら、プルーンが生まれて初めてというくらい沢山実が付いて収穫が間に合わないので、たとえ半日でも一時間でもいいから収穫を手伝ってくれないかと言う。うふ、そういうことでしたか。ま、半日を2回くらいはお手伝いしなくちゃ。
 帰宅して夕食後に栗の皮むきのお手伝い。これがタイヘン。
 渋皮がついたままのもの少々は砂糖を入れた「渋皮煮」にするという。残りは渋もゴリゴリ剥いて湯通ししてから真空パック用の酸素を通さない袋に入れ、これもシーラーで密封、冷凍庫入り。
 少し残したもので明日は「栗おこわ」だそうです。なんとも食い意地の張った家族であります。

2010年9月15日水曜日

温湿度計と加湿器

 今夜は15日定例の赤提灯の無尽の日。3時過ぎから雨が降ってきたので帰宅したが、ふと思い立って300gのそば打ち。赤提灯から帰宅してから食べる予定で打った。量が少ないので30分ほどで終了。水150gでやや柔らかすぎかと思ったが、畳んだ部分が切れず、とても上手に切れた。雨が降って湿度が上がっていたためか。
 いずれにしても真夏に冷たくしめた蕎麦をと思ったが、この夏の異常な高温下ではうまく打てないことが判った。気温が下がって来てよかった。
 とか考えながら、ネットで湿度計を検索してみたら、そう高いものではないので、この際、温度計と湿度計がいっしょになった温湿度計を購入しておこう。感覚的に湿度が低い、高いではなく、きちんとしたデータとして湿度、温度を認識しながら蕎麦を打つ方がいいだろう。
 冬場の乾燥した時期には、湿度計を見て湿度が低すぎる場合には事前に加湿器で湿度を調整しておくのもいいだろうが、そこまでするのは度が過ぎているので、とりあえずは温湿度計だけ入手しておこう。

 赤提灯から帰宅後食べようと思っていた蕎麦は結局ビールを飲んだために食べられず、明日の昼ということに。

2010年9月14日火曜日

冬瓜頭

 今年は姫冬瓜を2本だけ植えた。姫冬瓜はミニ冬瓜なので着果数が多すぎ、毎年採れ過ぎて困るので1本でもいいのだが、枯れたら困るので2本植えた。しかし、樹勢がよくてパイプ支柱のネットに並べて植えたゴーヤーの蔓の上にまでのしかかってゆき、反対のキュウリの蔓にまでのしかかっていって、母親にこんなものを植えてと憎まれている。数えてみたらどうも40個以上生っているらしい。T屋さんの知り合いで欲しい人がいるというので昨日10個収穫して届けた。Y書林のSさんにも1個。それから妻が職場の同僚に上げたいというので6個をダンボール箱に入れ、車に載せておいた。
 そしてわが家の夕食用に1個。冬瓜を切って皮を剥き下茹でしながら、昆布などダシ3種類でダシ汁を製造。その後に冷蔵庫にあった豚肉をオヤマボクチ精製用に購入したフード・プロセッサーでミンチ状にして投入、さらにどこかに干しエビがあったと思って探し出し、これも少ししかないから全部投入したら、どうも多かったみたいだった。それから醤油は色が濁るのでやめて塩だけで味を調え、溶いた片栗粉を混ぜて火を止める。そして時期に購入して冷凍庫に確保してあった柚子の皮を解凍して刻み、鍋の中に散らす。この時期はまだ暑いので、そのままでは熱いので冷ましておいたいただいた。おいしい~、やはり柚子無しでは冬瓜のあんかけは成立しません。必須アイテムですが、残念ながら寒冷地である当地では柚子は栽培不可能らしいのです。
 来年は姫冬瓜はやめてほんとうの大きな冬瓜を作ってみよう。
 Tさんの知り合いは、冬瓜を切って茹でたものを冷凍保存しておき、それを解凍していつでも食べられるようにしているのだという。茹でて冷凍して、解凍してもスカスカにならないだろうか、姫冬瓜で実験してみよう。
 って冬瓜のことばかり.....今日は私の頭は冬瓜です.(ーー;)

2010年9月7日火曜日

静かに降って下さい

 旱魃気味で、毎日菜園に水を運ぶ日々が続いたが、ようやく雨の音がして来て、ほっとした。
 注文を付けて申し訳ありませんが、あまり強く降ればソバが倒伏しますので、できれば静かに降って下さい。

2010年9月5日日曜日

陽のあたる場所にいられない

 暑い。陽の当たる場所に居られない。
 郵便局に用事があったが、日曜なので市の中央郵便局まで行かなければならなかった。共同栽培のソバ畑はその中央郵便局の近くなので、行ったついでに生育状況を見てきた。
 茎葉が伸びて雹の被害もだいぶ目立たなくなってきたが、26日以降、降雨が無くて暑いので旱魃気味になり、ソバの茎葉の繁茂の仕方が少しおとなしい。このまま雨が降らないと雹害だけでなく、これも収量に影響があるかもしれない。

 これはそのソバの前日の8月8日に庭でプランターに播いたソバ。暑くて乾いて、毎日水をやっているので、数キロ離れたソバ畑のソバの生育状況が自宅に居ながらにして判ると思って播いたのだったが、ひょろひょろ伸びてしまって、あまり参考にならない。2枚目は花をマクロ撮影したもの。これを見ていると、少し、涼しい。

100905plantersoba.jpg

100905plantersoba2.jpg

2010年9月1日水曜日

ソバ畑偵察

 いつまでも凹んでいても仕方ないので、午後、雹害に遭ったソバの共同栽培畑へ行って見た。
 雹に茎を切断されたものは消え、打たれなかったものは青々と伸びている。全滅ではない。
 Tさんとふたりで自家消費する分くらいは確保できるだろう。
 しかし、この畑の共同栽培は三年目になるが、まだ一度も満足な収穫を経験していない。
 去年の大干ばつに200kgを山分けにしたのだから、そうでもないか。

2010年8月28日土曜日

ソバ畑にも雹!

 24、25、26日と三日続いて夕方に激しい雷雨があったが、ことに26日の雷雨は降雹があり、Tさんと共同栽培のソバ畑にも雹が降った。
 茎の途中で切断されてしまったものもあり、これで収量は半減とか1/3とかになりそう(泣)。

2010年8月23日月曜日

真夏の蕎麦打ち、(ーー;)

 お盆が終わってから帰省してきた長男が明日帰京するというので、仕事で出たついでに隣の市の製粉会社の売店まで足を伸ばした。店先の縁台で社長が孫を抱いて子守をしていたので、つい話しかけてしまった。近いうちに日本一の名人の蕎麦打ち講習会がありますとのこと。「打ち粉 1kg」をひと袋購入して帰宅。
 午後5時15分から蕎麦打ち開始。小麦粉100gソバ粉500gの外二八で、水300CC。若干水が少ないかなと思ったが、最近やや柔らか気味で延しやすいが切るのに包丁に粘りつく感じがいやなので、水を追加せず50%のまま、捏ねに入った。とにかく気温が高いので手早く延して切らないとじきに乾燥してきてしまう。風が入らないように締め切っているので、汗が落ちないように汗を拭くのも頻繁。暑いので切るのにも集中力が続かず、切り幅が不揃いになる。

2010年8月22日日曜日

炎天下蕎麦熱中症候群

 昨夜、Tさんから電話があり、ソバの中耕培土を明日しないかという。まだ茎が短く土寄せがしにくいので、わたしはあと一週間くらい後に涼しい時刻を選んでひとりで管理機で中耕培土をする予定でいた。Tさんはまだ奥さんが入院中で、しかも夕方6時から翌朝8時まで付き添いをしているのであてにはできないと思っていたのだ。
 まだ早いじゃありませんかと言ったが、Tさんが引かないのでやむを得ず了承。
 しかし、Tさん10:20にようやくこれから家を出ますという連絡があったのだが、畑に現われたのは10:50で、しかもトラックの荷台から飛び降りて足が痛いとか言っている。仕方なく私が8割ほど管理機での中耕培土をすることになってしまった。いちばん暑い時刻で無風状態だったので、顔が熱くなり、呼吸があらくなるので、休憩時間の方が長くなる。
 自分だけだったら、こんな炎天下でなく早朝や夕方を選んでに作業できるのだが、やはり共同栽培はむずかしい。しかも、やはり、やはり中耕培土するには茎がまだ短く、管理機が寄り過ぎると葉にまで土がかかってしまう場合があった。草丈30cmくらいの方が作業がしやすい。

100822harakyoudousoba.jpg

 原ソバ畑、8月9日播種、8月22日中耕培土終了。
 びっしり生えていたスベリヒユとソバの天敵植物とも言える「ハキダメギク」が退治できてきれいになった。
 
 
 
 帰宅途中、花園2号、3号地にも立ち寄ってソバの生育状況を見る。(そういえば、そもそも花園2号、3号地を新たに借りてソバを播いたのも、4月頃までTさんとの共同栽培がどうなるか危うかったからだった)

100822hanazono3soba.jpg

8月2日に播種した花園3号地のソバ。
  
 
100822hanazono2oba.jpg

7月26日に試験的に先行播種した花園2号地のソバ。まだ雨が降り続いていたので、排水のよくない場所の発芽があまり良くなかったが、蕾のかたまりが目立って来た。
 
 
 
100822hanazono2obatsubomi.jpg

その蕾。これを見てオーバーヒートしていた心身がようやくクールダウンいたしました。
種から蕎麦まで、全てを自分でというのは、とてつもなく愚かしい、偏狭なエゴイズムのように思えます。 

2010年8月13日金曜日

鳥の食害を侮ってはいけない

100813harasobafarm1.jpg

100813harasobafarm2.jpg
  この2枚は、8月9日に播種した共同栽培のソバ畑の発芽状況。雀、鳩などにも種をつつかれず、きれいに発芽していて、ほっとした。ソバは4日で発芽するというが本当だ。

100813plantersoba.jpg

 これはその前日、8月8日の夕方、プランターに播いて庭に置いたもの。一日早いが指標として庭先で共同栽培の畑のソバの成長を目で確認しようというもの(横着)。


100813hanazono3soba.jpg

 これは8月2日に播種した花園3号地のソバ。これもまずまずの発芽だが、7月26日に先行播種してみた花園2号地は若干雀に種を食べられた場所があり、また雑草も目立つ。管理機で雑草を処理してから土寄せをする必要あり。
 
 
 Tさんの家に寄って発芽良好の報告し、さらに思い出して高校の同級生N君のソバ畑へ回ってみた。いきなり鳩、十五羽くらいがソバの種を嘴でかき回していて驚いた。元々発芽が良くないように見受けられるが、その上、鳩の襲撃であるいは播種した半分くらいしか発芽していないと思われる。
 一昨年のTさんとの共同栽培を思い出した。あの時、ちょうど、同じように鳩に種をかき回され、食べられてしまい、さんざんな結果であった。
 鳥の食害を侮ってはいけない。
 その時に得た教訓。
 1 播種時に播種溝以外にうかつに種をこぼさない。(これ、大切。こぼれた種で鳥をひきつけてしまう)
 2 同じ理由で播き溝を深めにして覆土も厚くし、表土にソバの種が露出しないようにする。
 これだけでも鳥の食害に遭わないとは断言できないが、、今年の発芽状況を見ればかなり有効と思われる。

2010年8月12日木曜日

やたら?

 ナス、キュウリ、青唐辛子、もうひとつ足りない茗荷が畑の隅をのぞいてみたらすでに花が付いているものもあり、収穫。これで自家製の材料がすべて揃ったので、「やたら」の製造にとりかかった。レシピは地方によって異なるので、自己流である。といっても3種類の材料を適当に刻んで塩を振って揉み、しばらくおいて水分を絞ってから青唐唐子を刻んだものを混ぜ、だし汁に味醂、醤油を適当に混ぜ沸騰させない程度に煮、冷ましてからこれで漬けて冷蔵庫に入れる。これで、夏バテも食欲不振も無縁。

100812yatara1.jpg

(今回は、激辛唐辛子は怖いので中辛福耳の黄緑色してやや辛そうな感じなのを選んで刻み、投入)

2010年8月9日月曜日

ひとりでソバ播き(泣)

 なぜか、毎日予定が狂う。
 昨日、Tさんから乾燥していてもタイムリミットなので明日午前中にソバを播こうという電話が入った。乾燥しているので管理機で少し溝を付けてそこへ播こうという。了解して電話を切った。
 そして未明から雨が降った。
 土が湿ったので管理機は不要になったが、電話で、あまり土が濡れていても播種機の鎮圧ローラーに土が張り付いて動きが悪くなるので、午後、種まきをしようということになった。
 午前中に仕事を片付けようとしていたら、またTさんから電話が入り、奥さんが具合が悪いのでかかりつけの開業医のところへ行ったら、私のところでは手に負えないので総合病院で診察を受けるように紹介状を書かれ、今、総合病院にいる。申し訳ないが、種まきに行けるかどうか判らないというので、大丈夫、ひとりで種蒔きしますから、どうぞ奥さんについていて上げて下さいと言い、電話を切った。
 ということで、午後1時から3時までひとりで播種機を使って種まき。
 それにしてもひろ~い畑だこと。

100809harasobafarmtanemaki.jpg
 ソバ畑の西から撮影。
100809harasobafarmtanemaki3.jpg

 こちらは、ソバ畑の東側のTさんの西瓜畑から撮影。
 今年は全面積の半分をTさんが西瓜栽培したので、ソバは昨年の半分ということになる。昨年は広すぎてタイヘンだったので、これくらいがちょうど良い。
 点々と続いているのは、すべて我ががに股歩きの足跡。それをこうもはっきり目撃するのは妙な感じ。
 夕方、仕事で出た帰りに回り道をしてTさんの家の前を通ってみたが、いつもの場所に乗用車が無かったところをみると、まだ病院にいるのだろう。認知症がかなり進んで来ているのでTさんは片時も離れられないはず。心配だ。