しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2010年6月30日水曜日

カナダからのメール

 カナダのN君からメール。6月末に来日し、7月5日面接、7日に帰省、8日にわが家訪問の予定だと。6月5日面接だと思っていたので、連絡が無いから書類審査をパスできなかったのだとばっかり思っていたら、一ヶ月記憶違いしていた。やはりボランティアでネパールに行くのか。
 German Wineの種がたくさん採れたから持って来てくれるという。
 そのお返しはまた手打ち蕎麦でいい?

2010年6月26日土曜日

 最後に播種したSaint Drift種がまだ多すぎるので見込みの無さそうな株を処分してみたが、60株くらいしか処分できず、百数十株残ってしまった。選択に迷いもあり、種からみつづけているので愛着もあり、花園2号畑に植える予定だがこれではまだ数が多すぎる。
 仕方がないので、通常の畝間、株間で植えるのを断念し、数ヶ月の観察に耐えるだけの畝間・株間で密植しておいて、成長の過程でダメなものは抜いて処分することにした。有望な株だけ残しておいて、ゆくゆくはそれを植替え、株分けしてゆけばいいのだから。
 花園3号畑の東側にSD種を1通り33株植えてあった、その西隣に1通り、通常の畝間・株間でSaint Drift種40株を植え、花園2号のUnisonous Tragedy種の通りに僅かに残っていたUnisonous Tragedy6株を追加して植え、更にSaint Drift種を3通り半で86株、こちらは判定と補植用で畝幅60cm、株間30cmの密植。見回りに行った時にダメと判断できるものから抜いて処分する。

2010年6月22日火曜日

備忘

 先に植えたSD種が成長し、明らかに緑色が強い株が判明してきたので11株ほど引き抜いて、後から播種したSD種の苗を植え替えた。さらに西に空いているわずかな場所に補植用として24本を植えておく。UT種も10本ほど。

2010年6月11日金曜日

側溝に宝の山!

 先日、仕事で山道を車で走っていて、思わず急ブレーキ。市道の側溝に落ち葉が詰まって山のように盛り上がっているではありませんか。宝の山です。
 今日、大きなビニール袋と紐をたくさん持って、もう一度その場所へ行き、ゴム手袋をして側溝にぎゅうぎゅう詰めになった落ち葉をビニール袋に詰めては足で踏み込み、ほぼ一時間半の格闘をした結果、何と12袋の落ち葉を回収しました。(山道なので、その間に通過した車両はたった3台、そのうちの一台はなぜか私に頭を下げて行きました。側溝を掃除している奇特なオジサンに見えた?)
 そんなものをどうするんだって? 腐葉土を自作するのでございます。
 落ち葉に水を吸わせながら、米糠と、放線菌などの微生物材を混ぜ、積んでゆくのです。米糠は微生物増殖の最高の栄養です。翌日から爆発的発酵を始め、数日後には40度以上の熱が出ます。やがて熱が下がってきたら切り返しというもう一度混ぜる作業をします。それで半年くらい放置しておけば市販品とは違って落ち葉の形もボロボロに崩れた立派な腐葉土が出来ます。
 「種を見ると播きたくなる病気」重篤なおじさんには、これは、必須アイテムなのです。

2010年6月10日木曜日

ゆきすぎた趣味の園芸

 中古管理機到着。夕方、実際に畑へ持ち込んで試運転。
 一輪なので安定性は悪いが、狭い畝間に入るには一輪が好都合。エンジンのかかりも良く、ほかに不具合もなさそう。
 ギアは前進二段、後進一段だが、ロータリーに正転、逆転の切り替えがあるので、普通の耕起や除草のほかに畝立てや溝堀りもできそうで、便利。
 これでますます、ゆき過ぎた趣味の園芸(!?)に本腰が入ります。

2010年6月9日水曜日

どこまでもしろうと

 先日来、荒れ放題だった花園2号3号畑を3度にわたって耕運し、だいぶ畑らしくなったのは良かったが、ロータリーの爪のいちばん内側の左右2枚が石に当って曲がってしまったらしく、チェーンケースに当ってしまうようになった。
 新品に交換したばかりなので、また新品を買うわけにもいかないし、爪全体をセットで売っていて、内側の2枚だけ下さいというわけにはいかない。しかも内側の2枚は他の爪と形が違う。
 仕方なく爪2枚を外して、従姉の旦那さんが営んでいるプレス工場へ行き、万力と鉄のハンマーを借りて叩いて直そうと思ったが、そんなことで厚い鋼の曲がりが直るのものではないと笑われた。ではどうするかと見ていると、爪を万力に挟むのは同じだが、溶接用の酸素バーナーで曲がりの部分をあぶるとじきに赤くなる。そしたら普通の大きさの鉄のハンマーでちょっと叩くだけでぐっと曲がる。数回繰り返してほぼ真っ直ぐになったのをみて、水のなかにジューッと入れ、焼きを入れたら終了。むむ、やはり、餅は餅屋、鉄は鉄屋である。
 厚さ8ミリもの鉄が叩いて曲がると思うのは、悲しいかな、しろうとである。
 小説もしろうとであるから、プロだったら書かないような妙なものばかりを書きたがる。
 畑もプロが作らないようなもの、お金にならないようなものにばかり熱中する。どこまでも趣味的なので、何をやってもしろうとの域を出ない。
 死ぬまで物好きなしろうとのままだが、かといって、自分がしたいことだけしていて結構楽しいのだから文句の出ようもない。

 探していた中古管理機が見つかった。二輪ではなく一輪だが、主要目的が耕運ではなく除草や培土、畝立てなどだから一輪の方が小回りが利いていいだろう。定格出力4馬力、最大出力5,5馬力なので、パワーはまずまず。 これで今年の雑草に負けないソバ作りは、体勢万全である。

2010年6月4日金曜日

趣味の園芸

 昼間は時間が無いし、暑いし、ということで早朝に出動し、朝食前に花園2号畑の東側にUnisonous tragedyを4通り×13本+4本=56本、花園3号畑の東側にSaint Driftを1通り×33本=33本、定植。
 A-4とかB-8とか、通りと株に記号を付けて見取り図を作成し、今後の観察記録や、残すべき株、抜いて処分する株など、仔細を書き込めるようにした方がいいかもしれない。無論、パソコンで作成し、プリントアウトしたものを持ち歩けば良い。
 時間が余ったので、母親希望の紅東(べにあずま)を20本、砂と石混じりの1号畑に植えた。



 そういえば、ねずみ大根の種の莢がますます肥大して来た。この莢が割れて種が出てしまわないうちに採取する、そのタイミングが分からない。それに、隣の畑に大根なのか、他の菜の花なのかがやはり咲いて種になりかけていて、それと交配していたらどうしよう。

 この写真の奥は落花生、そのまた向こうにさつまいもを植えてみた。
 なんとも趣味的過ぎる日々ではあります。

2010年6月2日水曜日

新たに借りた造成地の畑に名前を付けた

  一昨年から借りている砂、石混じりの畑を「花園1号」、その北側の一区画を「花園2号」さらにその北側の二区画半を「花園3号」(ちなみに以前から作っている畑は「稲荷1号」)。
 「花園2号」と「花園3号」は河原のような1号と異なり、元水田だった場所の表土を寄せておいて返したらしく、石も無くてとてもいい土である。土が乾燥している間にもう一度耕すことが出来ればいいのだけど、さて、その時間が作れるだろうか。
 2号と3号はソバとrhubarb専用だが、1号には母親注文でカボチャ4種類11本を植えたが、さらに落花生、ルッコラなどを植えた。2号の南の斜(はす)になった部分に下仁田ネギ、大葉2本、バジル4本を植えた。ほかに先日50粒を箱播きしておいた白いジャイアント・ライマビーンズを植える予定だが、そのためにパイプ支柱を立ててネットを張らなくてはならない。今日、空き時間にその作業をしようと思ったが、暑くてパス。2号と3号の東には建物があるので、その半分日陰になる部分に2通りほどSaint DriftとUnisonous Tragedyを植えようと思って、一足の歩幅ごとに一本の計算で歩いて測ったら1通り50本しか植えられない。困った。そういえば、姫冬瓜を植える場所も確保してない。ゴーヤは先日キュウリの支柱のいちばん端に2本だけ植えた。配偶者の希望で数年ズッキーニを4種類も作ったが、今年は緑の長いズッキーニ一種類でいいというので助かりました。母親希望のハヤトウリも昨年の秋の温暖な気候で生りが悪かったところへ、さらに保存中にカビが生えて腐ってしまった実(種)が多かったとのことで入手できず、やれやれ。こういう蔓物は広い場所を占有するのでかなわない。
 「稲荷1号」にはフルーツコーン「サニーショコラ」を二度に分けて播種したものを植え付けた。
 ほかにキュウリ6本、千両ナス6本、丸ナス1本、米ナス1本、ピーマン2本、あまとう美人2本、パプリカ赤2ほん、黄1本、激辛南蛮4本、中辛「福耳」4本、バナナ南蛮(ハンガリアン・ホット・ワックス?)を4本、大葉2本、バジル4本、ズッキーニ3本。パイプ支柱に雨除けビニールをかけた場所には桃太郎トマト6本、中玉フルーツトマト2本、プラム型ミニトマト「アイコ」2本、赤肉メロン2本、黒皮の爆弾西瓜(でんすけ西瓜=ダイナマイト西瓜??)5本。
 4月に植えて不織布で覆っておいたレタス、グリーンボール、キャベツのうち、レタスは出来すぎて過熟、グリーンボールは巻いて来たのでもうじき採れるし、不織布のおかげでアオムシの害、まったく無し。昨年秋に植えたたまねぎは、あまりに太く長くなりすぎて抽台(薹?)するものが出てきたが、小数で留まったらしく一安心。とにかく今年のタマネギは生育が良く、これまでにない出来。

2010年6月1日火曜日

植物生理学

 朝のうち、仕事で使っている倉庫の庭の草退治。麦に似た穂の雑草が増えて来ているので、これを根絶しなければ。

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 間違いではなく、左の大きいのが4/7に播いたUnisonous Tragedy、右の小さいのが2/19に播いたUnisonous Tragedy。
 同じ品種のはずなのにこんなに形質に差異がある。それが驚きだが、緑色だった4/7のものも茎が赤味を帯びて来た。
 気温なのか、栄養の吸収が旺盛だとクロロフィルの生成が多くなり、栄養の吸収が低下するとアントシアニンの生成が増えるのか。何だかちっとも解らない。こんなくらいだったら、植物生理学を学べば良かった。
 1回目播種のSaint Driftで植え残したものも、鉢の中で根が回り、栄養の吸収が低下したものはアントシアニンの生成が多くなって葉まで赤くなって来ている。これを畑に定植して、再び栄養の吸収が多くなると葉緑素の精製が盛んになり、緑色になる......という訳? ウァーン・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ナクナ。マタヤッテイル......。 5/19に仮植した2回目のSaint Driftは、ようやく根付いて成長を始めたが、まだ小さい。定植は今月末頃か。梅雨に入れば成長のスピードも早まるが、その前に、もう少し観察と選抜を続けなければ。

2010年5月27日木曜日

観察を継続

 夕方、造成地の畑の二度目の耕運。ロータリーの爪が新品になったせいか、ずいぶんきれいに耕すことができて、雑草地から畑らしい姿になった。これで、今年度のソバ栽培の目途が立った。宅地として区画されている造成地の4区画分なので、仮に一区画が70坪だと280坪くらいか。
 仕事の方はようやく忙殺から解放されそうだが、残務整理が結構時間がかかる。



 4/19播種、5/19仮植の最後のSaint Drift種、活着して茎が赤味を帯びて来た。
 不思議なのはUnisonous Tragedy種。昨年購入して2/19播種、3/17仮植したものは、茎が立たずにへばりつく感じでなかなか立ち上がって来ないのだが、茎自体の赤味はかなり濃い。そこでもう一度、北米の高嶋兄弟の弟にそっくりなインターネット種屋さんに注文し、4/7に播種、4/26に仮植したのだったが、それが嘘だろうというくらい形質が似ていない。茎は立ち上がって来るし、その色はあまり赤味を帯びていないし、違う種を送ったんじゃないのと抗議したいくらい形質が違う。
 そうでないとすれば、一体全体、どういう条件の差異でこんなに違ってしまうのだろう。
 頭を抱えてしまいますが、観察を継続するほかありません。

2010年5月25日火曜日

ねずみ大根の種

先日も書きましたが、この砂と石だらけの畑が、サツマイモ、落花生、カボチャ、ねずみ大根の栽培には最適だと気づきましたので、いったん返したのにまた借りたのでした。というか、早い話がサツマイモとカボチャの好きな母親が言うのでまた借りたんですが。

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 ねずみ大根の花が咲き終わって、種の莢がふくらんで来た。種が採れそう。採種時期の判断がむずかしい。
 

2010年5月23日日曜日

鳩の可愛い目

 終日、雨。傘を差して、畑のオヤマボクチの、この春発芽した実生を移植鏝で抜いて持ち帰り、プラグトレイ1枚とポリポット10個ほどに移植。
 もはや必要ないのだが、雨が上がれば雑草と共に削られてしまう運命にあるので救出。もう少し大きくしておいて山に帰そう。
 一昨年と昨年に畑に植えたオヤマボクチもこのところぐんぐん葉を大きくしている。オヤマボクチ蕎麦を断念した今となってはあの根気を必要とする精製作業をする気にもならず、無用の長物であるのだけど、さて。

 モミジの木の鳩、雌は終日、巣に座ったまま動かず。産卵したのか。雄の姿は昨日も今日も見ていない。今日は鳩の可愛い目を見ていて「鳩が豆鉄砲をくらった顔」というのを想起してしまい、思わず噴きだしてしまった。

2010年5月22日土曜日

お静かに

 巣作りの途中でうるさいので他所に引っ越してしまったかと思った鳩の雌が、夕方や朝にはちょこんと巣の上に、南を向いて座っている。まだ産卵前なのか、日中はどこかへ出かけている模様。出来るだけ静かにしてあげたいところですが、あいにくと、そのモミジの木の下をわが家の自動車が道路へ出るために通過します。お静かに。

 ソバを栽培するために新たに借りた造成地数区画分を初めて耕起。
 ディーゼル・エンジン・8馬力なので何とか、枯れた草や多年生の雑草の根まで耕起できて、少しは畑らしい姿に生まれ変わった。途中、地主のKさん夫妻が通りかかって、あいさつと話しをする。買い物へ行く途中、奥さんが先日他の区画に散布した除草剤の効果を見に立ち寄ったらしい。グリホサート系の除草剤は葉から吸収された薬剤が根まで降りていって、それから枯れてくるので、効果発現に時間がかかります。
 私が何区画分か作ることになったので、草退治に追われる面積が減って喜んでいる。土地も、有り過ぎると維持管理が大変である。遺産として農地を受け継いでも耕作も維持管理もできないひとが増えている。
 かつてのように小作料を取るよりも、むしろ管理料をあべこべに払う時代が来るかもしれない。ちなみに私が借りた場所は小作料、賃貸料は無しにして下さいと、反対にお願いされた。

2010年5月21日金曜日

鉱物>植物>動物>人間

 早朝、Saint Drift種の苗を最後の一通りに植え、少し半端に余っている場所にUnisonous Tragedy種を16本定植。これで、この菜園で植えられる場所はすべて埋めた。昨年のSaint Drift種の生き残り、27株、今年一回目播種のSaint Drift種141本、UT種16本、合計で184。
 正気の沙汰ではないが、まだ4/19に播種、5/19にポリポットに仮植したSD種が245/600あり、なおかつ成育は遅く茎が太くて短く、なかなか立ち上がらないUnisonous Tragedy種も2回分で百数十ポット残っている。
 あとは、新たに借りた近くの草ぼうぼうの造成地に植えて観察と選抜を続行。残る土地にはソバを播くつもり。ここは共同栽培ではないから自分の考えを試すことができる。



 
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 庭のモミジの木につがいの鳩が巣作りを始めたと思ったら、午後にはどこかへ行ってしまった、残念。小猫といい鳩といい、やはり動物が苦手なのを見抜かれているらしい。隣の豪邸には燕が巣を作っている。