しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2010年6月9日水曜日

どこまでもしろうと

 先日来、荒れ放題だった花園2号3号畑を3度にわたって耕運し、だいぶ畑らしくなったのは良かったが、ロータリーの爪のいちばん内側の左右2枚が石に当って曲がってしまったらしく、チェーンケースに当ってしまうようになった。
 新品に交換したばかりなので、また新品を買うわけにもいかないし、爪全体をセットで売っていて、内側の2枚だけ下さいというわけにはいかない。しかも内側の2枚は他の爪と形が違う。
 仕方なく爪2枚を外して、従姉の旦那さんが営んでいるプレス工場へ行き、万力と鉄のハンマーを借りて叩いて直そうと思ったが、そんなことで厚い鋼の曲がりが直るのものではないと笑われた。ではどうするかと見ていると、爪を万力に挟むのは同じだが、溶接用の酸素バーナーで曲がりの部分をあぶるとじきに赤くなる。そしたら普通の大きさの鉄のハンマーでちょっと叩くだけでぐっと曲がる。数回繰り返してほぼ真っ直ぐになったのをみて、水のなかにジューッと入れ、焼きを入れたら終了。むむ、やはり、餅は餅屋、鉄は鉄屋である。
 厚さ8ミリもの鉄が叩いて曲がると思うのは、悲しいかな、しろうとである。
 小説もしろうとであるから、プロだったら書かないような妙なものばかりを書きたがる。
 畑もプロが作らないようなもの、お金にならないようなものにばかり熱中する。どこまでも趣味的なので、何をやってもしろうとの域を出ない。
 死ぬまで物好きなしろうとのままだが、かといって、自分がしたいことだけしていて結構楽しいのだから文句の出ようもない。

 探していた中古管理機が見つかった。二輪ではなく一輪だが、主要目的が耕運ではなく除草や培土、畝立てなどだから一輪の方が小回りが利いていいだろう。定格出力4馬力、最大出力5,5馬力なので、パワーはまずまず。 これで今年の雑草に負けないソバ作りは、体勢万全である。

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