今年初めて、さるソバ生産協同組合と共同栽培した山の中の畑の結果がさんざんな結果に終わった理由について、ただ多雨と日照不足だけにあるのではなさそうな気がしていろいろ考えている。
昨年、視察に行った時も、周囲のソバが針金のように細くて丈の短いものだったので、今年の特異的な多雨・日照不足だけに不作の原因があるのではなさそうだと推測。
今日は、自家菜園で少し試験栽培した在来種は結構収量があったので、そこの土を採取して来て、電気伝導度を測ってみた。
結果は0.12mS(ミリジーメンス)。
普通の作物が0,3から0,5mSくらい(施肥前の数値)がいいと言われているので、それに比べると数値は低いが、ソバはむしろこれくらいが最適なのかもしれない。
0,1からせいぜい0,2mS。
それなのに、今年失敗した山の畑の数値は、栽培前、施肥前に計測したときに0,02mSであった。この数字は肥料分がほとんど無いに等しい。
気になったが、ソバ生産協同組合の慣行の施肥にOKを出してしまった。10a当り窒素2,8kg。
天候のせいもあるが、それにしても養分吸収が悪すぎる。肥料が少ないというよりも、吸収できない原因がほかにあるとしか考えられない。
どうも、土に問題がある。
しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
2014年12月1日月曜日
材料調達
仕事で出かけたついでにホームセンターに寄り、ホッパーの部品、モーターから上臼までのシャフトの素材などを購入。
台に使うアングルやキャスター、木材、アルミ板なども購入する予定だったが、カード会員10%引きのセールがいずれあるはずなので、それまで待つことにした。
ホッパーは基本的に1号機である「そば吉君2号」と同じ材料で同じ大きさで製作するこ
とにした。
2号機である「そば吉君3号」は直径が大きいし溶岩製で作業効率もいいと思われるのでホッパーを大きくしたかったが、透明で中身が見える素材の大きいサイズが見つからないので断念し、同じサイズにすることに決定。
ただし、エクステンションというか、臨時的にホッパーの容量を大きくする仕組みは「そば吉君2号」で製作してあるので、それを使えば8かL10Lくらいまでは可能になる。
2014年11月26日水曜日
ラッキー
箱は古びて開けられてはいるが、未使用ではあるらしい。
現在もメーカーで製造販売されている型番なので、実にお得な買い物ではありました。
ついでにこれと合体させるモーターも検索してみたがヒットせず。
ただし、念のためにモーターの出力が30W多い機種の型番で検索したら、ありました!!
去年の8月製造で新品未使用。
もう一度、メーカーサイトで型番を検索してみたら、これも現在も製造販売されている型番で、しかも減速ギヤも今回落札したものが使えることが判明。
ということで、このモーターも即決価格で落札。メーカーのウェブサイトの価格の58%。
消費電力は予定より30W増えるが、その分、起動トルクや定格トルクは大きくなるので安心ではあります。
1650回転が15回転になるのですから、トルクの心配はないと思いますが、
「作りました。でも、重くて回りません」
では泣くに泣けませんから。
やれやれ、これで必要なものは揃いました。
ホームセンターで台やらシャフトやらホッパーやらを作る資材をそろえておいて、1月、2月に製作する予定です。
2014年11月25日火曜日
たった10目の違いの間に横たわる大きな風味の差
一昨日テスト製粉したK町在来を試し打ちし、試食。
ただし山ノ神が温かい蕎麦を強く主張したので、泣く泣く鳥南蛮に……(号泣)
そこそこ美味しかったことは事実。
しかし、やはり、たかが篩の40目と30目、その「たった10目の違いの間に横たわる大きな風味の差」を実感。
粒度分布を考えれば、やはり篩は粗いに越したことはない。
が、30目より粗い粒子は私の拙い蕎麦打ち技術では歯が立たないし、食感にも問題がある。30目くらいが限度。
ただし山ノ神が温かい蕎麦を強く主張したので、泣く泣く鳥南蛮に……(号泣)
そこそこ美味しかったことは事実。
しかし、やはり、たかが篩の40目と30目、その「たった10目の違いの間に横たわる大きな風味の差」を実感。
粒度分布を考えれば、やはり篩は粗いに越したことはない。
が、30目より粗い粒子は私の拙い蕎麦打ち技術では歯が立たないし、食感にも問題がある。30目くらいが限度。
2014年11月24日月曜日
2014年11月23日日曜日
2014年11月22日土曜日
2014年11月21日金曜日
2014年11月18日火曜日
2014年9月27日土曜日
自分の未熟を棚に上げ
どうも自分で碾いたのではない粉は打ちにくい。
というか、300g中40目(訳32メッシュ)より粗い粉が50gで私には粗過ぎる。
しかも玄碾きなので麺体がくすむしそば殻も目立ってしまう。
その上、細く切れない。
粗いので水分が取られ、その分、捏ねが強くなり、その結果、蕎麦が固くなる。
5月に入手以来作業がはかどらなかった32cm臼、いよいよ最終局面でビシャンによるドレッシング。このビシャンは借り物だが、やはり安山岩、溶岩系の素材だとタタキだけでなくビシャンも必須で、自分のものを持たなければならないことが良く判りました。
可能な限りそば殻を碾きこまず、かつ細かく碾ける部分は細かく、粗く碾く部分は粗く、それを一回碾きで出来ますように。
2014年9月26日金曜日
インバーターGet
モーター、ギヤヘッド、インバーター。
すべて新品では値が張るので中古を探すことにし、とりあえずは幸先良くインバーターをゲット。
4年前の製造で未使用のいわゆる新古品だが、家庭用の単層100Vで使えて三相200Vのモータを回せ、なおかつ回転数を落とせる。
ただし回転数を1/100にも落とせる訳ではないので、1/50くらいのギヤヘッドは必要。そうすれば、一分間に30~15回転くらいに回転数を変えられる見込み。
モーターとギヤヘッドは新品でも2万ちょっとくらい。時間をかけてちょうど良いモーターとギヤヘッドの中古を探すか、新品で間に合わせるか。あわてることもないので、じっくり進めよう。
すべて新品では値が張るので中古を探すことにし、とりあえずは幸先良くインバーターをゲット。
4年前の製造で未使用のいわゆる新古品だが、家庭用の単層100Vで使えて三相200Vのモータを回せ、なおかつ回転数を落とせる。
ただし回転数を1/100にも落とせる訳ではないので、1/50くらいのギヤヘッドは必要。そうすれば、一分間に30~15回転くらいに回転数を変えられる見込み。
モーターとギヤヘッドは新品でも2万ちょっとくらい。時間をかけてちょうど良いモーターとギヤヘッドの中古を探すか、新品で間に合わせるか。あわてることもないので、じっくり進めよう。
2014年9月22日月曜日
石臼電動化2作目?
しばらく前に、石臼の師匠から直径34cmの溶岩の石臼が届きました。
手碾き出来ないこともないがやはり重過ぎて使いこなせないので、これを電動にして使えたら使ってということです。
あれから毎日、その石臼の目をながめています。
時間にすればほんの数分か、十分くらいですが、見ているといろんなことが解って来ます。
1kgほど手碾きで碾いてみましたが、玄ソバが入れば結構軽く回り、粒度分布の広い粉が気持ちよく落ちてきます。
細かい粉が碾ける石臼が一般的にはいい石臼ということになりますが、師匠の石臼はただ細かい粉を碾くだけの臼であることを拒否しているような風貌をしています。
そして玄そばを磨り潰すのではなく、剪断する、荒々しく切るといった目になっています。それでいて、そば殻を可能な限り碾きこまずに排出する。
まさに、稀有な石臼です。
この34cm臼の電動化は定速なら簡単なのですが、師匠は玄ソバに応じて少しは回転数を変えられる方がいいと言います。
回転を変えるとなるとインバーターが必要で、しかもモーターは100Vではなく三相200Vということになります。インバーターだけで15回転や30回転には落とせないので、ギヤヘッドも必要。中古を探すにしても大変です。半年、一年かけるつもりでゆっくり進めます。
それより先に、今年5月に入手してまだまだ中途半端だった32cmの溶岩臼の目を、相当修正しなければならないことが解ったので、それを優先させます。
手碾き出来ないこともないがやはり重過ぎて使いこなせないので、これを電動にして使えたら使ってということです。
あれから毎日、その石臼の目をながめています。
時間にすればほんの数分か、十分くらいですが、見ているといろんなことが解って来ます。
1kgほど手碾きで碾いてみましたが、玄ソバが入れば結構軽く回り、粒度分布の広い粉が気持ちよく落ちてきます。
細かい粉が碾ける石臼が一般的にはいい石臼ということになりますが、師匠の石臼はただ細かい粉を碾くだけの臼であることを拒否しているような風貌をしています。
そして玄そばを磨り潰すのではなく、剪断する、荒々しく切るといった目になっています。それでいて、そば殻を可能な限り碾きこまずに排出する。
まさに、稀有な石臼です。
この34cm臼の電動化は定速なら簡単なのですが、師匠は玄ソバに応じて少しは回転数を変えられる方がいいと言います。
回転を変えるとなるとインバーターが必要で、しかもモーターは100Vではなく三相200Vということになります。インバーターだけで15回転や30回転には落とせないので、ギヤヘッドも必要。中古を探すにしても大変です。半年、一年かけるつもりでゆっくり進めます。
それより先に、今年5月に入手してまだまだ中途半端だった32cmの溶岩臼の目を、相当修正しなければならないことが解ったので、それを優先させます。
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