しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2014年12月2日火曜日

土に問題

今年初めて、さるソバ生産協同組合と共同栽培した山の中の畑の結果がさんざんな結果に終わった理由について、ただ多雨と日照不足だけにあるのではなさそうな気がしていろいろ考えている。
昨年、視察に行った時も、周囲のソバが針金のように細くて丈の短いものだったので、今年の特異的な多雨・日照不足だけに不作の原因があるのではなさそうだと推測。

今日は、自家菜園で少し試験栽培した在来種は結構収量があったので、そこの土を採取して来て、電気伝導度を測ってみた。
結果は0.12mS(ミリジーメンス)。
普通の作物が0,3から0,5mSくらい(施肥前の数値)がいいと言われているので、それに比べると数値は低いが、ソバはむしろこれくらいが最適なのかもしれない。
0,1からせいぜい0,2mS。

それなのに、今年失敗した山の畑の数値は、栽培前、施肥前に計測したときに0,02mSであった。この数字は肥料分がほとんど無いに等しい。
気になったが、ソバ生産協同組合の慣行の施肥にOKを出してしまった。10a当り窒素2,8kg。
天候のせいもあるが、それにしても養分吸収が悪すぎる。肥料が少ないというよりも、吸収できない原因がほかにあるとしか考えられない。
どうも、土に問題がある。

0 件のコメント:

コメントを投稿