いつまでも暖かい秋だったがようやく霜が降りるようになり、そろそろその時期だと野沢菜を採りに家庭菜園へ行った。家族3人なのでそうたくさんは要らないので小さな束で4つほど収穫した。
終わってあちこち見回っていると、あれれ、また季節はずれの怪しい蕾が。
通常はルバーブの5月から6月にかけて咲くものだが、なぜか、この種類は毎年今頃蕾をのぞかせる株が出てくる。
実は、この株の元々の種が育成されたのが南半球であるので、それでこうして季節を勘ちがいして今頃蕾を作ってしまう株があるらしい。
冬から春、春から夏、秋、そういう温度変化を感受して、彼らは異国で春に芽を出し、それから茎や葉を伸ばし、蕾をつけて花を咲かし、種を生産する。
そうやって環境に順化してゆく一方で、かつて生育した国での時間の流れのようなものが遺伝子の中にかすかに記憶されていて、だから季節とは逆に冬の手前で蕾を生成してしまう。かの地では今まさにルバーブが花盛りの季節である。
こんな風にただ単に季節の温度変化だけで生きているのではないということで、感心してしまいます。
それにしても、そろそろ、来年あたり株を選抜して株分けによる増殖を始めてみないと。
しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
2011年11月23日水曜日
2011年11月21日月曜日
大失敗・その1
この夏に、普通ソバといっしょにダッタンそばの種を播きました。30mくらいの長さの畝で6通りくらい播いたにもかかわらず、芽が出たのは一株だけという大失敗に終わって、ダッタンソバを粉にして毎日飲んでいるダッタンそば湯を自家製のものにしようという目論見が潰えました。
(実は片山虎之介さんの「ダッタン蕎麦百科」と「不老長寿のダッタン蕎麦」を読んで以来、私もこれで脳梗塞や循環器系の病気を予防するつもりなのでした)
それにしても、こんなに壊滅的に発芽しないのは種が悪かったのだろうとずっと思っていました。
しかし一週間ほど前に、ソバ関係のデータを印刷して綴じてあるファイルを開いていて、ひゃっとしました。
ダッタンそばにマイクロウェーブを照射すると苦味が消えるという研究データが目に入ったのです。
そういえば、種として購入したダッタンソバ1kgのうちの数百gを自宅のマイクロウェーブ発生装置=電子レンジにかけ、それを石臼で碾いたことがあった。確かに苦味はかなり無くなってなるほどと納得したのだったが、まてよ、あの時ダッタンソバが入っていたガスバリア袋をそっくり全部電子レンジにかけてしまったのではなかったか? ひゃっとしたのは、そう思い至った瞬間。そうか、種として播種することを忘れて、一部ではなく全部を電子レンジにかけた可能性がある。
ウァーン・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ナクナョ~
ふうむ、種を電子レンジにかけちゃ、発芽する訳ありませんよね。(ばかだなあ、つまらない実験をして)
「種を見ると播きたくなる病気」をかかえていますので、懲りずにまた来年種まきしてみます。
(実は片山虎之介さんの「ダッタン蕎麦百科」と「不老長寿のダッタン蕎麦」を読んで以来、私もこれで脳梗塞や循環器系の病気を予防するつもりなのでした)
それにしても、こんなに壊滅的に発芽しないのは種が悪かったのだろうとずっと思っていました。
しかし一週間ほど前に、ソバ関係のデータを印刷して綴じてあるファイルを開いていて、ひゃっとしました。
ダッタンそばにマイクロウェーブを照射すると苦味が消えるという研究データが目に入ったのです。
そういえば、種として購入したダッタンソバ1kgのうちの数百gを自宅のマイクロウェーブ発生装置=電子レンジにかけ、それを石臼で碾いたことがあった。確かに苦味はかなり無くなってなるほどと納得したのだったが、まてよ、あの時ダッタンソバが入っていたガスバリア袋をそっくり全部電子レンジにかけてしまったのではなかったか? ひゃっとしたのは、そう思い至った瞬間。そうか、種として播種することを忘れて、一部ではなく全部を電子レンジにかけた可能性がある。
ウァーン・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ナクナョ~
ふうむ、種を電子レンジにかけちゃ、発芽する訳ありませんよね。(ばかだなあ、つまらない実験をして)
「種を見ると播きたくなる病気」をかかえていますので、懲りずにまた来年種まきしてみます。
2011年11月20日日曜日
力仕事をした時は
今日はようやく、自作の在来種のそばを、試しうちではなくきちんと打ってみた。
しかし、まとめはじめてすぐに水が足りなかったことが分かった。足りないといってもおそらく1ccとか1,5ccといった程度なのだが、小心者はここで動揺する。延しはともかく、切りがメチャクチャになって写真を撮る気にもなりません。
茹でてざるに盛ってみると、延しが薄い割りに幅が広いし、細いの幅の広いの、まあ、自分ひとりで食べるにしても我慢の限度を超えています。家族には食べさせず、ひとりで食べました。
コシ、のど越し、風味などはまずまずOKでした。おいしかったです。
香りはちょっと弱い感じでしたが、これは年によって異なるので何ともいえません。
あのソバ大不作の一昨年のそば粉が、実はまだ1kgの真空パックで7袋くらい冷凍庫に眠っているのですが、一昨年の蕎麦粉は水回しをしているともうもうと立ち昇って脳が麻痺したものでしたが、ああいう強い香りは今年も感じられません。もうああいうそば粉にはめぐり合えないのでしょうか。
そういえば、あの年の新蕎麦会ではM君がお箸で蕎麦を摘んだと思ったらいきなり椅子から立ち上がり、「蕎麦の香りがする~」と大声で叫んだのでびっくりしました。
今回の製粉は及第点の80点くらいと思えるが、切りは最低で30点くらいのもの。情けないです。
でも、よくよく考えてみたら、今日は8:30から地区の神社の注連縄作りに参加していて、藁を絞めたりロープを引いたり腕力を要する作業をし、その後で慰労会でお酒も飲んだので、そもそも繊細な包丁作業ができる訳はないのでした(反省……力仕事をした時は蕎麦打ちをしてはいけない)。
しかし、「蕎麦を打つのが下手な蕎麦好き」って、なんだかギャップが大きすぎます、ウァーン・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ナクナ
2011年11月18日金曜日
どれがいちばんねずみのお尻に似ている?
夕方、ちょっと時間があったので家庭菜園へ行ってねずみ大根を収穫した。抜いて葉を切って、玄米を入れる紙袋にちょうどひと袋あった。本数は多分、80本くらい。
水分が少ない辛味大根なので、真冬は発泡スチロールの箱へ入れておき、その後は新聞紙に包んで冷蔵庫に入れておくと、腐らずにずっと生きていて使える。上手に保管する場所があれば、夏ごろまで蕎麦に添えることが出来る。
辛味大根は味蕾を洗ってリフレッシュしてくれるので、何は無くても蕎麦に大根おろしだけは欠かせない。
それにしても自家採種を2年続けたせいか、もともとF1ではなく固定種であるせいか、ルバーブ同様、その形質が実に不ぞろいだ。
どれがいちばんねずみのお尻に似ているか、5本ほど並べて写真を撮ってみた。右から二番目が元々のねずみ大根のお尻にいちばん似ている。
もしも、来年もまたこのなかから採種するとすれば、今からきちんと形の良いものを採取用の母本(採種の世界ではそういうらしい)として選抜し、保管しておくべきだろう。今の内に植えなおしておく場合もあるらしいが、ここは寒地であるので、保存しておいて来年の春の彼岸頃に植えてもいい。今年も3月に植えなおして6月~7月に採種できた。
このあたりでは大根を抜かずに放置して花を咲かせているひとはいないので、交配の心配も先ず無い。自家採種も結構面白い。
2011年11月17日木曜日
わが偏執的上臼探索
今年ついに電動化した石臼は、親戚筋の家の漬物石と化していたものをほぼ強奪するようにいただいて来た直径一尺(30cm)の地元の安原石という安山岩製で、田舎の石屋の物にしては端正な形をしていて、それで気に入ってモーターを取り付けたのだった。
ほかに、子どものころから我が家にあった一尺一寸(33cm)の石臼と、同じ一尺一寸だが妻の実家から確保して来た固い溶岩の下臼と、Tさんの庭にイワマツの盆栽の置き台になっていた上臼とで、合計三つの石臼がある。しかし我が家伝来の石臼はおんぼろであるし、妻の実家の庭の片隅から確保して来た下臼は惚れ惚れするほど黒く固く、しかも端正な目をしているのだけど、かんじんの上臼が家の中土蔵の中、屋敷の中、どこを探しても見つからない。この黒くて固い溶岩の上臼が見つかったら、この石臼で玄ソバを手碾きしてみたいと思っている。
義兄は黙っているが、実は土蔵の隣に鉄骨の小屋を建てた、その基礎石の代わりに埋めてしまったのではないかと類推している。
いつか、あの鉄骨の小屋の四隅を掘ってみたい気がしている。
2011年11月16日水曜日
結果報告
昨日から製粉を始めていた交雑した奈川在来。途中で仕事に出かけたりで中断ばかりしていて、ようやく今日、袋詰めした。
その結果。
碾き割りした際のハナ粉を50メッシュで篩ったもの 1,4kg
製粉機での一番粉 5,0kg
〃 二番粉 3.6kg
電動石臼での三番粉 4,2kg
そば粉になったもの 合計 14,2kg
磨きで出たゴミ 0,9kg
サナゴ 0,8kg
そば殻 3,8kg
捨てたもの 合計 5,5kg
300gは行方不明。
ということで、結局歩留まりは71%で、もう少し少なければベストでしたが、まずまずです。
原料20kgからガスバリア袋に1kgずつ脱酸素剤とともに封入したものが14袋できました。これで当分そば粉の心配をせず蕎麦打ちできます。
その結果。
碾き割りした際のハナ粉を50メッシュで篩ったもの 1,4kg
製粉機での一番粉 5,0kg
〃 二番粉 3.6kg
電動石臼での三番粉 4,2kg
そば粉になったもの 合計 14,2kg
磨きで出たゴミ 0,9kg
サナゴ 0,8kg
そば殻 3,8kg
捨てたもの 合計 5,5kg
300gは行方不明。
ということで、結局歩留まりは71%で、もう少し少なければベストでしたが、まずまずです。
原料20kgからガスバリア袋に1kgずつ脱酸素剤とともに封入したものが14袋できました。これで当分そば粉の心配をせず蕎麦打ちできます。
2011年11月15日火曜日
気の長い話
そば粉が少なくなって来たので、また製粉した。玄ソバは、今年の初め頃にネット上で発見した玄ソバで販売していたN在来だが、まじまじ見ると交雑しているのが明らかだった。本来が種子としてではなく食用として売られている玄ソバだから、それを石臼で碾くなりしてそば粉にして食べてしまえば問題はない。
それを種として栽培しようとする、つまり目的外使用をあえてしようとしているのだから、交雑している粒があっても仕方ないのである。
そして、交雑していると思しき粒はすべて排除したつもりだったが、播種して収穫してみるとまだ交雑していると思える玄が結構存在している。
この画像の右が本来のN在来、左側は交雑したソバ。あまりに大きく、あまりに黒いので、信濃1号ではなくキタワセかと類推するのだが、素人には良く分からない。分からないけれども、違う品種であることだけは素人目にも明々白々。
来年度は右側から気に入ったものを採種用として選抜し、それを他のソバ畑のソバと交配しない場所で播種用として栽培し、それを翌年に食用として栽培すれば本来のN在来に近いソバになる。
ということは、少なくともあと二年後でなければMy sobaにたどり着けないことになる。
気の長い話ではあるけれど、それが現在の目途。
2011年11月13日日曜日
2011年11月12日土曜日
今日もひねもす
今日は新蕎麦会の予定が狂ってしまったので、まだ乾燥が甘いらしいが、T在来(イニシャルで書くのが面倒になったので=対馬在来)を少し磨きにかけて石臼にかけてみることにした。
しかし、1kgでは少なすぎて循環式精米機のなかで対流しない。
仕方なく2kgを磨き、その半分の1kgを石臼にかけた。
その結果、一回目を60目のふるいにかけたでんぷんの多い粉が505g。
↓
その60目で篩い残ったものをもう一度石臼にかけ、同じく60目で篩った2回目の甘皮付近のタンパク質の多い粉が250g。
↓
色の違いがそれほどわからなくなってしまいました。
合計で755g。
しまった、また70%を越えてしまった。もう少し歩留まりを下げないと。
それに60目だとやはり鬼皮の破片が排除できない。これくらいは仕方ないか。
この粉の試食はまた後日。苦味その他かなり強烈な個性のソバらしいので楽しみ。
しかし、1kgでは少なすぎて循環式精米機のなかで対流しない。
仕方なく2kgを磨き、その半分の1kgを石臼にかけた。
その結果、一回目を60目のふるいにかけたでんぷんの多い粉が505g。
↓
その60目で篩い残ったものをもう一度石臼にかけ、同じく60目で篩った2回目の甘皮付近のタンパク質の多い粉が250g。
↓
色の違いがそれほどわからなくなってしまいました。
合計で755g。
しまった、また70%を越えてしまった。もう少し歩留まりを下げないと。
それに60目だとやはり鬼皮の破片が排除できない。これくらいは仕方ないか。
この粉の試食はまた後日。苦味その他かなり強烈な個性のソバらしいので楽しみ。
2011年11月11日金曜日
2011年11月10日木曜日
失敗と反省
粗碾きというより、ただの引き割りと言っていいくらいの粗碾きを30%混ぜて150gで試し打ちしてみた。水加減もまずまずで、延しも切りも順調だった。
が、茹でたら切れた。といっても7~8cmから10cmくらいはあったのだが。要するに粗い粒のところで切れたらしい。
しかもその上ショックだったのはぜんぜんおいしくなかった。粗碾きだからおいしいとか、新蕎麦だからおいしいなんていうのは迷信ですね。
新蕎麦より、1月2月の寒中の方がずっとおいしくなる。
こうして実際にやってみると、頭で考えているよりずっと身を以って理解できるのがいいです。
やはり40目(32メッシュ)のふるいくらいが限度か。
というより、もっと普通のそば粉できちんと打てるようになりなさいということか。
が、茹でたら切れた。といっても7~8cmから10cmくらいはあったのだが。要するに粗い粒のところで切れたらしい。
しかもその上ショックだったのはぜんぜんおいしくなかった。粗碾きだからおいしいとか、新蕎麦だからおいしいなんていうのは迷信ですね。
新蕎麦より、1月2月の寒中の方がずっとおいしくなる。
こうして実際にやってみると、頭で考えているよりずっと身を以って理解できるのがいいです。
やはり40目(32メッシュ)のふるいくらいが限度か。
というより、もっと普通のそば粉できちんと打てるようになりなさいということか。
2011年11月9日水曜日
収穫祝いではなく
上げる予定だったそば粉(ガスバリア袋に1kgと脱酸素剤を封入)12袋を持ってTさんのお宅を訪ねて、しばらくのんびり雑談。そのうちに以前からしようということになっていた収穫祝いの話題になり、12日の土曜日にしようと決まった。ほかに4人ほどで計6人。アルコール無しだというので、それじゃ収穫祝いというのも変だから新蕎麦会ということにしましょう、ということになった。
まあ、だらだら飲み食いした挙句に蕎麦では蕎麦もおいしくないので、お酒無しもいいと思うが、しかし、缶ビール一本くらいは飲みたいような気がしますw。
Tさんは天ぷらを用意するという。Tさんは現在一人暮らしなので女性はふたり参加をお願いするという。6人が皆、Tさんを介して顔見知りなので、気楽な会になるだろう。
蕎麦はTさんも打つとは言ったが病院の3科に通院中のひとに打たせる訳にもいかないので、私が家で打って持って行くことにした。あとは自分の好きな「冬瓜のそぼろあんかけ柚子風味」でも作っていこう。
蕎麦は、N在来の50メッシュの粉で500g、あと500gは50メッシュに昨日碾いた粗碾きを混ぜたものを打って2種類の蕎麦の盛り合わせにしたいと思うが、一度粗碾きの方をテスト打ちしてみなければならない。もう日が無いけれど。
まあ、だらだら飲み食いした挙句に蕎麦では蕎麦もおいしくないので、お酒無しもいいと思うが、しかし、缶ビール一本くらいは飲みたいような気がしますw。
Tさんは天ぷらを用意するという。Tさんは現在一人暮らしなので女性はふたり参加をお願いするという。6人が皆、Tさんを介して顔見知りなので、気楽な会になるだろう。
蕎麦はTさんも打つとは言ったが病院の3科に通院中のひとに打たせる訳にもいかないので、私が家で打って持って行くことにした。あとは自分の好きな「冬瓜のそぼろあんかけ柚子風味」でも作っていこう。
蕎麦は、N在来の50メッシュの粉で500g、あと500gは50メッシュに昨日碾いた粗碾きを混ぜたものを打って2種類の蕎麦の盛り合わせにしたいと思うが、一度粗碾きの方をテスト打ちしてみなければならない。もう日が無いけれど。
2011年11月8日火曜日
試行錯誤開始
夕方5時過ぎから夕食までの間に、磨きをかけて製粉したN在来の残りが2,5kgくらい半端に残っていたので、それを製粉機で殻を割り、ハナ粉とそば殻を排除してから電動石臼のホッパーを外して直接物入れからどんどん入れて粗碾きしてみた。石臼の回転数は毎分15回転で変えられないので、とにかく物入れいっぱいにどんどん落とし込んでみた。
篩いは20目とか30目を持っていないので、40目あるいは16目しかない。
仕方ないのでそば殻を篩う16目で篩ってみたら、さすがに粗すぎる感じ。
これでは碾き割りよりちょっとましなだけ。これ混ぜたら危ないというか、つながらないだろう(量にもよりけりだが)。
やはり20目か30目を粗碾き用に購入した方がいいのだろうけど、こんなことをしているうちに篩が全部揃ってしまうではありませんか、(ーー;)
少しそば殻の粉砕されたのが残っているが、これくらいは仕方ないか。ピンセットで拾い出すという人もいるらしいが、いい加減な人間なのでそこまで厳密にはなれない。
また甘皮がざらざらな感じで混じっているのも麺のつながりにどんな影響をもたらすのか、とにかく、実際に混ぜて打ってみるのはいちばんだろう。
友達や兄弟にそば粉を上げるので誰が打ってもつながるそば粉を製粉しなければならないが、そのためにはどうしても50メッシュなり、60メッシュの篩を通すことになる。するとのど越しやコシはまずまずなのだが、肝心要の風味がぼやけてしまう。そこで自分ではこっそり粗碾きを混ぜて打ってみようという、そのための粗碾き。この超粗碾きでいいのか、20目(16メッシュ)か、それとも30目(24メッシュ)が適切なのか、さて、試行錯誤開始。40目(32メッシュ)は持っているので、そのあたりまで試してみよう。
篩いは20目とか30目を持っていないので、40目あるいは16目しかない。
仕方ないのでそば殻を篩う16目で篩ってみたら、さすがに粗すぎる感じ。
これでは碾き割りよりちょっとましなだけ。これ混ぜたら危ないというか、つながらないだろう(量にもよりけりだが)。
やはり20目か30目を粗碾き用に購入した方がいいのだろうけど、こんなことをしているうちに篩が全部揃ってしまうではありませんか、(ーー;)
少しそば殻の粉砕されたのが残っているが、これくらいは仕方ないか。ピンセットで拾い出すという人もいるらしいが、いい加減な人間なのでそこまで厳密にはなれない。
また甘皮がざらざらな感じで混じっているのも麺のつながりにどんな影響をもたらすのか、とにかく、実際に混ぜて打ってみるのはいちばんだろう。
友達や兄弟にそば粉を上げるので誰が打ってもつながるそば粉を製粉しなければならないが、そのためにはどうしても50メッシュなり、60メッシュの篩を通すことになる。するとのど越しやコシはまずまずなのだが、肝心要の風味がぼやけてしまう。そこで自分ではこっそり粗碾きを混ぜて打ってみようという、そのための粗碾き。この超粗碾きでいいのか、20目(16メッシュ)か、それとも30目(24メッシュ)が適切なのか、さて、試行錯誤開始。40目(32メッシュ)は持っているので、そのあたりまで試してみよう。
2011年11月7日月曜日
登録:
投稿 (Atom)