腰が痛い
腰と膝が痛いのに草刈機でソバを刈るTさんと、向こうに小さく見えるのはTさんの応援のFさん。ただの草刈にしか見えませんが、これでもソバの刈り取り作業中。
↑の写真。刈って縛るでもなく、棒に架けるでもなく、適当にまとめてそのま4~5日干しておく。「地干し」という実に横着な方法です。これをブルーシートを広げた上に集め、彌生時代さながらに棒で叩いて脱穀する。
欠点は、脱穀の際に土や細かい石が混じる可能性があること。
それにしても、やはりソバは穀物ではなくただの草の実です。
ただの草の実の粉をこね回して延して切って、茹でて、風味がどうの、喉越しがどうのと、何だかなあ。
途中、Tさんが今年のソバは付いている実の数が少ないと言い出した。すでに個人栽培分の刈り取りを済ませている私はすでにそれを実感している。ソバは自家受粉ではなく他家受粉なので、ミツバチが少ないのが影響しているのか、それともこの夏の高温旱魃の影響か。その両方だと思うのだが、Tさんいわく、この400坪くらいで100~120kgは欲しい、と。
さて、どうでしょう? 個人栽培の試験的に早播きした40坪で乾燥不十分ながら17kg、乾燥させても15kgはあるはずなので、400坪なら150kgある計算。でも、この400坪は雹に叩かれているので100kgあるかどうか。ふたりで分けて50kgずつ。製粉歩留まり65%で、ソバ粉32,5kg。大丈夫じゃないですか。
でもお手伝いのFさんの日当支払いがありますが、さて、これは誰が?
ああ、腰が痛い。お風呂で暖まろう。