しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2013年9月13日金曜日

タチアカネもどき


在来種には写真のように赤い実が付くものがたまたまあります。
これも熟すと黒くなってしまうので他の玄ソバと見分けがつかなくなりますが、今ははっきり違いがわかります。

長野県には、このような在来種の燈籠(実)が赤いものから選抜された「タチアカネ」という品種がありますが、味はどうなんでしょう。
花が赤い高嶺ルビー同様、交雑の対象がひとつ増えただけのような気もしますが。



2013年9月12日木曜日

またまたつまらんことを

三日ほど留守にしていたら、花園1,2,3号地の在来種の生育がすごい進んでいました。
もう黒くなった実が見える。
あまりに気が早いので、ひょっとすると交雑していると思われる信濃1号の血をひいているのかも、(ーー;)








それからこちらの2枚は採種用のka在来種。上の写真と下の写真では付いた玄の形がかなり異なる。上の写真の実の方が短くてずんぐりむっくり。下の写真はまあ普通のソバの形。
在来種だから雑多な形質の玄ソバがあって当然だが、たとえばの話、上の写真のずんぐりむっくりの実のついた茎1本をそっくりを別に管理して乾燥と採種をし、その数十粒だけを来年他のソバとは別の場所で隔離して栽培し、また採種したらどうなるか。ちょっと試してみたい気分。


またまたつまらんことを……(ーー;)

2013年9月11日水曜日

ソバ畑見学ツアー

9,10,11と三日間、こんなところをさまよい歩いていました。



2013年9月7日土曜日

ミツバチ撮影失敗

いよいよ花が増えて来ました。
今日はミツバチもたくさん来ていましたが、結構素早いし、風もあって撮影は失敗しました。


2013年9月6日金曜日

気がして……来ました

希少でなおかつ13年前のもので芽が出るかどうか難しかったので、先ずは水分コントロールがしやすいということを第一条件にビニールハウス内に播種した地元のK在来だが、いかにサイドを開けてあるとはいえ、屋根と裾のビニールで風通しが悪く、気温も露地より高めに推移しているためか、だいぶ温室育ち風にひょろ長いかんじになって来たので、昨日、9月5日に杭を打って倒伏防止のためにビニールテープを張った。


下の写真は、一日経った今日の状況。
あれ?
なんだか一日でずいぶん伸びたような、花がにぎやかになったような。



一応、実がつき始めているのでひと安心。これで、葉が黄色くなるまで置いておけば試食用と播種用合わせて2~3kgくらいはいけそうな……気がして……来ました。

2013年9月4日水曜日

とめてくれるなおっかさん

三温度帯ストッカーというものを知った。
冷蔵・チルド・冷凍の三温度帯の切り替えが出来る冷蔵庫というか、冷凍庫というか、しかも価格が個人でもポケットマネーで買える価格で、サイズ・容量も豊富で用途に応じて大小選択できる優れもの。
無論、自分用のそば粉や玄ソバの保存を考えてのことですが、(ーー;) ……。

恒例のソバ産地巡りツアー、9月9、10,11日に決定。二泊はやばいが仕方ありません、とめてくれるなおっかさん(あれ? どこかで聞いた台詞)

2013年9月3日火曜日

雨乞いではなく雨鎮め

今日も雨かと覚悟していたが、秋雨前線が北に上がったらしく青空が見え、終日、雨は降らなかったので少し安堵。

雨が降リ続けば、たとえどれだけであってもソバが倒れてゆく。
水分が多くて日光が当たらないので、ソバはますます軟弱徒長し、ますます風雨に倒されるようになる。
とはいえ、まだ当地は被害というほどの被害はない。秋雨の時期にはいずれにしてもソバは軟弱徒長し倒伏するのがソバ栽培では普通である。
富山に在来種の玄ソバを送ったが、どうやら出芽して2cmくらいで雨水に流されたり浸かったりしたらしいし、西日本や日本海側の雨も相当にしつこいし激しい。
秋雨といえば静かに長く降るというイメージが強いのだが、今年は違う。天が狂ったかと思うくらいの降り方が続いている。
唯一、静岡のソバ栽培友達だけが日照りに悩まされているが、他の地域は雨乞いではなく雨鎮めをしたいくらい。


2013年9月2日月曜日

雨vsソバ

ゲリラ豪雨的な激しい降りは短時間だが、今日は結構長く降っていた。強いパンチではないが、じわじわ利いてくるブローといった降り方。
すべてのソバ畑をパトロールしたが、少しずつ倒伏する茎が増えているのを実感。
ことに播いたのが一日でも早い畑、窒素が多い畑ほどそうである。

写真はいちばん最後に播いたN原の西側からの撮影。この畑の西半分はTさんがソバを栽培してからもうこれこれ十年もソバばかり栽培しているので肥料分がすっかり吸い取られているのか、10aあたり2,4kgの窒素を散布したが倒伏せずに立っている。


ただし、昨年までTさんやFさんにスイカ栽培されていた東半分は、窒素はまったく散布していないのだが、残留窒素が多いのか、少し倒れて乱れて来ている。

採種用にビニールハウス内に播いたK在来も、他のミネラルは施したが無窒素で、生育は悪くないのだが温室育ちで風通しが良くないせいか、やや徒長気味になってきた。そんなに広い場所ではないので、倒れて茎が折れる前に杭を打って倒伏防止にマイカー線を張った方がいいかもしれない。

2013年9月1日日曜日

コーヒー、ソバ、ねずみ大根

今日は日帰り温泉にさっと行って入浴、生ビール、昼食、昼寝というコース。
帰宅途中にある「丸山珈琲」に寄って、コーヒー。
注文した、ブレンドではないボリビアのコーヒーがおいしかった。むちゃくちゃリラックスしてしまう味と香り。焙煎の度合いがとてもいい感じで気に入ったので、250g購入。
さて、いつもゴールド・ブレンドしか呑まない横着者にきちんとコーヒーが淹れられるかどうか。

午後3時40分前後、スコールのような風雨が七、八分ほど。
いちばん近いソバ畑を見に行ったら、うーん、倒れないようにみんなで支え合って必死に耐えているではありませんか。土寄せをした30cmくらいの頃より茎がずいぶんしっかりして来ました。
時間は短かったですが、冷や汗が出ました。

そういえば、29日に播種したねずみ大根の芽が出てきました。
驚いたことに、2009年もの、2011年もの、今年のもの、みんな同じくらい良く芽が出ています。
古い種でも春秋の播種時期を間違えれば薹(とう)が立ちますが、秋物を秋播きする分には古い種でも大丈夫なんでしょうか。

2013年8月29日木曜日

ねずみ大根、播種

早朝、ねずみ大根の種まき。
ややこしいことに、菜園用に借りている畑の地主さんが引き出しの奥から出てきたと言っていただいた2009年の種。
それを播いて食べたり採種した2011年の種。
それから今年、固定種の種の販売に熱心な種苗店から購入した種。
同じねずみ大根ながら3種類を畝ごとに分けて播種。
2009年ものの種は発芽しないかもしれないので2011ねんものでいいのだが、どの程度発芽するか見てみたいので一応播種してみました。
ものの本によれば大根の種は4~5年は発芽すると書かれているので、ひょっとすると出るかも。
ねずみ大根は砂や石混じりの痩せ地が適地というので、ぼかし肥料は撒いたがあとは何も撒かず。
収穫もあまり大きくしない方が辛味があるというので、今年はあまり遅くまで畑に置かずに、太ってきた順に抜くという収穫方法にしてみたい。

2013年8月28日水曜日

台風15号!!

どうも、毎年お目にかかる日本列島縦断タイプの台風であるらしい。
いやな予感。

今日はソバ畑の巡回。

8月2日午後に播種したM小粒。まだ蕾で開花はわずか。多分、かなり晩生型か。


こちらは同じ8月2日の午前に播種したM在来。
頭文字は同じM在来だが、今年初めて栽培する。
この地域の在来種ということで気候が合っているのか、ずいぶん生育が良い、というか早生タイプの模様。このまま進めばかなり収量がありそうな気がする。


これは3日と4日に半分ずつ播いたN原のN在来。こちらもだいぶ開花してきていて、開いた花叢に鼻を近づければ確かなソバ蜜の匂い。
いよいよもうじき満開の9月。

2013年8月25日日曜日

13年前のソバ、その後


8月5日播種。
真ん中あたりにやや出芽遅れのものがありますが、先ず先ずの出芽状況で、グラム重量と千粒重などで概算すると45%から50%くらいの発芽率かと思われます。


まあ、採種用と試食用で2kgくらい収穫できればいいんですが、一昨年、この場所で5gの希少な徳島県の在来種を播いて1,5kg獲れたので、3kgはいける? かも。

2013年8月23日金曜日

十割蕎麦苦手症候群、克服

昼食後から静かに降り始めた雨だったが、夕方になって断続的にソバの茎に負担がかかりそうな激しい降り方が続いた。
いかに土寄せしたばかりとはいえ、ソバの茎はまだ若く柔らかいので冷や冷やです。
静かにそっと降って欲しいなどと思うのはソバ吉の勝手なエゴに過ぎないが、それでも静かに降って欲しい。

夕方、もっとも苦手な粗挽きの生粉打ちの研究。
そば粉と水しか使わないのだからシンプルこの上ないが、粗挽きはとにかくつながらない(と思っていた)。
もともと、このあたりの農家のおばあさんたちは生粉打ちなどせず、二八でしかも最初に少量のお湯をつかうというやり方が伝統的で、子供の頃から蕎麦は二八だった。だから何となく二八の食感が蕎麦の食感としてすり込まれていた。
しかし、一応十割の蕎麦も打てた方がいいに決まっているので、決行。
粗挽きと言ってもどれくらいかと篩い出してみたら、32メッシュ~25メッシュが13%。

ということで、水回しに少し工夫をしてスタート。
あまりこね回すのは好きではないのでほどほどで伸してみたが、ほとんどひび割れしないのには驚き。なるほど、蕎麦は水でつながるのだということを身を以って体感。


ということで、やや麺がピシッとしていなかったり、ちょいと切り幅にむらがありますが、何とかつながりました。
それにしても、生粉打ちの蕎麦は茹で加減も食べるタイミングもむずかしい。
それから気温が高い夏に常温で蕎麦を食べると蕎麦の匂いがきつくなりすぎるので、空調で室温を下げた部屋で食べる方がいいかもしれません(信州の旧式な省エネ住宅に暮らしていてエアコンもないものですから……汗々)




2013年8月20日火曜日

土寄せ作業終了


熱中症にならないよう、2時間くらいずつ、2日に分けて中耕培土作業を行い、これですべての土寄せ作業が終了しました。
ちなみに、土寄せがどれくらいできたか、指で測ってみたらほぼ7cmくらいの土がソバの根を覆っていました。
これで多少の風雨には耐えられるでしょうし、7cmの土を被った茎からは新たに根が出て養分吸収がさかんになると思われます。窒素同化もさかんになればいいのですが。
さあ、これで稲刈り機で刈ることができますように。