しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2013年9月13日金曜日

タチアカネもどき


在来種には写真のように赤い実が付くものがたまたまあります。
これも熟すと黒くなってしまうので他の玄ソバと見分けがつかなくなりますが、今ははっきり違いがわかります。

長野県には、このような在来種の燈籠(実)が赤いものから選抜された「タチアカネ」という品種がありますが、味はどうなんでしょう。
花が赤い高嶺ルビー同様、交雑の対象がひとつ増えただけのような気もしますが。





播種したねずみ大根がだいぶ伸びてきたので、今日、複数播いたものを間引きして一本にしました。
場所が空いていたので2011年の種をまた100本の上、追加播種しました

辛味大根は肥沃な畑でなく、石や砂が多くて痩せた土地の方が小型で辛味の強い大根ができますが、そういう痩せた畑を探すのがかえってむずかしい。

帰宅後、今年購入した種の袋の裏側を見ていて、あれ!! 
写真の、赤い下線を引いた部分にご注目下さい。


収穫期 晩秋~冬。高冷地の初夏まきでは7~9月獲りも可(え!!)
播種期 8月下旬~9月。高原地帯では5月中旬の初夏まきも。(え!!)

種苗メーカーで育種された辛味大根には春まきがありますが単純に辛いだけで、ねずみ大根の「辛い」のあとから甘いが来る、ああいう複雑な辛甘みは残念ながらありません。やはりねずみ大根です。
在来の固定種の辛味大根はだいたい夏まきの秋冬獲りなので、そんな5月中旬まきが出来るなんて、初耳でした。
5月播きができたら、ねずみ大根が手元に置ける期間がどーんと長くなります。
生きていたら、来年、試してみることにします。
うまくいけば、真夏の風味のねぼけた蕎麦に喝を入れられます。

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