しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2011年6月24日金曜日

タデ科ダイオウ属

 今日は同じタデ科でもダイオウ属。


 まだ早いかなと思ったが、いよいよ種のついた茎一本分を採取。
 時期的に梅雨真っ只中なのでうっかりしていて種子が腐ってしまっては元も子もない。 
 枝ごとに切り分け、日陰で乾燥させる。
 株ごとに種を分けて採取したり乾燥させたり管理するのはタイヘンなので、有望と思しき株にはテープで目印をつけ、そうでないものと二種類に分けて管理することに決定。


 うーん。マクロ撮影したのを見るのは楽しい(種フェチ)。
 君たち、期待してまっせ(種に話しかけてどうする?!)

2011年6月22日水曜日

もうもうたる砂埃


17日に歪みを修正するために溝をあらかた削ってしまった33cmの上臼に溝を彫ってみた。
下臼に載せて摺りあわせを見たが、どうもふくみが浅いというか、ほとんど無いに等しい。もう少しふくみを大きくしなければならない。
なんて、素人にきちんとした臼ができるの?
 それにしてもダイヤモンド・カッターで石を削ったり溝を彫ったりできるのはいいんですが、もうもうたる砂埃、何とかならないかな。家を追い出されそうです。

2011年6月21日火曜日

蕗・オヤマボクチ・蕎麦

 本日はまた「他称・姨捨会」の山姥3名を車に乗せて、5日に行った山へもう一度。今年は気温が低めに推移したため山のものは成長が遅れていて、まだ山蕗が短く細かったのでもう一度行きたいということだったが、半月経ったのに、それほどの収穫はなかった。しかもアッコさんお気に入りの座って蕗の採れる場所が、何とイノシシに全面掘り返されてしまっていた。すごい。蕗の根を食べるのだろうか?
 別の場所に回って、そのついでにオヤマボクチの自生地を二ヶ所見回ってみたが、これも例年に比べて茎葉の成長が遅れていて、小さいし、個体数も減っているような気がする。




 夜は久しぶりに蕎麦打ち。
 気温が上がって打ちにくい時期なので二八にし、意識的に加水を控えたがそれでも柔らかすぎたため延しすぎて、厚みが1mmくらいになってしまった。これでは薄すぎて食感がやわであるし、風味も薄くなってしまう。むずかしい。

2011年6月18日土曜日

この頃はまた石臼狂い

昨日、また高校時代の同級生が7名ほど集まって飲むのだという連絡がK子さんから携帯メールであった。返信ついでに、彼女の家の漬物石に変身しているらしい石臼を、携帯カメラで撮影して携帯メールに添付して送ってとお願いしておいたら、今日の夕方、写真が届いた。

うむ、これは漬物石のままでいいでしょう。


お、これは使えそう。しかも下臼、上臼のセットらしい (^_^) 直径一尺(30cm)か、一尺一寸(33cm)か? 33cmであれば、有無を言わさずいただきたいです。


 あれ? これは上の写真の右側の上臼? 二組あるということなんでしょうね。
 やはり、実物を見せていただかなければ判断つきません。携帯カメラも画素数は大きくなりましたが、添付ファイルで送信するためには縮小されてしまうので、このくらいが限度なんですね。

2011年6月17日金曜日

ルバーブ・ルバーブ&臼・臼



いよいよ種が熟して来たが、その色が赤みを帯びて来たので過大な期待感が生じてしまう。株ごとに番号か名前をつけて地図を書き、種も株ごとに保存し、管理し、播種すべきであろう。けど、面倒くさい。


先日、歪みを修正したら臼の目まで削ることになって、目がまったく無くなってしまったので、一応、目を6分割で描いてみた。
この通りに目を彫れるか自信なし。


2011年6月15日水曜日

いざ、myソバ

 本日、もう一種類、ソバの種を入手したのはいいけれど、交配を避けてそれぞれ別の場所に播種しなければならないのに、一ヶ所足りなくなってしまった。ミツバチの飛行範囲である2km以内にソバ畑が無いことという条件をクリアする場所を確保するのが難しい。量が掌に載ってしまうくらい少ないので、採種目的の栽培となり、面積はそれほど必要としない。それにしても種が小さい。1000粒で20g切ってしまっている。

2011年6月14日火曜日

近所迷惑


 今日は夕方一時間ほど、Tさんの庭で岩松の盆栽を置く台になっていた石臼の上臼、その高さが11cmだったり12,5cmだったり歪んでいたので、ジスクグラインダーで削って修正してみた。
 何ともすごい砂埃が立つもので、両隣の家まで舞って行くではありませんか。昔の石工さんが珪肺病になったのが身にしみて理解できます。
 無論、目には防塵めがねをかけ、マスクをし、頭も帽子とタオルで覆い隠しての作業ですが、ジスクグラインダーの威力はすごいです。安山岩を切ったり削ったり自在です。
 しかし、上臼の目までほとんど削ってしまったので、臼の含みなどのすり合わせがなかなか難しい。西日本の石臼は面が平らであるらしいが、東日本の石臼は中央が高くなっていて、そのせいでますます摺り合わせが難しい。



 ちなみにこれが下臼。これは妻の実家の漬物石に変貌していた下臼で、硬くて細かい気泡が多く、しかも作りもきれいで惚れ惚れとするのだけど、実に残念なことに上臼が行方不明で見つからない。そこで、Tさんの庭から拉致してきた上臼と合わせてみようと思ったのだが、どうも、もともと夫婦でなかった、性格の合わないふたりを婚姻させようとしているみたいで、無理なような気がする。諦めて、手碾き用の30cmの臼を電動にした方がいいのかもしれない。
 モーター、東日本大地震のため生産が間に合わず、発送が遅れているようなので、早めにオーダーしておいた方がよさそう。

2011年6月12日日曜日

種がびっしり


向こうに見えるのは、これも採種用に残しているオヤマボクチ。

 採種用に3月末に植えておいたねずみ大根が旺盛に花を咲かせ、種の入った鞘となり、地面に倒れていたので支柱を用いて立てた。こんなに種がつくとは思わなかったが、この秋には多めに播種しておこう。

2011年6月10日金曜日

好事魔多し

 今年のソバ栽培の助っ人をお願いしてあったM君がもう二月も腹痛に苦しんでいて、ようやく病院の診察を受けたという。家まで行って腹痛の原因が判明するまで病院へ通うように言って来た。
 それにしても、助っ人無しであの広い畑、どうしよう。
 Tさんが必要なだけの収穫があればいいのだから、思い切って面積縮小するほかないか。そのTさん、今日、整形外科を無事退院して帰宅。しばらく休養してから、いよいよ別の病院で二ヶ月の治療。
 今年はなにもかもひとりでがんばらなくてはならない。

7&iに「蕎麦の事典」(講談社科学技術文庫)が届いたので受け取りに行く。

2011年6月9日木曜日

たまにはこんな歌


それから、こんな歌も。

2011年6月8日水曜日

種まき失敗

 ぎゃ、30粒ほど播いたギガンテス・ジャイアント・ホワイト・ライマビーンズという豆の種が、低温のためほとんど腐って発芽せず、芽が出たのはわずかに二つだけ。ふた株でも種子用は確保できると前向きに考えよう。
 T中さんから12日にrhubarb研究会どう? という電話。OKの返事をしておく。といっても二人だけの研究会。

2011年6月5日日曜日

短くても山蕗

 ずっと低温傾向だったので予測はしていたが、やはり今年の山蕗はまだ細く短く、収穫適期ではなかった。短いが、きゃらぶきの佃煮にするのにどうせ5cmくらいに切るのだから短くてもいいやと、ばあさんたち欲を出して夢中で採り続け、ついでに野生のミツバまで収穫。
 私はといえば、写真を撮ったり、ソバを叩いて脱穀するちょうど良い角度と太さの枝を発見してノコギリで切断したり、山の空気を十分吸ったり......。




 猪の足跡いっぱいの湿地。

 そういえば、十年ほど前に喉を痛めて高熱を発した時、この光景そっくりのせせらぎに丸木を並べた小さな橋が架かっていて、そこにふたりの小人が腰掛け、素足を水に入れながぶらぶら楽しそうに話をしている夢を見、目覚めたら熱が劇的に下がっていたのだった。それを家族に話したら笑われただけだった。この手の話は誰にも話さず自分だけの秘密にしておくべきである。宇宙人に遭遇しても誰にも言ってはいけない。言うと嘘になってしまう。
 この場所を少し北側に進んでいったら不意に茶色の丸いものが跳ね上がったのでビックリ。休息していた二ホンジカのこどもが私の気配に驚き、飛び跳ねて逃げていったのだった。猪でなくてよかった。

 昼食の時の頭上。

2011年6月3日金曜日

怪しい実験2

 今夜はまた怪しい実験。かなり大き目な長方形のダンボール箱の長辺の向こうに、ありあわせの3mm厚のゴム製の版を貼り付け、そのゴム板に向けて、吹き飛ばしだけでなくホースで吸い込みも出来るブロアを使い、玄そばを勢い良く叩きつけ、殻を剥く試み。何段階にも風圧を調整出来るブロアだが、もっとも弱くしてもまだ強すぎて玄そばの殻が剥けるどころか実そのものが粉々に粉砕されてしまう。そこで、昨年電動篩のために購入したスピード・コントローラを接続、もっとモーターの回転を落として風圧を下げてみた。
 それでも殻だけ剥けた「むきみ」とか「抜き」と呼べるものは少なく、大割れ、小割れが多い上に、まだ皮が向けていないものも多いので、それをもう一度くり返したら、こんな感じ↓ 。外れたソバ殻はごく弱い風で飛ぶので排除は簡単であった。


 今後、休日などに、ゴム板をもう少し厚いものに変えたり、ゴム板までの距離や風圧を微妙に変えながらテストしていけば、適切な風圧が判るだろう。目的はそば殻を排除してきれいなソバ粉を製粉することなので、この後すぐに製粉する場合、丸い「抜き」にこだわる必要はない。

2011年6月2日木曜日

美人の上に醜男

 6月にはいってようやく仕事に追われなくなったが、疲労蓄積のせいか、眠っても眠っても眠れる。
 直径30cmの石臼は手碾き用として、33cmの方を電動化しようと思い、今夜、少し手で回したり、実際に玄そばを碾いてみたが、悲しいことに下臼が妻の実家から、上臼がTさんの庭から拉致して来たものなので、擦り合わせがぴったりしていない。その上、上臼が歪んでいるのに気づいた。ある場所では高さ11cmなのにその反対側では高さが12cmある、(ーー;)
 ジスクグラインダで削って修正できないこともないが、舞い上がる砂埃が凄くて塵肺になりそう。あまり気が進まない。
 それに下臼が、材質が硬くて気泡の多い溶岩で、なおかつ形も溝も実に端正で美しいのに比べ、下臼は歪んでいるばかりでなく灰色の田舎っぽい安原石で、まったく洗練されていない。重ねてみると、まるで美人の上に、醜男が載っている感じで許容できない光景です。
 やはり妻の実家に上臼の家探しに行かねばならない。が、義母が先日転んで肋骨を折り入院してしまったので、当分、家探しには行かれない。モーターとギヤヘッド、台の材料のなど準備は先行して進めておこう。
 それにしても、モーターよりギヤヘッドの方が高いんですね。電動化は京都の辛汁さんの 「蕎麦・蕎麦屋好きby辛汁」方式をそっくり真似させていただく予定です。