しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
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2013年9月27日金曜日

久しぶりのねずみ大根畑


ねずみ大根がだいぶ大きくなってきました。いちばん痩せている場所を選んで播きましたが、結構威勢が良いかんじで、少し心配です。
矢印で示したような葉の切れ込みが浅くて丸い感じのものは、抜いて捨てました。
知り合いのお蕎麦屋さんが味見したいというので、後でもう少し追加播きしました。さて、ものになるかどうか

2013年9月13日金曜日

タチアカネもどき


在来種には写真のように赤い実が付くものがたまたまあります。
これも熟すと黒くなってしまうので他の玄ソバと見分けがつかなくなりますが、今ははっきり違いがわかります。

長野県には、このような在来種の燈籠(実)が赤いものから選抜された「タチアカネ」という品種がありますが、味はどうなんでしょう。
花が赤い高嶺ルビー同様、交雑の対象がひとつ増えただけのような気もしますが。



2013年9月1日日曜日

コーヒー、ソバ、ねずみ大根

今日は日帰り温泉にさっと行って入浴、生ビール、昼食、昼寝というコース。
帰宅途中にある「丸山珈琲」に寄って、コーヒー。
注文した、ブレンドではないボリビアのコーヒーがおいしかった。むちゃくちゃリラックスしてしまう味と香り。焙煎の度合いがとてもいい感じで気に入ったので、250g購入。
さて、いつもゴールド・ブレンドしか呑まない横着者にきちんとコーヒーが淹れられるかどうか。

午後3時40分前後、スコールのような風雨が七、八分ほど。
いちばん近いソバ畑を見に行ったら、うーん、倒れないようにみんなで支え合って必死に耐えているではありませんか。土寄せをした30cmくらいの頃より茎がずいぶんしっかりして来ました。
時間は短かったですが、冷や汗が出ました。

そういえば、29日に播種したねずみ大根の芽が出てきました。
驚いたことに、2009年もの、2011年もの、今年のもの、みんな同じくらい良く芽が出ています。
古い種でも春秋の播種時期を間違えれば薹(とう)が立ちますが、秋物を秋播きする分には古い種でも大丈夫なんでしょうか。

2013年8月29日木曜日

ねずみ大根、播種

早朝、ねずみ大根の種まき。
ややこしいことに、菜園用に借りている畑の地主さんが引き出しの奥から出てきたと言っていただいた2009年の種。
それを播いて食べたり採種した2011年の種。
それから今年、固定種の種の販売に熱心な種苗店から購入した種。
同じねずみ大根ながら3種類を畝ごとに分けて播種。
2009年ものの種は発芽しないかもしれないので2011ねんものでいいのだが、どの程度発芽するか見てみたいので一応播種してみました。
ものの本によれば大根の種は4~5年は発芽すると書かれているので、ひょっとすると出るかも。
ねずみ大根は砂や石混じりの痩せ地が適地というので、ぼかし肥料は撒いたがあとは何も撒かず。
収穫もあまり大きくしない方が辛味があるというので、今年はあまり遅くまで畑に置かずに、太ってきた順に抜くという収穫方法にしてみたい。

2013年5月29日水曜日

Myねずみ大根


形の良いものを選んで植えた採種用のねずみ大根、いよいよ莢がついてきました。これを3年ほど繰り返して、Myねずみ大根にします。

と思ったら、「大根は自家不和合性を持っており、他家受粉を主として種をつける。近交弱勢が強く、形質を整えるために純系に近づければ草勢が落ちて、適応性が弱まる」という文章に遭遇。

2013年5月13日月曜日

近寄ってみれば


昨年秋に収穫したねずみ大根のなかから、ことにその形質を良く現わしていると思われるものを5~6個、菜園の隅に植えておいたが、この冬の寒さで凍み枯れてしまったものがあり、芽がでて茎葉を伸ばしたものは3株のみ。そのうちの一株が早くも開花しはじめた。
アブラナ科はかつて十字花野菜と呼ばれていたが、見ればほんとうに花びらが4枚で十字の形に咲いている。そういえば、同じアブラナ科であるワサビの花も十字花だった。
こうして近寄ってみれば、大根の花でもかわいいものです。

2012年11月23日金曜日

?????

今日は隣町の「新蕎麦交流会」に行って来ました。
出身地にセカンドハウスを建てようとしているハギワラさんが住宅建設会社から無料券を3枚いただいたので、ツチヤさんと私の、しばらく前に川上村まで蕎麦を食べに行った三馬鹿トリオで、また出動です。
11時、12時、1時と3部制になっていて、私たちは12時のチケット。どうも600食だか1000食だか、かなり大量の蕎麦が提供されるらしいので、かなり混乱して待たされるかと覚悟して行きましたが、驚きました。100人ちかく座れる広間にちゃんと空席がありました。しかも出てきた蕎麦が茹でて少々時間を置いてまさに食べごろなのには感心しました。食べ終えて出てゆく人、入ってくる人、うまく循環しています。すごい。
ボランティアのスタッフがうまく動いていて、大勢のお客がいながらまったくストレスを感じませんでした。かんじんの蕎麦も町内産のそば粉100%の二八ですから、結構風味もありました。ひとつだけ残念なのは、ちょっと茹でが足りなくて固く感じたこと。コシがあるのではなく固いのです。芯までしっかり茹でられていたら、もっと強い蕎麦の味がジュワ~っと広がったはずです。
そういえば、ツチヤさんが私があげたねずみ大根をおろして容器に入れて持参したのにはびっくりしました。主催者側が気を悪くしてはいけないので、車の中に置いてゆきましたが、先に会場の大根おろしを摘んでみたツチヤさんが、「これは普通の総太り大根らしい。甘いし水っぽいし、こりゃダメだ、ハギワラさん、やっぱり車からねずみ大根のおろしを持ってきて」といい、ハギワラさんが持って来ました。
それで自分たちだけでなく周囲のお客さんたちにもどうぞどうぞ、って。ボランティアの皆さんも気にしないでいてくれたから、まあいいか。
帰路、ハギワラさんが私に「ねえ、私の家で蕎麦がおいしい時期だけ、季節限定で蕎麦屋さんやりませんか」
?????
私は自分がうまい蕎麦を食べたいだけなんですが……(汗)


夕食後、どうしてもおいしい蕎麦にならないT在来を40メッシュ1回挽きで製粉した粉を、いつもの二八ではなく十割で打ってみた。
試食は明日の昼。

2012年11月17日土曜日

来年またね


いよいよ気温が下がって来たので、そろそろ辛味大根を収穫しなければならない。秋播きなのを7月に試験的に播種して、大根にはなったが地虫(ジムシ、キスジノミハムシ)の食害で肌がざらざらになった辛味大根5種を9月初旬に播種した。
左からねずみ大根、戸隠大根、親田辛味大根、鑪(たたら)辛味大根、サカタの雪美人。
やはり、辛いだけでなく、辛味の後にすぐ甘みが追いかけてくるねずみ大根が蕎麦にはいちばんのような気がします。
ちなみに、薬味に大根おろしが出てこないとそれだけで不機嫌になりますし、再訪の意思も無くなります。

さすがに耐寒性の強いrhubarbも凍みてしおれ気味になってきました。
来年またね。


2012年9月4日火曜日

困った種フェチ

昨日、播きそびれていた辛味大根を播種したのだったが、今日になってまたハギワラさんが鞘に入ったままの自家採種ねずみ大根の種を入手してきたのでどうぞと差し出した。自分で播けばいいのに。
私はすでにねずみ大根、たたら辛味大根、親田辛味大根、戸隠大根、サカタの雪美人と5種類も播いてあって、これ以上は収拾がつかなくなりそうなのですが。
ただし、私が今年入手したねずみ大根とハギワラさんからのねずみ大根と、どちらがねずみ大根の特性が強いか、作ってみなければ分からない。ということで、種フェチはまたいそいそと種を鞘から取り出し始めました。この種も元は坂城町の住人から入手したということなので、ついその気になってしまって。


2012年5月8日火曜日

今はルバ吉君

これは花園1号地で初めて蕾を持ったUnisonous Tragedyの花茎。

これは自家菜園の方の採種用に蕾を残している7株のSaint driftのうちの1株。

これは自家菜園の方で初めて蕾を持ったUnisonous Trgagedyの花茎。
この株だけは、花茎までもが赤い!! うーむ。 

さらにこれはSaint Driftの蕾のズーム。何となく、雌蕊と雄蕊の形が見えている。
などと思いながらじっと見ているうちに、Unisonous Trgagedyの花粉をSaint Driftに、Saint Driftの花粉をUnisonous Trgagedyに人為的に付けて、交配させて種を採ってみたいような気がして来た。それにしても花の数が多すぎてどれに花粉をつけたのか目印もつけられないのが難題。
しかし、今年は先ずはこれまで蕾を持たなかったUnisonous Trgagedyの種子を採るべきだろうから、いたづらは来年にお預け。





一昨日注文した種が今日届いた。早い。
小さな種苗会社の手作りの絵袋入りだが、350粒入りで100円と実に安い。
ねずみ大根、たたら辛味大根、親田辛味大根、これらは8月播種。ダッタンソバは普通ソバより花が遅いというから7月に播くべきだろうか? 生育日数など、少し調べてみよう。


2012年5月6日日曜日

そろそろ準備

時期的にまだ早いが、固定種の辛味大根3種とダッタンソバの種を注文した。
秋播きの辛味大根は新種はこれから開花、採種し7月末に販売できるようになるはずだから、今販売しているということは、昨年採種したものに相違ない。しかし種苗会社が販売しているのだし、春播きではないので薹が立つ心配もないだろうと思って注文した。
それから、今年は小粒の在来種しか播種しないので、播種機のベルトを穴径10mmか、9mmを購入しなければならない。もともと10mmのものは持っているが、実は一昨年に播種量を多くしようと思い、カッターナイフで拡張工事をして穴を大きくしてしまったので、このベルトで小粒な在来種を播くと播種する粒が多くなりすぎる。そこで適量が落下するベルトと思うのだが、1000粒重20g前後の小粒な在来種では10mmでも大きいかも知れないので、やはり9mmが妥当か。
一度10mm,9mm,8mmの円を描いて、そこに在来種の玄ソバが何粒収容できるか試してみよう。

2012年4月8日日曜日

辛味大根栽培計画

今年は、「ねずみ大根」の自家採種はめんどうなのでやめて、カブ型でかなり辛い「親田辛味大根」と皮が赤い「たたら辛味大根」といっしょにまとめてこの 種苗会社 から購入して栽培してみようと考えています。
中国で採種しているようで1袋100円と安価で、ダッタンソバの種も販売しているので、時期を見計らって一括して注文しようと思っています。まだ、今、注文すると辛味大根は古い種であろうと思われますから、播種直前になってからオーダーした方がいいような気がします。
ねぎは鴨南蛮用には「下仁田ねぎ」。刻みねぎ用にはタキイのホワイトスターの予定。その反対に「下仁田」を刻みにすると辛すぎて舌が痺れます。「下仁田」はどこまでも加熱用のねぎであります。

それにしても、今年もどうもTさんのN原の畑、今年も西半分は私が管理しないといけなくなりそうです。本気で共同栽培の仲間、あるいは玄ソバを引き取ってくれる自家製粉派を募集しなければなりません。

2011年11月18日金曜日

どれがいちばんねずみのお尻に似ている?

夕方、ちょっと時間があったので家庭菜園へ行ってねずみ大根を収穫した。抜いて葉を切って、玄米を入れる紙袋にちょうどひと袋あった。本数は多分、80本くらい。
水分が少ない辛味大根なので、真冬は発泡スチロールの箱へ入れておき、その後は新聞紙に包んで冷蔵庫に入れておくと、腐らずにずっと生きていて使える。上手に保管する場所があれば、夏ごろまで蕎麦に添えることが出来る。
辛味大根は味蕾を洗ってリフレッシュしてくれるので、何は無くても蕎麦に大根おろしだけは欠かせない。



それにしても自家採種を2年続けたせいか、もともとF1ではなく固定種であるせいか、ルバーブ同様、その形質が実に不ぞろいだ。
どれがいちばんねずみのお尻に似ているか、5本ほど並べて写真を撮ってみた。右から二番目が元々のねずみ大根のお尻にいちばん似ている。
もしも、来年もまたこのなかから採種するとすれば、今からきちんと形の良いものを採取用の母本(採種の世界ではそういうらしい)として選抜し、保管しておくべきだろう。今の内に植えなおしておく場合もあるらしいが、ここは寒地であるので、保存しておいて来年の春の彼岸頃に植えてもいい。今年も3月に植えなおして6月~7月に採種できた。
このあたりでは大根を抜かずに放置して花を咲かせているひとはいないので、交配の心配も先ず無い。自家採種も結構面白い。

2011年9月10日土曜日

実生のねずみ大根

早朝、自家用野沢菜少々の種まきに行き、作業終了後にふと採種用のねずみ大根の種がこぼれて発芽したものをそのまま間引いて放置しておいたのを思い出した。きちんと播種したねずみ大根はまだ双葉に本葉が一枚出たくらいだが、実生のねずみ大根は見えている部分で直径5cm位になっているものがあったので3本ほど抜いてみた。



肌が汚いのは大根の大敵であるジムシ(キスジノミハムシ)の幼虫に食べられた傷跡。無農薬の証である。
これで、ひとりで食べる蕎麦であれば3回分、から5回分くらいは使えそう。蕎麦屋さんと違ってあまり大きくない方が使い勝手がいい。
3本を観察するに、まだねずみのお尻のような形にはなっていない。どうも、丸葉のものはお尻が丸くならず尖ってしまうようだ。葉の切れ込みが鋭角で深いものを選んでおいて、採取用に植え直すのが良さそう。来年度の採種の際はこのことを忘れないように。

これで、先日打って冷凍してある蕎麦を食べてみよう。



午後、ほんとうに久しぶりに新幹線駅近くのショッピングセンターへでかけた。ふだんは混雑を嫌って足を向けないのだが、久しぶりに行って驚いた。土日の旧商店街はそれこそゴーストタウンで老人の姿さえ見えないのだけど、ここには子どもたちや若者、都会風のお姉さんたちまでガヤガヤしている。スターバックスもここにはあって、何と満席に近い。
妻の勧めで綿パンを一本買ったが裾直しが一時間後だというので、食料品を買うのに付き合って、さらにふたりで書店で時間調整していて、結局以下の2冊を購入してしまった。
「地上の見知らぬ少年」J・M・G・ル・クレジオ 河出書房新社 2800円
「信州蕎麦ごのみ」山口美緒 信濃毎日新聞社 1400円

ル・クレジオの本は発行されたことを知った時から欲しいと思っていたので、よかった。書き出しからして泣かせる。
小説の起源を遡ってゆくと叙事詩に行き当たるというのが実感される小説だ。

追記
訳者あとがきによれば、本書は「海を見たことがなかった少年」と並行して書かれた長編エッセイである、と。
へえ、そうだったんですか。
小説であれエッセイであれ、ル・クレジオの思考や感性の動くままに書かれたエクリチュールであることに間違いはない。ジャンル分けなど無意味な領域の、純度が極めて高いエクリチュールではある

2011年8月5日金曜日

あれこれ

 朝食前に、K在来を40cm幅で2通り、株間5~6cmで一粒ずつ播種。これで種まきすべて完了。

それから菜園の方に回ってびっくり。
ねずみ大根の採種をした跡地にこぼれた種が、こんなにも発芽していた。


 密なところは少し間引いて、物になるかどうか観察してみよう。辛味大根がないので物になればと期待してしまいます。
 時期的には早播きすぎると思うのだけど。播種適期は8月末。

 その隣に採種用に残してあるオヤマボクチが蕾をつけて来ている。この種を探して山々を駆け巡ったのが懐かしい。



2011年7月10日日曜日

自家採種


 これはルバーブの種。


 こちらはねずみ大根の種。8月末に播きます。

 採種し日陰で乾燥していた種、2種類、ほぼ乾燥終了なので、紙袋に入れて保管。
 ルバーブは熟した穂ごとに採取して乾燥しているので採種はほぼ終了。
 ねずみ大根はまだ青い鞘も多いので鞘が青みを失ったものをひとつずつ手で摘んで来て乾燥しており、しかも未熟な種は捨てて大きめの種だけ残しているので、まだ量は少なめ。
 これでも自分が播く以上にありますが、Tさんとか、ほしいという人が複数いるので、まだ採種続行中。ルバーブは門外不出ですが、ねずみ大根の種は欲しい方には差し上げられますので、コメント下さい。

 この本を注文。

2011年6月29日水曜日

なんとも怪しい自家採種

 暑い。さすがの標高700mも30度を超えた。人間の体温より暑い場所もあるので30度はどうということも無い気温かもしれないが、高地民族は暑さに耐性が無い。
 暑いが、朝の内に花園2,3,4号地を草退治のために耕運した。ここはN在来と称する玄ソバを播く予定なので気が抜けない。



 夕方、家庭菜園の方に植えておいたねずみ大根の種の様子を見に行き、少し枯れた鞘があったので採取してきた。あまり鞘が乾いて割れると種が土にこぼれてしまうので、採るタイミングがむずかしい。いずれにしてもまたルーペ片手に選別作業をしなければならない。といっても自分が播く分とT屋さんに頼まれている分だけなので、そうたくさんは要らない。
 それからルバーブの種も昨日、今日の暑さでだいぶ乾燥してこぼれそうなものを採取して来た。時期に乾燥して穂からこぼれるようになる。こちらも期待度の高いAクラスとそれ以下のBクラスに分けて保存管理するつもり。

2011年6月12日日曜日

種がびっしり


向こうに見えるのは、これも採種用に残しているオヤマボクチ。

 採種用に3月末に植えておいたねずみ大根が旺盛に花を咲かせ、種の入った鞘となり、地面に倒れていたので支柱を用いて立てた。こんなに種がつくとは思わなかったが、この秋には多めに播種しておこう。

2011年5月9日月曜日

しろうと育種

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 rhubarbとその花蕾。これは赤茎系で採種用なので切除しない。緑茎系は交配しては困るので花蕾を発見し次第、切除。(赤いのは残し、緑のは抹殺する。人間てとてつもなく勝手なことをするものですね)
 Saint Drift種がネットで購入できなくなったので、やむなく自分で種を採取して、1000粒でも5000粒でも播種して、その中から有望な株を探し出そうという、ドンキホーテ的目論みですが。

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 ねずみ大根の花が咲き始めた。これも採種用というか、蕎麦の薬味用。向こうに見える株はオヤマボクチ。
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 こうして見れば確かに白い十字架で、たかが大根の花でも存在感はあります。

2011年3月4日金曜日

畏るべし、大根おろしの効用

 三寒四温などという生やさしい気候変化ではない。今朝はマイナス十数℃。

 午後、来客があって応対で4時半ころまで動けず。もう仕事にならないので5時過ぎから道具を出して蕎麦打ち開始。気の迷いで10割にして600g、しかも最初は湯で、以後は水でという今までしたことのない加水をしてみたが、後の水をかなり加減したつもりだが柔らかすぎた。ほぼズル玉である。湯捏ねの場合は加水量は大幅に少なくなることを肝に銘じた。
 何とか延したが、やはり柔らかめだと庖丁にくっついて切りにくい。道具を片付け終わって5時45分。
 6時30分。茹でて、家人2名はこの寒さで温かいそばがいいというのでちょうどあったナメコを使ってナメコ蕎麦。残る男子1名はこの頃はまっている「越前おろし蕎麦」風にねずみ大根、刻みネギ、カツオ節をどっさり載せ、そこに辛汁をかけていただいた。ねずみ大根の辛味、畏るべし。かえって、舌が大根おろしで洗われたかのように、また敏感に蕎麦の風味、甘味、喉越しを感じるのが不思議。