しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2018年11月22日木曜日

自家栽培アリーナ小麦

昨年播いた小麦はソバ畑が片づくのが遅れたために11月に入ってから播種、そのため生育が悪く収量はわずかで、しかも実の入りが極端に悪かった。
そのわずかな収穫のアリーナ小麦を1、南部小麦を1、市販の強力粉を1の割合で混ぜ、生地を仕込んでみました。
アリーナ小麦は南部より色が茶色っぽくてびっくり。
色から判断して、生地がかなりダレそうな予感。
うまく焼けないかも。
一時間ほど室温に置き、寝る前に冷蔵庫に入れてじっくり発酵させます。
バリバリのフランスパンでは家族が食べてくれないので、この頃はソフトフランスとの中間くらいの仕上がりで我慢していますが、何だかなあ。
あまり気を使わず自分の好きにしよう。

2018年11月21日水曜日

多分、ミンダナオ島

今年97歳になる老母の兄は太平洋戦争でフィリピンで戦死していて、毎年母の実家の墓地に墓参に出かけていたが、その墓誌には、「昭和19年11月6日、ルソン島、ポートシランガ湾にて戦死」と刻まれていて、長い間、それを信じていましたが、ふと思い立ってGoogleマップで「ルソン島、ポートシランガ湾」を探してみました。
しかし、ルソン島にはシランガという地名は見当たりませんでした。
ようやく、ミンダナオ島北部のパンギル湾にPort Silanga(ポート・シランガ)という小さな港が見つかりました。つまり、ポートシランガ湾ではなく、シランガ港だった
多分、「ポートシランガ」という言葉を信じればこのミンダナオ島北部の港周辺で戦死なのかもしれません。
それから、もうひとつ、レイテ島の北東にサマール島という島があって、その西海岸の真ん中あたりにCatbalogan(カトバロガン)という町がありそこにSilanga Bay(シランガ湾)という湾がある。
でもまあ、ここである可能性は低い。やはりミンダナオ島だろうな。

戦闘で壊滅的だったこともあって仕方ないけど、情報はめちゃくちゃだね。
老母にこのあたりかも知れないと言っても実感がわかないらしく、さしたる反応も無い。さいわい認知症では無いのだが、遺品や遺骨も無く、死亡した場所も身内の誰にも知られていないなんて、戦死者は浮かばれない。

長らくルソン島というのを信じていたけれど、インターネットやgoogle mapのおかげで家にいてどれだけでも調べられるので、ルソン島ではないと思うようになりました。
多分、ミンダナオ島。ひとりくらいそう思う人間がいてもいいだろう。


ルバーブのシロップ漬け


https://sowhat99.exblog.jp/11674831/

ジャムだけでは能が無いと思っていたら、なるほど、シロップ漬けにして真空袋に保存しておくのもいい手かもしれない。
茎が凍みてしまう前にテスト。

シャキシャキ感を残すために、沸騰したシロップをかけるのは一回だけにとどめました。

2018年11月17日土曜日

下手な微粉の十割蕎麦より粗挽きの二八

ソバ殻を外した丸抜きを手挽き石臼で粗挽き。
500g中136gが40メッシュの篩上に残った粗い甘皮部分。27%。

そば粉500gにつなぎの中力粉(10%)を100gで、外二。

加水は50%で、追加18%、合計68%とかなり多め。粗い粉ほど加水は多くなる。微粉ほど少なくなる。

茹で上がった蕎麦の表情。


やはり下手な微粉の十割蕎麦より粗挽きの二八の方が美味しい。
微粉だと風味が飛んでしまうが、粗挽きは粒々の中に風味が閉じ込められている。

2018年10月30日火曜日

霜が降りる前に

「本鷹の爪」と「南部大長南蛮」を収穫。
「南部大長南蛮」は種まきが遅かったのと水はけが良くない場所だったので辛味の程度が判断出来ない。
 





2018年10月21日日曜日

録音ソフト交代

これまでずっとパソコンで「超録・長時間録音機」というフリーソフトを使い続けて来ましたが、最近になって外付けのスピーカーをつないだら、録音した音楽を再生すると微かにプチプチという雑音がでるようになり、原因がつかめないままSoundengine-freeという別のフリーソフトをインストールし、それで録音してみたらプチプチ雑音が出ないので今後はこちらを使うことに決定。
インターネットラジオには、バロック、Jazzのピアノ・トリオなど結構いい専門局があるので楽しみです。

2018年10月20日土曜日

シャクチリソバ

ようやく実が付きはじめましたが、充実するまで霜が降りない保証はありません。

というかこの高冷地では実を採るのは最初からむりなのかも。

2018年10月14日日曜日

ついに腹をくくりました

ソバ栽培を始めて十二年目ですが、ついにコンバインでの収穫を依頼してしまいました。







腰椎すべり症で右ふくらはぎに激痛が走るほかに、左膝に痛みが出て来て、どうやら変形性膝関節炎である模様。せっせと膝裏伸ばしに励んでおりますが、とても一人で手刈り天日干しして脱穀が出来る年齢でもないので、コンバインでの収穫になりました。

コンバインだと何と10アール300坪が30分で刈り取り終了で、びっくりしました。
手刈りだと畑で乾燥している間に雨が降ると風味が薄くなってしまいますが、コンバイン収穫だとその心配はないので、これはこれで利点もあります。
とにかく手刈りは年齢的に無理と腹をくくりました。
ソバはビニールハウス内に日除けをして広げました。好天の日に直射日光が当たると結構ソバが熱くなるので、それを避けてじっくり風味を逃さず乾燥させたいので、薬草を乾燥するような感じです。

9月に入って満開、受粉、実の充実という大切な時期に秋雨前線停滞やら台風21号、24号と続き、収量は多分、昨年の6割くらいかもしれません。

2018年10月11日木曜日

ソバの栽培に不適

昨日は地元区の役員なので、区民旅行で山梨県勝沼と埼玉県秩父市を回ってきました。
ワイン工場での試飲やら武田信玄の菩提寺、秩父神社などがメインでしたが、秩父でソバ畑が目に付きましたが驚きました。ソバの背丈は短いのになぎ倒されており(多分、台風24号)、目をこらして見てもあまり実が付いている様子はありませんでした。
また別のブログの情報では、茨城県のソバ畑も8月下旬に雹、そして台風24号の風の影響で、ソバ刈りを兼ねたソバ祭が中止になった模様。
種まきの遅い九州地区を除くと、どの産地もかなり収量が落ちそうな気配です。

もう、日本はソバの栽培に不適になったのかも。

2018年10月7日日曜日

ゆめかおり

小麦のゆめかおりと、五年ぶりくらいで植えたニンニクの発芽状況。
どちらもやや早播き。

2018年10月4日木曜日

ミヤシタ君

今朝の新聞の「お悔やみ」欄に、小学校の同級生の名があった。お父さんが絵を描く人だったせいか彼も絵が上手で、もう一人漫画を描くのが上手だった同級生とともに羨ましい存在だった。お父さんがお寺の次男坊だった上に長男の坊さんに男児が居なかったために、夏休みの旧盆の頃には墨衣を纏って、町内を坊さんの後に続いて歩いているのを見たことがある。

喪主が妹さんと甥子さんだったところを見ると、結婚しなかったのだろうか、ミヤシタ君。

2018年10月3日水曜日

台風25号

たまたま当地は台風の目が頭上を通過したらしく、かえってその前後よりも風雨が弱まって静寂さえ感じたのですが、よそのソバ栽培の様子をネット上で見ると結構畑全体のソバがなぎ倒されたり、水浸しになっております。福井、富山、静岡。台風の中心より外側の方が暴風であったようです。

日本はソバの栽培不適地になった?のかも.

2018年10月2日火曜日

雨にも負けて

九月初めの21号台風までは、ソバ畑は背丈も短めでしっかりとして満開でしたが、それ以降、秋雨前線と台風によって伸びたり転んだり、受粉が滞ったりで、どうも豊作にはならない感じです。
その分、受粉した実は競争相手が少ないので実入りはいいようです。
ソバは咲いた花すべてが実になるわけではないので、あまり気を揉まないことにいたします.

2018年10月1日月曜日

小麦出芽



昨年はソバ収穫後に南部小麦を播種しましたが、秋雨前線のため作業が遅延して、種まきが11月1日になってしまい、その結果収量ゼロでした。
そこで今年はソバ栽培跡ではなく小麦専用の場所に9月のうちに種まきし、それがようやく出芽しました。
品種は長野県で育種された「ゆめかおり」。パン用の硬質小麦です。南部コムギは風味はいいのですが、タンパクが少ないので市販の小麦粉と混ぜないとパンにするのがかなりむずかしいのです。