しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2010年8月9日月曜日

ひとりでソバ播き(泣)

 なぜか、毎日予定が狂う。
 昨日、Tさんから乾燥していてもタイムリミットなので明日午前中にソバを播こうという電話が入った。乾燥しているので管理機で少し溝を付けてそこへ播こうという。了解して電話を切った。
 そして未明から雨が降った。
 土が湿ったので管理機は不要になったが、電話で、あまり土が濡れていても播種機の鎮圧ローラーに土が張り付いて動きが悪くなるので、午後、種まきをしようということになった。
 午前中に仕事を片付けようとしていたら、またTさんから電話が入り、奥さんが具合が悪いのでかかりつけの開業医のところへ行ったら、私のところでは手に負えないので総合病院で診察を受けるように紹介状を書かれ、今、総合病院にいる。申し訳ないが、種まきに行けるかどうか判らないというので、大丈夫、ひとりで種蒔きしますから、どうぞ奥さんについていて上げて下さいと言い、電話を切った。
 ということで、午後1時から3時までひとりで播種機を使って種まき。
 それにしてもひろ~い畑だこと。

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 ソバ畑の西から撮影。
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 こちらは、ソバ畑の東側のTさんの西瓜畑から撮影。
 今年は全面積の半分をTさんが西瓜栽培したので、ソバは昨年の半分ということになる。昨年は広すぎてタイヘンだったので、これくらいがちょうど良い。
 点々と続いているのは、すべて我ががに股歩きの足跡。それをこうもはっきり目撃するのは妙な感じ。
 夕方、仕事で出た帰りに回り道をしてTさんの家の前を通ってみたが、いつもの場所に乗用車が無かったところをみると、まだ病院にいるのだろう。認知症がかなり進んで来ているのでTさんは片時も離れられないはず。心配だ。

2010年8月8日日曜日

花園2号、3号地のソバ

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 上から、8月2日に播種した花園3号地(宅地二戸分)のソバ発芽状況。これくらいならOK。
 次は7月26日に播種した花園2号地(宅地一戸分。もう雑草が芽を出している)。
 それから花園2号、3号の南からのショット。

2010年8月7日土曜日

ソバ発芽

 2日に播種した花園3号地のソバが、4日目の昨日、ほぼ発芽した。
 ただし2日に播種した時に撮影した写真の播種機の右側のあたり、今になってよくみるとほかと少し色が異なって黒っぽい部分の発芽が悪い。そこだけやや粘土質が強く、土がゴロゴロしていたので、乾燥が強く、発芽に必要な水分が足りなかったか。宅地として造成された土地なので、明らかに土質の異なる土が混じっている。
 まだ時期的には遅くないので、明日、様子を見て発芽していない場所に手で追加播きしてみよう。
 T屋さんと共同栽培する畑の方は乾燥しすぎて播種時期を逸した感じがする。一応、雨待ちだが、降りそうもなければ数日の間に強行播種しなければならない。かなりの乾燥でも発芽するというが、それでも心配。(それにしても、共同栽培というのは難しいものだ)

2010年8月2日月曜日

蕎麦基地君

 暑い日が続いているが、今日は少し曇り気味で様子が異なるので予定を変更、仕事を放り出して花園3号地のソバ種まき実施。この酷暑の炎天下にこんな作業をしたら熱中症で死んでしまいそうですから。
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 これで造成された宅地2戸分なので多分140~150坪くらい。写真の背後の花園2号地はすでに発芽済みだが少し雀についばまれている。

2010年8月1日日曜日

真夏の蕎麦打ち

 この地は8月1日に墓参する風習がある。
 暑くならないうちにと8:30に家を出て墓参。母親の実家の墓参りも済ませて帰宅。妻はそのまま実家の墓参りへ。
 母親がいるので昼間から自室にこもってパソコンを開き書き物をするわけにもいかず、不意にミニ蕎麦打ちを決行。
 二八で200gを30cm×90cmの細長い板の上で挑戦。加水50%。
 これを道具を出して、蕎麦を打ち、再び道具を片付けるまでちょうど30分で終了。 
 
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100801sobauchi3.jpg 100801sobauchi4.jpg

 200gは普通は2人前だが、私の物差しでは一人前には多すぎ、二人前には少ない中途半端な量。水回しや捏ねも最低300gくらいないとやりにくい。
 それにしても真夏の高温時はソバが打ちにくい。水分の蒸発が早いせいか? 麺体を畳んだ部分がどうしても切れてしまう。これでは県外へクール便で生麺でお送りするという計画も実行できない。オヤマボクチは使えないし......。
 やはり、真夏の蕎麦を食べようなんて考えがいけないか。
 それから、やはり氷水でキュッとしめるべきだったし、延し板も30cm×90cmでは窮屈なので今年になって入手した60cm×90cmのシナベニアにした方がいい。90cm×90cmが大きすぎて出し入れがタイヘンなものだからつい。
 暑くならないうちにと8:30に家を出て墓参。母親の実家の墓参りも済ませて帰宅。妻はそのまま実家の墓参りへ。
 母親がいるので昼間から自室にこもってパソコンを開き書き物をするわけにもいかず、不意にミニ蕎麦打ちを決行。
 二八で200gを30cm×90cmの細長い板の上で挑戦。加水50%。
 これを道具を出して、蕎麦を打ち、再び道具を片付けるまでちょうど30分で終了。  
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 200gは普通は2人前だが、私の物差しでは一人前には多すぎ、二人前には少ない中途半端な量。水回しや捏ねも最低300gくらいないとやりにくい。
 それにしても真夏の高温時はソバが打ちにくい。水分の蒸発が早いせいか? 麺体を畳んだ部分がどうしても切れてしまう。これでは県外へクール便で生麺でお送りするという計画も実行できない。オヤマボクチは使えないし......。
 やはり、真夏の蕎麦を食べようなんて考えがいけないか。
 それから、やはり氷水でキュッとしめるべきだったし、延し板も30cm×90cmでは窮屈なので今年になって入手した60cm×90cmのシナベニアにした方がいい。90cm×90cmが大きすぎて出し入れがタイヘンなものだからつい。

2010年7月31日土曜日

いよいよ

 早播きは収量が少ないと言われる、その収量比較試験のために27日に花園2号に先行播種したソバが発芽していた。ソバの発芽は早くて4日めには顔を出している。おそらく昨日には芽が出ていたのだろう。播種後、二日にわたって雨が降ったので発芽率が相当悪いかと思っていたが、まずまず。
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 土用の土を三日被ればいいというが、立秋が8月7日だから土用が明けるのは6日、4日に播けばちょうど土用の土を三日被ることになる。150坪くらいありそうな花園3号は3日か4日頃、T屋さんと共同栽培の畑の方は、7日播種の予定。
 明日は、この地方独特の風習である8月1日の墓参り。たまたま日曜日だが、20世紀までは民間会社は8月1日は平日でも休日扱いだった。

2010年7月28日水曜日

ただの、人間の功利的都合

 この春に播種定植したRhubarbのうち、最後に植えた花園2号3号の東端に植えた苗がだいぶ消えた。原因は梅雨後半の毎日の雨で根が酸素欠乏により根腐れ気味だったところへ、梅雨明け後は休みなく照って高温なうえに雷雨で多湿。しかも今年になって借りた花園2号3号は本来が宅地用に造成された土地であるから、石や砂が多くて痩せている。高温に弱く、排水の悪いのにも弱いRhubarbには三重苦である。むしろ梅雨が無い北海道、カナダ、シベリアあたりの冷涼で排水の良い土地が良いのだろう。それとも、浅間山麓に1000m道路というのがあり、標高1000mから名付けられたらしいのだけど、あのあたりの南向きの斜面の畑だったら排水抜群で気温も冷涼でいいのかもしれない。仕事をしなくてもいい年齢になったら、そういう場所で道楽一途に暮らしたいもの。
 来年春まではじっと観察するほかない。Unisonous Tragedy は色は優れているが成長が遅く細くて短い。Saint Driftは太くて長いが色がいまひとつ薄い。
 この2種類を交配させたら、どうだろう? 色も鮮やかで太くて長い優性遺伝の組み合わせか、それとも、色もパッとせず成長が遅くて細くて短い劣性遺伝の組み合わせか? 
 いや、そもそも、色も鮮やかで太くて長いのが優性遺伝で、色もパッとせず成長が遅くて細くて短いのが劣性遺伝という視点そのものが、人間の功利的都合に拠って立っているに過ぎないのだ。

2010年7月27日火曜日

試行

 ソバは早く播きすると収量が少ないと言われている。
 ほんとうにそうか、比較するために花園2号地の40坪ほどに先行播種。

2010年7月25日日曜日

(ーー;)

 しかし、当地も昨日も今日も夕立で、なかなかソバの播種準備が出来ないではありませんか。
 ソバの種はかなりの旱魃でも発芽しますが、播種後に降雨があると排水の悪い場所では発芽しないのです。

2010年7月22日木曜日

炎天下の奇人

 「土用の土を三日被ればいい」


 ソバの播種期について昔から言い伝えられている言葉である。

 土用の土を三日被る?

 土用は立春、立夏、立秋、立冬の前18日間(19日のこともあるらしい)。今年の夏は立秋が8月7日なので、土用の入りが7月20日、明けるのが8月6日である。6日までが土用なので、土用の土を三日というのは8月6、5、4日の間被ればいいので、8月3日の播種すればいいということになる。

 Tさんと共同のソバ畑はTさんの意向で8月7日に播種してきたし、ことしもそうだが、自分だけでソバを播種する時は自分が生まれた日である4日に播種してきた。それだと、毎年、いつ播いたか、メモしなくても覚えやすい。

 Tさんと共同栽培する畑より先に自分の花園2,3号畑の播種を済ませなければならないが、いよいよカウントダウンが始まった感じで、そわそわ。排水があまり良くなさそうなので播種後の降雨が心配だし、鳩やカラスなどの野鳥に種が食べられてしまわないか、心配の種

 それにしても、この炎天下に熱中症すれすれ、汗びっしょりになってソバごときに夢中になっているのは、傍目にはただの奇人変人にしか見えないであろうなあ。しかも夜には書けないものを書こうとして七転八倒(ちょっと大袈裟)......何やってんだろうな。昔、長男が小さかった頃、夜、部屋に閉じこもって何やら書いているらしい父親について、「何やってんだろうな、お父さんは」とつぶやいたらしい。まったく、何やってんだろうな?

2010年7月19日月曜日

極端すぎる天候

 梅雨は明けたものの、あまりの暑さにこんなことはしたくなかったが、ソバの播種時期が迫っている10日~半月後に迫っているので、梅雨の間に繁茂した雑草退治のために花園3号地を管理機で耕した。
 10:30に3号地が終わったので2号地へ移ろうとしたが、体温が上昇しているのが判ったので、そこまでで撤退。帰宅して水風呂で体を冷やし、以後は外へ出ず。
 今年は、何とも極端な天候である。

2010年7月18日日曜日

蕎麦、この何とも一家団欒には不向きな食べもの

3連休+代休1で長男が帰省したので、また「めえ」と鳴いて蕎麦打ち。長男も蕎麦は飽きたとか言ってくれればいいのに澄ましているので、夕方蕎麦打ち開始。しかし、梅雨明け後に蕎麦など打つものじゃありません。この暑いのに乾燥しないように窓もドアも締め切って扇風機もエアコンも使えない状況で、汗びっしょり。しかもソバがみるみる乾燥してゆくのが分かるので焦る。どうも夏は加水率を多めにしないと間に合わないかもしれない。


 で、食べるのはせいぜい十五分か。

 ソバというのはつくづく一家団欒には不向きな食事である。皆が一心不乱に蕎麦を食べているだけで会話は「おいしい」の一言くらいで、あとはほとんど無し。

2010年7月16日金曜日

辛汗亭日乗

 いよいよ青唐辛子が採れるようになった。いつものように、激辛4本、中辛・福耳4本、バナナなんばん4本を植えておいたので、3種類が初収穫となった。激辛はとりあえず真空パック袋に入れてそのまま冷凍庫へ。こうしておくと一年中使えるし、凍っている方が薄くスライスするのに好都合だ。
 実はわたしはそれほど辛味に強いわけではなく、この激辛を大きめに切ったりすると舌が火事になって火傷してしまう。だからできるだけ薄くスライスする必要がある。
 ということで今回は激辛は避け、昨日、福耳を大きめに刻み、ナス、キュウリ、茗荷も刻み、昆布ダシ+醤油+味醂少々で漬け込んでみた。今日、試食してみると、やはり昨年まで激辛を刻みこんで作ったものが脳に記憶されているので、かなり物足りない。福耳は中辛でも収穫し始めの頃はふんわり上品に辛い感じで、どちらかといえば小辛に近い方なので、焼いて食べるのに適しているのかもしれない。やはり、少し激辛を刻んで混ぜてみよう。
 それから、今日はバナナなんばんをザクザク刻み、長ネギと豚肉とともに炒め、味噌で味付け。こちらの方は、まだ生り初めだし雨続き(唐辛子は雨降りに採取すると辛味が弱く、乾燥した時に採ると辛味が強いと言われてている)なのであまり辛くないだろうと見くびって二個刻んで投入したら、そのほどよく辛いこと。汗びっしょりで体内はカッカと燃えている感じ。
 しかし、バナナなんばんという名前はどうも。
100715bananapepper.jpg Hungarian Hot Wax.jpg
 写真左がバナナなんばん、右がハンガリアン・ホット・ワックスの種袋。ハンガリアン・ホット・ワックスの方が黄色が強く見えるが、バナナなんばんももう少し採取時期を遅らせれば黄色くなり、さらに遅らせれば赤くなり、相当に辛くなる。
 この2種類、私には同じに見えます。しかもハンガリアン・ホット・ワックス、アメリカあたりではバナナ・ペッパーと呼ばれているらしい。
 ハンガリアン・ホット・ワックス>バナナ・ペッパー>バナナなんばん(かっこいい名前順)
 やはり、今後はバナナなんばんと呼ぶのはやめて、ハンガリアン・ホット・ワックスと表記しよう。黄色いからバナナというのはあまりに安易な命名であります。
 そういえば、四川唐辛子の種がないかと検索したが少なくとも国内では販売されていない模様。
 ただし中華の食材として四川唐辛子をまるごと乾燥させた「朝天椒」は購入できる。
 たとえばそれが三年以上前のものではなく、昨年収穫乾燥されたものであれば、あるいはそれを購入して種を取り出し、来年春にしかるべく播種すればある程度の発芽率で発芽するかも知れません。
 わあ、やはりこういう好奇心旺盛な方がいました、(^_^;)