しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2010年7月28日水曜日

ただの、人間の功利的都合

 この春に播種定植したRhubarbのうち、最後に植えた花園2号3号の東端に植えた苗がだいぶ消えた。原因は梅雨後半の毎日の雨で根が酸素欠乏により根腐れ気味だったところへ、梅雨明け後は休みなく照って高温なうえに雷雨で多湿。しかも今年になって借りた花園2号3号は本来が宅地用に造成された土地であるから、石や砂が多くて痩せている。高温に弱く、排水の悪いのにも弱いRhubarbには三重苦である。むしろ梅雨が無い北海道、カナダ、シベリアあたりの冷涼で排水の良い土地が良いのだろう。それとも、浅間山麓に1000m道路というのがあり、標高1000mから名付けられたらしいのだけど、あのあたりの南向きの斜面の畑だったら排水抜群で気温も冷涼でいいのかもしれない。仕事をしなくてもいい年齢になったら、そういう場所で道楽一途に暮らしたいもの。
 来年春まではじっと観察するほかない。Unisonous Tragedy は色は優れているが成長が遅く細くて短い。Saint Driftは太くて長いが色がいまひとつ薄い。
 この2種類を交配させたら、どうだろう? 色も鮮やかで太くて長い優性遺伝の組み合わせか、それとも、色もパッとせず成長が遅くて細くて短い劣性遺伝の組み合わせか? 
 いや、そもそも、色も鮮やかで太くて長いのが優性遺伝で、色もパッとせず成長が遅くて細くて短いのが劣性遺伝という視点そのものが、人間の功利的都合に拠って立っているに過ぎないのだ。

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