しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2010年7月16日金曜日

辛汗亭日乗

 いよいよ青唐辛子が採れるようになった。いつものように、激辛4本、中辛・福耳4本、バナナなんばん4本を植えておいたので、3種類が初収穫となった。激辛はとりあえず真空パック袋に入れてそのまま冷凍庫へ。こうしておくと一年中使えるし、凍っている方が薄くスライスするのに好都合だ。
 実はわたしはそれほど辛味に強いわけではなく、この激辛を大きめに切ったりすると舌が火事になって火傷してしまう。だからできるだけ薄くスライスする必要がある。
 ということで今回は激辛は避け、昨日、福耳を大きめに刻み、ナス、キュウリ、茗荷も刻み、昆布ダシ+醤油+味醂少々で漬け込んでみた。今日、試食してみると、やはり昨年まで激辛を刻みこんで作ったものが脳に記憶されているので、かなり物足りない。福耳は中辛でも収穫し始めの頃はふんわり上品に辛い感じで、どちらかといえば小辛に近い方なので、焼いて食べるのに適しているのかもしれない。やはり、少し激辛を刻んで混ぜてみよう。
 それから、今日はバナナなんばんをザクザク刻み、長ネギと豚肉とともに炒め、味噌で味付け。こちらの方は、まだ生り初めだし雨続き(唐辛子は雨降りに採取すると辛味が弱く、乾燥した時に採ると辛味が強いと言われてている)なのであまり辛くないだろうと見くびって二個刻んで投入したら、そのほどよく辛いこと。汗びっしょりで体内はカッカと燃えている感じ。
 しかし、バナナなんばんという名前はどうも。
100715bananapepper.jpg Hungarian Hot Wax.jpg
 写真左がバナナなんばん、右がハンガリアン・ホット・ワックスの種袋。ハンガリアン・ホット・ワックスの方が黄色が強く見えるが、バナナなんばんももう少し採取時期を遅らせれば黄色くなり、さらに遅らせれば赤くなり、相当に辛くなる。
 この2種類、私には同じに見えます。しかもハンガリアン・ホット・ワックス、アメリカあたりではバナナ・ペッパーと呼ばれているらしい。
 ハンガリアン・ホット・ワックス>バナナ・ペッパー>バナナなんばん(かっこいい名前順)
 やはり、今後はバナナなんばんと呼ぶのはやめて、ハンガリアン・ホット・ワックスと表記しよう。黄色いからバナナというのはあまりに安易な命名であります。
 そういえば、四川唐辛子の種がないかと検索したが少なくとも国内では販売されていない模様。
 ただし中華の食材として四川唐辛子をまるごと乾燥させた「朝天椒」は購入できる。
 たとえばそれが三年以上前のものではなく、昨年収穫乾燥されたものであれば、あるいはそれを購入して種を取り出し、来年春にしかるべく播種すればある程度の発芽率で発芽するかも知れません。
 わあ、やはりこういう好奇心旺盛な方がいました、(^_^;)

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