しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2007年8月29日水曜日

どちらもタデ科


 写真は7月19日に書いた「Glaskinsの永遠」のその後の姿。
 あんなに赤くて有望だったのに成長につれて緑になってしまった茎もあり、中途半端に赤いものもあり、葉に近い場所まで赤く本当に有望と思えるのは数本しかない。
 種からだと百分の一、千分の一の確率でしか発現しない赤い個体だが、以後は株分けで増殖するすれば形質は維持できる訳で、北米で種子をあまり売っていない理由も納得。45本あるうち、有望な数本だけを別の場所に植えておき、再来年あたりから株分けしてみよう。いくら寒さに強い植物であっても、そろそろ植えないとまずいでしょう。残りは、もう植える場所が無いので思い切って廃棄処分。今、植えてあるのも多すぎるので今のうちに残す株と掘って捨てる株と分けて目印の棒を立てておかなくてはならない。


 畑より遅れて鉢に播いたソバ。どうもひょろひょろすると思ったら、鉢に入れた土が野菜用に腐植や肥料分を混合してあったものなので、どうも伸び過ぎてしまうようです。畑と同じ土を使うべきでした。
 庭と畑と同じ日に播けば畑へ行かなくてもソバの生育状況が判るので、今回のようにソバ畑が離れている場合にはこの方法は便利だと思います。

2007年8月24日金曜日

また一週間

 前回見回りがが18日。あれから一週間。  播種量が少ないかと思っていましたが、かなり繁茂してきて、徒長、倒伏が心配。






2007年8月19日日曜日

ねずみ大根

 そろそろ「ねずみ大根」を播かなければいけないのだろうが、8月に入って一度だけ雷雨があっただけで以後晴天ばかりなので土が相当乾燥して来ている。ポリタンクで水を運んで散水し、切り藁などをかけないと発芽しないかもしれない。暑くて嫌だが、蕎麦にワサビまたは辛味大根&刻み海苔は必要不可欠なので、それも仕方ない。(と、ソバが収穫できるのかまだ判らないのに……)

2007年8月18日土曜日

4日間の成長

 所用で近くまで行ったのでまたソバ畑へ。前回が8月14日だから、まる4日しか経過していないが、それでも4日でこれだけ成長しているのは感動。

2007年8月16日木曜日

庭ソバ発芽

庭の鉢に播いた蕎麦の発芽がほぼ出揃った。




 返す返すも残念なのは、畑と同時に播けばよかった。多少の違いはあるにしても、庭で生育状況が把握できるのだから便利だ。来年も懲りずに播くようだったら忘れないようにしよう。

2007年8月14日火曜日

ソバ畑見廻り

 朝のうちにソバ畑の様子を見にでかけた。8日より大きくはなっているが、このところまったく雨が降らないので成長はやや鈍いような気もする。近くのJAのひとたちのソバ畑は長さが倍くらいあった。






 向こうに小さく見えるのは浅間山。
 それにしても、広い。
 ほんとうに収穫できるのか、自信なし。
 さるソバ栽培ページに稲刈り機で刈り取りしている写真がアップされているので、再確認のため再訪。

2007年8月12日日曜日

庭ソバ


 庭の空いている植木鉢にソバを播いてみた。
 借りたそば畑は車で20分くらいかかる場所なので、庭先にあれば成長のほどが知れて都合がいい。早くに気がついて、畑に播いたのと同じ日に播けば畑のソバと同じ成長で、畑まで出かけて行かなくても分かりやすいのだが。来年度に向けての反省としよう。
 播いて2日目なので、まだ目が出ない。

2007年8月9日木曜日

初成り


 梅雨明けして暑くなってきたら、正直なものでゴーヤがぐんぐんすくすく育って来ました。
 最初の「薩摩大長」から、昨年は「沖縄アバシーゴーヤ」、そして今年の品種は「沖縄中長ゴーヤ」。
 先日の初成りは、なぜか卵を切らしていたとかで豚肉と豆腐だけの間抜けなゴーヤチャンプルーで、すっかり脱力してしまいましたが、次回はバッチリお願いしますだ、奥様! ゴーヤ、豚肉、豆腐、卵。どれとしてひとつ欠けても、それはすでにゴーヤチャンプルーではございませぬぞwww。

 ゴーヤとともに写真に納まっている見慣れない物体は「姫とうがん」。
 毎年「長夕顔」を作るのですが、あれは大きすぎて食べきれないし貯蔵はきかないし、日持ちのする「冬瓜(とうがん)」を作りたかったのですがこれも大きすぎ、そこで「姫とうがん」というミニサイズの冬瓜を作ってみました。ちなみに当地では夕顔を栽培して食べ、冬瓜を栽培、食す習慣はまったくありません。
 昔、京都で柚子の風味が利いた「冬瓜のあんかけ」を食べたことがありましたが、この「姫とうがん」で再現して見たいと思っています。
 生の柚子がないのでSBの乾燥柚子で我慢しますが、さていちばんの問題は出汁を何で取るかです。カツオ、昆布、シイタケ、イリコ? That's the matter! ここはやはり鰹節たっぷりでしょうか。
 ただの水やお湯で煮るのではなく、だし汁で煮るのが秘訣かと思いますが、さて再現できますかどうか? そういえば、理研の無添加「かつおだし」、「昆布だし」がどこかにあったような……。

2007年8月8日水曜日

3日で発芽

 今朝、T屋さんがソバを播くというのでGOMBEI君を貸す。昨年は知人と共同で作ったはずだが、今年は知人は別の場所で作るらしい。意見の違いとか、いろいろ難しいのでひとりがいいが、ひとりだと手播きは無理。朝食後、仕事で出たついでにT屋さんが借りている畑へ寄って見た。畝幅が猛烈に広いので一時間ほどで終了。こんなに広いと、草が生えません?

                 (GOMBEI君を押すT屋さん)


 午後、自分の播いたソバが発芽したかどうか気になって仕方ないので、外へ出たついでを装ってMyソバ畑へ。



 お、おお!
 3日午後に播いて、今日で5日目。
 3日で発芽するというのは、ほんとうなのかもしれない。

2007年8月3日金曜日

My Soba Farm

 数日前にソバ栽培予定地へ行って見たら、何と、周囲の三ヶ所ほどの畑でソバが発芽して3cmくらいに伸び、緑の筋になっているではありませんか。これだと7月のうちに播種した模様。聞けば、どの畑も耕作者がすでに亡くなり、こどもたちは県外居住で農地の管理をJAが委託されている畑なのだが、高齢者ばかりで新規就農者が少ないので借り手もなく、やむなくJAで手間のかからないソバ栽培をしているらしい。
 見るとトラクターに播種機を6台装着して、一度に6列播種しているようだ。これで収穫はソバ用のコンバインという徹底した機械化作戦。
 さて、7日には種まきの予定だったが、それを見て仕事をやりくりし、午前中トラクターでの最終耕運作業をしようと畑へ。しかし、なぜか今日はエンジンがかからない。あきらめて帰ろうとしたが、そういえば、トラクターには主変速機と副変速機というものがあり、その双方のギアをニュートラル(中立)にしておかないとエンジンがかからない仕組みになっているのだった。これは事故防止のためだろうが、それを最初に所有者に教わった時に聴いていたはずだったが、ころりと忘れていた。
 確認すると、主変速機のギアはニュートラルだったが副変速機の方のギアが入ったままだった。それをニュートラルにするとエンジンがかかりました。ふだんディーゼルエンジンは2トン車を運転するだけで、農機や重機は運転しないので何となくなじみがありません。
 で、何とか、耕運。


いよいよ待望の一条人力播種機GOMBEI君の登場である。(なぜ物に君付けをするのか疑問な方へ。私は幼い頃、壁と話をし、「壁君」と呼んでいた怪しげな時期があったそうなのです)



 何と、ほとんど休まずに2時間半、これを押し続け、ついに450坪=1485㎡の播種作業を終了。
 (記録:種「信濃1号」、1kg入れを5袋用意したが結局700g余った。手播きだと多くなるが、播種機だと10a3kgくらいでよさそう。
 また耕運したばかりだと土が柔らかすぎてGOMBEI君が沈み込んで押しにくい。
 さらに、表面に草が多いと播種用の溝切り金具に草が絡み、進行の妨げになったり、播種孔を塞いでしまったりしてトラブルの原因になりそう。この二点に注意すればGOMBEI君は優れものである)
 やれやれ、これでソバが収穫できなかったら笑いものではあります。

2007年7月19日木曜日

Glaskinsの永遠という名前

 「Glaskinsの永遠」、50粒のうち45が発芽。発芽率90%。ただし、あまり赤の発色が良くないので赤の濃いものだけ10くらい選んで残りは捨てるつもりでいた。
 が、ちょっと天候が回復して日光が当たったらどの個体も赤が濃くなって来たような気がする。む?


 女王陛下の国のRhubarb Triangleでは暗室で軟化されて赤くなるというので、光線があたると緑になるはずだが、なぜか、反対に光が当たると赤くなるような気がする……微妙。
 それにしても、なかなか大きくならない。これで越冬できるのだろうか?

2007年7月18日水曜日

あと20日

 久しぶりに雨が降らない様子なので、午後、ソバ栽培予定地へ行き、トラクターで二度目の耕起。先日はまだ土が見えていたのに、今日は雑草がびっしり、真っ青。
 これで8月7日前後を予定している播種の、その直前にもう一度丁寧に耕運して同じ幅で平らにすれば、その筋を目安にごんべえ君を走らせるだけで播種作業終了となる。ごんべえ君を押すだけの作業なのでお手伝いは要らないかもしれない。とにかく人手がいるのは秋の収穫作業だ。
 前にも書いたように、いったんソバが発芽してしまえば、アレロパシーといって他の植物の発芽を抑制するということなので、雑草退治に追われないで済み、横着者にはもってこいです。
 播種まであと20日。

2007年7月13日金曜日

ごんべえ君の試運転

 朝食前に、いよいよ「種まきごんべえ」を持参して「山牛蒡」の種まきをしてみた。説明書に書かれている104というエンドレスベルトでは山牛蒡の細長い種が穴にうまく入らないのでダメ。急遽、もっと穴の大きいベルトに交換して何とか播種終了。確かに押すだけで溝を切って種を播き、土をかけて鎮圧という四種類の作業が出来てしまうのは便利である。これだったら300坪だろうが450坪だろうが恐くない。


 やはり、問題はエンドレスベルトの穴に種がきちんと数粒ずつ入るかどうか、それだけである。ソバ用のベルトは穴の直径が10mm。これで信濃1号の種が3~4粒入ることになっているが、実際にそうかどうか、事前にソバの種をホッパーに入れて確認してみなければならない。


 お、白いエンドレスベルトのすべての穴に均一に4、5粒入っています。準備OK。
 ソバの種まきは8月7日頃の予定。ひとりでずっとごんべえ君を押し続けるのはちょっときついので助手が必要だ。優雅に作務衣など着て無職の暇つぶしにいそしんでいるM君にお願いしてみよう。

2007年7月11日水曜日

馬(ではなく)鹿?

 ソバ栽培予定地を貸してくれた家から「梅を採ったから持ちにおいで」という電話を頂戴。仕事をやりくりして午後でかけた。雨も上がっているので、ついでにソバの元肥として窒素ぬきの燐酸25%、カリ15%、マグネシウム5%というPK化成を3袋、それから背負い式散布機を軽トラに載せてゆく。倒伏すると機械で刈れなくなるから窒素抜きに決断。
 家に寄り、梅を頂いてからソバ栽培予定地に行くと、隣のプルーン畑で奥さんがプルーンの摘果作業中。固まってびっしり生っているプルーンを手で摘んで5cmにひとつくらいにしている。足元は摘果されたブルーンだらけ。樹に残された実よりも落とされた実の方が断然多い。それを見ているうちに……たまたま生まれて来た者よりも、生まれ得なかった者の方が多いのかもしれない人間界と同じなのかもしれない……などと考えてしまいました。
 ソバ栽培予定地に行って見ると雑草がびっしりだが、雨続きで水分をたっぷり含んでおりトラクターでの耕起は無理なので、PK化成を3袋ぴったり全面に散布。
 しかし、その途上、犬の足跡でもない、まるでハイヒールのかかとのような形の獣の深い足跡が点々と続いている場所に遭遇。
 鹿? そう、間違いなく、99%、犬でも馬もなく、鹿。これはタイヘン。鹿はソバの実を食べて全滅させると聞いていたし、鹿が走り回ってソバを踏み倒されては機械で刈れないではありませんか。プルーン畑へ走ってそのことを奥さんに言うと、「ああ、去年も来たみたいですが、うちの大豆畑も回りに糸を張ったら大丈夫でした」って。だって鹿のジャンプ力ってすごいのでは? でもあれだけの畑の周囲にネットを張り巡らすと相当経費も手間もかかります。糸を張るくらいだったらそんなに経費も手間もかかりませんが。
 うーむ、しろうとのソバ栽培に暗雲立ち込めて来ました。