前線が通過してから何となく秋めいて、遠くが良く見えるようになって来ました。
そういえば、タデ科ダイオウ属の赤茎系のRhubarbの幾株かが、気温の低下を受けて素晴らしくCrimsonな色合いを帯びて来ました。やはりアントシアニンの生成は気温の低下を待たなければならないのが普通。
稲刈りだのソバ刈りだのが一段落したら、ジャムを作りましょう。
先ほど蕎麦打ちをしました。
女性陣から「あたたかい蕎麦がいい」とのリクエストなので、二八で打ちました。粉は信濃1号と常陸秋そばのちゃんぽん。
つまり、そばは肥料の効いているうちは茎に赤みは出ないけれども、肥料不足のそばは茎に鮮やかな赤味が出るので、印象的なあまり「そばの赤すね」と称したのであろう。この茎が赤くなるのは、秋の収穫期のころにもよく見られることなので……先日の在来種ツアーでもこの赤すねのことが話題になったが、「ストレス」で赤くなるという言葉しか出なかった。長友博士の言を借りれば単純な肥料不足で赤くなることになるが、土壌中に肥料があっても何らかの「ストレス」で肥料が吸収できない場合、これも赤すねの原因となる。