不要の蕎麦打ち道具があるけどどう? という話があったのでOKしておいたら今日、外出中に届けられていました。
蕎麦打ち台2つと麺棒2本。さすがにこね鉢や包丁は無し。
蕎麦打ち台は現代風の長い足つきではなく昔風の短い足つきなので、おばあさんたちが蕎麦打ちしたように正座して打つタイプでした。高さの調整が微妙ですが、テーブルなどの上に置いて、立って蕎麦打ちする使い方をするほかありません。
大きい方は1kg、2kgといった蕎麦打ちが出来る大きさですが、この台で「切り」の作業もした模様で、だいぶ包丁傷がついていますので、サンドペーパーで磨く必要がありそうです。
いずれにしても、どなたかに蕎麦打ちを教えたりする際に仕えそうなので、頂いておきます。
麺棒は40mmとか50mm近い太さで、50mmの方は虫食いで使えないので廃棄処分。40mmの方も戸隠流や会津の扶ち蕎麦のような打ち方やうどん打ちには使えますが、ちょっと太すぎて使いにくそうです。
しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
2016年5月4日水曜日
2016年5月1日日曜日
2016年4月28日木曜日
終日雨のため少しのんびり
いよいよ仕事がピークにさしかかりますが、本日は終日雨のため少しのんびり。
雨降りなので少し製粉。
今回は電動でインバーターの周波数を20ヘルツまで落として回転数を10回/分にし、さらに落とす量も減らしたので、空気を含んでふわふわしたそば粉になりました。多分、余裕で生粉打ちできるはずですが、問題は風味や食感です。
2016年4月24日日曜日
苦味のないダッタン蕎麦
「満天きらり」、蕎麦にしてもやはり苦味はほとんど感じませんでした(普通そば粉と半々にしてつなぎは外二)。
どちらも微粉でしたので加水率48%でもまだずる玉気味で、調子が狂いました。
おかげで少し茹で過ぎてしまいましたが、苦味なく「誰でも食べやすいダッタン蕎麦」という感じです。
蕎麦つゆの用意が面倒なのでまたおろし蕎麦で食しました。
茹で過ぎず、もう少しコシがあったら普通の蕎麦に負けないかも。
2016年4月23日土曜日
満天きらり
北海道のお蕎麦屋さんとFacebookのお友達なのですが、新しく品種改良されたダッタンそば「満天きらり」のそば粉を1kgほど送っていただきました。
早速、そのダッタンそば粉を舌の上に載せて味見、更に、水に溶いて味見、お湯に溶いて味見してみました。
普通のダッタンそば粉は水で溶くとルチン分解酵素が働いてルチンがケルセチンに変って苦味が強くなるのですが、「満天きらり」はなるほど水で溶いても苦味がかなり薄い。まったく苦味が無い訳であはありませんが、気にならないくらい薄い。
面白い。
そば粉ではなくて「満天きらり」の種が欲しくなりましたが、営利生産用ではなくて趣味的栽培では譲ってはもらえないでしょうね。
念のため、普通のそば粉と混合して蕎麦打ちもしてみます。
早速、そのダッタンそば粉を舌の上に載せて味見、更に、水に溶いて味見、お湯に溶いて味見してみました。
普通のダッタンそば粉は水で溶くとルチン分解酵素が働いてルチンがケルセチンに変って苦味が強くなるのですが、「満天きらり」はなるほど水で溶いても苦味がかなり薄い。まったく苦味が無い訳であはありませんが、気にならないくらい薄い。
面白い。
そば粉ではなくて「満天きらり」の種が欲しくなりましたが、営利生産用ではなくて趣味的栽培では譲ってはもらえないでしょうね。
念のため、普通のそば粉と混合して蕎麦打ちもしてみます。
2016年4月22日金曜日
蕎麦の風味
実際に自分でソバ栽培に踏み出してしばらくは、「信濃1号」という長野県の農業試験場が福島県の在来種を改良した品種を栽培して来ましたが、あるときから在来種という、いわゆるそういう改良された種類ではなく、昔から栽培されつづけてその地に適合してきた在来種の栽培に変りました。
これまで栽培してみた在来種は、「奈川在来種」、「戸隠在来種」、「軽井沢在来種」、「妙高在来種」、「妙高こそば」、「木頭在来種(徳島県)」、「対馬在来種」、「南相木在来種」、「番所在来種」、「奥只見在来種(福島県)」などですが、どう考えてもいちばん美味しいのは「奈川在来種」。
デンプンが多く甘味が強いのは「戸隠在来種」、「軽井沢在来種」。これは江戸っ子好みかも知れない。
同じ「奈川在来種」でも、栽培年度によって風味の強い、弱いがあり、どの時期に刈り取ったかでも風味が変る。
完熟まで待って刈れば甘味が増すが「香り」は薄くなる。
風味というくらいで、香りと味が一体化してこそ「蕎麦の風味」になるのだから、香りも欲しい。
ただし、蕎麦の香りは実に微妙で揮発しやすい成分なので逃げられやすい。
むずかしい。
これまで栽培してみた在来種は、「奈川在来種」、「戸隠在来種」、「軽井沢在来種」、「妙高在来種」、「妙高こそば」、「木頭在来種(徳島県)」、「対馬在来種」、「南相木在来種」、「番所在来種」、「奥只見在来種(福島県)」などですが、どう考えてもいちばん美味しいのは「奈川在来種」。
デンプンが多く甘味が強いのは「戸隠在来種」、「軽井沢在来種」。これは江戸っ子好みかも知れない。
同じ「奈川在来種」でも、栽培年度によって風味の強い、弱いがあり、どの時期に刈り取ったかでも風味が変る。
完熟まで待って刈れば甘味が増すが「香り」は薄くなる。
風味というくらいで、香りと味が一体化してこそ「蕎麦の風味」になるのだから、香りも欲しい。
ただし、蕎麦の香りは実に微妙で揮発しやすい成分なので逃げられやすい。
むずかしい。
2016年4月19日火曜日
2016年4月18日月曜日
2016年4月16日土曜日
また今年もソバ吉
さる筋よりソバ専用の肥料のサンプルを入手。BB(バルク・ブレンド)品ですが、窒素6の内3%が被覆窒素ということで、それが目玉。試しに使ってみて欲しいということ。なるほど。
今年は窒素は有機のボカシだけでいくつもりだったので、これは想定外。さて、どうしたものか? 被覆窒素が開花以降も必要十分なだけ吸収され、茎葉の緑が維持されているようなら結構ですが、二年続きの開花期以降の多雨日照不足が、今年もそうだったら、何もかもが水の泡……。
仕事で近くを通ったので、そば畑にごあいさつ。
今年こそ、盆過ぎから秋雨前線が張り出すことがありませんように。
2016年4月11日月曜日
細めに打てたので、おろし蕎麦に
左手首の痛みもようやく薄らいできたので、夕刻、ささっと蕎麦打ち。
先日碾いた粉が粗すぎたので、40目(32メッシュ)の篩でもう一度篩い直し、篩い上をさっと電動臼にかけたものを40目下の粉と混ぜ、それを外二で打ってみました。
細めに打てたので、おろし蕎麦に。
このくらいのメッシュが限度かなと思う。
これ以上粗いと、つながりが悪いだけでなく、食感が悪くなるし、噛まないと風味がしない噛む蕎麦になってしまう。
先日碾いた粉が粗すぎたので、40目(32メッシュ)の篩でもう一度篩い直し、篩い上をさっと電動臼にかけたものを40目下の粉と混ぜ、それを外二で打ってみました。
細めに打てたので、おろし蕎麦に。
このくらいのメッシュが限度かなと思う。
これ以上粗いと、つながりが悪いだけでなく、食感が悪くなるし、噛まないと風味がしない噛む蕎麦になってしまう。
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