そういえば隣町に出来た翁系のお店が残りの敷地にソバを栽培したらしく、こぼれた実が生えて花を咲かせて、まるで夏ソバとして播いたくらいにぎやかだ。お蕎麦屋さんの背景としては抜群。
さて、問題はこの草。
この草は?と問われたのがたまたま掃き溜めみたいな場所に咲いていたので、瞬間的に閃いた牧野富太郎先生からハキダメ菊という不名誉な名をいただいたらしいが、なぜかソバの強力なアレロパシーに負けずに旺盛に育ち、他の地ではどうか知らないが、この地ではソバ栽培の最強の敵である。
私が中古管理機を2台も入手してしまったのも、このハキダメギクに負けないためである。この草を放置するとソバ半分、ハキダメギク半分になってしまい、収量にも多大な影響を与えるし、刈り取り作業にもかなりの支障をきたす。
今年はこの草に負けないようにしよう。
それにしても、今年はソバの種が手元に何と5種類もある。確保できている畑は大小含めて4ヶ所。一ヶ所足りない。採種用の種が2種。そのうちの最小の種は数えたら289粒しかないので面積はさして必要としないのだが、周囲2km以内にソバが栽培されない場所を探さなくては。むしろ山里ではなく市内の方がソバが少ない。さて、同級生のK子さんちの畑の隅、貸していただこうかな。