しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2015年8月18日火曜日

まだ倒れません

一昨日も昨日も、時間は短いですが強い雨が降り、その度に倒れたかと思っていちばん最初に播いたソバの様子を見に行きますが、すくすく伸びて柔らかいはずが何とまだ倒伏せずに頑張っています。
それなりの処方はしていますのでそれが効いているのかもしれませんが、それにしてもこの勢いで成長していれば、いずれ倒伏するでしょう。覚悟は出来ています。



これは7月に採種したねずみ大根の栽培跡地にこぼれて発芽したねずみ大根。
もう太さ3cmくらいになっていますので、初秋には使えそうです。

2015年8月16日日曜日

そば畑巡回

発芽した時は播種量が少ないかと思いましたが、今になって見ればそうでもありません。

ここは養分十二分なので茎が太く、葉も大きく光合成はバッチリな感じ。その代わりに強い雨風に遭うと倒伏必死。

蕾がつき、咲き始めました。
これからしばらくがソバ栽培の冥利。

2015年8月13日木曜日

7月播きは厳禁


ぐんぐん伸びてます。
やはり、養分多めで早播きだと初期成育が良すぎます。
柔らかいし、伸びすぎているし、雨が降ったら倒れそう(もう、半分あきらめ)。

本命のこちらは8月4日播きで、先ず先ずいい感じ。
やはり、いくら標高700mにしても7月播きは早い。来年は7月播きは厳禁。

同じ市内でも7月末から8月初めの局地的ゲリラ豪雨で、ソバ畑が代掻き前の水田みたいにジャブジャブになった地域があったようです。

2015年8月12日水曜日

昔からの狭い旧道沿いの家の軒下





昔からの狭い旧道を走っていて、お!
こういう時だけ動体視力がピシッと決まります。
上下揃っているらしいし、遠目には良さげな石臼に見えましたので、車を停めて降りていって観察。
ありゃ、上臼の縁が4cmくらい欠けておりました。
石もごく普通の安山岩なので、写真だけ撮ってそのまま帰りました。
いい材質だったら「こんな場所にどうして石臼を置いてあるんですか?」と、家の人に声をかけたんですが。

2015年8月11日火曜日

デンプンぎっしり



近年、自家用のジャガイモがおいしくないので、今年は光合成が盛んになるように栽培方法を変えてみました。
すると、デンプンが白くなってほくほくになりました。バターを載せて食べたら久しぶりにうまい!
男爵とキタアカリを作りましたが、写真はキタアカリ。

ソバにも同じことをしたので、ソバもおいしくなればいいんですが。デンプンぎっしり、タンパク質もぎっしり。

2015年8月9日日曜日

16日目と5日目

今日は涼しさを感じる風が吹きました。
播種して16日目のソバ。降雨の水分が残っているうちに播種したのでぐんぐん生育してやや軟弱な感じなので、まだ雑草は少ないが管理機を使って中耕と土寄せを決行。



こちらは播種後5日目。まあまあ出芽揃い。初めは若干さびしくらいで、ちょうど良くなる。



2015年8月8日土曜日

私一人が頭に入れておけばよいこと

7月24日、真っ先に播いたソバ。

8月4日午後

8月8日午前
たった三日と半日で結構ぐんぐん成長していますが、前半はあまり伸びて欲しくないのが本音。
ここはそろそろ中耕除草をしてもいいくらいですが、雑草の生え方を見てぎりぎりまで待ちます。


この2枚は、米粒のような小粒なソバで、しかも磨きをかけて石ぬきをした比重の重い種だったので、播種機の穴にたくさん入ってしまい、結果として播種量が多すぎてかなり過繁茂になりそう。


ここは一日遅れで播いたネパールのソバ。こちらは収穫したまま磨きも何もしてない玄ソバだったので、播種機の穴の径は同じでもこれだけまばら。
手播きだとこういうことは考慮しなくてもいいだろうが、播種機の場合は磨きをかけてある、ないも考慮して穴径を変えなければならない。ことに米ソバ型の玄ソバは播種機の穴にびっしり入って、案外隙間が少ない。
もっとも普通はこんなにいろいろなソバを播かないだろうから、これは私一人が頭に入れておけばよいこと。

2015年8月4日火曜日

土用の土を三日


今日、播種するとちょうど土用の土を三日被ったことになり、まさに当地の播種時期にぴったり。播いたのは奈川在来。

2015年8月3日月曜日

天候、自然との闘い


ようやく雨が降ったのでロシナンテ君に跨って仕上げのロータリーをかけました。
猛暑日も続き、しかも乾燥して周囲に住宅があるので土埃が立ってしまうので、雨を待っていました。
これでやっと播種作業に入れます。タイムリミットに滑り込みセーフといったところです。
ソバ栽培はほんとうに天候との闘いで、毎日、天気図や雨雲レーダーとにらめっこです。

先に播種した小面積の方はすでに発芽がそろいました。小粒なソバは播種機の穴径を9mmにしてもまだ播種量が多い感じです。8mmが必要?
ただし、ネパールのソバとダッタンソバがややさびしい感じがするのは、どうやら磨きをしてない玄ソバの場合、9mmの穴に入る玄ソバの数が少なくなるので、その点を留意しなければならないことが判明。
手播きだとこういうことは起こりませんが。



それから、長年、山中でソバ栽培をしていた農家が、昨年、イノシシにソバ畑を荒らされて今年から栽培を断念したと聞きました。

2015年7月24日金曜日

播種開始

ゲリラ雷雨の心配があったが、どうやら関東、東北方面らしいので、先ずは面積の狭い畑から播種開始。

13:11 播種前

13:38 播種後
この間、27分。実際の播種作業は20分を切っているかも。
これで50坪くらい。自分で直接入手したのではないので明らかではないが、福島県は奥只見在来と言われているソバ。
去年は40坪くらいで20kg収穫があったので今年も紙袋ひとつくらいは欲しいところ。

2015年7月22日水曜日

台風12号

何となく去年の八月を思い出されられる、嫌なコースです。
播種時期が迫っておりますが、この12号が通り過ぎるまで播種作業はできません。
3箇所に3種類なので、少しずつ時期をずらして播く予定だったのですが、なかなか思い通りに運びそうもありません。

2015年7月21日火曜日

簡単な発芽テスト


先日のヒマラヤ山脈の麓のソバの種。20粒を濡らしてぎゅっと絞った脱脂綿の上に置いて簡単な発芽テスト。
丸二日しないうちにこれだけ発根し、本日三日目で20粒中19粒が発根しました。
古い種ではないことが判りました。



 

2015年7月18日土曜日

珍しいソバ

ヒマラヤ山脈南麓のソバの実が宅配便で届きました。東京の蕎麦屋さんが半分、わが家に半分で、約500g。
拡大鏡でのぞいてみると、さすがに形態が雑多です。
しかも近づくと臭い。どうやら何か香辛料を買った際の空き袋を利用して彼の地から送られてきたらしく、ソバの実に完璧に匂い移りしているので、袋を入れ替えてもまだ匂います。うーん、臭い。
我慢しながら75gほど形の良いものを選抜。


かなり小粒のものが多く、1000粒重は25gくらいから22~23gくらいかと推察。1000粒数えるか、100粒数えて10倍するか、いずれにしても数えるのが面倒。
花は「高嶺ルビー」同様、淡紅色であるらしいが、標高の低い日本で栽培すると白になってしまうらしい。
地図を見ると緯度は沖縄あたりと同じで、標高が800mから3000mくらいまで畑が分布しているらしい。
いくらソバであっても標高2000mとか3000mで栽培していることが不思議。
とりあえず首都の平均気温とか、調べればわかるかな。
(ありゃ、真冬でも最低気温がマイナスにならないようです。やはり緯度が低いので標高だけでは気温が理解できません)
北海道で夏ソバと同じ時期に栽培したデータを見ると、そばの背丈が2m前後になっているので、早播きは出来ない。しかし遅播きすると霜が降りてしまう。
緯度から考慮すると日長時間に敏感で気温には鈍感なタイプ(完全秋型)なのかもしれなくて、だとすれば東日本では栽培が難しい?
とにかく播種時期の決定が難しいし、もう一ヶ所交配しない場所を探さなくては。



2015年7月17日金曜日

万全の準備

知人の家から不要の20L缶をいただいてきて、20cm×5cmくらいに切断。



少し補強して刈り払い機の寄せ板を自作。



何に使うのって? えへへ。
名づけて「寄せ板君 Buckwheat Special」
カーブの加減は現場で調整。
滑らないように内側にゴムの板を貼りつけたほうがいいかもしれません。
しかし、ソバが倒れたらこれは使えないので手刈りになります。
ほかに手押しの稲刈り器、エンジン式の稲刈り機、など、ソバの伸び方や倒伏の度合いに応じて臨機応変に対応する準備です。