一昨日、短時間の降雨はあったが、昨日の好天と適度な風でどれくらい乾燥したか、N原のソバを見に行ってみた。今日の天候がやや薄曇の気味があり、風も吹いていないため、まだ若干の湿気を感じた。試しに軽トラに少し載せて帰宅し、庭でコンパネに叩きつけて脱穀してみた。
バラバラ、結構たくさんの実が落ち、豊作の予感。
結局、両手で抱えて持てるくらいの束で、唐箕にかけたソバが5,8kgもあった。すごい。乾燥させても5kgを下回らないだろう。さすが信濃1号。この感じだと200~300kgくらい獲れてしまうかも。信濃1号でも手刈り、天日干しなのでそんなに不味くはありません。
また、二日間乾燥させた花園1,3号地のN在来は合計で41kg。50kgは無かった。やはり小粒だと収量は少ないが、まだ宅地二区画分の2号地が残っているので、同じくらいの収穫があるだろう。
じきに製粉、試食してみて、手元にN在来を残すかどうかを決めることにします。
T在来とK在来も実はついてきましたが、まだ緑色で黒い実はわずかです。どうか、もうしばらく強い霜が降りませんように。
それにしてもK在来の小粒なこと。データで1000粒重が20gを切っていたくらいだから小さい。椎葉や祖谷より小さいのではないか。味はどうか?
しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
2011年10月14日金曜日
2011年10月13日木曜日
2011年10月12日水曜日
ルバーブと石臼
Tさんが白菜をあげるというので、いただきに行く途中、菜園に寄って赤いルバーブを1kgほど採ってTさんに届けた。器用なひとなので大丈夫。というか、ルバーブのジャムは男でも簡単に出来る。
ほかに必要なものがあってホームセンターへ行ったので、電動工具の売り場へ行って探すとミニ・ルーター用のダイヤモンド・カッターがあった。シャフトをみるとミニ・ルーターでなくても電気ドリルのチャックに固定できそうだったので購入し、早速電気ドリルに装着して回転させ、石臼の溝と溝の間に筋を入れてみた。結構いい感じに石の表面が荒れる。ビシャンで点々と荒らすのが良いか、両刃タタキやダイヤモンドカッターで筋をつけて荒らすのが良いのか、判断はつかないが、いずれにしてもつるつるよりはましだろう。主溝や副溝など溝を彫ることばかりが目立てではなく、その間の面をドレッシングするのも大事であるらしい。
ほかに必要なものがあってホームセンターへ行ったので、電動工具の売り場へ行って探すとミニ・ルーター用のダイヤモンド・カッターがあった。シャフトをみるとミニ・ルーターでなくても電気ドリルのチャックに固定できそうだったので購入し、早速電気ドリルに装着して回転させ、石臼の溝と溝の間に筋を入れてみた。結構いい感じに石の表面が荒れる。ビシャンで点々と荒らすのが良いか、両刃タタキやダイヤモンドカッターで筋をつけて荒らすのが良いのか、判断はつかないが、いずれにしてもつるつるよりはましだろう。主溝や副溝など溝を彫ることばかりが目立てではなく、その間の面をドレッシングするのも大事であるらしい。
2011年10月11日火曜日
男のレシピ:そば粉のパンケーキ
ようやくN原の信濃1号と花園1,2,3号地のN在来の刈り取りが終了。
どちらも、置く場所に困るほど刈り取ったそばの束が多い。かなりの豊作となる?
どちらも、置く場所に困るほど刈り取ったそばの束が多い。かなりの豊作となる?
所用でTさんを訪ねると「珍しいものがあるから上がって」と言われ、お茶をいただく。
「珍しいもの」というのは、このそば粉のパンケーキ様のもの。
そば粉と小麦粉が7:3で、ほかに重曹と砂糖少々、これを水でこねてひと晩寝かせてからフライパンで可能な限りの弱火で時間をかけてじっくり焼いたものだという。
一切れ、Tさん手作りのブルーベリー・ジャムを付けて試食。素朴だがおいしい。
そば粉が余っているので作ってみたらしい。ひと晩寝かせないとふんわりしないで固くてダメだという。なるほど、近日中に真似してみよう。
そういえば、Tさんの娘さんが赤いルバーブジャムなら欲しいけれど、緑色のなら要らないと言ったという。今月後半にはかなり茎が赤くなるのでジャム用にTさんにあげよう。Tさんならジャムでも何でも作れますので。
Tさん宅からの帰路、すぐ近くの菜園のT在来を見回り。草丈2mで倒伏しつつも、まだ花盛り。
やはり野菜の跡地でチッソ分が大量に残っているのは、そば栽培には最大のマイナス要因だろう。とりあえず来年度用の種子さえ確保できればよしとしよう。
黒化はしていないが、緑白色の実は確認できるようになって来たので、まったく収穫できないわけではなさそう。
次は別の場所のビニールハウス内のK在来。ハウス内なのでミツバチなど昆虫の訪問が少ないような気もするし、温度も外よりやや高めだろうことがマイナス要因として考えられる。
こちらは少し黒い実が見えはじめているが、受粉しないまま枯れた花もあり、花びらの中から緑白色の若い実が口を尖らせて顔を出しているものもあり、面白い。ひとつの花房のなかでもこれだけ時間差がある。これも種子確保だけで十分。
2011年10月9日日曜日
画期的方法
連日、ソバ刈りと稲刈りに追われて疲労の極致。昨日、今日は妻の実家のお手伝い。留守中、妻はひとりでソバ畑に行き、5通り近くを手刈りしたという。ということは、あと8通りで大面積のN原の刈り取りが終了となる。残るは花園2号地(宅地二区画分)のN在来。T在来とK在来は採種用で小面積なので問題ない。
問題は脱穀だが、昨年までTさん指導の下で行ってきたブルーシートの上に積んで棒で叩くという縄文、弥生時代からの方法はある程度の人手を必要とし応援無しでは不可能なので、好天が続いていることだし、稲を脱穀する自走式ハーべスターでの脱穀をテストしてみることにする。これだったら、ひとりふたりでもできる。ただし乾燥がよくて機械の網や繰上げ装置がソバの茎や葉で詰まらないことが絶対条件となる。生乾きだとおそらく詰まる。よく乾燥している状態ならOKだろうから、ものは試しでやってみようと思う。
それから、石臼の目立ての方法について、ネット上のあるブログ記事でミニルーター用のダイヤモンドカッターを使うという画期的方法を発見。ディスク・グラインダー用のダイヤモンドカッターでは厚みが2mmとかあって、主溝や副溝を彫るのには使えても、その主溝や副溝の間の山というか丘の細かい溝をつけて、いわゆるドレッシングするのには使えなかった。しかしミニルーター用のダイヤモンドカッターは直径は20mmとか25mmだが、厚みは0,6mmという薄さなので、石臼の目を立てるのに使えそうである。石工職人さんが両刃タタキで繊細な溝を刻んだのを、電動工具の先端部品で出来るのであれば、まさに画期的である。
問題は脱穀だが、昨年までTさん指導の下で行ってきたブルーシートの上に積んで棒で叩くという縄文、弥生時代からの方法はある程度の人手を必要とし応援無しでは不可能なので、好天が続いていることだし、稲を脱穀する自走式ハーべスターでの脱穀をテストしてみることにする。これだったら、ひとりふたりでもできる。ただし乾燥がよくて機械の網や繰上げ装置がソバの茎や葉で詰まらないことが絶対条件となる。生乾きだとおそらく詰まる。よく乾燥している状態ならOKだろうから、ものは試しでやってみようと思う。
それから、石臼の目立ての方法について、ネット上のあるブログ記事でミニルーター用のダイヤモンドカッターを使うという画期的方法を発見。ディスク・グラインダー用のダイヤモンドカッターでは厚みが2mmとかあって、主溝や副溝を彫るのには使えても、その主溝や副溝の間の山というか丘の細かい溝をつけて、いわゆるドレッシングするのには使えなかった。しかしミニルーター用のダイヤモンドカッターは直径は20mmとか25mmだが、厚みは0,6mmという薄さなので、石臼の目を立てるのに使えそうである。石工職人さんが両刃タタキで繊細な溝を刻んだのを、電動工具の先端部品で出来るのであれば、まさに画期的である。
2011年10月7日金曜日
2011年10月6日木曜日
ソバの成熟が急いだらしい
午前11時近く、Tさんからお茶を飲みに来ないかという電話。ちょうど仕事が一区切りついたところだったので、車で数分のTさん宅へ向かった。Tさんの家に通じる道を右に曲がる、その左手に毎年ソバが栽培されていて、通るたびに自分のソバの成長と比較観察しているのだが、今日は驚いた。そのソバは私のソバより5日くらい播種が遅かったはずだが、白いソバの花がまったく見えず、しかもまだ緑のはずの葉が変色してぐたっとなっているのである。数日前の低温、多分霜の害である。10月初めの霜なんて珍しいことだが、我が家とTさんのサトイモの葉はやはり低温の害で変色している。
しかしそこから100mくらいしか離れていない我が家の家庭菜園のT在来はといえば背丈2mにもまってまっすぐは立っていないが、横に寝たまま未だに白い花を咲かせていて、霜に遭った様子も見えない。しかもまだ色は緑だが、だいぶ着果もしてきている。
信濃1号は中間型、T在来は完全な秋型。どちらが霜に強いのか弱いのか?
午後いちばんに訪問しようとしていた家から夕方にしてくれという電話が入ったので、急遽予定変更して花園3号地に出かけ、N在来を稲刈り鎌で手刈り。ここも宅地一戸分の面積なので多分60~70坪くらいだが、一時間50分で終了。
畝間が80cmと広いので、手刈りだが思ったより捗る。
夕方、仕事先から帰宅途中に位置するN原のソバ畑に、霜害に遭っていないかを確認するために回ってみた。
そして驚いた。こちらも白い花は見えなくなってきているが、黒化したソバが目立っていて、もう刈り頃な感じだ。
日数は今日で63日なのでまだ刈り取りには早いのだが、この頃の低温続きで一気に実が充実したらしい。計算上は今月半ばの刈り取り予定だったが、早すぎて慌ててしまう。
コンバインでの収穫ならばまだ緑の葉がこれだけある状況では早すぎるだろうが、手刈り、天日乾燥では黒化率70%くらいが刈り頃といわれているので、まさに刈り頃ではないか。いや、見た目では70%を超えているような気さえしてくる。
刈り遅れて風味が落ちるのは困るので、いっそ刈ってしまおうかと思うが、土日は稲刈りの手伝いを頼まれている。面積が大きいので、明日と10日に半分ずつ分けて刈り取り作業をした方がいい。うーん、何ともきついスケジュール。ここは鎌で手刈りは無理なので、草刈り機で刈り払ったものまとめるという方法で進める。
2011年10月4日火曜日
ただの雑草のよう
ここ数日、どうもただならぬ寒気と思っていたら、花園3号地のソバの北側に植えたサトイモの葉が変色していた。霜、あるいは寒気のせいであるらしい。
信濃1号とN在来はこの地の気候には合っているが、T在来とK在来は暖地の産で完全な秋型であるので、まだ花盛りが続いていて、このまま強い霜に遭遇したら種も採れずに終わってしまう可能性もある。
信濃1号とN在来はこの地の気候には合っているが、T在来とK在来は暖地の産で完全な秋型であるので、まだ花盛りが続いていて、このまま強い霜に遭遇したら種も採れずに終わってしまう可能性もある。
朝の内、早刈りする予定だった花園1号地のN在来を手刈りした。宅地一個分で、隅に長ネギとルバーブを植えてあるのでソバはほぼ50坪くらいだが、一時間三十分ほどで刈り取り終了。
刈って寝かせてみると、何だかただの雑草のようにしか見えない。これで10kg、20kgのソバの実が付いているのだろうか。
もっとも面積の多いN原の信濃1号は半ば頃が刈り取り適期だが、強い霜が降りれば刈り取りを早めなければならない。今年の気候も結構極端なので心配。
2011年10月3日月曜日
2011年10月1日土曜日
2011年9月30日金曜日
愚行
早刈りそばを検索していたら早刈りの試験で48%の黒化率のを刈ったというデータがあったので、花園1号の南端のソバが隣の長ネギに覆い被さって生育を阻害しているので、1通り半ほどを手刈りし、直径10cmくらいの束に縛って自宅に運び、雨が当たらず、日陰になる場所に立てかけた。
見た目では黒化率50%くらいあるような気がするが、気のせいかもしれない。
それに12束だけなので、粉にしても試食用の200gもあるかどうか。
本来ならば日当たりの良い場所で乾燥すべきだろうが、薬草などを乾燥するのと同じに陰干しにしたら甘皮の緑色がきれいに出るのではないかと考えての試行(愚行)。
夜は妻が外で食事ということで、昨夜打った蕎麦を鴨南蛮ならぬ鶏南蛮にしてみた。田舎なので鴨肉がさっと入手できないし、買いに行くのも面倒なので。昨夜の十割蕎麦も切れずに先ず先ずの鶏南蛮でした。これで寒い時期のメニューがひとつ増えました。
しかし、十割蕎麦もいいが、もう少し透明感があってコシのある蕎麦を打ってみたい。
蕎麦の透明感はどうしたらでるのだろう?
いずれにしても新しい玄ソバ待ちではあります。
見た目では黒化率50%くらいあるような気がするが、気のせいかもしれない。
それに12束だけなので、粉にしても試食用の200gもあるかどうか。
本来ならば日当たりの良い場所で乾燥すべきだろうが、薬草などを乾燥するのと同じに陰干しにしたら甘皮の緑色がきれいに出るのではないかと考えての試行(愚行)。
夜は妻が外で食事ということで、昨夜打った蕎麦を鴨南蛮ならぬ鶏南蛮にしてみた。田舎なので鴨肉がさっと入手できないし、買いに行くのも面倒なので。昨夜の十割蕎麦も切れずに先ず先ずの鶏南蛮でした。これで寒い時期のメニューがひとつ増えました。
しかし、十割蕎麦もいいが、もう少し透明感があってコシのある蕎麦を打ってみたい。
蕎麦の透明感はどうしたらでるのだろう?
いずれにしても新しい玄ソバ待ちではあります。
2011年9月29日木曜日
早刈り
夕食後、もう一度十割で打てるかと道具を出し、多く打っても困るので300gで打ってみた。
あっさりと、周囲のひび割れもなく打てた。やはり、水回しをきちんとすれば大丈夫なのだ。十割は難しいという先入観が邪魔していた。
内層粉、外層粉すべてはいった碾きぐるみで60メッシュなら先ず大丈夫で50メッシュより粗くなると多分太めにしないと難しくなって来るのではないか。
粗碾きの十割も試してみたいが、玄ソバが無くなってしまったので、収穫できるまでもう少し待たなければならない。粗碾きをそのままは難しくて、60メッシュの粉と粗い粒を混合し、それを打つという方式の方が粗さや量を加減できていいような気がする。
玄ソバ。そういえば早刈りという手もあります。
というか、今年は試しに早刈りもするつもりだったので、そろそろ考えておかないと。いちばん早く播種した花園1号が今日で63日。明日、黒化率を見に行ってみよう。
早刈りも、日向と日陰とに分けて干し、味やむきの色の比較をしてみたいような気がするが、そんなことしている余裕があるかどうか。
あっさりと、周囲のひび割れもなく打てた。やはり、水回しをきちんとすれば大丈夫なのだ。十割は難しいという先入観が邪魔していた。
内層粉、外層粉すべてはいった碾きぐるみで60メッシュなら先ず大丈夫で50メッシュより粗くなると多分太めにしないと難しくなって来るのではないか。
粗碾きの十割も試してみたいが、玄ソバが無くなってしまったので、収穫できるまでもう少し待たなければならない。粗碾きをそのままは難しくて、60メッシュの粉と粗い粒を混合し、それを打つという方式の方が粗さや量を加減できていいような気がする。
玄ソバ。そういえば早刈りという手もあります。
というか、今年は試しに早刈りもするつもりだったので、そろそろ考えておかないと。いちばん早く播種した花園1号が今日で63日。明日、黒化率を見に行ってみよう。
早刈りも、日向と日陰とに分けて干し、味やむきの色の比較をしてみたいような気がするが、そんなことしている余裕があるかどうか。
2011年9月28日水曜日
衰弱花など、あれこれ
今日、配達された。早い。すぐに郵便局で郵便振替で支払いを済ませた。
夕方、外回りの仕事から帰宅する途中ホームセンターに寄り、桐の集成材(6mm/300mm/900mm…298円)と桜材(18mm/30mm/500mm…150円)を購入。帰宅後、桐を30cm×40cmに切断し、桜を30cmに切断してそれを枕にして接着し、駒板の大きいのを製作。
現在使用中の駒板も6mmのシナベニアに栗の15mmを枕にして接着したものだが、幅が20cmでやや狭かった。生粉打ちをすると出来るだけたたみを少なくしたいので、駒板も幅があった方がいいような気がして。でも、これでは大きすぎて使いにくいかも。蕎麦に接する面の方にくるみ油を少し塗った。
気になって今日もパトロールして来たが、T在来とK在来の受粉、結果が実に遅い。K在来にはまったく受粉しないで枯れている花の固まりも見られる。探してようやく数ヶ所に黒化したソバの実を発見したが、むちゃくちゃ小さい。もっともデータ上でいちばん小さかったのを見込んでこの無名の在来種を入手したので、当然なのだけど。何せ、出身が西日本なので、やはり播種時期に問題ありなのかもしれない。遺伝子が最適な気候を記憶していて、こんなの違うと言っているんじゃなかろうか。
それとも単に栽培日数が長いだけ?
長友博士が書かれている「衰弱花」を思い出した。
もう一度、読み返してみよう。
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