気まぐれでダッタンソバ。
右は普通ソバの十一(外一)、真ん中がダッタンソバ6:普通ソバ4:薄力粉2、左がダッタンソバ10に薄力粉2。
以前、ダッタンソバ5:普通ソバ5:中力粉2で麺になったことがあったので、打ちやすさ(打ちにくさ)と麺にしての出来具合や風味、食感などを確認するための試み。
やはり、割合が多い方が黄色味が一層強い。
また6:4はひび割れもなく伸せたが外二の方はだいぶそっとやさしく伸さないと切れたりひび割れしそうな感じだった。
一応、切ることは出来たが、疲れたので、味見は明日。
しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。
2015年1月16日金曜日
今日も生粉打ち
今日も生粉打ちの練習。
一応40メッシュより粗いものは排除してあるが、風味、甘味はまずまず。
30メッシュでもいけるのかなと思わないでもないが、生粉打ちでも太いのは嫌なので、細打ちにするためにはやはり40メッシュかと。
それと、30メッシュと40メッシュの間には出来た蕎麦の風味と食感に、たかが10メッシュの差とはいえないくらい大きな差が出てくる。
それじゃ35メッシュはどうかという思いもあるが、もうちょっと40メッシュ寄りかもしれない。
それにしても生粉打ちは水だけでつなげる訳なので、その加水の仕方が実に難しいし、微妙。
40メッシュでも生粉打ちにしてはまだ粗いので、とにかく加水にひと工夫もふた工夫も要る。
次回は5%か10%、薄力粉だけを使ってどんな感じになるかテストしてみたい。
一応40メッシュより粗いものは排除してあるが、風味、甘味はまずまず。
30メッシュでもいけるのかなと思わないでもないが、生粉打ちでも太いのは嫌なので、細打ちにするためにはやはり40メッシュかと。
それと、30メッシュと40メッシュの間には出来た蕎麦の風味と食感に、たかが10メッシュの差とはいえないくらい大きな差が出てくる。
それじゃ35メッシュはどうかという思いもあるが、もうちょっと40メッシュ寄りかもしれない。
それにしても生粉打ちは水だけでつなげる訳なので、その加水の仕方が実に難しいし、微妙。
40メッシュでも生粉打ちにしてはまだ粗いので、とにかく加水にひと工夫もふた工夫も要る。
次回は5%か10%、薄力粉だけを使ってどんな感じになるかテストしてみたい。
2015年1月14日水曜日
切りそろえが良くないのはご愛嬌
歩くとふくらはぎがどんどん痛くなる、「間歇跛行」という腰痛から来る症状が現れまして、ここ何日か、引きこもり生活をしておりますが、歩かなければ痛くならないので、今日もまた生粉打ちの練習。失敗が多いですが、今日はつながりました。
切りそろえが良くないのはご愛嬌。
やはり40メッシュにすれば楽につながりますし、のど越しも断然良くなります。
香りも、案外ピュアな感じで判りやすくなりました。
これで粗碾き卒業かも知れません。
切りそろえが良くないのはご愛嬌。
やはり40メッシュにすれば楽につながりますし、のど越しも断然良くなります。
香りも、案外ピュアな感じで判りやすくなりました。
これで粗碾き卒業かも知れません。
2015年1月12日月曜日
ま、ぼちぼち
結構気泡が目立つ34cm臼を電動化する予定でモーター類は昨年中に揃えておいたのですが、一週間ほど前から腰痛の症状が出て来てしまい、しばらくは模様眺めです。
ただ、本職の石屋さんが手碾き用に下臼の軸と上臼の軸受けをしっかりと設えたものなので、まずはそれがきれいに外せるかどうかが難関です。
下臼は下まで穴が貫通しているので、下から鉄の棒を当ててハンマーで恐る恐る叩いたところ、少しずつずれていって、最後にはきれいに抜けました。
出ている部分を見ただけでは判りませんでしたが、思ったより太くて長いシャフトで驚きました。
上臼の方は、反対から叩くわけにはいかないので、電動ドリルに細い刃をつけてぎりぎりの場所に小さな穴を掘って外そうとしたのですが、手持ちの細いドリル刃が皆、折れてしまいました(泣)。
ま、ぼちぼち進めましょう。
ただ、本職の石屋さんが手碾き用に下臼の軸と上臼の軸受けをしっかりと設えたものなので、まずはそれがきれいに外せるかどうかが難関です。
下臼は下まで穴が貫通しているので、下から鉄の棒を当ててハンマーで恐る恐る叩いたところ、少しずつずれていって、最後にはきれいに抜けました。
出ている部分を見ただけでは判りませんでしたが、思ったより太くて長いシャフトで驚きました。
上臼の方は、反対から叩くわけにはいかないので、電動ドリルに細い刃をつけてぎりぎりの場所に小さな穴を掘って外そうとしたのですが、手持ちの細いドリル刃が皆、折れてしまいました(泣)。
ま、ぼちぼち進めましょう。
2015年1月10日土曜日
2015年1月5日月曜日
ようやく普通の蕎麦打ち
昨日生粉打ちをイメージして碾いてみたそば粉を、今日の午後、300gほど打ってみて夕食で試食してみました。
一応、つながりました。
粗碾きで苦しんでばかりでしたので、感激です。
やはり粗碾きの荒々しさに比べると多少風味がおとなしくなりますが、これくらいの方が食べやすいし、毎日食べても飽きない感じです。
何よりも、小麦粉無しで、十割で細めに切ってもつながるのがいいです。
ま、ようやく普通の蕎麦打ちに戻ったということかもしれません。
一応、つながりました。
粗碾きで苦しんでばかりでしたので、感激です。
やはり粗碾きの荒々しさに比べると多少風味がおとなしくなりますが、これくらいの方が食べやすいし、毎日食べても飽きない感じです。
何よりも、小麦粉無しで、十割で細めに切ってもつながるのがいいです。
ま、ようやく普通の蕎麦打ちに戻ったということかもしれません。
2015年1月4日日曜日
碾き初め
三が日も終わり、退屈しのぎにそば粉の碾き初め。
ここに年ほど粗碾きにばかり凝っていた反動が来て、粗碾きではなくつなぎ粉無の生粉打ちが出来る粉を碾きたくなった。
どうも粒子が粗いとう野生的というか、雑味が出てしまうというか、癖のある蕎麦になってしまうので、もう少し洗練された蕎麦というイメージが頭のなかにある。
とりあえず1,5kg地元のK在来を落とし込みの量を少なくして電動臼で製粉。
ただし、篩は40目のまま。
これまで尺二寸の篩で使用して来たプラスティック製の桶にヒビが入って来たので、ホームセンターで30Lの漬け物桶(蓋つき)を購入。尺二寸の篩がぴったり収まって蓋も出来るので、粉が舞い散らずとても具合がいい。これまで使っていた桶は昔スーパーマーケットでただで貰った漬物桶で蓋が無かった。
やはり蓋つきの方がいいので、もうふたつくらい購入する予定。
いわゆる「蔕のメクソ」の部分を篩い出したので、そば粉はやや歩留まりが下がって63%くらい。
これくらいなら生粉打ちできる。 ?
2014年12月30日火曜日
サイクロン
昨日は自分用の蕎麦を少量打ちした。
30目下の粉だったせいか、水回ししてもほとんど香りはしなかった。
今日はお世話になった家に届ける蕎麦を1,5kgほど打った。
40目下の粉だったせいか、水回しの際に結構、香った。
同じ玄ソバであっても、粒子によって香り方が違う。
甘皮を碾きこむ割合が同程度なら、微粉ほど香りが立つ。
しかし、水回しで香ったからといって茹で上がった蕎麦が香り高いとは限らない。かえって、水回しで香り成分が逃げ、茹でて逃げといった風に考えられないことも無い。
そういえば、かつて製粉工場を見学した際に驚いたのは、ロール式の製粉機で製粉されたそば粉が、パイプでつながれたサイクロン式の空気圧送方式によってシフターに運ばれたりしていることであった。
あんな風にエアのサイクロンで動かされたり篩われたりしたら、香気成分などみんな揮発、雲散霧消してしまうだろうにと思った。
さて、あの時同時に見学した電動石臼での製粉はどんな風に篩に運ばれていたのだろう? 見た記憶が無い。
あの当時はまだ、数十台の電動石臼が動いているのをみただけでびっくりして、そこまで見る余裕がなかった。
明日は自宅用と仕事絡みの知人の二軒分で1,3kgくらいを、午前中に打つ予定。
30目下の粉だったせいか、水回ししてもほとんど香りはしなかった。
今日はお世話になった家に届ける蕎麦を1,5kgほど打った。
40目下の粉だったせいか、水回しの際に結構、香った。
同じ玄ソバであっても、粒子によって香り方が違う。
甘皮を碾きこむ割合が同程度なら、微粉ほど香りが立つ。
しかし、水回しで香ったからといって茹で上がった蕎麦が香り高いとは限らない。かえって、水回しで香り成分が逃げ、茹でて逃げといった風に考えられないことも無い。
そういえば、かつて製粉工場を見学した際に驚いたのは、ロール式の製粉機で製粉されたそば粉が、パイプでつながれたサイクロン式の空気圧送方式によってシフターに運ばれたりしていることであった。
あんな風にエアのサイクロンで動かされたり篩われたりしたら、香気成分などみんな揮発、雲散霧消してしまうだろうにと思った。
さて、あの時同時に見学した電動石臼での製粉はどんな風に篩に運ばれていたのだろう? 見た記憶が無い。
あの当時はまだ、数十台の電動石臼が動いているのをみただけでびっくりして、そこまで見る余裕がなかった。
明日は自宅用と仕事絡みの知人の二軒分で1,3kgくらいを、午前中に打つ予定。
2014年12月25日木曜日
ソバを研究した教授の
書籍化されていないソバに関する論文をPDFファイルで2つ入手。
印刷するとA4で200枚近く。
昭和の論文でデータはやや古いが作物としてのソバの栽培についての研究は案外少ないので貴重である。
正月にじっくり読めます。
印刷するとA4で200枚近く。
昭和の論文でデータはやや古いが作物としてのソバの栽培についての研究は案外少ないので貴重である。
正月にじっくり読めます。
2014年12月23日火曜日
2014年12月21日日曜日
お一人様ねずみ大根
ねずみ大根の大きさのそろったものは石臼手碾きの師匠のお店に送ってしまい、自分はあえて小さいものだけを保存しておき、こうやって少しずつ洗って冷蔵庫の野菜室に入れておきます。
いわば「お一人様ねずみ大根」で、これがひとり、ふたりでソバを食べる場合などに案外重宝です。
今年のねずみ大根は辛味と甘みが十分で、朝ごはんの時など蕎麦以外にも使えます。
ねずみ大根は土を選ぶようで栽培は難しいのですが、ソバを連作して土壌中の養分が少なくなっている畑の隅っこで栽培すると、案外お尻の丸くなった、辛味の強い良質なものが出来ることがわかりました。
いわば「お一人様ねずみ大根」で、これがひとり、ふたりでソバを食べる場合などに案外重宝です。
今年のねずみ大根は辛味と甘みが十分で、朝ごはんの時など蕎麦以外にも使えます。
ねずみ大根は土を選ぶようで栽培は難しいのですが、ソバを連作して土壌中の養分が少なくなっている畑の隅っこで栽培すると、案外お尻の丸くなった、辛味の強い良質なものが出来ることがわかりました。
2014年12月20日土曜日
2014年12月17日水曜日
悪天候なので
昨日は借りているソバ畑の地主さんへ毎年寸志とともにお届けしているそば粉10kgを電動石臼で製粉。自分用に粗碾きを碾くのではなく、普通のメッシュの粉を碾くのは時間がかかる。
今日はまた、お友達の蕎麦屋さんに送るダッタンソバ粉を玄ソバで24kgほど製粉。
蕎麦麺用ではなく別の蕎麦料理用なので、麺にしてつながるように気を使って製粉する必要もないが、案外芯のデンプンと甘皮がはっきり分離できるので、製粉時間は短くて済んだ。
(ということは、ルチンの多い部分だけを碾き分けることが可能ということ……)
(閃いた~~!!)
今日はまた、お友達の蕎麦屋さんに送るダッタンソバ粉を玄ソバで24kgほど製粉。
蕎麦麺用ではなく別の蕎麦料理用なので、麺にしてつながるように気を使って製粉する必要もないが、案外芯のデンプンと甘皮がはっきり分離できるので、製粉時間は短くて済んだ。
(ということは、ルチンの多い部分だけを碾き分けることが可能ということ……)
(閃いた~~!!)
2014年12月15日月曜日
そのあたりを知ることが出来れば
小麦とソバはまったく異なる穀物ではあるけれど(正確に言えば小麦は穀物だが、ソバはただのタデ科の草の実に過ぎない)、その実の組成という点では似ている。
早い話が真ん中にデンプン、皮の部分にミネラルを多く含んだタンパク質と脂質を持っているという点でがものすごく共通している。
そのミネラルやたんぱく質の微量な差異が、確かな風味の差となってしまう。
穀物のデンプンはどうやって作られるか、穀物のたんぱく質や脂質はどうやって作られているか、そのミネラルの組成は?
そのあたりを知ることが出来れば………。
早い話が真ん中にデンプン、皮の部分にミネラルを多く含んだタンパク質と脂質を持っているという点でがものすごく共通している。
そのミネラルやたんぱく質の微量な差異が、確かな風味の差となってしまう。
穀物のデンプンはどうやって作られるか、穀物のたんぱく質や脂質はどうやって作られているか、そのミネラルの組成は?
そのあたりを知ることが出来れば………。
登録:
投稿 (Atom)