しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2013年5月21日火曜日

実を結びそう

今日、ルバーブの不要な花茎切除のためにちょこっと畑へ顔をだして、作業のあとで何気なく温室育ちで華奢な発芽試験ソバの根元にしゃがみこんで観察して、驚いた。すでに受粉して三角の稜の形をした灯籠(とうろう)が複数見えていた。
カメラを忘れたので写真は撮れなかったが、13年前の種が発芽して実を結びそう。
明日、写真を撮ります。

2013年5月18日土曜日

残り40数g

5月11日に植えた、発芽試験で芽が出たまま捨てるのはもったいないとポリポットに仮植し、更に畑に植えたK在来種。少し大きくなったのと、暖かくなって霜の恐れが無くなったと判断して不織布の覆いを外した。
本来は夏まきする秋型のソバのはずですが、完全秋型ではなく中間型に近い秋型のようで、春まきでも収穫できるようです。



13年前の玄ソバが発芽して花が咲いた。
これで20粒でも30粒でも実が付いたらうれしい。
残り40数gの種を夏に播くことになるのだが、何とかこの採種のための栽培を成功させたいものです。

2013年5月17日金曜日

珍しく細打ち

仕事で疲れてへとへとだが、蕎麦を食べたいばっかりに夕食後に蕎麦打ち。
N在来40メッシュを強力粉5%、薄力粉5%の十一という妙なつなぎで打ってみた。気温が高いせいか、やや柔らかすぎたが、薄く伸せたので私としては珍しく細打ちできれいな麺になった。
40メッシュだとつなぎはいらないような気もするが、さて……。

2013年5月16日木曜日

実にアナログな手選別作業


あまり在来種が残っていないと思われたこの地方でかろうじて栽培されるようになったM在来だが、かなり交雑していると思われるので、先ずは篩でふるって大粒のえらの張ったものを除去したものを播種用にすることにしたが、それでもまだ不満なので、拡大鏡片手にピンセットで選別するという実にアナログな手選別作業をした。
ようやく30g。50gくらい欲しいと思ったが、仕事で疲れていて無理なので、あとは6月以降に持ち越し。

2013年5月15日水曜日

知りたいばかりに

この本をget。
ソバのタンパク質とデンプン質がどうやって生成されるかを知りたいばかりに。

2013年5月14日火曜日

厳然たる事実

あまりに暑いので、先ほど、妻の実家の水道からペットボトルにつめて来た硬度26の水でウィスキーを割って飲んでみました。
蕎麦打ちの加水用に冷蔵庫に入れてあった水ですが、家の水道の硬度186に比べると、水割りも強い刺激がなく、まろやかで実においしい。家の水道で割ったのと飲み比べてみると、家の水道水の方は舌にとげとげしく、きつく感じる。
以前も軟水・硬水について書きましたが、蕎麦を打つ際の加水用の水だけでなく、茹でる水も硬度186ではよろしくないに決まっています。

どうも日本の水道水は軟水が多いというのですが、この地の水道水の186というのは特異であるらしいです。
ちなみに水源は浅間山麓。
この地の水道企業団に文句を言って水源を変えてもらいたいくらいですが、カルシウム・マグネシウムは人間に必要なミネラルでもあり、蕎麦やお茶や水割りがまずい、石鹸の泡立ちが悪いくらいで文句を言ってはいけないのかもしれない。

それにしても、18リットルのポリタンクで水を貰いに行くのは、いくら妻の実家でも少し気がひけますし、長期には保管できません。

しかし、水割りも蕎麦も軟水の方がおいしい、というのは厳然たる事実。

2013年5月13日月曜日

近寄ってみれば


昨年秋に収穫したねずみ大根のなかから、ことにその形質を良く現わしていると思われるものを5~6個、菜園の隅に植えておいたが、この冬の寒さで凍み枯れてしまったものがあり、芽がでて茎葉を伸ばしたものは3株のみ。そのうちの一株が早くも開花しはじめた。
アブラナ科はかつて十字花野菜と呼ばれていたが、見ればほんとうに花びらが4枚で十字の形に咲いている。そういえば、同じアブラナ科であるワサビの花も十字花だった。
こうして近寄ってみれば、大根の花でもかわいいものです。

2013年5月12日日曜日

そばの風味が豊かになるように

養分のなかで、アンモニアの同化に最も関係の深いものとしてカリがある。カリが欠乏すると吸収したアンモニア態窒素がタンパク質になりにくい。このことはカリが窒素同化に関係する酵素のはたらきを活発にする作用があること、またカリの欠乏によって光合成が低下することからもうなづけよう。(「作物栄養の基礎知識」高橋英一著 150頁より)

カリウムが欠乏すると、体内で可溶性の糖類やアミノ酸、アミドが増加し、デンプンやタンパク質の含量が少なくなる。このようにカリウム欠乏植物では。光合成や呼吸あるいは窒素の同化が順調に行われず、デンプンやタンパク質の合成が減退する。(同 188頁より) 
いちばん面積の大きいN原のそば畑は、先に貸借していたTさんがそばを栽培し始めてから私が受け継いで、すでに十年くらい経過している。
その間、そばの倒伏を怖れて無肥料での栽培を続けてきて、そのおかげで倒伏はしなくなったが、どうもそばの風味が薄らいできたような気がしないでもない。
ということで、今年は窒素は少量だが、他の必要と思われる灰分(ミネラル)は積極的に施用してみようと考えている。
どう考えても、灰分(ミネラル)が豊富である方がそばの風味が豊かになるように思えるので。

2013年5月11日土曜日

たとえ1kgでも




この地方の希少な在来種の13年前の玄ソバを発芽試験したら、約半数が発芽した。せっかく13年ぶりに発芽したものを捨てたり枯らしたりするのはもったいない。

そこで、4月30日に9cmのポリポットに仮植してビニールハウス内に置いておいたら、もう蕾が認められるようになった。
数日前まで連日霜注意報発表で、畑に植えられる状況ではなかったが、これ以上ビニールハウス内に置くわけにはいかないので、菜園の隅に植えてみた。
まだ霜が心配なので、トンネル支柱を立て、頭上を不織布で覆った。普通の霜だったらこれで避けてくれそうだが、強い霜が降りたら仕方ない。運を天にまかせて。

本来は夏播きだが、春播きでも少しでも採種できそうな気がして。
夏播きも、直接畑へ播くのと、より確実な発芽のためにポット播きして植えるのと、両面から試みてみたい。何としても、たとえ1kgでも採種しなければ。

2013年5月10日金曜日

細く美しくたおやかな蕎麦

21時頃になって突然蕎麦打ち開始。
一年くらい粗びきの蕎麦ばかり打っていて、風味はあるがつながらないし食感に問題はあるしで、その反動か、粗びきでなく細く美しくたおやかな蕎麦を打とうと思ってそれ用の粉をテストびきしておいた。
それを思い出して、その粉500gに灰分少ない小麦粉50gの十一。
むちゃくちゃ粘りが強いので、今回は試験的にハナ粉を排除してから石臼にかけたのを思い出した。ありゃ、これだけ粘ったら歯ぬかりするかも。

私にしては細い麺になったが、時間も時間なので、茹でて試食するのは明日の昼か、夜。

明日は早朝に妻の実家に行く用事があるので、ペットボトルを持っていて水を頂戴してこよう。
妻の実家の水道は八ヶ岳水系で硬度30より少ない。わが家は186の超硬水。
カルシウムはこんにゃくを固め、マグネシウム(苦汁)は豆腐を固めるくらいだから、硬水だと蕎麦も固くなる。

2013年5月9日木曜日

たくさん増えて




庭に出て、頭上でブンブン羽音がすると思ったら、もみじの花のあちこちにミツバチが。
へえ、こんな小さな花の蜜も集めるんですね。自分で植えた木ですが、何十年も気がつきませんでした。
たくさん増えて、9月にはそばの畑に来て下さい。
(昨年、一昨年とミツバチが少なかったので)

2013年5月8日水曜日

個人の楽しみの範囲内

繁忙期で疲れているのですが、必要があって1,5kgの玄ソバを電動の方で製粉を開始。
昔の田舎の製粉のように、粗く挽き割ってから篩と風力でそば殻を99%くらい除去して、それから石臼にかける。これで結構きれいでおいしい粉が出来ます。
プロの蕎麦屋さんは手挽きの方が微調整ができていいといいますが、私は電動の方が微妙な調整が出来て好きです。
もっともプロの方が言う「電動」はメーカー製のことを言っていて、私のような田舎で昔使われていたものを電動にしたものとはまったく別物かもしれません。
私の場合、目立ては手挽きと同じで、異なるのは手で回転させているか、モーターの力で回転させているかで、電動といってもきわめて原始的構造なので、回転数は一定の毎分15回転ですから、落とし込みの量の加減だけで粗挽き、細挽きを挽き分けるだけです。その調整は実に微妙でありながらアバウトなので、同じ粉をまた挽くのが難しくて、挽くたび、打つたびに違う蕎麦になるのはそのせいです。
でもそうやって挽きながら、指先で挽けたばかりのそば粉をつまんで舌の上に載せて味見していると、その蕎麦粉がいいか悪いか、だんだん判るようになって来ました。

それにしても、少し粉を外に出すのは控えて、個人の楽しみの範囲内に納めておいた方がいいような気がして来ました。

2013年5月7日火曜日

いやな予感

低温が続いている。
一昨年、昨年に引き続いて9月が高温になりそうな予感。
9月が8月と変わらない気温だとマツタケとソバは不作。

2013年5月5日日曜日

うーん、楽しい