しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2014年1月22日水曜日

これは不自然

腰痛騒動以来初めて、手碾きで1kgほど30メッシュのそば粉を碾いた。
殻ごと碾く玄碾きで、いつもの粗く割って蕎麦がらを排除するのと違って、そば殻も最後に篩い出すやり方である。
Tさんがそば殻も碾きこんだ黒い蕎麦の方が美味いとか言うので、意地になってやってみたという側面もあるが、いちばんの主眼は蕎麦の「透明感」の検証である。
粗いのでつなぎ無しは無理であるし、ちょっと確認してみたいことがあったので、3割のつなぎを混ぜた。
その3割のつなぎの内訳は、1,5割の強力粉と1,5割のさらしな粉。
で打った蕎麦がこれ。
茹で過ぎなのと、うっかり外からの直射日光に当たる位置で撮影したものだからホワイトバランスがおかしくなった。



ふうむ。透明感が出たような出ないような。
ま、出たとしても自然に出た透明感ではなくて人為的にさらしな粉を足しただけなのであまり誉められたものではないし、私自身としてもこういう蕎麦がいちばん好きというわけではないので、もうあまりしないだろう。
横から手を出してつまみ食いした妻は3割のつなぎが入った割りには香りも味もいいとは言ったが、私はそば殻に風味があるとは思えないし、やはりもっと白く、香り、味ともにピュアな蕎麦が好きだ。


その点で、昨年秋のソバは刈り遅れたせいだろう、香りがちょっと弱いのが不満。
今年は刈り取り適期を逃さないようにしよう。

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