しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年9月2日日曜日

今日は雨なので

まさに干天(かんてん)の慈雨とはこういう雨のこと。昨夜からソバが倒れないような静かな降り方で断続的に雨が降ったので、ほっとひと息、安堵。8月後半、まったく降雨が無かったのでソバがややつつましい育ち方をしていたが、窒素過多の暴れた育ち方をするよりはましなので、今のところはまずまずの生育です。収量は多少落ちてもおいしいソバが獲れる方がいいので。
今日は、干ばつで播種が少し遅れていた辛味大根4種類を播く予定だったが、断続的な雨のため断念。
昨日、救出してきた石臼のクリーニングに取りかかった。先ずは水とワイヤ・ブラシでゴシゴシを繰り返したが、下臼のサイドが結構黒い。


いったん乾燥するまで待って再度観察すると、まだ汚れが落ちていない感じがする。そこでジスクグラインダーにカップ・ブラシという部品を取り付けて汚れ落としをしてみた。

うは、左がbefore、右after。まだ結構汚れがあった。下臼の側面が結構黒ずんでいましたが、煤で燻され脂(ヤニ)で光っている感じでしたので、古い農家の生活の場に常時置かれていたものかもしれません。

下臼の中心の穴になぜか家に昔からあった古くてザラザラになった麺棒がピッタリ入りました。力に叩き込んでそれ以上入らないところに目印をつけ、のこぎりで切断。

軸受けの棒の中心が必ずしも臼の中心にならないことは、これまでの石臼再生で判っていましたので、センター出しをしてみました。やはり少しずれています。現代の石材店がさまざまな機械を駆使して正円の石臼を作り、中心に正確に穴を開けるのと違って、穴が少しずれていたり、垂直でないことがある。それはそれで微妙に調整すれば良いことで、やはりかつて実際に使われた石臼を再び使えるようにするのは楽しい。

下臼はこれでこの軸受けに9mmの穴を開け、10mmの鉄の棒で下が楔型のシャフトを作って打ち込めばいい。シャフトは木の軸受けを貫通し、下に顔を出している必要がある。そのシャフトを下から叩いて調整することで、臼を少し浮き加減にすることが可能になるので、ここは教科書通り製作しておこう。目立ては溝がやや浅めなので、シャフト組み込みが終わった後で、すり合わせを見ながら予定。
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