しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年9月3日月曜日

下手の生粉打ち

夕食後、ちょっと気になっていることがあるので、道具を出して蕎麦を打った。
確認のためなので、先日の電動臼で碾いて30目で篩った粉ではなく、27cm臼で手で碾いた奈川在来300g。篩はやはり30目を使ったかもしれないが、あきらかにこちらの方が粗いものが少ないのは判っていた。40目で篩ってみたら、篩上に残ったのはたったの5g。無視して混ぜた。
27cm臼は、気泡の多い安山岩(溶岩っぽい)のせいか、手碾きで結構投入量も多く回転数も多めに碾いたのだったが、にもかかわらず粗い粉が少ない。
細かく碾ける臼ということなのだろうけど、あまり微粉に傾いてしまうのも困る。

ということで、水回しの加水量は156ccで52%。ズル玉すれすれな感じで伸しも薄く、切り幅も細く、私のような下手くそにしては珍しくイメージ通りの蕎麦になった。
やはり今の私には40目の篩が境目になるようだ。しばらく40目より粗い篩は使わないようにしよう。そうでないといつまでも生粉打ちが上達しない。考えてみれば、30目は25メッシュなのだから、私の手に負える訳がない。入れても少量にすべき。
夕食後なので、茹でて試食してみるのは明日(十割を明日というのはどうも自信がありませんが)。

やはり気泡の多い石だと、無理にタタキで筋をつけなくてもよく碾けるようだし、ドレッシングはタタキよりビシャンの方がいいのかもしれない。
先日救出してきた臼も石材の質は同じであり、しかも6分画8溝ではなく6分画10溝なので、あまり目立てをしっかりすると碾けすぎる石臼になってしまう。気をつけないと。

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