播種後に毎日夕立があってはらはらしたものだったが、一転して干ばつ気味になって来た。日中のソバは暑さで生気を失っていて、少しかわいそう。だが、夜温は下がって来たので少し安心。
何年前だったか、ソバが不作の年があって、あちこちの山の傾斜した畑のソバの背丈が30cmくらいしか伸びないことがあったが、あの年のソバはとってもおいしかった。やはり水分が十分にあって窒素を過剰吸収した玄ソバより、思うように養分を吸えない危機的状況の方が、ソバは必死で炭酸同化作用を行い、実に栄養を送るのかもしれない。米でも野菜でも、窒素を過剰給したものは味が悪いので、ほどほどに育ってほしい。
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