しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年8月26日日曜日

ぐっすり眠れそう



ちょうど一週間前の日曜日に、「手挽き蕎麦」という名の黒くて太くて固い蕎麦に遭遇して以来、しきりに夜中に目が覚めるようになったので、口直しというか、縁起直しのために夕方、蕎麦打ち。
あらびき十割でもそんなに黒くなくて、細くて、3~5回噛めばふわっと風味が広がる蕎麦。
下手っぴいにはかなり難易度が高くて失敗必至ですが、加水の方法を少し工夫してスタート。
そば粉は一ヶ月くらい前に製粉してガスバリア袋にエージレスとともに封入し冷凍庫で保存しておいたもの。玄ソバは製粉の練習のために残してあっってもったいないので製粉した「信濃1号」。挽き割って殻を排除してから電動石臼で1回碾きし、無謀にも30目の篩で一度篩っただけの、かなり粗いものが混じったそば粉。

ちなみに、300g打ったが、手持ちの篩でざっと篩分けてみたら案外細かい粉も多くて驚いた(こんなものだろうけど)。

30目~40目の間     25g
60目上          45g
100目上         80g
100目下        150g

それでとにかく、出来るだけ薄く伸して出来るだけ細く切ったつもりの麺を、また2~3cmの一寸蕎麦かと怖々ゆでてみた。




十割では満足なソバが打てたことがないのですが、おお、いつもより少しいいみたいです。



拡大してみると結構、やはり黒っぽいそば殻の破片や赤っぽい蔕のめくそらしいものが見えます。粗い篩だから仕方ないですが、まあ、食べる時は拡大して見ないのだから我慢我慢。
風味、食感など、まだ70%くらいの出来ですが、あの黒くて太くて硬くてもごもご噛み続けなければならない蕎麦に比べればまだましでした。
それにしても、下手くそな私などは中途半端な十割を打つより、粗碾きを二八か一九で打った方が全体のバランスの良い蕎麦になるような気がしてなりません。

でも、これでとにかく今夜からぐっすり眠れそうです。



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