しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年5月9日水曜日

30目と40目の差

仕事に追われて一ヶ月くらい蕎麦を打っていないような気がする。打ち方を忘れそうなので一時間ほど早く帰宅して蕎麦打ち開始。
そば粉は石臼で碾いて30目で篩ったものを、脱酸素剤を封入し真空パックして冷凍庫に入れておいたもの。
常温に戻るまで待って、この頃、家族は蕎麦に食傷気味なのでそば粉は自分で2回分として300gを計量。
腕が悪いので30目ではつながらないこと必至なので、40目で篩ってみた。しかし、40目で篩ってしまうと、なんだかちょっと粗めの普通のそば粉みたいなので、結局40目の篩に残った30目~40目の間の粗い甘皮を別の容器に入れ、水300ccのうちから適当な量を加水。40目より細かい粉に残りの水を落としながら加水開始。じきに浸水させた粗碾きも合流させたが、やはり50%では足りないので、あとはスプレーで足したのが20cc。合計170ccなので加水は56,66%。
あまりこねてはいけないといわれているので、棒練りと加圧程度。
延しは邪道だが出来れば薄く延したいのでホームセンターで購入した直径30mm、長さ90cmの手すり用のステンレス・パイプを使用(爆!!)。


その結果。
ズームしてみると粗碾きの粒が見えるが、やはり自分がイメージするよりも太めで短め、やや固くて蕎麦の風味が少しくどい感じがする。あるいは歩留まりを少し下げるべきか、逆に二八にした方がいいのか? 寒中に同級生との蕎麦会でこの粉で二八を打って持って行った。あの時の蕎麦の方が蕎麦の風味がピュアだしクリアだった。ああいう蕎麦でいいのではないか。
それから、30目と40目の篩の差が蕎麦の味に与える影響はかなり大きい。あるいは40目あたりがベストかも。