しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年5月11日金曜日

タイムマシンがあったら



法政大学出版局から出た三輪茂雄さんの「臼」(ものと人間の文化史・シリーズ)は 1978年発行なので古書を探すしかないと思っていたが、検索したら2010年発行の復刻版が在庫僅少らしいのでネットショップにオーダーを入れてみたら、少し時間がかかったが「版元に在庫あり」でお取り寄せとなり、一昨日、指定のコンビニに届いた。
早速読んでみたが、碾き割り臼の目立てが通常と異なる放射型であることが判った。
それにしても、江戸時代のソバ製粉の仔細を書いた文書は残っていないものだろうか。現代のように篩で玄ソバの粒を揃えたらしいが、どのように皮を剥き、あるいは碾き割ったのだろう?
「Back to the Future」ではないが、タイムマシンがあったら江戸時代のそば製粉屋にワープしてみたいものです。

法政大学出版局といえば、昔、エミール・シュタイガーとかE・M・シオランとか、叢書ウニベルシタスにずいぶんお世話になった。ここの本は価格は高いがそれだけの価値はあります。