しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年1月15日日曜日

あらまほしきソバ粉

ソバ栽培と蕎麦打ちを同時にスタートさせた年、初めて収穫した玄ソバを製粉会社に委託に出して、帰ってきたソバ粉があまりに色が白くて、細かくて、風味が薄いのに憤慨し、翌年から自家製粉をスタートさせたのでした。
それから5年経過して、今年、ようやく6年生がはじまります。

ソバ粉の色は、打っている時には緑がかっていて、茹でるとかすかに薄い茶色。良い年のソバだと茹でても薄緑色。
ソバ粉の粒子は100メッシュ以上から30、いや20メッシュくらいまでなだらかな高原曲線を描いて分布している。細かい粉も粗い粉(粒)もどれも排除されることなく揃っている。
そういう粉だと風味は自然についてくる。
徐々に、望ましくないソバ粉とあらまほしきソバ粉のイメージが判って来ました。
産地がどうの、種類がどうのといったところで、粉の碾き方ひとつで、うまい蕎麦にも不味い蕎麦にもなってしまう。

うーん、怖くなってきました。

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